• 2012/10/22
  • 執筆者: Yamaoka (11:30 pm)

詐欺疑惑ファンド「インペリアルグループ」今津雅夫氏の責任を10年越しで追及(上)

「インペリアルグループ」(本部・英国)といえば、2000年始めまでに、「年利8・5%の元本確定型」と銘打って、わが国で約200億円をかき集めたものの償還不能となった詐欺疑惑ファンド。その中心人物は今津雅夫氏(冒頭写真)という。
 破綻からすでに10年近くーー。
 直後には民事訴訟が提起され、また刑事告訴も検討されたが、民事の方は海外ファンドという“ブラックボックス”に阻まれ、刑事の方はさらに政治的圧力もあってか、本紙が確認しているところでは民事で2件敗訴しているだけ。時の流れのなか、被害者は泣き寝入りし、一方の今津氏は英国で優雅な生活を送っている模様だ。
 しかし、そんななか、いまも徹底追及ている被害者がいた。鹿児島県在住のS氏がその人だ。
 S氏の実際の被害総額は約7500万円。しかし、民事訴訟で確実に勝つため、請求額を1100万円に絞った。というのは、その1100万円はすでにインペリアルが破綻し、管財人が同銀行口座を凍結した後に投資した分だったからだ。
 結果、裁判所は今津氏がちゃんと指定口座に振り込まれていると示した「着金報告書兼運用開始報告書」は「虚偽の事実を記載したもの」と認定。満額の支払いを命じた。今津氏の上告が棄却され、この判決が確定したのが06年11月のことだ。
 だが、それから約6年経ついま現在もS氏は一銭も回収できていない。今津氏はほとんど英国に止まり、連絡さえ付かない状態。そして、差押さえしようにもどんな資産があるかもS氏は知り得ないからだ。
 そこでS氏はまず今津氏の次女と妻を相手取り、連帯して1100万円支払えとの訴訟を提起した。

閲覧数 (37571)
印刷用ページ 友達に送る
アクセスジャーナルTV
USTREAM アクセス ジャーナルTV 記者 山岡俊介の取材メモ YouTube アクセス ジャーナルTV 記者 本紙編集長・山岡俊介と、政治ジャーナリスト・渡辺正次郎氏が、これまで記事に出来なかった様々な事件の裏側や真実を語りおろす!
第10回目からはゲストとして須藤甚一郎氏(元芸能レポーター。目黒区議)を迎え、ますますヒートアップ! (原則)月1回、Ustreamで生放送中。なお過去の放送分はYouTubeでもご覧になれます。
カテゴリ一覧

書評 (135)

ログイン
筆者新刊

本紙 山岡俊介著
発行元 双葉社
詳細はこちら

推奨サイト
寺澤有のホームページ インシデンツ My News Japan

MyNewsJapanでは、Newsの現場にいる誰もが発信者です。身近にある本当のNewsを多くの人に知らせて見ませんか?

アーカイブ
«  «  2020 4月  »  »
29 30 31 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 1 2
(1) 2 3 4 ... 8 »