• 2019/10/03
  • 執筆者: Yamaoka (12:29 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(744)「ソフトバンク、レオパレス創業者のMDIと業務提携」

 9月3日のこの連載で、「孫正義氏(冒頭右写真)率いるソフトバンクはグループの米フォートレス社(現在「ユニゾHD」にTOB実施中)を通じ、レオパレス21を買収」するのではないかとの記事を書いた。そして9月12日、早速、動きが出て来た。
 筆者の予想とは違い、それは「レオパレス21」(8848。東証1部)ではなく、同社創業者である深山祐助氏が立ち上げた「MDI」(東京都中央区)、しかしながらレオパレスとまったく同じ業態で、しかも未上場ながら売上げ1000億円を超える企業が、「ソフトバンクグループ」(9984。東証1部)と、格安ホテルと賃貸住宅を提供する「OYO Hotels & Homes」(以下OYO略。インド。冒頭左写真は創業者のリテシュ・アガルワル氏)が出資する合弁会社と資本提携したというものだった。 
 実はレオパレス、かつては同名のMDIという社名だった。
 創業者の深山氏、レオパレスから48億円を私的流用したことが発覚し退任。その後、08年にレオパレスへの当てつけのような社名のMDIを設立したのだ。
 しかし、MDIは急成長し、2018年3月期の売上高は1196億5526億円、営業利益92置く9060万円。わずか10年ほどでこの業績で上場を準備していたようだ。ところが、資本的には関係ないレオパレスが事件を起こしたことでIPOが難しくなった。19年3期期は初の売上高前年割れを起こしてもいた。
 そこへソフトバンクが助け船を出した格好だ。
 すでにMDIの物件は、「OYO LIFE」というとOYOが今年3月からわが国で展開しているスマートフォンによる物件探しサービスのサイトで扱われている。MDIの物件、アパートオーナーからの一括借り上げによるサブリースで、それはレオパレスと何ら変わらないのだが、この「OYO LIFE」での物件は、敷金・礼金なし、調理用具一式、寝具、トイレットペーパー、冷蔵庫、テーブル、Wi−Fiなどを備えており、入居者は何も買わなくて即、生活ができる。家賃は高いものの(例えば、都営新宿線「森下駅」の物件は25?で共益費を入れると13万5000円から)、こうして付加価値を付けている。

閲覧数 (42533)
印刷用ページ 友達に送る
アクセスジャーナルTV
USTREAM アクセス ジャーナルTV 記者 山岡俊介の取材メモ YouTube アクセス ジャーナルTV 記者 本紙編集長・山岡俊介と、政治ジャーナリスト・渡辺正次郎氏が、これまで記事に出来なかった様々な事件の裏側や真実を語りおろす!
第10回目からはゲストとして須藤甚一郎氏(元芸能レポーター。目黒区議)を迎え、ますますヒートアップ! (原則)月1回、Ustreamで生放送中。なお過去の放送分はYouTubeでもご覧になれます。
カテゴリ一覧

書評 (129)

ログイン
筆者新刊

本紙 山岡俊介著
発行元 双葉社
詳細はこちら

推奨サイト
寺澤有のホームページ インシデンツ My News Japan

MyNewsJapanでは、Newsの現場にいる誰もが発信者です。身近にある本当のNewsを多くの人に知らせて見ませんか?

アーカイブ
«  «  2019 10月  »  »
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2
(1) 2 3 4 ... 8 »