• 2010/01/12
  • 執筆者: Yamaoka (2:10 pm)

<心声天語>(172) 「成人式」での新成人たち

1月10日、佐世保市で開かれた成人式の壇上で酒に酔った新成人が市長を殴ろうとするなど、大騒ぎとなった。毎年繰り返される成人式の騒ぎには、うんざりする。会場に酒を持ち込んでラッパ飲みし、爆竹やクラッカーを鳴らして祝辞を妨害するなど、やりたい放題である◆人生には“大切な区切り”がある。その中でも、成人となる20歳の区切りは、その後の人生を大きく左右する。しかし、だからといって毎年、全国一斉に成人式を行うこともなかろうに…ましては、内容は毎年、“ありきたりの祝辞”である。外国では、成人年齢に達した事を全国一斉に祭典として行う国は、ほとんどない◆数年前、静岡市の小嶋市長が『常識もしらない新成人に税金を投入し続けるより、式そのものを打ち切りにすべきだ』と発言した。すると、呉服業界から「業界の衰退にかかわる」との抗議が相次いだ。なるほど、着物、羽織はかまを着る成人式は、業者にとって“ドル箱の行事”である◆今年の新成人は、1989年4月2日から1990年4月1日までに生まれた。彼らは厳しい時代に育った世代でもある。彼らが生まれた年にバブルが崩壊し、株価と地価が大暴落、小学2年の時には山一証券が倒産、そして今、日本の翼だった日本航空が倒産に直面している◆読売新聞が昨年、成人式に出席した若者に尋ねた。「日本の未来について」という質問に、「はあ?自分の未来さえ分からないのに」と苦笑した。また「自分の未来を何歳まで予想できるか」との質問には、最も多かった回答が「30歳」であった。人生の目標・希望を見失った若者たちは、成人式の場にて思い切り、わけのわからない自己主張をしているのだろう。(和光)
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