• 2008/11/05
  • 執筆者: Yamaoka (5:30 pm)

<心声天語> (64)「ランク付けの虚しさ」   

「ギネス・ブック」は、あらゆる分野での「世界一」が記録された本だ。そこには、長寿者から早食いまで、考える限りの「世界一」が載っている。また日本発の世界一も多く紹介されている。しかし、どんなにバカらしい世界一でも、当事者たちにとっては感動のなにものでもない◆われわれは、世界一でなくてもアジア一、日本一、町内一、学校で一番、と何でも一番になることに喜びを見いだそうとする。無理もない。物心ついた時から一番になることを叩き込まれて育ったからか、大人になっても位置付けを気にする◆文明は、人間の競争意識で築かれたといっても過言ではない。また、資本主義とは、欲とエゴによる競争原理で成り立っている。今こうしている間にも、他の人より先に、上に、豊かに、早く、多く…を求めて熾烈な競争を繰り広げている。その頂点が「世界一」である◆一番に憧れることで希望を抱き、一番になる目標に励むことは、素晴らしいことでもある。しかし、どんなにすごい世界一とて所詮、地球という小さな星での、取るに足らない塵のような現象でしかない。日本一や町内一に至っては、顕微鏡で見なければわからないほどの「微」である◆数字は便利なものだ。しかし「一」「二」「三」という数字にどれだけの意味が存在するのだろう。とくに、ランク付けに至っては「数字による惑わし」のようにしか感じられない。人生には、一番以上に価値ある二番、一位以上に尊き二位も、あるのである。(和光)
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