• 2013/01/29
  • 執筆者: Yamaoka (5:56 pm)

書評『なぜ警察官の犯罪がなくならないのか』(飛松五男著。インシデンツ)

 近年、警察官の不祥事が頻繁に起きている。飲酒運転、強姦・ワイセツ事件、個人情報漏洩、裏ガネづくり。挙句の果てには、富山県警警部補による放火殺人事件(2010年4月)など凶悪な事例も発生した。「こんな組織が犯罪を取り締まれるものか」「一体、警察はどうなっているのか」と怒りがわく人も少なくないのではないか。
 インシデンツ(発行者・寺澤有)から発行された本書の著者、飛松五男氏は、1964年に兵庫県警巡査となって以降、2005年に警部補で定年退職するまで、管理部門以外の全ての捜査部門を勤めた方だ。そのため、警察内部の事情に精通している。テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」のコメンテーターとしても知られる。
 著者自身が見聞した警察内部の様子は、一般人には信じがたいものがある。例えば署長にしてからが、痴漢や盗撮を犯す。窃盗事件で逮捕した男の妻を、警ら課の警察官が車内で強姦したというエピソードも出てくる。
 暴力団に高級腕時計や自動車をたかる、個人情報を漏洩して小遣いをかせぐ。証拠品を紛失したり捏造する、押収した薬物に溺れる。・・・こうしたエピソードが次から次へ飛び出す。そのリアルな事例はぜひ本書を手にとって読んでほしいが、驚くべきことに、これらはいずれも隠され、“犯人”は何の罪にも問われなかった。

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