お知らせ

○重大なお知らせ

本HPは6月22日(金曜日)を持って完全移行します!

従来のシステムが古く限界に近づいたため、6月22日(金曜日)からまったく新たなHP(https://access-journal.jp)を構築、そちらに完全移行します。
それと同時に料金体系も一新。個人に関しては月額800円(+税)のクレジット決済のみに統一します。法人に関しては料金体系は従来通りで、銀行振込も可能です。

したがいまして、有料講読入会も6月22日(金曜日)以降は、新しいHPの方でお願い致します(このHPからの入会は絶対にしないで下さい。万一、誤って入会されても返金致しかねます。)

もちろん、すでに入会いただいている方におきましては、最大1年間、このHPは閲覧専用のために残しますし、その間の新規記事も新しいHPと並行し掲載することで不利益を被らないようにしますのでご安心下さい。

本紙「アクセスジャーナル」をいつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
これを契機に利便性、セキュリティー、そして記事内容もさらに向上させて行きますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

最新エントリ
  • 最新エントリ配信
  • 2013/12/19
  • 執筆者: Yamaoka (5:58 pm)

送電停止は回避されたが――東電の傲慢姿勢を問う民事訴訟が開始

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 本紙で一昨日(12月17日)掲載した、東電と診療所の係争の件だが、送電停止の予告があった当日(18日)朝、東電側から「仮処分申請がなされたので、裁判の結果を見て判断する。それまでは送電を停止しない」との連絡があった(写真は仮処分申請書)。
 居住も兼ねる診療所への送電停止は、診療所の閉鎖だけでなく、文字通り生存にも関わる事態。それが回避され、ひとまずは安心だが・・・。
 民事訴訟は、訴えた側が相手の不当性を証明しなければならない。労力が割かれるのは訴える側であり、診療所を営む山崎院長の負担は大きい。それでも提訴に踏み切ったのは、「自由契約と言いながら、一方的な対応をする東電の姿勢を正したい」という思いだ。
 ここで改めて東電の言い分を見てみよう。
 東電側は今月5日付の文書で、「(電気料金値上げ後)99.9%を上回るお客様に新たなご契約の締結をご了承いただいており、このままご契約のない状態で、電気の供給を継続するのは非常に困難な状況です」「他のお客様との公平性確保の観点から、契約期間や値上げ幅等については同一の対応とさせていただく」としている(写真は東電が発行した同文書)。


閲覧数 (105117)
  • 2013/12/17
  • 執筆者: Yamaoka (5:45 pm)

東電が明日、診療所の送電停止――院長が語る、東電の“デタラメ”言い分

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 明日12月18日午後、電力供給を停止する、と東京電力から通告されている診療所がある。埼玉県さいたま市にある「山崎外科泌尿器科診療所」(山崎利彦院長。左写真)だ。送電が無くなれば当然、診療ができなくなってしまう。
 そうした事態を避けるべく、山崎院長は本日、弁護士を通じてさいたま地方裁判所に送電停止をさせないよう仮処分申請を申し出た。しかし手続き上、間に合わないので、明日は警備員を配置し、東電職員が敷地内に立ち入るのを実力で阻止するという。「無理やり敷地内に入ったら、警察に不法侵入で訴える」(山崎院長)。
 一体、なぜこんな事態になったのか。
 診療所は、東電との間で電気契約上の「自由契約」を結んできた。これは一般家庭との契約と異なり、供給の時間帯や料金設定などを両者間で討議して、1年ごとに契約するものだ。


閲覧数 (101612)
  • 2013/10/14
  • 執筆者: Yamaoka (5:57 pm)

加入組合をたらい回しーー未だ原発労働者の“中間搾取”を放置し続ける「東京電力」(2)

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 本紙は今年9月22日、未だ続く原発労働者の賃金の“中間搾取”問題につき、組合(「全国格差撤廃推進労働組合」。本部・東京都豊島区)が間に入るや、発注元の東京電力は表向きは「雇用関係がないから団体交渉には応じられない」と従来通りの建前発言を繰り返しつつも、暗に元請けの「清水建設」に行けば何とかなるような態度を取り、相手を見て対応を変えているのではないかとの疑念を抱かせるような対応だったことをスッパ抜いた
 今回は、その清水建設のこの間の対応の詳細を報告する。(横写真=「朝日」12年12月9日記事)
 前回、東電は団交を拒否しながらも総務部担当者が、組合の久保修一事務局長と7月24日、話し合いの席を持ったことも述べた。そして、その場で暗に清水建設に行くようにとの指示があったという。そこで久保氏は翌25日、清水建設本社に出向いた。
 関係者が証言する。

閲覧数 (101325)
  • 2013/09/22
  • 執筆者: Yamaoka (8:31 pm)

加入組合をたらい回しーー未だ原発労働者の“中間搾取”を放置し続ける「東京電力」(?)

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 本紙は今年7月、福島第一原発事故後の実に過酷な状況のなか、原発周辺のガレキ撤去などに従事したが、わずかの賃金しかもられず、また被曝などの健康被害保証もされていない原発労働者2名が加入した労働組合「全国格差撤廃推進労働組合」(東京都豊島区)が、仕事を発注した「東京電力」、元請「清水建設」などに団体交渉を申し入れたものの、「雇用関係がない」との一言で拒否されたことを報じた。(冒頭写真=事故直後の会見で謝罪する東電の勝俣恒久会長・中央人物ら。肩書きは当時)
  しかし、その際も述べたように、すでに国(厚労省)は昨年末、東電が発注→東電グループ会社「東京エネシス」(1945。東証1部)や「清水建設」を始めとする大手ゼネコンが元請→下請け→孫請け→ひ孫請け→現場労働者といった多重請負構造は、雇用責任(被曝に対する健康被害保証も)を曖昧にし、賃金の中抜きをやり易くするための「偽装請負」だと実質、認定し監視強化を要請、これに対し東電も「元請各社に再発防止を徹底させる」などと答えていた(横写真=「朝日」12年12月9日記事)
  これでは、以前と何ら変わらず、まったく是正する気などないということではないか!?
  これに対し、組合は東電などの回答につき、「下請けに責任を擦り付け卑劣な体質」として団体交渉を再度、再々度と改めて2度に渡り申し入れるも、その2度ともやはり同じ理由の繰り返しで拒否。ところが、東電はこの表向きの返事とは別に、うるさいこの組合を“懐柔”できないかと思ったのか裏で交渉を持っていたのだ。
  結果は、組合を単に“たらい回し”することになっただけなのだが、その一連の経緯をスッパ抜くーー。

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  • 2013/09/02
  • 執筆者: Yamaoka (4:55 pm)

東電と“原発フィクサー”の疑惑ーー水面下で、“報道潰し”に暗躍

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
「朝日」が、東電と“原発フィクサー”こと白川司郎氏の疑惑について1面トップで報じたのは7月16日のことだった(=冒頭左写真)。
 詳細は同記事をご覧いただきたいが、東電が青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設を巡り、立ち退かない周辺土地所有者との交渉を、東電は白川氏に依頼。その際、“立ち退き料”は契約額面の10倍以上が支払われ、それは「西松建設」の裏金と白川氏が立て替え、しかもこの裏工作疑惑には、一昨年3月の原発事故時に社長だった清水正孝元社長(冒頭右写真)ら東電の複数の首脳が直に関わっていたという疑惑だ。
「朝日」は以降、7月28?30日、8月28?30日と2度に渡り、「原発利権を追う」と題した連載も行い、そのなかで、中間貯蔵施設建設にゴーサインを出した当時のむつ市長(故人)、福島原発を誘致した地元前町長親族企業に西松建設がそれぞれ1億円、2億3000万円を融資していた疑惑なども取り上げている。
 白川氏といえば、社会部記者の間では以前から“原発フィクサー”として知られた存在。本紙でも原発事故直後に報じた記事で触れているし、08年、東京地検特捜部が捜査していた時にも報じている。だが、提訴されることなどを恐れて大手マスコミは及び腰。報じても実名報道は皆無で、大手紙が白川氏の疑惑に真っ正面から切り込んだのは今回の「朝日」が始めてだろう。
 それだけに、白川氏が危機感を持ったのは間違いない。
  こうしたなか、本紙の元には“報道潰し”といってもいい水面下の2つの動きに関する情報が入って来た。

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  • 2013/03/21
  • 執筆者: Yamaoka (5:35 pm)

バックアップもなく丸一日停電した核燃料プール――今も一触即発の福島第一原発

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 3月18日夜に発生した電源システム事故によって、福島第一原発の1号機、3号機、4号機それぞれの核燃料プール冷却機能が停止、丸一日かかってようやく復旧したのは大手マスコミ既報の通り。今回の一件で「福島第一原発の事故は収束した」どころではないことが、改めて浮き彫りになった。
 今回の事故で停止したのは九つもの仮配電盤。驚くべきことにバックアップ体制がなかったため、非常用ディーゼル発電機など別の電源にケーブルをつなぎ代える作業に時間がかかり、復旧まで丸一日かかることとなった。
 核燃料プールの冷却が止まれば温度が上昇して水分が蒸発、やがて核燃料溶融という大惨事に至る。それに至るまでは4号機プールで4日はかかると言うが、復旧まで約29時間かかったことを考えれば、さほど余裕があったとは思えない。
 なぜバックアップ体制をとらなかったのか。2年前の大事故で、電源が確保できなかったことが大事故につながったことを、本当に教訓化しているのか疑わしくなってくる。


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  • 2012/12/11
  • 執筆者: Yamaoka (6:00 pm)

マスコミもほぼ無視。劣悪な原発作業員の労働環境――「被曝隠し」問題機に、厚労省がいまごろ東電に是正指導へ

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 福島第一原発の収束作業に従事する労働者が、線量計を鉛カバーで覆い、正確な被ばく線量の測定をしなかった「被爆隠し」問題が発覚したのは今年7月ーー。
 これに関連して12月7日、福島労働局富岡労働基準監督署がようやく「アクセス青森」(青森県おいらせ町)を労働安全衛生法違反で書類送検した。
 さらに厚生労働省が、アクセス青森を含む下請け会社8社(東京エネシス、ビルドアップなど)について、「偽装請負」状態で働かせていたとして是正指導する方針を固めた、と報道されている(冒頭写真=「朝日」12月9日記事。他の主要マスコミは報じず)。
 被曝隠し問題を契機に、原発の下請け労働者が置かれている劣悪な労働環境に注目が集まり、ようやく行政指導が入る形となった。
 これまで東京電力は「元請には法令順守を求めている」等とすべての責任を下請け側に負わせつつ、ろくに調査もしないで「違反事例はない」として来た。

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  • 2012/11/06
  • 執筆者: Yamaoka (10:30 am)

「参加人数がわからない」と、11・11反原発デモへの日比谷公園使用を認めなかった司法

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 この間、毎週金曜日に首相官邸前抗議行動を呼びかけてきた「首都圏反原発連合」(反原連)だが、来る11月11日(日)、「反原発1000000人大占拠」なる集会、デモを東京都内で行なおうとしている
 午後1時に日比谷公園に集結し、国会及び霞ヶ関周辺をデモ。3時から国会周辺並びに周辺省庁での「抗議・占拠」。そして5時から7時まで、国会正門前で大集会をおこなう、と告知してきた。
 ところが日比谷公園を管理している東京都は、使用を認めなかった。今年7月29日、20万人が参加した「国会大包囲」では昼に日比谷公園出発のデモが認められていただけに、なぜ今回は不許可なのか。ネット上で不審の声が上がっている。
 反発した反原連メンバーは、東京地裁(川神裕裁判長)に対し、不許可処分の取消しを求めて提訴。しかし11月2日、東京地裁は申立てを却下した。
 これに対し反原連側は即時抗告。だがこれも東京高裁(市村陽典裁判長)が5日に却下。
 地裁や高裁は、却下の理由として次のように述べている。「(参加者が)収容能力を超えており、都側が公園管理上の支障を理由に不許可としたのは適法」(地裁)。「本件デモは、特定の組織化された団体によるものではなく、広く一般市民に参加を呼びかけて行われるものであるから、その参加者の人数をあらかじめ相当程度の確度をもって把握することは容易ではなく」「収容することができるかどうかという観点で判断したとしても不合理ではない」(高裁)
(上写真=7月29日デモの様子)

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  • 2012/07/30
  • 執筆者: Yamaoka (8:20 pm)

原発デモ20万人ーー半世紀ぶりに、国会前の路上を市民が占拠(2人逮捕)

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
さすがに無視できなくなり大手マスコミでも取り上げられているが、7月29日(日)、首都圏反原発連合が呼びかけた脱原発の「国会大包囲」に20万人(主催者発表)が集まった。
 国会周辺、首相官邸前、さらには永田町近辺の歩道は人、人、人で埋め尽くされた。
 とりわけ、国会議事堂正門前の広大な車道(片道3車線の計6車線)は厳重に立ち入りが規制されていたが、まるでダムが決壊するかのように、どこからか人が歩道から車道に溢れ出し、その人の大波は正門付近まで押し寄せた。
 これに対し、警視庁は警察車両を横並びにし、警官隊にスクラムを組ませ、何とか押しとどめようと駆け回った。その過程で、2名の逮捕者が出た(公務執行妨害容疑)。毎週金曜日の官邸前デモでは、まだ逮捕者は出てなかったが、ついに国会周辺で逮捕者が出た。

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  • 2012/06/20
  • 執筆者: Yamaoka (1:00 pm)

原発に雇用と行政を握られたおおい町にも、変化の兆し――再稼働阻止福井バスツアー同行記<その2>

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 <その1はこちら

 翌朝(6月18日)、ツアー団有志はバスに乗り、一路、大飯原発をめざす。文字通り「一路」、国道241号線という一本の道しかない。大飯原発のある大島半島と、小浜湾をまたがり本土とを結んでいる橋も一本しかない。しかも老朽化で大地震には耐えられないという。つまり大地震が起き、橋が崩落したり一本道が不通になれば、大島半島の住民は逃げ場を失う。そこで放射能もれの事故が発生したら・・・。
 さらに、変動地形学が専門の渡辺満久・東洋大教授は、大飯原発敷地内の断層は活断層の可能性があると指摘している。その指摘を受けても、原子力安全保安院は調査もせずに「問題はない」と再稼動を認めた。
 大飯原発の再稼動は、やはりあまりにも無謀だ。
 さてバスは大飯原発のゲート前に到着。トンネルを越えた所に原発はあり、ここから見ることはできない。トンネル手前のPR館「エル・パーク おおい」も今日は休館。一週間前に新たに設置されたフェンスとガードマンが、入り口を塞いでいた。
 バスから降りた参加者は口々に訴えた。「原子力で火遊びをしないでくれ」「若狭湾は涙が出るくらい美しい。ここを福島の海のようにしたくない」「私は敦賀原発の定期検査で働いた。原発作業員がいちばん原発の危険性を身にしみて感じているはず」。抗議している間にも、関西電力や関連企業の乗用車、工事用車両が頻繁に出入りする。7月からの稼動開始に向け、急ピッチで準備作業が行われている模様だ。
 ある女性はガードマンに近づいて語った。「あなた方を責める気はありません。まっさきに被曝するのは作業員とあなた方です。原発を動かす電力会社の幹部は被曝しないところにいる」。そして小出裕章・京大助教の講演録などを手渡そうとした。ガードマンはやや困った表情で受け取りを拒んだが、やがて受け取った。
 トンネル前での抗議行動を終え、大飯町役場に移動。時岡忍・おおい町長に宛てた申し入れ書「人類に禍根を残さぬよう再考を」を手交するためだ。


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  • 2012/06/19
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

大飯町テント村、再稼働反対運動の拠点へ――再稼働阻止福井バスツアー同行記<その1>

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 野田佳彦首相は6月16日、4閣僚会合で関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた。前日には首相官邸前を1万人を越える市民が集まり、諸々の世論調査でも過半数が再稼動に反対するなかで行なわれた決定だ。民主主義の基本から考えても、「暴挙」といえる政治決断だろう。
 17日には福井県庁にほど近い、福井市中央公園で再稼動に反対する集会が開かれ、約2200人が集まった。再稼動に同意した西川一誠・福井県知事に対し、地元福井だけでなく、全国から反原発団体・個人が結集。福島の被災者をはじめ、80人にのぼる個人や団体が次々に登壇しアピールをおこなった(写真は福井集会の全景と、タレント千葉麗子が音頭によるシュプレヒコールの様子)。
 さて集会後、東京からバス6台でかけつけた「再稼働阻止福井バスツアー」の一団は、「ここまで来て大飯町にいかないわけにはいかない」と有志を募り、大飯現地にまで足を伸ばすことに。記者も急遽、同行取材することにした。
 その有志30数人は、「福島の女たちの会」(写真)、日本山妙法寺の住職、大学教員、敦賀原発で働いた経験のある方、あるいは最近反原発デモに参加したばかりの若者など様々。放射線量が高いため一時休校となった「沢入国際サーカス学校」(群馬県みどり市)の生徒の姿も。
 夕方、一団を載せたバスはおおい町へ。電源三法交付金によって作られたハコモノを眺めながら、おおい町総合運動公園に到着。この公園は「株式会社おおい」が管理・運営しているが、代表取締役を時岡忍・大飯町長がつとめる。


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  • 2012/06/11
  • 執筆者: Yamaoka (10:20 pm)

<記事紹介>「民主党DVD抹殺事件も発覚! いまだ続く原子力ムラ悪魔の支配力」(『週刊大衆』6月25日号)

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 本日発売の『週刊大衆』(双葉社)が3頁で、「原子力ムラ」を告発する記事を載せている。
 大衆といえば、半ば、エロ雑誌の類とはいえ、キオスク、コンビニ、書店とどこでも手に入る、30万部近く出ている雑誌。
 3・11からすでに1年3カ月経つが、わが国のこの手の大手雑誌で、ここまで真正面から「原子力ムラ」を告発した記事はそうないのではないか。自画自賛するわけではむろんないが、この記事を担当したのは本紙・山岡。たまたま企画が通った結果だ。
 本紙の6月7日の記事と、内容は基本的に同じものだが、興味があれば、店頭で、是非手に取ってみていただきたい。
 ついでに、一言。
 この民主党内のDVD抹殺事件の犯人は、仙谷由人政調会長代行だが、その仙谷氏、本日の「毎日」に登場。そのインタビューの中で、原子力の安全規制を担う新組織の設定前に大飯原発の再稼動を認めるのは手順が逆ではないかとの問いに、こうした意のことを答えていた。
「そうした規制はいまでも経済産業省の原子力安全・保安院がやっており、新しい規制組織が出来てもこの人たちが中核になるでしょう」。

閲覧数 (37493)
  • 2012/06/07
  • 執筆者: Yamaoka (10:46 pm)

これが、仙谷・前原が抹殺した「原子力ムラ」告発DVD

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 6月5日、大飯原発の再稼働につき慎重な判断を求めるようにと、民主党の国会議員の約3分の1に当たる117名が署名した名簿を政府に出したのは大手マスコミ既報の通り。
 もっとも、当初、原発再稼働派の前原誠司政調会長、仙谷由人政調会長代行が裏でこの名簿の受け取りさえ拒むように指示を出していたことは報じられていない。
 民主主義、政党政治を否定する独裁者としかいいようがないが、2人が完全に潰した別の事例もある。
 先の117名の署名は、荒井聡元国家戦略担当相が中心になってまとめたが、その荒井氏は「原発事故収束対策PT」の座長を務める。
 この原発事故PTは、民主党の原発再稼働慎重派国会議員が国民目線に立って原発の在り方を考える党内プロジェクトチーム。
 この原発事故PTは今年3月、ドイツ国営テレビが放送した『フクシマの嘘』という番組の日本語訳の付いたDVDを教材にしようとした。ところが、こちらは2人の圧力で完全に潰れたとされる。
 なぜ、潰されたかというと、同番組は、今回の福島第一原発事故の元凶である政官財+学者、マスコミ一体となった「原子力ムラ」を真っ正面から告発した唯一の番組だったからだ。
 ドイツでは3月8日放送されたこの約30分の番組には、浜岡原発を止めた菅直人元首相、原発全廃を目指す河野太郎代議士、東電の事故隠しに意見したところ原子力ムラの復讐に会い冤罪事件をデッチ上げられた佐藤栄佐久・前福島県知事などがインタビューに応じていた。
 そして同番組で、菅元首相は「首相の自分にさえも(事故の)事実を知らせなかった」、「マスメディアに自分の嘘がバラ撒かれ、(首相を)辞任せざるを得なかった」などと赤裸々に語っていた。
 さらに、福島第一原発の定期点検を請け負っていた米国のエンジニアも登場。東電に原発の深刻な亀裂を報告したら、そんなものは存在しないとする虚偽報告書を書くように強要されたと証言もしている。

閲覧数 (36433)
  • 2012/06/05
  • 執筆者: Yamaoka (12:20 pm)

「取れない責任を取ると言うな」――大飯原発の再稼動に反対し、市民団体が緊急記者会見

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 関西電力・大飯原発3・4号機(福井県おおい町)の再稼動に向けた動きがいよいよ最終局面を迎えようとしている。
 昨日6月4日、細野豪志原発相が福井県庁を訪問、西川一誠知事と会談し、知事から前向きな返答を得たとされる。今週にも閣僚会議が開かれ、野田首相が再稼働声明を発表するとみられる。首相官邸前では市民が連日、千人以上集まって、抗議行動を繰り広げている(冒頭写真は、5月25日の首相官邸前抗議行動の模様)。
 こうしたなか6月4日、午後3時から、衆議院第一議員会館で、「取れない責任を取ると言うな 大飯原発を再稼動するな 緊急記者会見」が開かれた。呼びかけたのは、eシフト、グリーンピースなど、脱原発を求める市民団体だ。
 会見の開始前に、インターネットで福井県庁前とつながった。細野原発相が訪問するのにあわせ、福井県庁前は厳戒態勢がしかれていた。再稼動に反対する市民も徐々に結集。その現場に俳優の山本太郎氏の姿も。彼は「フリージャーナリストも締め出されている。こうして大本営発表が垂れ流されるのは事故前とまったく変わらないですね」と語った(上写真)。
 さて記者会見がはじまった。司会は小島敏郎氏(青山学院大学教授)。
 水野誠一氏(元参院議員、株式会社IMA代表)は、「いったい福島第一の事故から何を学んだのか、と野田首相に問いたい。大飯原発が再稼動すれば、一気に他の原発の再稼動につきすすむだろう。浜岡原発が再稼動し、大地震に見舞われれば、日本は終わりだ」「私は元々、原発容認だった。しかし、核廃棄物の最終処理方法がないこと、地震が多い日本では特に原発はあってはならないことに気づいた。この“気づきの輪”をもっと広げよう」。

閲覧数 (35789)
  • 2012/05/09
  • 執筆者: Yamaoka (12:00 pm)

ついにはじまった、東電への「電気代不払い運動」

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 東京電力は、家庭向け電気料金を7月から10・28%値上げする方針を打ち出した。今週内にも枝野幸男経産相に申請すると報じられている(写真は「毎日」5月9日付)。
 すでに4月から企業・大口顧客向けの電気料金は値上げ(17%)されており、これに対し自治体や中小企業から怒りや悲鳴の声が上がってきた。東京・世田谷区、茨城県守谷市は値上げ分の支払い拒否を通告。関東地方の知事会も「大胆な経営合理化策を断行することが先決」と遺憾の意を表明。埼玉の川口商工会議所(埼玉)は、東電が独占禁止法違反にあたるとして公正取引委員会に申し立てている。
「値上げは権利」(東電・西沢社長)と上から目線で、一方的に値上げを迫る東電。福島第一原発事故による被害者への対応のずさんさ、欠陥だらけの原発の再稼動を狙っていることと合わせ、東電に対し、消費者として抗議したい、という方は多いだろう。
 しかし、電気料金の支払いを拒否すれば電気が停められてしまう。
 そこで、完全に不払いとまではいかなくとも、東電に確実に打撃を与え、抗議の意思表示をする運動が、ネット上で呼びかけられている。
「なくそう原発、不払いしよう電気代!?電気代不払いプロジェクト?」がそれだ。
 具体的には、どうすればいいのか。


閲覧数 (32011)
  • 2012/04/02
  • 執筆者: Yamaoka (10:40 pm)

一度もらったらアウト? いまも損害賠償請求で実質追加請求を認めない姿勢の、傲慢不遜な「東京電力」

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
  昨年9月、福島第一原発事故を巡る損害賠償に乗り出すべく、東京電力がようやく被災者に損害賠償の請求書類を配り始めた際、その書類の「合意書」、「示談書」のなかに、「一切の異議・追加の請求を申し立てない」という文言があり、問題になったのをご記憶だろうか。
 東電が一番最初に被災者個人に支払を始めのは精神的な慰謝料だ。月一人当たり12ないし10万円とされるが、+着の身着のままで故郷を追い出され避難生活を余儀なくされたことに伴うテレビや冷蔵庫などの生活必需品購入代も併せて支払われている。その種類は多く、申請し忘れることもあれば、認められないと思っていた例えば車のカーナビ代などが認められるケースもないではない。ところが、先の「一切の異議・追加の請求を申し立てない」の一文のある書類にサインすれば、法的には追加請求できなくなる。後で放射能被害が顕在化した場合の精神的慰謝料だって、これを盾に東電は断るかも知れない。
 いずれにしろ、少しでも反省していれば、こんな支払いを渋るような文言を敢えて入れるはずもなく、当時、開催された衆議院予算委員会で、枝野幸男経済産業相はこの一文を削除するように指示したことを明らかにすると共に、「東電は今回の事故についての政府と同様の社会的問題を感じてもらえてないことがわかった」などと述べたほとだ。
 したがって、この問題、さすがにとっくに東電側は撤回したものと思っていたら、確かに、先の一文は削除されたものの、驚くなかれ、未だ実質、東電はその姿勢で臨んでいると思わないわけにいけないことがわかった。
 その根拠の1つは、この東電の姿勢に不信感を持った損害賠償を求める被災者の代理人をしている弁護団が、改めて文書にて、東電宛に再確認を求めた際の東電の「回答書」の内容だ。

閲覧数 (32371)
  • 2012/03/12
  • 執筆者: Yamaoka (12:50 pm)

「これは国による二度目の棄民だ!」ーー3・11福島県民が怒りの訴え

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 東日本大震災から1年となる昨日3月11日、全国各地で追悼行事や、脱原発・反原発を掲げる集会が行われた。
 そのひとつ、福島県郡山市の開成山野球場で開催された「原発いらない! 3・11福島県民大集会」には、全国から約1万6000人が結集した。
 午後2時からの集会前には加藤登紀子さんらによるコンサートがあり、会場が大いに盛り上がった。
 そして集会が始まろうとしたが、内野席が満杯になったため、芝生の外野席ならば空いている、と会場アナウンスが入った。「しかし外野席は除染がされていないため、放射線量が高いです。それでもよいという人は外野席にどうぞ」。
 記者が内野席に座って、家庭用の放射線測定器(エステー化学製)で計測したところ、1.00マイクロシーベルト(毎時)だった。それにくらべ、外野席の芝生は1.80マイクロシーベルト(毎時)と、確かに格段に高かった。
 さて集会の呼びかけ人の一人である清水修二氏(福島大学副学長)が、「福島では災害は進行中だ。このことが日本国民に理解されているだろうか。痛恨の思いをこめて、原発はいらない、と訴えることが福島県民の使命だ」と語り、集会がはじまった。
 同じく呼びかけ人の大江健三郎氏(作家)は、「政治家や産業界、マスコミが原発再稼動に向け、脅迫を強めている。しかし、政治的、経済的、あるいは国防的な責任よりも大事なのは、将来の世代への倫理的責任だ」「原発事故をなくす唯一絶対の道は、原発を全廃すること」と語った。
 郡山市長からのメッセージをはさんで、農業や漁業を営んできた福島県民や地元の高校生などからの発言がはじまった。
 福島市から山形県米沢市に自主避難した女性は「小学1年と3年の子供を育てているが、悩んだ末に避難しました。夫と別居の二重生活と住宅ローンが重くのしかかっています」「子供は米沢の生活に慣れてきましたが、『福島の方が楽しかった』と言います。事故がなければこんなことにはならなかった」と声をつまらせた。

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  • 2012/01/27
  • 執筆者: Yamaoka (7:10 pm)

枝野経産相による撤去命令で緊迫する、反原発「経産省前テントひろば」

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 昨年9月11日以後、原発再稼動の中止を求め、経産省敷地内に建てられた3つのテント(通称「テントひろば」)だが、ここに来ていよいよ撤去に向けた動きが本格化した。
 1月24日、枝野幸男経産相は記者会見で「原子力にさまざまな意見があることを考慮し、時間をかけて撤去を求めてきたが受け入れていただけない」「年末にはボヤ騒ぎもあった」と述べ、文書で自主撤去の通告を求めるとした。その後、出された文書「当省敷地からの退去及び撤去命令」によれば、その期限は本日、1月27日(金)17時となっていた。
 この退去命令に抗議し、あくまでテントを守るため、午後4時?6時、テント前で緊急抗議集会が開かれた。ネットなどを通じて、約710人(主催者発表)の市民がかけつけた。
 集会では、福島の被災地住民や、脱原発、反原発を掲げる様々な団体がアピールした。
 まずは、福島出身の女性たちの声。「仮設住宅に入っても仕事がない。何を信じて生きたらいいのかわからないなか、このテントで多くの人と出会って励まされた」。「子どもへの放射能被害を訴えると、『心配しすぎだ』等と圧力がかかる。ここには、同じ悩みや不安を抱える女性たちがいて安心できたし、横のつながりもつくれた」。テントが経産省に圧力をかけるだけでなく、福島の被災者同士の交流の場にもなっているようだ。

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  • 2011/12/26
  • 執筆者: Yamaoka (2:10 pm)

「勝俣さん宅にお手紙を届けよう」リアリティツアー2011が無事終了

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 本紙でお知らせしていた「クリスマスは東電会長の家へ・リアリティツアー2011」だが、12月25日に一人の逮捕者も出さず、無事終了した。
 以下、同行取材したので報告しておこう。
 午後1時、JR新宿駅東口のアルタ前広場は、機動隊や警察車両がとりかこむモノモノしさに包まれていた。マスクをした明らかにそれとわかる私服刑事の集団もいる。ここで、ツアー参加者(約120名)が東電の勝俣恒久会長宅へ「遠足」に向かうための「待ち合わせ」をしていたのだ。これはデモではなく、あくまで「遠足」であるというのが主催者の主張だ。
 福島第一原発事故後、東電本社前抗議行動を呼びかけてきた園良太氏や、フリーター労組、反原発団体などが出発にあたってのあいさつをしてから、いよいよ「遠足」に出発する。四谷方面に向けて歩行者天国を歩き始めると、機動隊や私服刑事も併走して追尾しはじめた。プラカードなどの掲示やシュプレヒコールなど何も表現していないため、道行く人々には、何のことかさっぱりわからなかったかも知れない。
 前回の麻生首相宅ツアーでは、出発した途端、公安刑事の指示のもといきなり3人が路上で逮捕されたので、参加者は緊張感に包まれていた。が、何事もなく四谷三丁目交差点を右折した。ところが、勝俣会長宅に入る路地の前は、100人あまりの警察官が完全に阻止線を張って待ちかまえていたのだ。


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  • 2011/12/20
  • 執筆者: Yamaoka (8:20 am)

<お知らせ>12月25日「クリスマスは東電会長の家へ」とリアリティツアー再来

カテゴリ: 経済事件 : 電力会社
 野田首相は12月16日、福島第一原発について「事故収束」を宣言したが、福島県をはじめ抗議、撤回を求める怒りの声が広がっている。実際、溶融した核燃料がどこにあるかも不明で、いまだ放射性物質が垂れ流されたままの状態なのだから「事故収束」など、とんでもないことだ
 また東京電力は、事故の真相調査が進んでいないことをいいことに、いまだに自らの責任を曖昧にしている。
 こうしたなか、「クリスマスは東電会長の家へ リアリティツアー2011」と銘打った企画がおこなわれようとしている。
 “リアリティツアー”と聞いて、思い出した方もいるだろう。そう、2008年10月に「リアリティーツアー 62億ってどんなだよ。麻生首相へのお宅拝見」と題して渋谷区松濤の麻生元首相の家を訪問しようとした若者のうち、3人が逮捕された件だ。


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