• 2009/11/19
  • 執筆者: Yamaoka (7:20 am)

<心声天語>(163)笑顔測定器「スマイルスキャン」

米タイム誌は、今年最低の発明5つを選び、最新号に掲載した。その中に、「ガスマスクとしても使えるブラジャー」などと並び、日本の「オムロン」が開発した、笑顔をチェックする「スマイルスキャン」が入っていた。映像で顔を認識して「笑顔度」を測定するシステムである◆「スマイルスキャン」の開発担当者は、『残念です。世の中に笑顔を増やすという意図を理解してもらっていたら…』と語った。まだわかっていないようだ。笑顔には「モナリザの微笑」もあれば、人をバカにした「嘲笑い」、吉本芸人の「バカ笑い」など、いろいろある。人間の、心の問題である「笑」を機械で測定しようとは、「職人国」の限界を感じる◆10数年前、NECが「魚八景」なる製品を開発した。泡が吹き出す水槽と組み合わせたハイビジョンTVに熱帯魚を映し出し、魚がリアルに観えるようにしたものだ。世界的な企業が始めた「観賞用水槽事業」である。しかし、何十万円も出して偽の熱帯魚水槽を買うほど、日本人はアホではない◆日本の技術力は世界トップレベルにある。宇宙ステーションや火星探査には、日本の技術・製品が随所に使われ、米宇宙産業に欠かせない存在となっている。ところが…技術の応用力、発想力には、欠ける。「偽の観賞用水槽」や「笑顔測定器」、なのである◆自動車や電化品など、ほとんどが外国で発明されたものだ。日本は、「これは儲かる」と思ったらたちまち、それを真似て世界最高品質の製品に仕立て上げ、世界に売りまくる。日本が得意とする“もう一つの技”である。世界の人たちは、今ごろ、世界最低の発明に選ばれた笑顔測定器の報せに“大笑い”しているだろう。(和光)
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