• 2007/04/08
  • 執筆者: Yamaoka (7:33 pm)

<主張>「集団自決」に関し、教科書検定で、日本軍の「強制」が削除されたことについて

 冒頭のように(左写真=「日経」4月5日夕刊)、高校の教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」に関し、日本軍の「強制」の記述が削除されたという。
 だが、法政大学大学院で沖縄の近・現代史研究をやったこともある(「沖縄文化研究所」があり、本土では最も研究が進んでいる)本紙・山岡にすれば、信じがたい話だ。
 そもそも、山岡がこの研究テーマを選んだのは、国民を守ることが使命と思っていた自国軍隊が、同じ沖縄の日本人を殺すなどあり得ないと思っていたところ、日本兵による「沖縄住民虐殺」というおどろおどろしいタイトルのついた、沖縄戦についての書籍と出会い、衝撃を受けたことが契機になっている。
 まず、沖縄は1872年の琉球処分まで独立国で、本土では「朝鮮人」と並び、「琉球人お断り」の張り紙が店にあることもあり、差別意識があったことが根底にあると思う。それに加え、極限の状況になれば、誰もが生き延びたい本能に駆られ、力の強い軍人が、先に逃げ込んでいた塹壕や洞窟から民間人を追い出し、結果、集団自決に向かわせても何ら不思議ではない。
 実際、そうした例が数多くあったことは、100名の証言を綴った『日本軍を告発する』(右写真=表紙。沖縄県労働組合協議会。1972年1月)でも明らかだろう。

閲覧数 (20526)
印刷用ページ 友達に送る
アクセスジャーナルTV
USTREAM アクセス ジャーナルTV 記者 山岡俊介の取材メモ YouTube アクセス ジャーナルTV 記者 本紙編集長・山岡俊介と、政治ジャーナリスト・渡辺正次郎氏が、これまで記事に出来なかった様々な事件の裏側や真実を語りおろす!
第10回目からはゲストとして須藤甚一郎氏(元芸能レポーター。目黒区議)を迎え、ますますヒートアップ! (原則)月1回、Ustreamで生放送中。なお過去の放送分はYouTubeでもご覧になれます。
カテゴリ一覧

書評 (125)

ログイン
筆者新刊

本紙 山岡俊介著
発行元 双葉社
詳細はこちら

推奨サイト
寺澤有のホームページ インシデンツ My News Japan

MyNewsJapanでは、Newsの現場にいる誰もが発信者です。身近にある本当のNewsを多くの人に知らせて見ませんか?

アーカイブ
«  «  2019 6月  »  »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6
(1) 2 3 4 ... 8 »