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  • 2012/10/12
  • 執筆者: Yamaoka (9:57 pm)

背後に怪しい影もーー寺町博氏死去で、先物大手「フジフューチャーズ」内紛

 9月11日、寺町博氏が死去した(冒頭写真。享年88)。
 寺町氏は自動車部品などの製造メーカー「THK」(東京都品川区。6481。東証1部)の創業者にして元社長、会長。現在、THK社長を務めるのは息子だ。
 その優れた技術系経営者の顔の一方、数々の仕手戦で名前が出た伝説の相場師でもあった。
 そして、その相場を張る環境ということで持っていたのは商品先物大手の「フジフューチャーズ」(東京都中央区)だった。
 ところが、そのフジフューチャーで寺町氏の死去を契機に内紛が本格化しただけでなく、その背後には過去の仕手戦、あるいは有名スポーツ選手と告訴合戦を展開するなどしたこともある怪しい面々が控えているとも。
 どういうことなのか?

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  • 2012/10/11
  • 執筆者: Yamaoka (8:18 pm)

大物金融ブローカー「永本壹柱」被告の本人尋問(安倍晋三自民党総裁との関係も)

 本日午後3時から東京地裁で、上場していた中堅ゼネコン「井上工場」(事件後、上場廃止に)の架空増資などに絡み、無登録で計7億3000万円を貸し付けていたとして逮捕・起訴された大物金融ブローカー・永本壹柱(62。冒頭写真)被告の4回目の公判があった。
 この日は、すでに保釈になっている永本被告本人の尋問が行われた。

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  • 2012/09/19
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

「シスウェーブ」に介入した名うての株式ブローカー・大場武生氏の狙いと人脈(第2回)

 この連載第1回目で、株式ブローカー・大場武生氏(冒頭写真)が半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)に介入する上で集めた株式購入資金に反社が絡んでいること、それから、一番の狙いはシスウェーブのキャッシュ資金との証言を紹介した。
 2回目の今回は、まず、1回目記事の最後に課題として残しておいた、大場氏と種苗ベンチャー「アースノード」のT氏を繋いだ大場氏の仲間の紹介から。
 それは池畑勝治氏。
 シスウェーブの取締役になった際の公表された経歴を見ても大場氏との接点は見えない。だが、本紙既報のように、大場氏と仲良く「さいせいパートナーズ」(東京都港区)なる経営コンサルタント会社役員に名を連ねていたことを見れば明らか。そして、注目されるのはその池畑氏の素顔。
 驚きべき証言するのは、上場廃止になった元マザーズ「ニューディール」(旧「リキッドオーディオ・ジャパン」)の代表、大株主だったことのある佐々木芳明氏だ。

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  • 2012/09/12
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

「シスウェーブ」に介入した名うての株式ブローカー・大場武生氏の狙いと人脈(第1回)

 古くは旧三和銀行雪が谷支店の不正融資、倒産した「ホテル瑞凰」の整理、「大盛工業」(東証2部)の株価操作など、数々の経済事件に関与し、その世界では有名な大場武生氏ーーその大場氏が、半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)に介入した。
 有名人だけに、自分の名前こそ出していないものの、「N&Mマネージメント」なる会社を通じてであることは、すでに本紙既報の通り
「大量保有報告書」によれば、いま現在も、「N&Mマネージメント」は約18%の大株主(一時、約28%保有)。
 それどころか、詳細は別の機会に譲るが、この6月末の定時株主総会を経てシスウェーブの社長に就いた宮嶋淳氏の背後にも大場氏の影が見えるのだ。
 本紙の既報関連記事を見た関係者から情報提供があり、大場氏介入の全貌がほぼ見えて来た。驚くべきことに、大場氏の背後には完全な反社も関わっていた。
 数回に渡り、シスウェーブに介入した大場氏の狙いや人脈など、その全貌をレポートする。
 まずは、その資金源だ。

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  • 2012/08/24
  • 執筆者: Yamaoka (9:30 pm)

あの仕手筋ダミーで話題になった人物が、警視庁お墨付き企業乗っ取り!?

その人物とは、本多俊郎氏や宮城和良氏のダミー役としてかつて登場し話題になったF氏。具体的な銘柄としては「クオンツ」、「井上工業」、「NFKホールディングス」(6494。JQ)。すでにNFK以外は上場廃止になっている。(冒頭写真=「読売」08年4月19日記事)
 その後、F氏が代表を務め、前出の増資引受の際のハコになっていた投資事業組合の親会社K社は実質倒産。さすがに大人しくしていたのか、この数年、F氏の名前を聞くことはなかった。
 ところが、そんなF氏が今年3月、よりによって、警視庁お墨付き企業の社長に就任していたのだから仰天だ。

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  • 2012/08/21
  • 執筆者: Yamaoka (2:43 pm)

東京地検特捜部が松澤弘康を逮捕した背景(質権設定も即、叩き売りの手口)

  本紙でも既報のように、8月9日、東京地検特捜部は企業買収助言会社「UEエンジニアリング」(東京都港区)の実質経営者である松沢弘康(39)などを法人税法違反(脱税)の容疑で逮捕した。表向きの容疑は脱税だが、実際は、資金繰りの厳しい上場企業に同社株を担保に融資、しかしすぐに叩き売ることを繰り返し、ボロ儲けしていたと見られ、その詐欺的手口に注目し、特捜部は逮捕に至ったようなのだ。
 UEエンジニアリングと融資を受ける者との間には、株式質権設定契約書が結ばれていた。しかも、株券は09年1月より電子化されている。だから、カネを借りる方も、返済期日が遅れるなど特別の理由がない限り、株券を叩き売られる心配はないと見て借りていたようだ。にも拘わらず、なぜ、松澤容疑者は株券を即、叩き売れたのか?
 その後の取材で、その手口が見えて来たので、以下、報告する。

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  • 2012/07/14
  • 執筆者: Yamaoka (8:10 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(347)大場武生氏、「シスウェーブ」株で儲ける!?

 半導体テスト開発受託会社の持ち株会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)の株が仕手戦の様相を見せ、これにその世界では有名な大場武生氏(冒頭写真)らが関与、当局も注目していると、本紙がスッパ抜いたのは今年3?5月にかけてのことだ。
 その後の経過を報告する。
 結論をいえば、大場氏らはうまく売り抜け、儲けたようなのだ。

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  • 2012/06/29
  • 執筆者: Yamaoka (3:54 pm)

松澤泰生氏暗躍!? 「サハダイヤモンド」代表取締役会長に、今野康裕氏が“居残れた”理由

  本紙でも既報のように、今野康裕氏(冒頭右写真)といえば04年10月以来、ロシア産ダイヤモンド製造・販売「サハダイヤモンド」(9898。JQ。東京都墨田区)の社長を務めて来たが、今年4月27日の同社IRで、退任し、代わって副社長の姜杰氏(同左写真)が社長に就任することを発表。しかし、その時点で今野氏の役職は未定と発表したことから、関係者の間では、今野氏はついにサハを追い出されるとの見方が圧倒的だった。
 それはそうだろう。この間、今野氏は増資を繰り返したものの、業績は一向によくならず、挙げ句、最近はでサハ株を巡って偽造・変造疑惑まで出る有様。これでは、新しい大株主がイメージ一新のため、今野氏を追い出すのも無理はない。
 だが、結果はといえば、同社は6月8日のIRで今野氏が代表取締役会長に就くと発表。そして昨日開催の定時株主で承認を得て、今野氏は正式に就任した。
 いったい、これはどういうことなのか?

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  • 2012/06/25
  • 執筆者: Yamaoka (11:00 pm)

6月27日ーー「プリンシバル・コーポレーション」の増資引受先はあの桝澤徹氏のお友だち

  明日6月26日の定時株主総会決議を経て、27日、すべて行使されれば約7億4000万円になる新株予約権を発行することが決まっている「プリンシバル・コーポレーション」(3587。JQ。旧「アイビーダイワ」)ーー粉飾による決算修正からわずか3カ月ほどで、なぜ、大阪証券取引所は認可したのか、疑問を呈する記事を本紙は書いているが、この増資引受先に関しても時節柄もあり、一部で疑問の声が出ている。
 この増資の引き受け先、IRされているのは「トーヨーコーポレーション」(東京都中央区)という有限会社と、「NDC Investments Pte. Ltd」というシンガポールの会社。すべて行使されれば、両社併せ35%以上と、プリンシバルの経営権を握ることになるが、この両社の背後にはあの桝澤徹氏(冒頭写真の黄色円内)のお友だちが控えていると思われるからだ。
 そう、桝澤氏といえば、本紙ではお馴染み、旧「ジェイ・ブリッジ」(9318。東証2部。現アジア・アライアンス・ホールディングス)の元社長で、オリンパス事件でも同氏人脈の関与が噂された

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  • 2012/06/22
  • 執筆者: Yamaoka (6:27 pm)

新たな疑惑ーーなぜか「サハダイヤモンド」にある、松澤泰生氏預かり3000万円金屏風トラブル

 本紙は6月15日、松澤泰生氏に勝手に虚偽の役員登記をされたとして公認会計士が告発した件を報じた
 この際、松澤氏に関し、ダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株式に関することしか説明しなかったところ、読者から、なぜ有名でもない個人のことを取り上げるのかとのメールがあった。
 本紙は、松澤氏は有名人なのは公然たる事実と思っていたが、そうでもないようなので少し解説しておく。松澤氏は、東京佐川急便事件(バブル時代、当時の社長経由で総額5000億円ともいわれる資金が政界、闇社会などに消えた一大事件)に関与していたことで有名。その後、数々の“危ない上場企業”の株絡みで登場しているその世界では有名な御仁故、ウッチし続けている。
 さて、その松澤氏に新たな疑惑が出ていることがわかった。今回は金屏風に関する疑惑だ。
 被害者だというO氏が証言する。
「資金が入り用になったので、30年来のつきあいのある松澤に金屏風の売却を相談した。東京佐川急便に食い込む前、彼がまだ上野近辺で宝石を売っていたころから知ってます。松澤は“客はいる。サハダイヤが増資するから、その増資で入ったカネから払う”といって、その屏風を持って行った。結論をいうと、その屏風は少なくとも3000万円の価値があるんですが、私に入ったのは220万円だけ。屏風は松澤と今野(康裕サハダイヤ社長)が共謀し、松澤からサハの子会社を経て、さらに第3者に売却されてしまったようです。
 私が文句をいったところ、さすがにマズイと思ったのか、金屏風は第3者からサハ側に戻り、いまサハ本社ビルの1階に保管されていることがわかりました。そこで、警視庁に相談する一方、善意の第3者に売却されないように動産占有移転禁止仮処分命令を求め申立をしました。“保証金”が750万円もかかりましたが」(上写真=その申立書)
 申立をしたのは5月30日。まだ、地裁の決定は出てないという。
 その屏風は清光光運氏の8曲屏風「屏風」という作品(冒頭写真。横幅4・17m、高さ1・82m)。

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  • 2012/06/18
  • 執筆者: Yamaoka (2:41 am)

「T&Cホールディングス」の増資一部失権に(+「闇株新聞」にも徹底的に批判された松本弘樹氏)

 投資情報提供「T&Cホールディングス」(3832。JQ。東京都港区)の増資だが、6月13日が払込期日だった。
 しかし、発行となったのは1億1570万円のデット・エクイティ分だけで、肝心の残りの5億円近い現金は一銭も払込されなかった
 一部失権というが、実質、払込はまったくされなかったといっていい。
 本紙はT&C株価の低迷と、引き受け価格の差額がありすぎることから、本当に払い込みされるのか懸念していたが、その通りになった。改めて、金融経済評論家・松本弘樹氏の責任が思い起こされるが、この実態を受け、いま話題の「日刊闇株新聞」も6月14日、松本氏のことを「新規参入『資本のハイエナ』の悪事」とのタイトルで報じている。
 そして、新たな資本のハイエナ=松本氏がやろうとしたが、「経験・ノウハウ・人脈・仁義すべてに欠ける」ことから、T&Cを「瀕死の上場企業」にしたと、徹底的に批判している。(=冒頭写真)

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  • 2012/06/15
  • 執筆者: Yamaoka (11:57 pm)

詐欺疑惑会社の社債販売に関与? あの松澤泰生氏、刑事告発される

 松澤泰生氏といえば、本紙ではダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株絡みで何度か取り上げたことがある御仁。
 つい先日、「THE NEWS」という新聞(5月25日号。冒頭写真)が、松澤氏や、サハの今野康裕社長(6月28日退任予定)らが、会社ぐるみで株券の偽造・変造までやっているとして被害者が相談、当局が動いているという記事を出しているが、そのことではない。
 松澤氏が警視庁に告発されたのは今年5月15日のこと。
 告発したのは公認会計士の森藤洋隆氏。
 森藤氏は承諾していないにも拘わらず、勝手に就任承諾書を作成、「森藤」と刻した丸印を押して、昨年11月8日付の監査役就任承諾書を偽造し、事情を知らない東京法務局の職員にその書類を出し、法人登記簿に不実の記載をさせたというもので、容疑は有印私文書偽造・同行使と、電磁的公正証書原本不実記載・同行使とのことだ。
 その会社とは「ワールドリソース」という。
 レアメタルの輸入販売などを行う会社だという。
 この会社役員には松澤氏は就任していない。
 だが、このワールド社の住所は、松澤氏と極めて関係が深かったサハダイヤモンドとまったく同じ東京都墨田区の住所になっている。
 また、松澤氏自身は同社役員に就いていないものの、松澤氏がCEOをやっていた「銀座ホームズ」なる会社の役員に就いていた松澤秀民氏が役員に就いている。関係者によれば、松澤氏の弟とのことだ。
 もっとも、これだけ聞けば、例え事実としても、ちっぽけな犯罪のようにも思えるのだが、関係者によれば、松澤氏は世間を今も騒がせているある社債詐欺疑惑に関与している可能性があるという。

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  • 2012/06/09
  • 執筆者: Yamaoka (10:54 pm)

<ミニ情報>仕手筋・河野博晶被告に有罪判決

 報告が遅くなったが、6月6日、大阪地裁で判決があり、ゴルフ場経営などを手掛ける企業グループ「ワシントングループ」社主で、大物仕手筋として知られていた河野博晶被告(冒頭写真=09年逮捕時のもの。69)に対し、懲役3年、執行猶予5年、罰金400万円、追徴金3億8000万円(求刑は懲役5年、罰金同、追徴金12億8000万円)の有罪だった。
 河野被告は試験機器メーカー「テークスグループ」(7719。東証2部。神奈川県相模原市)の増資発表前の08年6~8月に同社株を買い付け、その一部失権が公表される前に売り抜けた。また、07年4月、当時、東証2部に上場していた精密機器メーカー「ユニオンホールディングス」の社長と共謀して株価を吊り上げてやはり売り抜けたとして、インサイダー取引、株価操縦などの金融商品取引法違反に問われていた。

閲覧数 (36219)
  • 2012/05/31
  • 執筆者: Yamaoka (7:25 pm)

「シスウェーブHD」、株価操作で事件化の様相

 半導体テスト開発受託の「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市。4月1日よりホールディング化で「シスウェーブ」から社名変更)につき、当局が重大な関心を寄せているとの情報がある。
 本紙既報のように、シスウェーブは今年3月21、22日とストップ高で23日には6300円の年初来高値を付けた。昨年12月と比べると実に4倍以上の高騰ぶり。だが、これというめぼしい材料はなかった。(冒頭写真=シスウェーブの株価チャート図)
 一方で、その高騰の直前、シスウェーブの筆頭株主は実質、あの大場武生氏に代わっていたところ、「大量保有報告書」を見ると、約28%だったのが4月25日までに約18%まで低下。仕手戦の様相で、しかもそこには指定暴力団との関係が指摘される別の有名仕手筋なども参加していたと思われるからだ。
 その大場氏、震災復興利権にも絡んでいることを、5月25日発行の月刊会員制情報誌『ベルダ』(6月号)がスッパ抜いている。

閲覧数 (36316)
  • 2012/05/07
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 pm)

警視庁が「工藤会」関係者と逮捕情報を流した細川徳生氏(不起訴)巡る3大紙の対応三者三様

 警視庁は3月8日、仕手筋としても知られる細川徳生氏(51)を恐喝容疑で逮捕したと発表。その際、細川氏を九州の指定暴力団「工藤会」関係者と記者クラブ所属マスコミにレクチャーしていた。(冒頭写真はイメージです)
 ところが細川氏は不起訴に。怒り心頭の細川氏は、代理人弁護士を通じてマスコミに抗議。特に「工藤会」関係者というのはとんでもない名誉毀損で営業妨害だといった意のことを強く訴えたようだ。
 本紙でも細川氏逮捕は報じたが、独自ルートで記者クラブ所属マスコミより早く報道。また、筋が悪いなどとの情報を得ていたので、その際、不起訴の可能性もあるし、工藤会との関係も怪しいと断っておいた。その結果かどうか、本紙には細川氏から抗議はなかった(不起訴になった件も報じている)。
 その細川氏の抗議に対する対応がなかなか興味深いので、以下、報じる。
 まず「読売」だが、同紙は、逮捕時の報道からして、工藤会との関係についてそのまま報じるのは厳しいと判断し、そのことは報じていない。したがって、抗議もなく、特に何ら対応していない(不起訴になった件は、特に報じていない)。
 これに対し、工藤会関係者と、ここぞとばかりに一番書きまくったのは「朝日」だった。

閲覧数 (34939)
  • 2012/04/19
  • 執筆者: Yamaoka (8:13 pm)

大阪府警が「NESTAGE」に続き、「セイクレスト」でも現物出資水増し増資で捜査

  本紙でも既報のように、大阪府警捜査2課が、上場廃止になったゲームソフト販売会社「NESTAGE」(大阪府吹田市。民事再生手続き中)が債務超過逃れのために行った現物出資による第3者割り当て増資につき、不動産の価値を大幅に水増ししたものだとして、元会長ら7名を金融商品取引法違反(偽計)で逮捕したのは昨年7月のことだった。
 現在、この内5名が起訴され、公判前整理手続き中だが、その大阪府警捜査2課が、4月18日、今度はやはり上場廃止になった不動産会社「セイクレスト」(大阪市。破産手続き中)につき、同じ容疑で、関係先数カ所を家宅捜索(ガサ入れ)した。NESTAGE、セイクレストの不動産鑑定を行ったのは、本紙でも既報のように同じ事務所だった。この増資により、セイクレストも債務超過を解消しており、こちらの事件化も必至と見ていいだろう。
(冒頭写真=「北海道新聞」今年3月29日記事)

閲覧数 (36830)
  • 2012/04/13
  • 執筆者: Yamaoka (8:26 pm)

<ミニ情報>不起訴になっていた細川徳生氏

 本紙では独自ルートから情報を仕入れ、大手マスコミに先駆けて報じた、大物仕手筋としても知られる細川徳生(なるき)氏(51)の逮捕ーーその時から、本紙はかなりの無理筋との関係者の声を紹介していたが、その指摘通り、細川氏は不起訴になっていたことがわかったので遅まきながら報じておく。
(冒頭写真=細川氏が脅したとされる被害者・寿司屋の主人の仲介で、細川氏が2億円貸し付けていた盆栽販売会社。貸し付け後、ほどなく倒産)

閲覧数 (34132)
  • 2012/03/29
  • 執筆者: Yamaoka (1:02 am)

<ミニ情報>当局注目の有名株式ブローカーが結集する「シスウェーブ」仕手戦

 3月26日掲載の「宝田陽平の兜町アンダーワールド」連載で、本紙はジャスダック上場「シスウェーブ」の株価急騰の怪について取り上げたが、やはり仕手化していただけでなく、そこには、当局も注目している複数の株式ブローカーが参加していることがわかった。
 過去にも、数々の“危ない上場企業”の増資引き受けに関与。金主のなかには暴力団筋もあれば、経営権を握って会社資産を食い荒らすケースも。法律にも抵触し得る、「資本のハイエナ」といっていい連中だ。

閲覧数 (35430)
  • 2012/03/27
  • 執筆者: Yamaoka (9:59 pm)

<ミニ情報>また逮捕された懲戒元弁護士

 大手マスコミ既報のように、警視庁南千住署は本日、元弁護士の佐竹修三(冒頭写真。59)を逮捕した。
 容疑は業務上横領。まだ弁護士だった06年、民事訴訟の相手だった銀行に支払うため、依頼人から預かった現金600万円を着服したというもの。
 この佐竹容疑者、本紙がよく取り上げる“危ない上場企業”の絡みで有名だった。怪しい仕手筋連中が、信用付けのために佐竹容疑者をよく使っていたからだ。

閲覧数 (37024)
  • 2012/03/24
  • 執筆者: Yamaoka (11:19 pm)

「丸大証券」自己破産で、慌てふためく仕手筋やヤバ筋金主

  3月14日、「丸大証券」(東京都中央区)が東京地裁に自己破産を申請したのは大手マスコミ既報の通り。
 前日、顧客からの預かり資産約3億円のうちの約2億円を不正流用していたとして営業停止になっていた。負債総額は約16億5400万円とのことだ(昨年3月末時点)。
 既報道では顧客からの預かり資産に手をつけるまで経営が悪化していた原因につき、この間の株式市場の低迷などを上げていたが、ある関係者はこう漏らす。
「丸大証券は、事情通の間では仕手筋御用達で有名だった。連んだ仕手筋が仕掛けた銘柄を自社で推奨し、一般顧客に買わせた。最初は一般顧客も儲かるかも知れないが、一般顧客に小口にして売り、仕手筋が売り逃げするシナリオなんだから、これじゃあ、一般顧客は逃げますよ。また、丸大自身も結局は仕手筋に損を掴まされたということでは。自業自得だけど」。
 本紙既報のように、過去には中江滋樹(上写真)、森下安道、白杉恵子各氏も利用していたという。
 また、銘柄としては近年では「オートウェーブ」、「クレアホールディングス」、上場廃止になった「サイバーファーム」などの名も出ていた。

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