- 2020/02/22
- 執筆者: Yamaoka (10:28 pm)
“大物”FP(出資法違反)逮捕で慌てふためく保険会社と代理店
すると、自分も投資を持ち掛けられ現金を預けたが元本さえ戻ってこない(*元本保証していたのに)と被害を訴える情報がたくさん入って来たので追加報道する。
冒頭に掲げたのは、その柏木容疑者の顔写真が帯に印刷された、プロ100人が厳選したという保険ランキングのムック本。
柏木容疑者もその厳選した1人として、登場している。
だが、それだけの関係で、出版社が柏木容疑者の顔写真を出し、「●お問合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ」なという文句を記した帯を付けて発売するはずもあるまい。取材を受けたことをこれ幸いに、自分で帯を付け営業用に利用したのだろう。帯にある「監修委員」なるものは意味不明。
だが、この写真は、これですっかり信用したところ、やはり投資被害に会ったという方から入手したものだ。
なお、このムック本で柏木容疑者が紹介していたのは「アクサ生命」の変額保険(以下にそのページ転載)。柏木容疑者は同保険を多く売り上げたとして2016、17年とアクサ生命から表彰され、これがまた信用付けになっていた。
この黄色マーカー部分の「具体的には、海外鉱山投資(*本紙既報のタイ鉱山投資のこと)、海外投信や不動産購入、民泊事業投資(*今回逮捕の投資内容と同じ)、未公開株購入、仮想通貨購入などが挙げられ、保険加入後に、より高利回り・高配当の投資話として勧誘され、苦情に至るケースが見受けられます」などと記されている問題の保険募集人が柏木容疑者を指すことは明らかだ。
被害者の話を総合すると、柏木容疑者は「アリコ」(当時)を皮切りに、保険代理店の「あんしんFP(現・FPパートナー)」→「フィックス.ジャパン」→「HORIZON」と渡り歩いているといわれており、アクサ生命の変額保険を売りまくっていた16、17年ごろはフィックス.ジャパンに所属。日本橋支店長まで務めているが、現在、同支店は廃止されている。
この他、柏木容疑者が多く売り、結果、投資被害者が加入している保険会社としては、
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- 2008/10/26
- 執筆者: Yamaoka (9:20 am)
本紙既報の明治安田生命の不払い訴訟、原告側敗訴、控訴
これに対し、原告は「到底受け入れられない」として控訴した。
本紙がこの裁判に注目したのは、個人であれ、企業であれ、不払いを巡ってトラブルになった場合、生保側の不払い(支払い漏れ)の姿勢が今日、これだけ表面化しているにも拘わらず、訴訟で保険加入者の主張が認められるのは、本紙で大きく報じたソニー生命の件など未だごくごく稀ななか、本訴訟では、加入者側(原告側)には明治安田生命の主張(不利な保険解約をして、再契約したのは、「まとまったお金」=解約返戻金を加入者が欲したから。解約しなければ、保険金は下りていた)を覆すに足ると思われる物証(担当生保レディーとのこの間の経緯に関して問い質す会話を録音したテープ)があったからだ。
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- 2008/10/04
- 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)
<記事紹介>「『医師の診断不要』『誰でも入れる』高齢者向け医療保険の落とし穴」(本紙・山岡。『ベルダ』08年10月号)
この「医療保険」を売りまくっているのはほとんど外資系生保。
ところが、広告収入に加え、この分野への外資の進出(96年4月)を許可したわが国政府に気兼ねしてか、大手マスコミはほとんどこの問題を取り上げて来なかった。
そして、こうしたなかでわが国で成功した1社が、サブプライム問題で米AGIが売却方針の「アリコジャパン」なのだ(上左記事=「日経」本日朝刊。右=そのCM)。
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- 2008/08/18
- 執筆者: Yamaoka (9:36 pm)
VS明治安田生命の注目の「不払い訴訟」、判決は8月29日
8月29日(金)午後1時10分。法廷は東京地裁609号。
焦点は、何度も繰り返すように、裁判長は原告の提出した録音テープなどの証拠から、明治安田生命の生保レディーが、原告はただ月々に支払う保険料を下げて欲しかったにも拘わらず、「減額できない」と虚偽の事実を告げて新規契約させたと見るか、それとも、この原告側主張は生命保険金をもらうために虚偽の主張をしており、わざわざ入り直したのは解約払戻金が欲しかったためと見るのか。
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- 2008/08/03
- 執筆者: Yamaoka (10:46 pm)
VS明治安田生命の「不払い訴訟」、注目の生保レディー尋問「回答」内容
原告は、生保3位の被告「明治安田生命」(松尾憲治社長。生保協会長も=下写真。東京都千代田区)に加入していたところ、原告前社長は01年4月に死去した。ところが、痛風治療の告知をしていなかったとして被告に不払い(約4900万円)とされた。
だが、原告前社長が痛風治療を受け出したのは保険加入(95年2月)より後の96年12月。本来、問題ないはずだ。
ただし、生保レディーは単純な減額はできないと説明。そこで、これまでの契約は解約され、新規に入り直していた。その時期は、痛風治療開始より後の99年11月。そのため、「告知義務違反」を理由に不払いとされたのだ。
だが、被告も認めるように単純な減額はできた。では、なぜわざわざ入り直したのか。
被告は「原告は解約返戻金(41万円)が欲しかった」旨の主張。これに対し、原告は「単純減額できないと虚偽説明された。出来るとわかっていたら、(解約返戻金はない)単純減額していた」旨の主張。本来なら、言った、言わないの堂々巡りとなる。
だが、本件では、提訴前、原告が担当生保レディーを呼び、これまでの経緯を確認していた(録音テープや、言った、言わないの項目別に○を付けさせた「確認書」も存在)。
それを聞く限り、確かに生保レディーは単純減額できない旨の発言をしている。
本来、その真偽を巡り、その生保レディーが証人出廷するところ、体を壊しているということで書面による尋問となった。
では、いったい、どんな主張をして来たのか。本紙はそのコピーを入手した(以下に一部転載)。
(冒頭写真=「日経」08年8月2日記事)
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- 2008/06/12
- 執筆者: Yamaoka (1:41 pm)
注目されるVS明治安田生命の「不払い訴訟」、明日、結審予定
以前の記事も是非、ご覧いただきたいが、簡単にいえば、明治安田生命は「告知義務違反」を理由に不払いとした。
原告社長(当時。01年4月病死)は痛風で、死因の心筋梗塞と因果関係にある病気であるにも拘わらず、保険加入時の健康診断で過去にその治療を行っていたことを告知してなかったからだ。
これだけ見れば不払いは当然だが、実は原告側は1995年2月に保険加入。痛風治療を受けたのはその後だから、それだけなら保険金はもらえた。だが、途中で毎月の保険料支払い(約4万5000円)が厳しくなり、減額を要求。その結果、まったく別の約3万2000円で済む保険に入り直していた。痛風治療を受けたのはその再加入(99年11月)よりは前だったことから、明治安田生命は告知義務違反だと主張している。
だが、考えて見て欲しい。
いくら支払いが苦しいとはいえ、たかが月1万円ほど減額させるために、それまでに約4年半も支払いって来た保険料をほとんど無駄にし、しかもその間の加齢で保険料が高くなった別の保険に入り直すものか? しかも、実は単純に減額する(その場合、もちろんもらえる生命保険金額は減るが)ことは出来たのだ。
この訴訟、原告側が本当に主張したいのは痛風の告知がどうこうではなく、明治安田生命側に何らかのメリットがあり、錯誤ないし欺いてわざわざ原告には損で無駄な新規契約を結ばせたのではないという点なのだ。
これに対し、明治生命側は資金繰りに窮していた原告側は保険解約に伴う「解約返戻金」が欲しかったからだと主張している。もっとも、その額はわずか41万円。それに対し、原告側は解約返戻金が欲しいなどといったことはないと主張している。
通常、こうした場合、言った、言わないで堂々巡りになる。だが、この訴訟では原告側には重要な“証拠”があった。
社長(当時)が死去し、保険金が下りないと告げられた後のことではあるが、原告は担当の生保レディーと再契約時の状況を確認する話し合いを持ち、その録音テープが存在する。それを聞くと、明治安田生命の主張とかなり異なっているようなのだ。
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- 2008/02/05
- 執筆者: Yamaoka (2:49 pm)
明治安田生命の注目される「不払い訴訟」
調査報告によれば、同社の過去5年間(06年3月まで)の不払い額は約115億円にも上るという。
その明治安田生命を相手取った、注目すべき「不払い訴訟」(生命保険金等請求事件)が現在、東京地裁で審議されている(写真=訴状表紙)。
原告は建設関係の中小企業と代表者。
原告は当時の代表者を被保険者とした生命保険契約を1995年2月に明治安田生命との間で結び、6年以上、毎月保険料を払って来た。
そうしたところ、前代表者は2001年4月、心筋梗塞により横浜市戸塚区内の病院で死亡した。
そこで原告は保険金を請求したところ、「告知義務違反」を理由に契約の解除を通告されると共に、保険金の支払いを拒否されたという。
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- 2006/06/15
- 執筆者: Yamaoka (8:40 pm)
ソニー生命営業マン、今度は架空ファンド詐欺か
その後、この件での民事訴訟に対し、東京地裁は顧客側勝訴の判決を下している。 この取材を通じて感じたのは、ソニー生命は、「ソニー」という有力ブランドを使って商売しているにも拘わらず、社長以下多くの幹部は親会社・ソニーからの天下りで、ソニーブランド力に胡坐をかき、事務職の自分たちは高額報酬を取り、その一方で、営業マンに対しては徹底したノルマ主義を導入し、他の生保営業マンに比べても悲惨な待遇に置かれている実態だった。
そのため、まともな営業では実績を挙げられず、顧客とのトラブルは他社に比べて件数、悪質なケースとも多いと思われるが、それを裏づける疑惑がまた持ち上がっている。
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- 2006/02/06
- 執筆者: Yamaoka (4:40 pm)
「安晋会」会長は杉山氏とは別人だった
本紙は、耐震偽造事件の相談で、ヒューザーの小嶋進社長が安倍晋三官房長官秘書を紹介してくれたと証言する「安晋会」会長とは、“代表”の間違いで、 「ゴールネット」なる会社の杉山敏隆会長ではないかと推測し、この間、問題提起して来た。 ところが、熱心に取材している某全国紙記者の方から、“会長”は別に存在し、それは世界最大級の金融・保険企業であるAIGグループの日本トップである吉村文吾会長であるようだとの情報が寄せられた。
そこで別媒体で本紙・山岡が取材してみると、代理で対応してくれた広報部長は、小嶋社長を紹介したかどうかに関してはノーコメントとのことだったが、「安晋会」会長であることについては認めた。そして、そうなると、なるほどとも思ってしまう。
本紙は先に、アパグループの社長夫婦が主宰する「ワインの会」で、安倍氏と杉山「安晋会」代表が一緒に映っている写真を紹介したが、実はそのなかに吉村AIG会長も仲良く納まっていたのだ。
杉山「安晋会」代表が会長を務める「ゴールネット」のホームページを開くと、業務提携先としてAIGグループ(AIU保険会社、アリコジャパン)、また主要取引先にAIU保険があるのも、「安晋会」の会長と代表の関係と思えば、納得行くというものだ。
なお、アパグループ代表夫婦主宰のワインの会に安倍氏が出席しているのは、アパ代表が安倍氏の所属する自民党派閥・森派の森喜朗元首相と同じ石川県出身ということで懇意で、その繋がりから来ていること。アパ代表が特別に安倍氏と親しいわけではないようだ。
そして、安倍氏の秘書に小嶋社長を繋いだのが世界的企業・AIG会長となれば、安倍氏は否定しているが、国土交通省への働きかけはなおさらあり得ると思ってしまうのは本紙だけだろうか。
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- 2005/12/29
- 執筆者: Yamaoka (10:40 am)
ソニー生命、架空契約で最高位営業マンを懲戒解雇
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- 2005/06/27
- 執筆者: Yamaoka (10:40 am)
金融庁がソニー生命営業マン40名近くを違法な営業の疑いで事情聴取
本紙は過去、ソニー生命の違法な営業について何度も報じている。
今年3月16日の「ソニー生命による悪質勧誘、判決確定す」、同4月2日の「「顧客との勧誘トラブル連続敗訴を恐れ、密かに和解していたソニー生命」等がそうだが、加えて、金融庁から40名近い営業マンについて、同じく違法な営業をしていた疑いで事情聴取されていることが判明した。
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- 2005/04/02
- 執筆者: Yamaoka (10:40 am)
顧客との勧誘トラブル連続敗訴を恐れ、密かに和解していたソニー生命
先日、情報を得て、東京地裁記録閲覧室に出向いたところ、その情報通り、「和解調書」は存在した。
和解調書はこの3月22日、東京高裁の和解室で作成されており、和解条項の一つとして、「当事者双方は、本件和解の経緯及びその内容を、みだりに第三者に公表しない」と記されていた。
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- 2005/02/27
- 執筆者: Yamaoka (10:40 am)
稲垣実男元大臣も逮捕された詐欺事件の舞台となった企業関係者が、死亡保険金目当ての高齢者向け融資事業を画策中
昨年、元北海道・沖縄開発庁長官まで務めた稲垣実男が、山口組系後藤組幹部等と共に、出資法違反容疑で逮捕されたのはご存じの通り。キャピタルインベストジャパンなる会社を立ち上げ、有料老人ホームを始めとする事業への出資金を、高利子・元本保証を謳うなどして集め、騙し取っていた。
何とも呆れた犯罪だが、このキャピタル社の監査役に就いていた人物が、こちらは「死亡保険金」目当てに、高齢者向け融資事業を始めるべく動いていることが明らかになった。
最近、有料老人ホームに入居するお年寄りが増えているが、その際、ネックになるのが数百万円はする「入会一時金」の準備。そこに目を付け、「死亡保険」を担保に融資するというもの。
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- 2005/02/03
- 執筆者: Yamaoka (5:00 pm)
ソニー生命への金融庁検査、検査官も「ひどすぎる!」と驚きの声
本紙は05年1月9日、「ソニー生命に対し、金融庁が特別検査」なる記事を発信した。
1月19日より、実施されるという内容だが、その通り、いま検査は着々と行われている。
そこで、その現状について、報告する。
九州(吉居支社長)、四国(横井支社長)、大阪(支社・代理店)の順で入検している。
前回の検査でも入検している支社に入り、前回の指摘事項から改善されているか、そのチェックをまず重点的に行っているという。
また、支社長室からすべての備品、書類などを提出させ、しらみつぶしに検査をしているとのこと。
検査官の一人は、「管理制度がなっていない、おばちゃん生保以下だ」と絶句しているとの情報も入って来ている。
しかし、関係者によれば、同社のずさんな管理は、何も今に始まったことではないという。
毎年、毎年、驚くような数の使い込み事件が発生しているんだそうだ。
そして、最大の疑惑のターゲットである本社への本格的検査は、いよいよ来週あたりから始まるそうだ。
そこで本紙が指摘するような不動産疑惑、闇社会との関係がどこまで出てくるのか、注目される。
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- 2004/12/29
- 執筆者: Yamaoka (10:20 am)
ソニー生命、支社長会議でS社員の処分決定
つい先日、開催されたソニー生命の支社長会議(全国の支社長が集まり、川島章由社長から役員までが一同に介する会議)において、今回の訴訟の件が議題に上り、最終的なS社員の処分方針が決定したことががわかった。
関係者によれば、敗訴(控訴棄却)が確定するなど、一区切りがついた時点で、S社員を「懲戒解雇」にするとのことだ。
しかも、確定した賠償金の支払い、さらに、この間にかかった裁判費用を請求する方針も、併せて確認されたそうだ。
要するに、今回のトラブルは、会社の全くあずかり知らないところで、一外務員のS社員の犯した“個人犯罪”ということで、幕引きを図ろうということのようである。
敗訴が確定すれば、保険業法違反ということで、金融庁にも報告しなければならず、もはや“もみ消し”は不可能という判断も働いてのことと思われる。
●S社員側が、ソニー生命を相手取り訴訟提起の可能性も
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- 2004/12/27
- 執筆者: Yamaoka (4:00 pm)
ソニー生命の逆転敗訴に関する解説記事、本日発売
本紙は、ソニー生命が顧客との訴訟で逆転敗訴した(ただし、ソニー生命側は上告中)訴訟について、過去、3度報じて来た(「ソニー生命、逆転敗訴の問題社員を判決確定待たず、トカゲの尻尾切り?」04年12月19日、「ソニー生命、保険を売りつけた顧客との民事訴訟で2度目の高裁逆転敗訴の可能性も」同月17日、「ソニー生命、本業の生保勧誘でも大失点」同月6日)。
それは、わが国では「(有期払込)終身保険」という一般的な保険に加入する際のトラブルで、保険会社側が負けた事例はこれまでにただの一度もなかったと思われるからだ。
●勝訴間違いなしと思っていたソニー生命
これに付随して、また新情報が入って来た。
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