• 2018/05/18
  • 執筆者: Yamaoka (7:38 pm)

田邊勝己弁護士恐喝事件ーー実刑逃れのため虚偽証言、「週刊報道サイト」売却(マスコミ引退)まで表明した佐藤昇

 弁護士ともあろう者が、実際は20年以上密接交際していた元稲川会組員・石坂幸久主犯なのに早々に「嘆願書」を書いてやっている。懲役3年執行猶予5年確定)をスパイに送り込み、恐喝並びに恐喝未遂事件を作らせ、元々仲間で自身の恥部を知る「週刊報道サイト」発行人・佐藤昇(冒頭右写真)らを逮捕させた疑惑があると見て、本紙が徹底追及している、田邊勝己弁護士(同左写真。「カイロス総合法律事務所」代表)が被害者とされるこの件ーー何しろ、この佐藤、本紙既報のように、田邊弁護士と仲違いし、本紙・山岡の元に飛び込んで来て、この間の「週刊報道サイト」における、山岡を誹謗中傷する実に160本もの記事(山岡が山口組系組長の事務所で50万円もらったとの内容も)を書いたのは、対みずほ銀行訴訟の代理人をやってもらう見返りに、田邊弁護士に頼まれやったことと暴露したのだから、本紙が注目するのはなおさら当然だろう。
 その佐藤の第2回公判が5月17日午前10時から、東京地裁刑事部816号法廷であった。
 佐藤は第1回公判時から全面的に罪を認めていたことから、この日は佐藤の妻の情状証人があり、妻は「再びマスコミに戻ったら離婚する」旨、述べ号泣した。
 また、この日の公判では、すでに「週刊報道サイト」(横写真)で田邊弁護士を批判していた記事はすべて削除しているとし、同サイトをM出版に1500万円で売却することが決まっているとその買付証明書が出されもした。それから街金の免許も返上したという(そもそも、佐藤は街金が本業)。
 さらに驚くべきことに、この間、田邊弁護士との示談が成立したそうで、何と田邊弁護士が石坂に続き佐藤のためにも「嘆願書」を作成。また、示談に当たり、佐藤は恐喝に問われている500万円の内自分が290万円取ったとして、その290万円+30万円の色を付けた計320万円を田邊弁護士に支払ったとする領収証も出された。
 そのせいもあってか、この日あった検察側の求刑は執行猶予が期待できる懲役3年。次回5月24日午後1時半から判決がいい渡されるという。
 すでに第1回目公判時から、佐藤は全面的に罪を認めていたので、こうした行動などは十分予測できたことだ。
 しかしながら、この日、行われた証人尋問で佐藤は、本紙・山岡の名誉を傷つけるとんでもない虚偽証言も行っており、それはとてもではないが看過できるものではない。
 前述のように、示談するに当たり佐藤は田邊弁護士に290万円+30万円を支払ったという。
 なぜ、290万円なんて中途半端な金額になったかというと、300万円の内の10万円を本紙・山岡に払ったからという。
 これが事実なら、山岡も恐喝した分け前のお裾分けに預かったということになる。カネの額の問題ではなく、そうなると山岡も共犯ということになる。
 だが、そんな事実はまったくない。
 警察にも任意でコピーさせた、本紙・山岡が昨年12月7日に佐藤に会った際の音声記録がある。山岡は計5回佐藤に会っているが、それは田邊弁護士の指示でこの間、山岡の誹謗中傷記事を書いていたとの証言や証拠を得る取材のためだ。
 そのテープ起こしした核心部分を以下に記す。

佐藤「ボクと山岡さんの間、正式に決着がついてないんで、この場を借りて本当に……」
山岡「(改まって)どうしたの?」
佐藤「それやらないとこっちも気が済まない。本当に、中野(前出・山岡にカネを渡したという虚偽証言した組長のこと)の虚偽証言で160本も記事を書いちゃって本当に申し訳ありません」
山岡「いえいえ(その代わり田邊弁護士の指示と暴露してくれたから)」
佐藤「謝るだけだと○○と一緒なんで。○○って口ですいませんというだけで。だから、本当、あんまりカネないんで……(と10万円を裸のまま差し出す)」
山岡「そんなもの、受け取れないから。冗談じゃない!」
佐藤「こういうものって、形見せないといけないので。本当、負担のないところで、これだけ」
山岡「この10万円……」
佐藤「気持ちです。ボクが今回、悪かったんです。本当に申し訳ありません。途中で嘘とわかっても、虚偽証言とわかっても確信犯で(誹謗中傷記事を続けた)。本人、中野(組長)自身が(虚偽と)いっていた」
山岡「(山岡に組事務所で50万円渡したというのは)嘘だって!?」
佐藤「(中野組長と)2人で会った時、田邊に頼まれて……」
山岡「だってカネもらってないんだから……」
佐藤「田邊から(中野組長は)カネむしっていた。1700万円……」
(上写真=礒野清華弁護士。前出・中野組長の代理人。したがって、田邊弁護士と連携していると思われる。その弁護士がなぜか今回事件で、藤原の代理人=国選=として登場する不可解な事実も)

 以上のように、佐藤は殊勝な態度で、自分が本紙・山岡の誹謗中傷記事を散々書き、その真摯な謝り、反省の気持ちを伝えるためにカネを渡したいというから、その気持ちを無碍にしたらいけないと思い山岡はあえて受け取ってあげたのだ。(横写真=「日経」10年2月16日夕刊記事。トランスデジタル事件で、元暴力団組長・野呂周介氏の顧問弁護士をしていた関係で、警視庁組対総務に家宅捜索を受けた過去もある田邊弁護士)
 むろん、その間、このカネが恐喝したものという説明などあろうはずもなく、前述のように、自分が負担にならないところで旨、述べてもいる。当然、山岡は佐藤の個人的なカネと思っている。
 ところが、恐喝とされる500万円(ただし、元稲川会の石坂個人の口座に振り込まれ、しかも田邊弁護士が自分から支払うと言い出して)の支払いがあったのは昨年11月16日と思われる。
 ある捜査関係者はこう漏らす。
「田邊が500万円払ったうちの100万円を佐藤から山岡さんに渡させ、逮捕させる絵図を描いていた。ところが、欲張った佐藤が10万円しか渡さなかった。しかも、カネの出所を誤魔化して。おまけに、佐藤は石坂の“山岡にカネ(100万円)を渡したか?”との問いに、渡したと答えている。それで、田邊は山岡もパクれると思った。何しろ、石坂が田邊を脅しに行ったとされる会話記録のなかでは、田邊が3億5000万円払うと約束。そのなかで、山岡さんの田邊関連記事もすべて消させるとして、その対価として山岡さんに5000万円払うことになっているという話を勝手に作ってもいるんだから。
 そうそう、山岡さんの誹謗中傷記事を散々書いていたのに一転、佐藤と組んで田邊弁護士の批判記事を書いていた『東京アウトローズ』の奥村順一(本名・中川一政。59。東京都足立区江北6丁目27-1-505)にも記事を消させて3000万円行くと石坂は田邊に話してもいる。奥村は佐藤から借金もしていた。今回事件で警視庁は奥村にも事情聴取を要請したが、拒否されている」
 なお、佐藤は山岡が取材した際、奥村氏から記事を書いて空売りして儲けようという相談を受けているともいっていた(音声記録あり)。また、佐藤から本紙・山岡は何度も奥村と3人で組もうと要請されたが、むろんその度に佐藤らはカネ、山岡は田邊弁護士に対するリベンジで目的が違うと強く拒絶している(同)。
 佐藤はまた、この日の証人尋問で、「週刊報道サイト」以外の、山岡に証言した、田邊弁護士に200万円もらって山岡を誹謗中傷する新聞を作成(=上写真3点。田邊の中止指示で結局、バラ撒かず)したとする件、また田邊弁護士を誹謗中傷する「新橋新報」なる記事(横写真2点)は、自分は関与しておらず、一緒に逮捕されている中山利彦、藤原某の2人がやったことと責任転嫁する発言もした。
 それから、本紙・山岡に、対みずほ銀行訴訟をやってもらう代わりに、山岡の誹謗中傷記事を書いたと暴露していた件についても、そんなバーター取引はなく、対みずほ銀行訴訟は社会性ある案件であることから田邊弁護士はタダでやってくれ感謝している旨、主張を変遷させてもいる。
 ところで、同じ5月17日午後4時からは、同じ法廷で、共犯とされる藤原の分離公判もあった。この藤原も、1回目公判では田邊弁護士との示談を望んでいた。だが、こちらはまだ示談は取れておらず、引き続き、その方向で行くということで、この日、検察側求刑はなく、次回公判は6月26日午後4時となった。
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