- 2014/12/25
- 執筆者: Yamaoka (2:12 am)
提訴しても書かない主要週刊誌ーー“作家タブー”百田尚樹の『殉愛』に疑問点続々

さらに長女は、出版後も百田氏にツイッターで誹謗中傷を受けているとして、傷害罪で百田氏自身を告訴することも視野に入れているという。
売れっ子作家で知名度抜群、しかも公的立場にもある。そんな人物のスキャンダルとなれば、いつもなら週刊誌が放っておくわけがなく、良くも悪くも袋叩き状態にするのが常だ。夕刊紙や新聞だって報じてもおかしくない。まして、百田氏は安倍晋三首相のお友だちで、ブレーンの1人ともいわれるほど。

主要週刊誌は沈黙どころか、『週刊文春』『週刊新潮』『フライデー』などに至っては百田氏ないしさくら氏を登場させ、露骨とも思える擁護記事を提供する有様だ。
「百田が出す本は皆ベストセラーになるということで、完全に“論壇タブー”になっています。何しろ、新書を出すにしても、いまや百田は社長が直にお願いしないと応じないともいわれるほどですから」(出版関係者)
それにしたって、余りにも情けなくないか?
百田氏は未だ同書に書かれたことはすべて真実と強気の姿勢を崩していないが、重大な疑惑が次々と出て来ており、ノンフィクション作家としての資質さえ疑われるほどなのだ。
これまでに疑問が出ている、あるいは、事実と異なっていた主な内容は以下の通り。
閲覧数 (123919)