• 2004/11/25
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 am)

本紙・山岡も武井11・17判決は軽すぎると上申書提出

          上 申 書

東京第二検察審査会御中

         2004年11月24

   山岡俊介(「平成16年15号」申立人・ジャーナリスト)

●山岡の「示談書」が無効なのは明白

11月17日、東京地方裁判所(青柳勤裁判長)は武井保雄被告(前武富士会長)に対し、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。しかし、このように判決が軽くなったのは、私が示談に応じたと判断し、それを考慮した点がかなり大きく影響していると思われます。
 しかしながら、これは完全な事実誤認で、私は騙されて示談の場におびき寄せられ、さらに、武井の「検察の作文だ!」という虚偽の冤罪論を信じ込まされ、結果、同情するなどして応じたものですから、本来、無効である事は明らかです。
 実際、裁判長も私のこの主張を無視するわけにいかず、判決文のなかで、わざわざ以下のように記しています。
「ただし、山岡との示談交渉の過程で、同人との面談に際して、保釈中の被告人武井が、当裁判所の面接許可の趣旨を逸脱し、罪証隠滅工作とも受け取れる言動に及んだことは、誠に遺憾であることを指摘しておかなければならない。山岡は、示談は自己の本意に基づくものではないとし、依然として、被告人武井らに対する厳罰を望んでいる旨、供述しているところである」
 ところが、わざわざここまで記しながら、
「本件に関し、山岡及び高尾に対して損害を賠償し、それぞれ示談が成立しており、高尾は、被告人武井及び被告会社を宥恕し、寛大な処分を望んでいること」
とも記されています。
 要するに、上記の私の主張部分は、カッコ書きで補充されているかたちになっているのです。さらに申せば、私に対する損害賠償は、私が書いた盗聴に関する記事が真実であるにも関わらず、嫌がらせ訴訟提起し、事件化にして自らの立場が悪くなるや、一転、情状を願って、自ら提起した訴訟を「放棄」、一方、事件化する前に私が意地で反訴したことに対し「認諾」した結果で、高尾氏の示談とはまったく意味が違います。したがって、私への損害賠償は私が同意したものではなく、また、私に関しては、武井に対する寛大な処分を望む文書と引き替えの賠償でないこともいうまでもありません。
 それにも拘わらず、なぜ、高尾氏の示談と同列のような判決文となったのしょうか。

●政治的な圧力が働いた結果では?

 私は何か政治的な圧力があり、しかし、私の言い分に理があるため、裁判長は圧力に抵抗し、わざわざ上記のように、カッコ書きで私の主張を入れたとしか思えません。それでなければ、私が示談したと認めながら、それに矛盾する内容を入れる意味がありません。
 また、武井が二重に私を騙して示談に持ち込んだ際、冤罪論を展開していることでも明らかなように、判決文のなかでは、
「いずれの事実についても(犯行を認めて)反省の態度を示して」いると述べられていますが、これが表面上だけのことであるのは明らかです。

●武井が反省していないことを物語る3つの発言

 実例を3つ上げます。
 04年8月2日公判では、武井が「検察の作文だ!」などと冤罪論を主張した会話を私が録音したICレコーダーが流され、さらに、私が証人出廷しました。これを受け、同年9月16日に武井の証人尋問が行われました。
 その際、この逃れようのない証拠、証言を前に、まず、武井は「検察の作文だ!」と語ったことについて、「検事さんが作文(調書)を作るのは大変ですね」と、検事の労をねぎらう旨のことをいったに過ぎないと主張したのです。
 さらに、武井は示談交渉の場で私に対し、盗聴の事実をまったく知らなかったと主張し、驚く私が、「冤罪なんですか?」というと、「そうです」と確かに答えているのですが、これについても、「山岡さんが“冤罪”というから、私は(そうでないから)困ったんです。しかし、山岡さんの機嫌を損ねると……(示談書にハンコをもらえないとまずい)。それで、ある意味で逃げた(“はい”と答えた)んだと思います」と証言したのです。これは、自らが虚偽の冤罪発言をしたと認めているといっていいのではないでしょうか。

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