• 2008/03/20
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

<連載コラム>心声天語(1)「葉っぱのフレディー」

 最近の世の中、最低限の矜持も倫理観も持ち合わせていない、同情の余地がないと思わずにはいられない事件や疑惑ばかり目立ち過ぎます。まったくというほど、「心潤うようなこと」に出会いません。
 そこで本紙ではこれから1週間に2回を目処に、このコラムを開始することにしました。
 人間にとって、最も大切なものは何なのか……。
 読者の方は始め、「?」との印象を持たれるかも知れません。でも、この連載が続けば、そのうちこの行間からきっと何かを感じてもらえることを信じてます。


 3月も残り少なくなった。いよいよ「春」の実感が伝わってくる季節である。冬が去って春、そして夏が来て秋となり、冬がやってくる。思えば、春夏秋冬に巡る季節ほど、素晴らしいシナリオもない。同じ十五度の気温でも春と秋では感じ方も違い、心に響く情感も異なる◆季節は、地球が二十三・五度傾いているから存在する。しかし、地球が傾いているから季節が存在するのではなく、何かの存在が季節を創り出すために地球を傾けさせた、のではないだろうか。そうでなければ、これほど見事で巧みなシステムを創りだせるはずがない。季節はまさに、生命の巡りを教えてくれるプログラムである◆ベストセラーになった「葉っぱのフレディー」という絵本があった。春に生まれた葉っぱのフレディーが夏に戯れ、秋を謳歌し、冬に死んでいく物語である。そこには、われわれの人生と重なるドラマが映し出されている◆季節に人生を重ねてみると…二十歳までが春、四十歳までが夏、六十歳までが秋、それ以後は冬となり、葉っぱのフレディーと同じように土に還る◆造花は、季節に関係なく咲き誇り、緑や赤に色づけられ華やかなに生きているように見える。しかし、彼らには、なんの表情も、何の感情もない。造花のような無味乾燥な人生を生きるなら、葉っぱのフレディーのように雪の上で安らかに眠りにつく方が幸せである。(和光)
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