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  • 2013/11/20
  • 執筆者: Yamaoka (5:49 pm)

「これは暗黒裁判か!」――被告人や傍聴人を締め出し、控訴棄却された反原発活動家・園良太氏の竪川裁判

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 東京都江東区・竪川河川敷公園からのホームレス排除に抗議した、「反原発活動家」園良太氏(31。冒頭写真)が江東区から威力業務妨害で訴えられた裁判は、本紙が過去、報じたとおり、懲役1年(執行猶予3年)の有罪判決が出ていたが、被告側が控訴していた(事件の概要は、本紙過去記事「第1回公判」「第3回公判」をご覧頂きたい)。
 その控訴審判決が昨日(11月19日)下された。
 結論から言うと東京高裁(八木正一裁判長)は控訴を棄却した。棄却されるであろうことは、証人や証拠がすべて却下され、何も審理されなかったから被告側にも十分、予想されていたようだ。
 そこで、判決前に八木裁判長の訴訟指揮自体に抗議するデモが、同日正午より行なわれた。デモ出発前に園氏は「江東区の窓口に抗議したら、『威力業務妨害』で逮捕。こんなことを許したら、生活保護を求める窓口交渉とか、官邸前や経産省前での抗議行動も『威力業務妨害』を口実に弾圧されてしまう。だからこの裁判は負けられない」と演説。支援者ら約80名とともに、警視庁や裁判所に向けたデモ行進をおこなった(左写真は警視庁前を通過するデモ隊)。
 そして午後3時頃、傍聴券の抽選が終わり、園氏と支援者らが裁判所入り口に向かった。ところが、裁判所入り口に警備員が阻止線を張り、入場を阻止。「何故入れないのか!」「傍聴させろ!」と一時騒然となった。いったい何故、こんなことになったのか?

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  • 2013/04/18
  • 執筆者: Yamaoka (8:32 pm)

<速報>「反原発活動家」園良太氏の別件裁判で、懲役1年(執行猶予3年)の有罪判決

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
本日4月18日、東京都江東区・竪川河川敷公園からのホームレス排除に抗議した、「反原発活動家」園良太氏(31。冒頭写真)が東京都江東区から威力業務妨害で訴えられた裁判の判決があり、東京地裁刑事第4部はほぼ求刑通りの懲役1年(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した。
 本裁判についての概要は、本紙過去記事(第1回公判、第3回公判)をご覧頂きたい。
 午後2時半から傍聴券の配布が始まった東京地裁前には、100名以上の傍聴希望者が詰めかけた。竪川公園に住むホームレスの当事者も数名、駆けつけた。「(原発)再稼働反対」のTシャツを着た男性が地裁敷地に入ろうとして廷吏に制止され激しい押し問答が繰り広げられる等、裁判開始前から緊迫した雰囲気が漂っていた。

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  • 2013/01/30
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

元大リーガー有名プロ野球選手のタニマチは、貧困ビジネス界のドン

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 一般には知られていないが、NPO法人「エス・エス・エス」(SSS。東京都台東区)の創立者で元代表の佐藤信一氏といえば、知る人ぞ知る“貧困ビジネス界のドン”だ。
 貧困ビジネスの手口は、ホームレスに声を掛け、生活保護を申請させ、劣悪な住居に住まわせ、月約12万円の生活保護費のほとんどを住居費や食事代といった必要経費名目で掠め取る(その場合、施設運営者が代理徴収できる)というもの。(冒頭写真=SSS運営施設の一つ)
ただし、SSSの場合、いちおう法定要件を満たしているし、SSSの施設にお世話になり社会復帰を果たした元ホームレスをおり、同施設を紹介する自治体もあるほどだ。もっとも、11年9月、東京都国分寺市の施設長が業務上横領で逮捕されたり、昨年6月、千葉県八千代市の施設に入っていた男性4名が生活保護費を搾取されたとして慰謝料を求めて千葉地裁に提訴するなど、その実態が次第に明らかになって来つつある。
 そのSSSは貧困ビジネス界の最大手で、首都圏で収容者数は約9000名、売上高は約46億円(11年度)。
 そして、現在は一役員にも就いていないが、実質、いまもSSSを牛耳っているといわれるのが佐藤氏。
 その佐藤氏が、元大リーガーで、現在も現役のプロ野球選球のタニマチでは、という情報が入って来たので報告する。(上写真=SSS以外の悪徳施設の室内の様子)

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  • 2012/12/05
  • 執筆者: Yamaoka (4:12 pm)

ホームレス排除の行政代執行に向けた布石か――本日、江東区が150人を動員し、竪川河川敷公園を完全封鎖

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 本紙既報の通り、江東区(山崎孝明区長)は竪川河川敷公園のホームレス居住のテントを排除する行政代執行の手続きを進め、11月26日には、「12月3日から7日までの間に代執行を行なう」とする行政代執行令書を現場に配布した。
 本日5日がそのXデーとにらんだホームレス及び支援者は、早朝から公園内に結集した。その数、約70人。と同時に、公園を交差する「五の橋」上では支援者が、周辺住民に向けてビラまきを開始。
 「警備員を乗せた3台の工事車両がこちらに向かっている、との情報が入りました」――ある支援者がメガフォンで知らせると、小屋の前に支援者が次々と座り込みを始めた。
 今回、行政代執行の対象となった小屋は14軒。しかし今、すべての小屋は、公園の境界外の、副堤と呼ばれる場所に移動している。このエリアは、河川敷公園が元々、川だった頃の小さな堤防だ。東京都が所有している。従って、行政代執行の対象から外れることになる。
 にもかかわらず、大量の警備員、区職員を動員し、公園に向かっているとの情報が入ったことで、“法をも無視して強制排除に来るのでは!?”と支援者の間で緊張が高まった。
 8時50分、支援者が警戒の笛をならすなか、警備員、土木課の職員が続々と登場、公園内から支援者やメディア関係者を締め出した。


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  • 2012/11/20
  • 執筆者: Yamaoka (11:30 pm)

ホームレス当事者と支援者が緊急記者会見ーー二度目の行政代執行が目前に迫る、東京都江東区・竪川河川敷公園

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 「よってたかって、行政が弱い者いじめ。これでいいのでしょうか」「自分の家を壊されたら、どんな気持ちがしますか。私たちにとってテントは、ただのモノじゃないんです。一人でも生きていく知恵そのものです」。「両手両足をつかまれ、叩き出された。行政代執行は、二度と繰り返さないでほしい」――そう語るのは、来週にも竪川河川敷公園(東京都江東区)からの強制排除が迫られている、2名のホームレス当事者(冒頭写真)だ。
 11月20日午後4時、参議院議員会館の会議室で、「竪川河川敷公園での野宿者排除と襲撃問題を考える記者会見」が開かれた。主催したのは、「山谷労働者福祉会館」などの支援者及び当事者だ。
 この問題、本紙では今年2月の1回目の行政代執行(高齢のホームレス1名の追い出し)について取り上げたことがある。ホームレス側や江東区への取材もおこなってきた。また、この行政代執行に抗議した活動家・園良太氏の裁判も追って来た
 事の発端は、竪川河川敷公園の改修工事に伴い、江東区が、公園内に居住するホームレスの撤収を求めたこと。ところが、支援者によれば「話し合いで解決する」と交渉で約束したのに、区側はそれを一方的に打ち切り、2月に行政代執行をおこなった。
 その後、ホームレス数人は公園内で改修工事が完了した部分に場所を移し、住み続けてきた。それに対し区側は「不法占拠者が工事を妨害している」として一帯を閉鎖。利用者が公園内を通行できないという異常事態が続いている。

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  • 2012/07/31
  • 執筆者: Yamaoka (8:03 pm)

7月30日、東京都渋谷区「美竹公園」でホームレス追い出しの行政代執行

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 本紙がフォローし続けていたこの件、昨7月30日(月)、東京は渋谷駅から歩いて5分ほどの「美竹公園」で、ついにホームレス追い出しの行政代執行が行われた。
 去る6月11日以来、「整備工事」を名目に公園は厳重に封鎖されて来た。これに対し当事者や「のじれん」など支援団体は渋谷区との話し合いを求め、連日のように区役所を訪問。しかし区側は一切の話し合いを拒否。「有無を言わさない強制排除」(7月17日、「ホームレス問題」院内集会での福島瑞穂参院議員の発言)という姿勢を続けた。
 そして7月24日には、区役所の掲示板に代執行令書が告示され、昨30日、その通り代執行が行われたということだ。
 公園入り口にはガードマン、区職員10数人が警戒のため立哨。公園脇の車道には警視庁機動隊が待機。さらに車道を挟んだ向かい側に警視庁公安部刑事約50名もがたむろ。さらに護送車まで用意される物々しさだった。

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  • 2012/07/11
  • 執筆者: Yamaoka (5:07 pm)

「渋谷区は、寝場所とめしづくりの場所を奪うな!」――ホームレス当該と支援団体が区役所に抗議活動

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 江東区・竪川河川敷公園に続き、渋谷区でも6月11日、野宿者一斉排除の動きがあったことは本紙既報の通り。
 現在、美竹公園はフェンスで封鎖されたままの状態で、出入りは厳しく制限されている。これまで公園では毎週、支援団体「のじれん」(渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合)が炊き出しを行なってきたが、それもできない状態だ(左写真)。また区役所地下駐車場は、眠る場所のないホームレスが夜間のみ寝泊りしてきたが、ここも封鎖されたままだ(右写真)。
 一方、支援団体が集めている「抗議声明」には655名の個人と56団体の賛同が集まっている(7月9日現在)。なかにはタイ、カンボジア、ドイツ、スペインなど諸外国の貧困層支援団体からも賛同が寄せられており、抗議の声が国際的に拡大していることがわかる。
 しかし、渋谷区は公園内に居住しているホームレスのテント10数張りに対し「除却命令」を出しており、あくまで公園から追い出す姿勢を変えてはいない。
 こうしたなか、本日7月11日正午、同公園に居住するホームレスや「のじれん」など支援者たちは渋谷区役所に結集。職員の出入りも多い昼休みに、ビラまき、マイクによる宣伝活動をおこなった。
「人の命がかかった問題なのに、話し合いもせず、一方的に追い出す渋谷区の態度には怒りを禁じえない」「地下駐車場で寝泊りしていた野宿者は、いつも区に感謝し、ルールを守ってきた」「民間支援団体と連携する気がないのか」等、支援者が区と通行人に訴えかけた。


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  • 2012/06/27
  • 執筆者: Yamaoka (1:10 pm)

<ミニ情報>著名な若手活動家・園良太氏がようやく保釈に

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 いささか前のことになるが、去る6月14日、「反原発」若手著名活動家で、江東区による竪川公園からの野宿者追い出しに抗議して逮捕されていた園良太氏が保釈された(冒頭写真は本人。2.9 竪川弾圧救援会より)
 救援会ブログによれば、保釈金は200万円。保釈条件は「江東区役所職員(元職員も含む)に対し、一切の接触をしないこと。江東区役所に立ち入らないこと。江東区竪川河川敷公園に立ち入らないこと」等とのことだ。
 保釈後、園氏は支援者に寄せて、「外に慣れるためにまだゆっくりしていますが、外も獄中も数多くの問題があるので、みんなで変えていきましょう!」と活動への意気込みを見せている。


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  • 2012/06/21
  • 執筆者: Yamaoka (1:20 pm)

今度は渋谷区でホームレス一斉排除の動き

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 去る6月11日早朝、渋谷駅東口から歩いてすぐの美竹公園が区職員、ガードマンによって突然、封鎖されるということがあった(写真は同公園入り口)。
 名目上は「災害時の一時集合場所」をつくるための整備工事(左写真)とのことだが、同公園には約10人のホームレスがテントを張って生活している。また、支援団体「渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合」(のじれん)が週一回、公園内で炊き出しも行なってきた。
 しかも同日、渋谷区役所の地下駐車場や、区役所前トイレも封鎖されたのだが、地下駐車場は夜露をしのぐためにホームレス数十人が避難所として利用していた。こちらも改修を名目にしているわけだが、何の予告なく、ホームレスが生活する3箇所の公共空間が同時に封鎖されたとあれば、ホームレスの一斉排除が目的と考えるのが自然だろう。
 渋谷区は1週間をめどに退去を求めるとしているが、美竹公園内には今日もテントが張られ、ホームレスが起居している(写真)。


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  • 2012/06/12
  • 執筆者: Yamaoka (1:10 pm)

「反原発」若手著名活動家・園良太氏の第三回公判――「ホームレス追い出しの張本人」荒木課長が証言

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 東京都江東区・竪川公園でのホームレス追い出しに抗議した園良太氏(左写真の黄色マーカー円人物。東電本社前で。昨年3月23日)が逮捕・起訴された件で、昨日6月12日午後、東京地裁で第3回公判があった。威力業務妨害容疑だ(第1回公判の模様はこちら)。
 今回は検察側証人として、江東区道路課の課長と「水辺と緑の課」課長(いずれも当時)の2名が出廷した。後者の課長は本紙が過去、電話取材をした荒木猛男氏(左写真)で、ホームレスを強制排除(行政代執行)した責任者。それだけに公判への注目度は高く、38人収容の法廷に100人を超える人々が傍聴を求めて列をなした。
 第1回公判もそうだったが、法廷の手前では廷吏がずらりと並び、法廷への荷物の持ち込みは禁止され、金属探知機でボディーチェックを受けるという物々しさだった。地裁入り口で、全員が荷物検査とボディーチェックをすでに受けているにも関わらず、である。反社会勢力がからむ裁判でも、ここまで警備体制が厳重であることはまず、ない。
 さて公判だが、まず道路課の課長が証言。「10人ほどが水辺と緑の課のカウンターに来て、被告ら2名が『荒木を出せ』と大声で叫び、騒然としていた。これでは通常の業務が行なえないと判断し、退去命令を出したが従わないので、被告人を実力で押し出すことにした」と事件当時の様子を語り、「区民に迷惑をかけたことを反省してほしい。裁判長は厳正な処罰を」と結んだ。これに対し弁護人は、「被告人らは荒木課長と面会を約束していた。課長を呼ぶとか、打ち合わせをして事態の沈静化をはかれなかったか」と問いかけると、「そういう雰囲気ではなかった」「面会の強要に応じることは通常、ない」等と返答。
 休憩をはさみ、「水辺と緑の課」の荒木氏が入廷した。荒木氏は、まず検察側の尋問に答え、「8日、強制代執行を終えた夜、支援者に翌日の話し合いをキャンセルすると電話したが、留守電だった」「キャンセルした理由は体調不良と、現場に行けばつるし上げになると想像したから」と話し合いに応じなかった理由を淡々と語った。


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  • 2012/02/03
  • 執筆者: Yamaoka (1:20 pm)

区の言い分は――東京都江東区の公園でホームレス強制排除

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 東京都江東区にある竪川河川敷公園――いま、同公園内にテントを張って居住している路上生活者が、「公園の改修工事」を理由に区から撤収を迫られている
 路上生活者とそれを支援する山谷労働者福祉会館活動委員会などは、江東区の担当部署である「土木部・水辺と緑の課」と交渉を続けてきたが、区側は1月20日、立ち退かなければテントを撤去する代執行をする旨の戒告書を配布。27日には、路上生活者が住むテントを囲む形で、公園の一部封鎖に踏み切った。
 これに対し「話し合いもなく一方的だ」と路上生活者と支援の側は不満を強め、27日の区側の“実力行使”の一部始終を撮影しユーチューブにアップ。2月1日には、江東区役所へのデモをおこなった。以下、その模様を報告する。
 午前11時より、江東区役所に程近い東陽町公園で開かれた集会には、当事者と支援者約100人が結集。主催者は「1月27日、区役所職員はガードマン、作業員を引き連れて、殴る蹴るの暴行を働きながら無理やりフェンスを設置した。フェンス内に閉じ込められた野宿の仲間は、(空き缶回収などで利用する)リヤカーが出入りできず、生活の術が奪われている」。他方、当事者である野宿者たちは「私は周辺住民の皆さんの思いやりを忘れない」「区とは話し合いを続けたい」などと話した。
 江東区に居住しているある女性も発言に立ち、「私の近所でこんなひどい野宿者追い出しが起きているのを黙ってみていられない」「テントは命そのもの。区役所の職員は人として向き合っているのか!?」と、公園内でこちらを監視している職員に対し、憤りをあらわにした。
 集会後のデモは、江東区役所を一回りする形でおこなわれ、参加者は「竪川を守ろう、命を守ろう!」「追い出し反対!」等と叫び続けた。
 この件につき、江東区土木部・水辺と緑の課に電話取材したところ、荒木猛男課長が応対した。

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  • 2010/10/20
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

「資源ゴミ持ち去り禁止条例」で“ホームレス追い出し”ねらう東京都墨田区

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 2012年春の開業をめざして建設中のスカイツリーが注目を集めているが、そのお膝元の東京都墨田区界隈で、去る10月3日、大量の空き缶を台車やリヤカーに積んだデモ行進が沿道の注目を集めた。先頭の横断幕には、「アルミ缶、新聞集めは仲間の仕事」「スカイツリー再開発で貧乏人の仕事を奪うな」とある。
 墨田区ではこの10月1日から、改正「廃棄物の減量及び処理に関する条例」(通称、資源持ち去り禁止条例)を施行した。空き缶や新聞などの資源を特定業者以外の者が持ち去ることを禁止。違反した者を警察に告発し、20万円以下の罰金を課す。このことに、資源回収で生計を得ている野宿者が危機感を持っておこなったのが冒頭のデモ行進だ。
 同日、言問橋近くの公園で行われた集会では、アルミ缶や古紙回収で生計を立ててきた当事者が発言した。「区役所の職員から写真を撮られ、尋問されたりしたことは人権侵害だ。生きるための缶集めを止めるわけにはいかない。あくまで抵抗する」。
 なぜ今、資源持ち去りにあえて罰則を設けるのか。本紙は墨田区リサイクル清掃課に電話取材した。


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  • 2010/09/15
  • 執筆者: Yamaoka (9:50 am)

渋谷区が宮下公園の野宿者を強制排除――一方的な「ナイキパーク」化に抗議の声が殺到

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 今日(9月15日)早朝、渋谷駅にほど近い宮下公園に居住していた野宿者数名が渋谷区職員やガードマンによって強制的に排除された。そのうち1人が排除される過程で腕を負傷した。渋谷区側は、「公園内の剪定・ゴミ出しのため」としているが、今回の排除の狙いが宮下公園の「ナイキパーク化」にあることは明らかだろう。
 この問題については過去に本紙もとりあげたことがあるので経緯についてはそちらをご覧頂きたいが、要は渋谷区が宮下公園の命名権を、世界的スポーツ用品企業で、ニューヨーク証券所に上場している「ナイキ」(本社・米オレゴン州)の日本法人「ナイキ・ジャパン」(東京都品川区)に売却(年間1700万円で10年契約)する代わりに、ナイキ側の予算で、スケートボード場やロッククライミング施設の設置を含んだ公園の改修も行われるというもの。
 これに対し、公園内に居住する野宿者はむろん、有志で「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」は、「公園は一企業の私物ではない」「公園整備を名目に野宿者を追い出すことが狙い」等と反発してきた(下記にビラを転載)。
 渋谷区側は、これまで何度も「強制排除はしない」と明言してきたという。「それにもかかわらず、今回、事前の話し合いもないまま、抜き打ちの撤去作業をしてきたのです。人が少ない早朝を選んで。排除に抵抗した人は、腕にけがを負いながら、20人くらいの職員らに抱えられて公園の外に追い出されました。これを強制排除と呼ばず、何をそう呼ぶのか」(「守る会」小川てつおさん)。
 2重フェンスで完全に封鎖され、渋谷区の職員とガードマンが公園のすべての入り口を厳重に監視するなか、午後、「守る会」ら50人ほどが宮下公園前に結集。渋谷区土木部公園課の責任者との交渉を要求した。

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  • 2009/11/20
  • 執筆者: Yamaoka (3:30 pm)

「公園は広告じゃない!」ーー東京都渋谷・宮下公園の“ナイキ・パーク”化に抗議のパフォーマンス

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
  11月20日、お昼休みを前後して、東京・品川区にある「シーフォートスクエアセンタービル」の入り口付近に、突如、ダンボールハウスが出現した。寝袋にくるまって横たわる人々、ピクニック仕立ての若者も登場。かれらは、たちまち警備員や警察官に取り囲まれた。
 このパフォーマンスは、「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」がおこなったもの。同ビル内に、世界的なスポーツ用品メーカーであるナイキ (Nike) の日本支社「株式会社ナイキジャパン」が入居しているため、直接抗議の意思を表すためにおこなわれた。
 宮下公園は広さ約1万?の公園で、渋谷駅近くに位置している。今年6月、渋谷区はこの宮下公園の命名権をナイキジャパンに売却した(年間1700万円で10年契約の見込み)。また、ナイキ側の予算で、スケートボード場やロッククライミング施設の設置を含んだ、公園の改修も行われるという。
 これに対し、「公園は一企業の私物ではない」「公園整備を名目に野宿者を追い出すのではないか」等と反発しているのが「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」。この日、70人ほどがビル前に集まり、パフォーマンスのほかビラまきと演説をおこなった。

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  • 2007/11/03
  • 執筆者: Yamaoka (6:54 pm)

<紹介>写真展「路上の賢人」(高塚陽一)

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 路上で生活するホームレスの人達を撮影した等身大のカラー作品(高さ2M、幅60?)約40点が、会場を埋め尽くすように展示されている。
 高塚氏は神奈川県相模市内のキリスト教の牧師。約3年前から、東京都内、横浜、広島のホームレスを撮り続けて来た。
「私たちに想像もつかない苦労の中にありながら、それでも力強く生き抜いている人々に、写真を通じて触れてもらいたい」(高塚氏)とのこと。
○11月13(火)?19日(月)
○「新宿ニコンサロン」(新宿エルタワー28F)

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  • 2007/08/04
  • 執筆者: Yamaoka (2:37 am)

「ホームレス自立支援法」から5年――ホームレスは減ったのか?

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 本紙でもホームレス問題については、行政の対応を問う角度から、これまで何度か取り上げている
 その行政側が導入した「ホームレス自立支援法」(ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法)は、成立してから今年で5年目を迎える。成果はどうなのか?
 7月27日、東京・新宿区の角筈区民ホールで、「ホームレスは減ったのか?『貧困』と『排除』にNO!7・27集会」(主催は同集会実行委員会)が開かれ、約180人が参加した。そこで、現場側の声を聞いてみた。
 
●ホームレスとネットカフェ難民は違う?

 まずはじめに、静岡大学教授(憲法学)の笹沼弘志氏(写真)より「ホームレス・カウントされない命と社会的排除」と題した基調講演があった。
 笹沼氏は、「自立支援法でホームレスは減った、次はネットカフェ難民だ、と厚生労働省は言うが、本当にそうなのか?」と問題提起。確かにホームレスが減ったように見えるが、減ったのは定住型のテント生活者だけで、移動型のホームレスは減っていないとのことだ。
 しかも、「減った」といっても、大阪の長居公園に見られる強制排除や、様々な施設への収容などによって減ったように見えるだけ。ホームレスの「自立」が進んでいるとは、とても言えないのが現状のようだ。
「ネットカフェ難民とホームレスを分けて考えることもおかしい」と,笹沼氏は言う。
厚生労働省は「ネットカフェ難民」を「住居喪失労働者」と言い換えて、ホームレスとは区別しようとしている。だが、そもそも安定した住居がない人をホームレスというはず。実際、「ネットカフェ難民」もまったく所持金がない場合は野宿しており、両者の境界線はますます曖昧になっているという。
「ホームレス問題の背景には、日本にまともな住宅政策がないことがある。たとえば生活困窮者に都営住宅を供給するといった政策を、国土交通省は考えようともしない。また、『雇用融解』とも言われる雇用の流動化、労働法制の改悪で、安定した仕事に就くのが難しくなって来た。だから現状を考えると、ホームレスが減ったというより、むしろホームレスに成り得る人々も拡大している、と言えるのではないか」(笹沼氏)

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  • 2006/04/10
  • 執筆者: Yamaoka (4:20 am)

生存権より公園管理を優先する東京都墨田区土木管理課

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
●今後も実質、追い出しを続けると回答

  本紙既報のように、予定通り、本日午後1時過ぎ、ホームレスや支援者は、東京都墨田区の土木管理課(本庁舎10階)を訪ねた。その数、約100名だった。
 課長は所在不明ということで、部下が対応したのだが、余りにお粗末というしかない。
 ホームレスは他に行くところがないから隅田公園にいるのに、「生存権と公園法(公園内では基本的に住んではいけないことになっている)とどっちが優先するのか」と問いかけても、「どこでも寝ていいとは言えません」といい、「では、死んでもいいのか」というと、「それ以上は言えません」、「それは保護課の役割だから、言えません」など無責任な態度に終始。挙げ句、「もう30分経ちましたから帰って下さい」である。

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  • 2006/04/07
  • 執筆者: Yamaoka (10:30 am)

「桜祭り」を名目に、ホームレスの永久追放を画策する墨田区・土木管理課

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
●交渉に一切応じない行政側

 例年3月下旬から4月中旬まで、東京は隅田川一帯は「桜祭り」、「早慶レガッタ」が開催され、現在もホームレスが生活している桜橋デッキもこれらイベント会場となり、地元町会の茶屋などが軒を連ねる。
 もっとも、ホームレスの仲間たちも、イベントを中止しろといっているのではなく、その約1カ月間、寝場所が無くなるので、代わりの場所について話し合いをしたいと、管轄の墨田区土木管理課に2月27日以来、度々申し入れをして来た。
 ところが、土木管理課は3月3日に「話し合いには応じない」と回答。そこで、同月6日に土木管理課を訪ねると、話し会いを拒否、ガードマンを呼んで排除しようとまでした。
 しかたなく、ホームレスたちは3月14日、自主的に桜橋から上流の高速道路下、桜橋下流の隅田川テラスなど数カ所に移動した。
 すると土木管理課は15、16日と、高速道路下の新規テントを撤去しろと警告。一方、隅田川テラス管轄の東京都・第5建設事務所も16日、警察まで介入させ、排除しようとした。

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  • 2005/09/08
  • 執筆者: Yamaoka (4:10 am)

<案内>ホームレスのための「歯磨きプロジェクト」が指導開始

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題
 過去、こんな記事配信するなど、本紙も関心を持っているホームレス問題。
 この度、支援者の手により、買ってもらった歯ブラシの購入費で、ホームレスの人に歯ブラシを買って配る活動が開始したという(歯ブラシ2本セット:500円)。
? 歯ブラシ購入(その費用で、ホームレスの方々へあなたの気持ちと歯ブラシを届けます)
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  • 2005/01/22
  • 執筆者: Yamaoka (12:20 pm)

ホームレス襲撃事件頻発を生む、行政の問題点

カテゴリ: 雇用 : ホームレス問題

●自立支援法(11条)を根拠に、公園から追い出しを図る行政

 いまや全国にいるホームレスの数は、3万人を軽く超えているとみられる。
 東京都内でも、少なくとも7?8000名が生活しているとみられる。その多くの者が都内の多くの公園で生活していたが、最近、追い出し、そこまでいかなくても新規ホームレス排除の動きが活発になっている。
 その大きな“引き金”になっているのが02年8月に成立・施行された「ホームレスの自立支援等に関する特別処置法」(自立支援法)。これに基づき、東京都と23区は04年4月より5年間をめどに、全国に先駆けて緊急一時保護センターや自立支援センターを設置・活用した「自立支援システム」を実地するとしている。
 もちろん、本紙・山岡もその実施自体を否定するわけではない。
 しかし、ホームレスのなかには高齢者、病人が多い上、職歴・学歴の問題や矛盾などもあって、意欲はあっても、実際に自立出来る者はわずか。2割程度とも見られている。そして、本来、自立できない者を救済することを目的としている生活保護法も予算枠の問題、また、どんなに落ちぶれても生活保護は受けたくないという当人の気持ちの問題などもあってとても十分に機能していないのが実態だ。
それにも拘わらず、自立支援法には、「(公園その他公共の用に供する施設の)適正な利用が妨げられるときは(中略)当該施設の適正な利用を確保するために必要な処置をとるものとする」(11条)との一文が入っているのだ。
 極論をいえば、この法律は、一般国民のホームレスは「怠け者」、「臭い!」との差別意識の下、「自立できるように援助してやっているのだから、公園から出ていけ。後は、野垂れ死にしようがどうなろうか知ったことではない。自己責任の問題だ」といっているのだ。
 そして実際、左上写真の「申入書」に書かれているように、台東区などで有無をいわさぬ公園からの追い出しが始まっている。

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