• 2009/05/25
  • 執筆者: Yamaoka (9:00 am)

<心声天語>(118)海亀の産卵

TVのドキュメンタリー番組で「海亀の産卵」をやっていた。真夜中、海亀が産卵のため砂浜に上がってきた。砂浜に穴を掘る親亀、しばらくすると、目から涙を流しながら卵を産み落としていく。親亀は、産卵を終えた後、そこに砂をかぶせて海に帰って行った◆卵が孵化する時がきた。しかし、親亀はいない。生れたばかりの子亀たちは、自力で殻から抜け出し、海を目指して一目散に走りだした。数千、数万匹の子亀たちが海を目指す中、海と反対方向の、森の方に行く子亀たちがいた。親亀がいたなら海に導いてあげるはずなのに…と思いながら「森の方に行く子亀たちはどうなるのだろう」と、不安が過ぎった◆子亀たちは、自分を産んでくれた親亀の存在をしらない。この世に産まれ出た瞬間から、生きる現実と闘っている子亀たちに、自然界の厳しさを垣間見るような気がした。森に向かった小亀たちは生まれた時から“不運”を背負っていたのだろう◆卵から孵化した子亀たちの九十五%以上が、海鳥や魚に食われて死ぬ。親亀になって生れ故郷の砂浜に還ってくる海亀は、0.01%以下だという。思えば、産まれ出た瞬間に死ぬ子亀もいれば、最後まで生き残る子亀もいる。同じ親から、同じ環境下で生れてきたのに…運命の妙を感じずにいられない◆自然界の法則、生命の神秘にどのような意図が隠されているかはしらないが、幼い子亀たちが健気に、一生懸命に生き抜こうとする姿をみていると、すべての子亀たちに『どんなに苦しいことがあっても最後まで生き抜くんだぞ!』と、声をかけてあげたくなった。(和光)
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