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  • 2015/04/26
  • 執筆者: Yamaoka (9:14 pm)

行政解剖死因巡りーー父親は訴える。「息子の死は自殺ではない!」

カテゴリ: 凶悪事件 : 殺人
 2011年8月9日(火)午後10時ごろ(推定)、石野達也さんは東京都練馬区の自宅浴槽内で亡くなった。享年29歳。
 達也さんは父親・石野剛史氏(冒頭左写真。65)と当時、2人暮らし。父は新宿区内で深夜営業の洋服店を経営しており、達也さんはその手伝いをしていた。
 父が達也さんを最後に見たのは、仕事に出る間際の当日午後3時30分ごろ。前日が母親(別居中)の誕生日で、父は達也さんが何もプレゼントしていなかったことから、代わりにプレゼントを買って渡しておくといったのが親子の最期の会話となった。
 達也さんを最初に発見したのは父。翌8月10日午前4時ごろ、仕事から帰って来てのことで直ちに消防署に通報。警察(刑事1名、鑑識3名)も来て一旦遺体は警察に。その後、遺体は東京都監察医務院に送られ、10日午後2時から約50分かけ行政解剖が行われた。その結果、「睡眠剤及び精神安定剤中毒死」で自殺とされた。
 だが、父・剛史氏は自殺はあり得ないという。
「達也とは一緒に暮らし、仕事も手伝ってもらっていたんですよ。自殺するほどのことがあれば、父の私が気づかないわけがないでしょう。しかし、まったく思い当たらない。それに最期の会話で、私が母親にプレゼントしなかったことを指摘したら達也はえらく怒ったんです。死ぬ人間がそんなに怒りますか? 
 警察が自殺と判断したのは、現場にあった睡眠薬、精神安定剤の2週間分の治療薬のカラと、浴室に置かれていた達也の携帯電話に入っていた遺書めいたメール記録の2点からのことです。私も死の直後は、警察がそういうんだから自殺と思っていました。しかし、その後、携帯の他のメール記録を発見して疑問を抱き、この間、私なりに大学図書館で専門書を調べたり、複数の医師や薬剤師などに話を聞いた結果、いまでは監察医の判断も矛盾だらけで、息子は殺されたと確信しています」
  • 2015/04/24
  • 執筆者: Yamaoka (2:11 am)

みずほ銀行元幹部詐欺事件ーー「被害者の会」代表は本当に被害者なのか!?(4)3000万円被害の真相

カテゴリ: 銀行犯罪関連
 本連載(3)で述べたように、「みずほ銀行被害者の会」代表を名乗っている街金「ミリオントラスト」(東京都江東区)の佐藤昇代表(下写真)は、みずほ銀行元審査役・及川幹雄被告にウソ投資話で3000万円騙されたと主張しているが、その3000万円は書類上、投資信託したものではなく、本業の街金業者として融資したものであり、しかも及川被告の自宅マンションに担保設定し、公正証書まで作成していた。
 ところが、佐藤氏の本業はカネ貸しなのに、4カ月も前に取った謄本を見せられ、いまもそのままとの及川被告の言を信じて融資したら、実際はすでに自宅は他人の所有になっていたとして、佐藤氏は、及川被告のこの行為は「公正証書原本不実記載罪及び同行使に該当すると考えている」として、みずほ銀行に電話をかけ、複数のマスコミの名前を出し、同行の監督責任を追及していた。
 あまっさえ、佐藤氏はこの3000万円被害の1年以上前に及川被告と面識を持ち、本連載(1)で見たように反社関係者も入り乱れる訳ありの1億4000万円、本連載(2)で見たようにさらに1億2400万円もの及川被告からの融資の受け皿にもなり、その一部を取った疑惑まで出ているのだ。このどこが被害者なのか?
 不可解というしかないが、仮に1億4000万円、1億2400万円受け取りの件は切り離し3000万円の件だけに絞っても、カネ貸しのプロともあろうものが、4カ月も前の謄本を見せられ、取り直しもせず貸すなど絶対にあり得ないといっていい。では、なぜ佐藤氏は及川被告に貸したのか?
 結論を先にいえば、まさに前述のように、及川被告を「公正証書原本不実記載罪及び同行使」の犯罪者に仕立て上げ、それで持ってみずほ銀行の責任を問い、カネを引き出すためだったようなのだ。
 それは本紙の独自見解ではない。
 実は12年12月、及川被告の当時の代理人弁護士が佐藤氏に「通知書」(冒頭写真)を出し、そのなかでそう結論づけていたのだ。
  • 2015/04/23
  • 執筆者: Yamaoka (6:34 pm)

判決近しーーあの事件屋・青山清利の最新事情

カテゴリ: 詐欺(行為)
 本紙でも既報のように、資金繰りの厳しい企業(「エステート21」、“危ない上場企業”も含む)に闇金融資し、あわよくば乗っ取ったり、未公開株詐欺、さらには複数の銀行から融資詐欺まで働いたとして13年5月を手始めに何度も逮捕されたあの事件屋・青山清利被告(42)ーー。
 本紙で報じたのは13年12月、横浜銀行からの約1億円融資詐欺で再逮捕されたのが最後。昨年末、約1年半ぶりに保釈になったようだが、現在、どういう状況なのか?
  • 2015/04/22
  • 執筆者: Yamaoka (12:59 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(478)中国人に乗っ取られる“危ない・怪しい上場企業”

 いわゆる100円あるいは50円以下のボロ株、頻繁な社名変更、第3者割当増資、自社株価に連動しそうなIR連発、大株主移動・・・こういう企業は要注意でまともな証券マンなら勧めることはしない。
 このような銘柄の多くは「継続疑義」の注釈が付いている。ここがポイントである。
 証券会社(対面)あるいは投資顧問が継続疑義であることを説明しないで勧めて買わせ、結果、顧客が損失を被った場合、証券会社や投資顧問は損失を補填しなければならない。しかし、それ以前にこのような銘柄を勧めることは自粛するのがルールである。
 もし、継続疑義銘柄を勧められて損失を被ったときは堂々と補填を要求し、拒否されたら証券取引等監視委員会に訴えればよい。証券業協会は投資家の味方にはならないので避けた方が良い。
 話を戻そう。
 これらボロ株の多くはかつて故・西田晴夫氏が手掛けた銘柄であり、近年、すっかり中国人に占拠された様相の東京・銀座ではないが、今は中国人が絡んでいるのが目立つ。
「アジアゲートホールディングス」(1783。JQ。この3月末まで「A.Cホールディングス」)を例にとると、最近、大株主がワシントングループの河野博晶氏から実質、中国系に移動したが、
  • 2015/04/21
  • 執筆者: Yamaoka (11:21 pm)

<短期集中連載>麻生副総理と地元町長との癒着疑惑(5)競艇場トラブルに見る独断町政

カテゴリ: 政治家 : 汚職(疑惑)
 本連載で見て来たように、麻生太郎副総理の選挙区でもある福岡県遠賀郡芦屋町政には疑惑が少なくない。そして、麻生グループと同町また波多野茂丸町長との関係を思うと、麻生氏という“虎の威”を借りてのことと思わないわけにはいかない。
 その典型例が、同町が主催している芦屋競艇場(冒頭右写真)を巡る住民とのトラブルでの法も議会も無視しているかのような独断専行ぶりだ。
 全国には現在、競艇場は24あるが、いずれも民間ないし市以上の自治体で、町が主催する芦屋競艇場は唯一の例外。
 それは、町内には広大な航空自衛隊芦屋基地があり、同基地設置(42年設置。米軍接収を経て60年に新編)の見返り(地域振興策)という政治的要素が強いようだ。
 この芦屋競艇場、ピーク時の79年には芦屋町に39億円の収益をもたらしていた。しかし、バブル崩壊後の90年には半減。その後、赤字にまで陥っていた。
 こうしたなか、元宮司、町会議員3期務めた波多野氏は07年5月、町長に就任するや、業界初のモーニングレースを実施したり、場外発売場が次々出来(現在、外向発売所も含め9箇所)、再び黒字化させた点については評価の声もある(芦屋競艇場の内部留保金は約55億円)。
 しかし、所詮は公営バクチ。加えて、議会を無視して12年9月、場外発売所の一つ「ボートピア勝山」(福岡県京都郡みやこ町)の土地・建物を、それまで所有していた東京の施設会社「ビーケイ」から町が無償譲渡を受けるに至り批判、そして疑惑の声さえ上がっている。
(上写真=芦屋競艇場敷地内に建設中の学校給食センター現場の表示。受注したのはスーパー麻生同様、麻生系建設会社「サカヒラ」)
  • 2015/04/21
  • 執筆者: Yamaoka (1:29 am)

<お知らせ>本日夕方から、安田浩一氏講演「外国人労働者問題と秘密保護法(仮題)」

 本紙・山岡も原告に名を連ねている「フリーランス表現者42名による秘密保護法違憲訴訟」も訴訟提起から1年を超え、いよいよ佳境を迎えています。
 同法廃止の機運をさらに高めるべく、原告団では本日(4月21日)夕方から、訴訟経過報告会&講演を開催します。
 講演では、原告の一人で今年の大宅賞受賞ジャーナリストである安田浩一氏(50。冒頭写真)が、外国人労働者問題を切り口に秘密保護法の危険性について語ります。

日時:4月21日(火) 18時から21時
場所:岩波セミナールーム(岩波書店アネックスビル3階。東京都千代田区神田神保町2-3-1 http://bit.ly/1yspHbp)
料金:無料
主催:秘密保護法違憲訴訟原告団
  • 2015/04/20
  • 執筆者: Yamaoka (11:42 pm)

あの対IS民兵組織「国防団結同士会」ナンバー1、2の正体が明らかに

カテゴリ: 国際 : 中東
 本紙で今年2月3日の第一弾記事を皮切りに4度報じている、実質、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に対抗する日本人民兵組織といっていい「国防団結同士会」(東京都江戸川区)のナンバー1、2の正体が明らかになった。
 本日発売の『週刊大衆』(5月4日号。冒頭写真)の「NEWSワイド」欄に代表の川口真京氏は顔まで出して登場。また、同記事のなかでナンバー2も紹介されている。
 本紙では4度目の記事で、この同士会メンバーが2月22日にトルコ軍が行った軍事作戦に参加し、IS側と交戦になったとの証言を報じているが、『大衆』記事では、その結果、IS側から37名の戦死者が出たとの川口代表のコメントも載っている。
  • 2015/04/20
  • 執筆者: Yamaoka (1:41 am)

<短期集中連載>麻生副総理と地元町長との癒着疑惑(4)食中毒(ノロウイルス発生)隠蔽疑惑の真相

カテゴリ: 政治家 : 汚職(疑惑)
 本紙が本連載を始めた契機は、福岡県遠賀郡芦屋町からもたらされた食中毒(ノロウイルス感染)隠蔽疑惑の情報。
 これにより本紙は麻生太郎副総理の地元選挙区でもある芦屋町の存在を知り、また麻生氏と同町の波多野茂丸町長(冒頭右写真)との癒着疑惑を知るに到った。
 今年2月、この芦屋町の学校給食センターの調理員3名がノロウイルスに感染していたことが明らかに。本連載3回目の特養「官製談合」疑惑を追及、町を提訴までして関連情報を開示させた地元のNPO法人「ニューオンブスマン」(久野芳幸理事長)が、その際の町(教育委員会)の対応が極めて杜撰どころか、この事実を隠蔽しようとした疑惑まであるとするビラを出したのは本紙でも既報の通り。
 本紙はその後、芦屋町を訪ね、4月3日、ノロウイルス対応の町の責任者(岡本正美・教育委員会学校教育課長)にも取材して来た。
 結論を先にいえば、NPO法人の撒いたビラにはかなりの事実誤認が含まれていた。ただし、だからといってノロウイルス発生そのものがなかったわけではないし(町は発生を父兄に広報していない)、ノロウイルス感染者を出した給食業者のツテで検査を依頼するなど疑惑を招く対応もしていたことは事実。
 ビラ(横写真)に事実誤認があることを持って、「この四年間、このようなことを繰り返されました。はたの町長は清廉であり、曲がったことはいたしません」(=数日前に配られた波多野町長後援会の討議資料より。冒頭左写真)というのは牽強付会も甚だしいといわざるを得ない。
 以下、今回のノロウイルス発生隠蔽疑惑の真相に迫ってみた。
 今回の疑惑を招いた最大の原因は、まず厚労省の衛生管理マニュアル(13年10月通達)では、調理員にノロウイルス感染者が出ても、最寄り保健所に通報義務もなければ、調理員全員の感染有無の再検査、汚染源の特定、給食の中止の必要も無いこと。今回の発生現場は、ほんとどがまだ体力が弱い小学生向けの給食を作る施設であることなど考えれば、給食の中止、保健所だけなく父兄へのノロウイルス発生の早急な報告など当然だと思うのだが、法的にはそうなっていない。
本紙「だから、平たくいうと法律に引っかからなければ問題ないということですか」
岡本課長「“はい”というと極端に書かれるから。子どもの状況も把握した上で影響はないと……」
本紙「何で、そういい切れるんですか?」
岡本「食中毒なら集団で出るじゃないですか」
本紙「ただノロウイルスはものすごく個人差があるんで、結果論としては出なかった可能性が高いと思うが、(当時、学校で流行していた)インフルエンザに紛れ込んだ可能性だってあるわけで。不幸中の幸いということでは。じゃあ、父兄に広報してますか?」
  • 2015/04/17
  • 執筆者: Yamaoka (10:50 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(477)「昭和ホールディングス」の取締役に就いていた久間元防衛相

 昨年6月から、久間章生元防衛相(冒頭左写真)がよりによって「昭和ホールディングス」(5103。大証2部。千葉県柏市。旧昭和ゴム)の社外取締役に就任しているのをご存知だろうか。
“よりによって”と本紙がいうのは、昭和HDはあいからわず疑惑のタイ投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド(APF)」(本社=タイ・バンコク。此下益司会長=同右写真)グループ傘下にあるからだ。
 本紙でも既報のように、久間元防衛相はこのAPF関連企業の株主になっていたこともあれば、本紙がスッパ抜いたように、代議士時代、APF側から裏献金を受けていた疑惑さえもある。
 要するに“癒着関係”にあるようなのだが、普通、そうした場合、対外的には無関係を装うはずだ。
 いくらタダの人になったとはいえ、そこは複数の閣僚経験のある御仁、最低限の節操、矜持というものがないのか。
 もっとも、現役時代から、昭和HDに限らず、「クレアホールディングス」(1757。東証2部。東京都港区)株でも株価操縦の手助けをした疑惑まで指摘されたこともある御仁、節操や矜持を求めること自体、お門違いということか。
 社外取締役就任後には、久間元防衛相が代表を務めNPO法人元社員が詐欺で逮捕されるなんてこともあったが、久間氏はそのまま社外取締役を続けている。 
 というのも、そんな御仁でも、昭和HD側にもそれなりのメリットがあるからだろう。
  • 2015/04/16
  • 執筆者: Yamaoka (1:27 am)

みずほ銀行元幹部詐欺事件ーー「被害者の会」代表は本当に被害者なのか!?(3)実に不可解な3000万円騙されたとの言い分

カテゴリ: 銀行犯罪関連
「みずほ銀行被害者の会」代表を名乗っている街金「ミリオントラスト」(東京都江東区)の佐藤昇代表(下写真)曰く、都内の男性医師にウソの投資話を持ちかけて1億500万円を騙し取ったとして4月13日、詐欺罪で起訴されたみずほ銀行元審査役・及川幹雄被告(冒頭写真)から、自分も計3000万円を同様のウソ投資話で騙し取られたとーーしかし、佐藤氏はその1年近くも前に及川被告と面識を持ち、及川被告が騙し取ったとするカネの一部、1億4000万円、さらにもう1億2400万円を佐藤氏自身が受け取っていたことはこの連載(1)、連載(2)で述べた通り。
 しかも(1)で述べたように、そもそも佐藤氏が及川被告と面識を持ったのはジャーナリスト・高尾昌司氏の紹介で、みずほ銀行から暴力団へ融資する上での受け皿になってくれという要請あってのことだった。そして、佐藤氏はそれを不正行為だからと断ったという。それにも拘わらず、そんな胡散臭い及川被告を信じ、このウソ投資話に計3000万円も預託したというのだ。
 どう考えても不可解な言い分だ。
 それに先に軽く2億円以上の受け皿になり、そのかなりを及川被告から取っている疑惑も出ているのだ。これが事実だとすれば、3000万円損をしても差し引き大きな黒字なわけで、これで被害者といえるのかとの疑問を抱くのは本紙だけではあるまい。
 ちなみに、連載(2)で述べたように、佐藤氏は1億2400万円は及川被告から個人で株式の一任運用を任せられたと主張しているようだが、そもそも売買一任勘定は原則禁止。投資顧問会社の免許を持っていれば出来ないこともないが、佐藤氏はそんな免許とは関わりないはずだから金商法違反に抵触する可能性が極めて高い。
 本題に話を戻し、3000万円被害を受けたとの主張の不可解さは他にも上げられる。
 投資話を信じたのが仮に本当なら、及川被告との間では書類上、3000万円の預託になっていて当然。ところが、佐藤氏が代表の街金「ミリオントラスト」で、及川被告に車購入のために3000万円貸し付ける契約になっていたのだ。しかも公正証書まで作成し、担保も取る(その関係書類は以下に転載)念の入れようだ。
  • 2015/04/15
  • 執筆者: Yamaoka (6:00 pm)

<短期集中連載>麻生副総理と地元町長との癒着疑惑(3)特養「官製談合」疑惑

カテゴリ: 政治家 : 汚職(疑惑)
 本連載1回目では、麻生太郎副総理(冒頭右写真)の選挙区でもある福岡県遠賀郡芦屋町並びに波多野茂丸町長(同左写真)が、麻生グループ企業のために便宜を図っているとしか思えない例としてスーパー麻生誘致の件を見た。そして2回目では、波多野町長親族と麻生グループとが利益関係にあることを海砂利利権を例に見た。
 3回目の今回は、波多野町長が麻生副総理並びに自民党の威光を背景に、町政を私物化しているとしか思えない典型例として、同町における特別養護老人ホーム設立申請の件で、同町が複数の特定企業に肩入れを行った官製談合疑惑を取り上げる。
 福岡県は10年度、芦屋町も含む北九州地区において1箇所の特養設立を決め、各自治体に1業者の推薦を求めた。
 その際、芦屋町は情報を公開して広く希望者を募らなければならないところそれを秘し、以前から波多野町長と懇意ともいわれる「最上」(北九州市)なる業者を推した疑惑が出た。しかも同業者の特養設立が決まれば、町有地(釜風呂跡地)を提供するとの指摘さえあった。
 この疑惑が表面化したのは12年のこと。
 そこで地元のNPO法人「ニューオンブスマン」(久野芳幸理事長)は12年11月、情報公開条例に基づき10年度の特養設置計画に関する資料を請求したが、肝心な部分が黒塗り。不服申立をしても黒塗りは変わらないことから13年6月、オンブスマンは福岡地裁に特養建設予定地の地番開示を求めて提訴。14年3月に地裁(上写真=「朝日」14年3月19日記事)、同年11月の高裁判決ともオンブズマン側の請求を認めたことから町側は上告を断念し、地番を開示した。
 結論をいえば、その公開された地番土地の所有者は最上経営者一族のものだった。
 しかし、訴訟の課程で、町側は広く希望業者を募ったといいながら当時のHPを削除してしまったとしてその証拠を提示できない始末。また、最上が申請するに当たって近隣住民の同意を得たり、地元説明会を開いたとしたがこれも虚偽だったことが明らかになった。
 さらには、当時から「慶愛優」(芦屋町)なる医療法人も特養経営を希望していたが、当時の福祉課長が先の福岡県からの推薦要請の話などないと虚偽のことを告げていたとの証言まで出た。
  • 2015/04/15
  • 執筆者: Yamaoka (12:51 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(476)「般若の会」強制調査で思うこと

 3月11日、加藤岨瓠72。下写真)が率いる「般若の会」投資グループのHPに、「新日本理化」(4406。東証1部、大阪市)株に関して根拠のない情報を載せた「風説の流布」容疑で、証券取引等監視委員会が強制調査に入ったことは本紙でも既報の通り。
 それからすでに1カ月以上経過しているが、いまのところ動きはないようだ。
 それはさて置き、今回はまずは2012後半〜2013年7月にかけて加藤氏が仕掛けたとされる「日本カーバイド工業」(4064。東証1部。東京都港区)について当時の状況を報告しておく。インターネット上で多くの憶測が流さているが、大方は誤情報だからだ。
  • 2015/04/14
  • 執筆者: Yamaoka (2:39 am)

みずほ銀行元幹部詐欺事件ーー「被害者の会」代表は本当に被害者なのか!?(2)及川容疑者からの1億2400万円「資金運用依頼書」も

カテゴリ: 銀行犯罪関連
 本紙はこの連載(1)で、みずほ銀行元審査役・及川幹雄容疑者に3000万円を騙し取られたとして、「みずほ銀行被害者の会」代表になっている、「ミリオントラスト」(東京都江東区)という街金の代表・佐藤昇氏(下写真)が、実は被害に会ったというより1年近く前、その及川容疑者から1億4000万円もの融資を受けていた疑惑をスッパ抜いた。
 補足すると、その連載(1)の有料記事部分に転載しているその証拠の「合意書」で黒塗りにしている部分があるが、そこにはある人物の名前が記されている。その人物は、中国地方のある指定暴力団トップと親しい女性で、当然ながら、この融資にはその指定暴力団トップも関係している。
 それだけでも驚きだが、複数の関係者によれば、この1億4000万円の融資には山口組系有力団体の幹部だったF氏やY氏も関与しているという。そして、その融資のなかには、及川容疑者の詐欺行為を嗅ぎ付け反社のH氏、D氏などが及川容疑者を脅していたことに対し「毒を持って毒を制する」対策費代なども含まれていたという。
 こうした複数の反社の関わる融資の仲介役に佐藤氏がいたというだけでも驚きだが、あろうことか、佐藤氏はこれら反社を手玉に取りこの融資を独り占めした疑惑まで出ている。
*冒頭写真の解説は以下に。1億4000万円とは別、1億2400万円の『資金運用依頼書』は以下に転載
  • 2015/04/13
  • 執筆者: Yamaoka (11:31 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(475)「グローバルアジアホールディングス」が第三者破産を申し立てられた真相

 警視庁組対3課の捜査の行方が注目される「グローバルアジアホールディングス」(3587。JQ。東京都港区。旧プリンシバル・コーポレーション)ーーそれだけでも上場企業にあるまじき事態だが、またまたそうした事態が発生していたことが明らかになった。
 4月10日の同社IR(冒頭写真)で明らかにされた、第三者破産を申し立てられていた件だ。
 もっとも、この債務はそもそもは菊地博紀前副社長のもので、グローバルアジアから菊地氏の報酬分を差し押さえしようとしたもの。そして、その額は約651万円。ところが、債権者が同社口座を差し押さえたものの一切回収できなかったので、止む無く、第三者破産申立を行ったというものだ。
 しかし腐っても上場企業。約651万円全額はともかく、グローバルアジアが「支払いを一切行いませんでした」(同社IRより)とはどういうわけなのか? 上場企業の口座の残金がゼロなんてことがあり得るのか?
  • 2015/04/11
  • 執筆者: Yamaoka (1:52 am)

<お詫び>書籍『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』(著者・渡辺正次郎)は発売が遅れています(4月中旬発売)

カテゴリ: お知らせ
 本紙で3月末には出るとしてお知らせした渡辺正次郎氏の著書『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』ですが、発売が遅れており、来週半ば以降になるとのことです。
 価格は2000円(ペーパーバック。約400頁)。
 電子図書のかたちで出るともお知らせしましたが、書籍で、アマゾンから発売とのことです。
 誠に申し訳ありません。
  • 2015/04/10
  • 執筆者: Yamaoka (3:07 pm)

みずほ銀行元幹部詐欺事件ーー「被害者の会」代表は本当に被害者なのか!?(1)及川容疑者と交わしていた1億4000万円「合意書」

カテゴリ: 銀行犯罪関連
 取引先である出版社「ぎょうせい」への架空の出資話で、顧客数十人から数十億円集めたと見られる件で、みずほ銀行本店の元審査役・及川幹雄容疑者(51)ら3人が、その一部1億500万円の詐欺容疑で警視庁捜査2課に逮捕されたのは3月24日のことだった。
 これに先立つ昨年10月、同様の手口で現金を騙し取られたとして、医者や元プロボクシング世界チャンプ・薬師寺保栄氏らが及川容疑者、それにみずほ銀行を相手取り集団提訴していたこともあり、先の及川容疑者逮捕の際には、この「みずほ銀行被害者の会」代表で、自身も原告の1人である「ミリオントラスト」(東京都江東区)という街金の代表・佐藤昇氏(横写真)は各テレビ局などで取り上げられ、被害を訴えていた。
 だが、この佐藤氏、本当に被害者なのか。
 集団提訴時にマスコミに配られた訴状によれば、佐藤氏の被害額は計3000万円だという。
 また、佐藤氏が及川容疑者を知ったのはジャーナリスト・高尾昌司氏の紹介だという。
 11年8月、高尾氏から、みずほ銀行が裏の仕事として暴力団への融資をしようとしているが、直接融資するのはマズイので、佐藤氏の街金で融資を受け、そこから暴力団へ融資してくれないかとの話があり、そのみずほ銀行側の担当者として及川容疑者を紹介された。
 さらに同年9月22日、佐藤氏はみずほ銀行本店前に呼び出され、及川容疑者が佐藤氏の乗用車にキャリーバックで運んで来た1億4000万円の現金を置き去りにし、強引に預けるという暴挙に及んだという。
 しかし、佐藤氏はそんな違法な取引はできないと断り、カネもすべて返却したという。
 ところが、そんな暴挙をされながらも、後日、佐藤氏はまた及川容疑者に会い、先の架空の出資話を信じ、12年8月に1000万円、9月に2000万円を預けたというのだ。
 暴力団融資話に乗せられそうになった相手を信じ、3000万円もの大金を預けたなどという話だけでも常識的に信じがたいが、本紙が佐藤氏が本当に被害者かと疑問を抱くのは、むろんそれだけの理由からではない。
 実は佐藤氏と及川容疑者との間で交じらされた「合意書」(以下に転載)なるものを本紙は入手したからだ。
  • 2015/04/09
  • 執筆者: Yamaoka (11:26 pm)

<短期集中連載>麻生副総理と地元町長との癒着疑惑(2)海砂利利権で見えて来た両者の蜜月関係

カテゴリ: 政治家 : 汚職(疑惑)
 この連載1回目で、麻生太郎副総理のファミリー企業のスーパー誘致に、芦屋町が異例の好待遇をしていることを本紙はスッパ抜いた。芦屋町は麻生副総理の選挙区であることを思えば、読者は有力政治家の地元ではよくある話と思われるかも知れない。
 確かにその側面もあるが、しかし麻生副総理と芦屋町並びに波多野茂丸町長との関係はもっと根深いものがある。本紙は現地取材により、その事実を突き止めた。
 麻生グループ企業は約80社、総売上は2000億円近くにもなるが、いまでこそ売上高はグループ全体の1割程度とはいえ、そもそも中核をなしていたのが「麻生セメント」(冒頭写真)。麻生グループは地元の筑豊炭田を背景に「石炭王」として発展。昭和になってエネルギーが石油に代わるとセメントやコンクリートなど建設関連事業に軸足を移した。
 その上で欠かせないのがセメントに混ぜて生コンにするための砂利。昔は山砂利、川砂利、田畑などの下から採る陸砂利がほとんどだったが、環境破壊問題などで採取規制が厳しくなるなか海砂利の需要も増えている。
 そして、麻生セメントの砂利供給源の一つになっているのが芦屋町の沖合いから採っている海砂利なのだ。
 その海砂利は芦屋港に陸上げされ(上写真)、トラックで飯塚市の麻生セメント工場の方に運ばれている。
 その芦屋港が出来たのは1986年のことだ。
  • 2015/04/09
  • 執筆者: Yamaoka (8:02 pm)

<お知らせ>VS「週刊報道サイト」デタラメ記事削除仮処分、即時抗告+仮処分保証金供託

 本紙・山岡が組事務所で現役の山口組系暴力団組長から50万円もらったなどのデタラメ記事を「週刊報道サイト」(代表・佐藤昇)はその組長らと組んで書いたことから、本紙はその記事削除の仮処分申立をしましたが、本紙既報のように3月30日の決定はその一部しか認めない不当なものでした。
 そこで本紙・山岡は東京高裁に即時抗告すると共に、一部仮に記事削除を認めた分に関しては20万円の供託をしなければならないことからその供託を行いました。どちらも4月7日付。
 このような虚偽を捏造し、本紙並びに山岡の名誉を毀損しているにも拘わらず、それを理解しないで不当判決、並びに、それを仕掛けた「週刊報道サイト」と組長らにも屈することなどできるわけがなく、徹底して争って行くことをここに宣言しておきます。
  • 2015/04/08
  • 執筆者: Yamaoka (5:00 am)

<お知らせ>石川県議選(加賀市選挙区)、本紙は豊田義輝候補を推します

カテゴリ: お知らせ
 いよいよ投票日(4月12日)が迫って来た統一地方選挙の一環としての石川県議会議員選挙(加賀市選挙区)ですが、本紙は豊田義輝候補を推します。
 理由は単純明快。
 地元権力者の紐付きではなく、庶民目線から、庶民のための政策を打ち出しているから。本人は公にしていませんが、地元のドン・森喜朗元首相が大嫌いというのもいい。
 今年1月に紹介させてもらったように、本紙・山岡とは取材を通じて数年前に知り合い、上京する度に会う関係で、本紙「アクセスTV」にわが国財政の現状とその巨額借金克服の処方箋について、そして原発問題につき反原発の立場から鼎談を企画と2度登場してもらっています。
 加賀市選挙区は定員3名のところ6名が立候補、内3名が現職ということで、豊田候補の苦戦が伝えられています。
 選挙の応援など、本紙のガラではありませんが、豊田氏本人から電話あり頼まれたこともあってのこと。応援の程、何卒よろしくお願いします。
  • 2015/04/08
  • 執筆者: Yamaoka (1:41 am)

患者遺族が提訴した「慈恵」医師は、あの「神の手」教授

カテゴリ: 医療・健康
「朝日」は4月2日、「東京慈恵会医科大学付属病院」(東京都港区)で大動脈瘤の手術を受けたものの死亡した男性(当時74)の遺族が、慈恵医大と手術を担当した医師を相手取り、計約8700万円の損害賠償請求訴訟を3月31日付けで東京地裁に提起したと報じている(=冒頭写真)。
 遺族は、担当医師は十分な説明をせず、死亡した男性に適さない未承認の医療機器を使って死に至らしめたためと主張しているという。
 同記事では、この担当医師の名は明かされていないが、慈恵医大関係者によれば、それは大木隆生教授(横写真)のことだという。
 そう、本紙既報のように、「神の手」とも呼ばれ、マスコミに取り上げられたこともあるカリスマ医師ながら、一方で問題視もされていた。また、大木教授といえば、ノバルティス事件でトップとしての責任を求める声が大学内でも出ている栗原敏理事長自らが米国から母校の慈恵に迎え入れた人物でもある。
「朝日」記事を見る限り、医療ミスを巡る民事訴訟の一つに過ぎないと映るかも知れないが、この背景には実に奥深い様々な要素が絡んでいるようなのだ。
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