• 2014/09/18
  • 執筆者: Yamaoka (8:40 pm)

<短期集中連載コラム>日本におけるメディアと慰安婦問題「第4回 朝日新聞へのバッシング」

 9月11日、この日は世界を震撼させた「9・11テロ」の記念日だが、同じ日、日本メディア界の大事変ともいえる朝日新聞の記者会見が行われた。
 記者会見の内容は、朝日が過去に報じた福島原発事故時の「吉田調書」と「従軍慰安婦関連記事」は誤報であったことを自ら認める謝罪会見である。反朝日陣営のメディアは、朝日の謝罪会見に勢いづいたかのように「朝日の非」を、「朝日の驕り」を、「朝日の恥」を天下に曝すかのようにバッシング、そこに安倍首相や菅官房長官をはじめ文化人や政財界の要人までが朝日に苦言を呈した。産経、週刊文春、週刊新潮などの「朝日憎し」のメディアに至っては、まるで鬼の首でもとったように“それ見たことか!”と太鼓を打ち鳴らしている。
 確かに、朝日の誤報はメディアの信頼を根元から崩す大失態であり、反朝日陣営が掲げる「朝日の罪」ともいえるだろう。また、海外の主要メディアも一斉に「日本の有力メディアである朝日新聞が誤報を自ら謝罪」と報じただけに、反朝日陣営が唱える「朝日は日本がアジアの女性たちを強制的に『性奴隷』にしたとの印象を国際社会に植え付けた」として、朝日を売国的メディアとの視点で叩いている。
 さらに、朝日の罪を射ている反朝日陣営のメディアにおける一部論調には、朝日の誤報がもたらした悪影響こそ、自分たちが常々主張してきた「朝日新聞というメディアの負」に他ならないと、自分たちの主張を裏づけるような論調で報じているとも感じられた。
 しかしーーこの“しかし”は、朝日を庇おうとする「しかし」ではなく、今回の記者会見や朝日へのバッシングに接して芽生えた筆者の個人的見解だが、バッシングしている反朝日の論調に朝日新聞以上の“負"が感じられた。

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