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  • 2012/12/23
  • 執筆者: Yamaoka (1:40 am)

「ゲートウェイホールディングス」筆頭株主就任予定者が社長のマルチ企業、虚偽表示と消費者庁が処分

 本紙既報のように、11月30日、マルチ企業「VanaH」(山梨県富士吉田市)の石山久男社長が筆頭株主になる第3者割当増資が発表されたのを機に、異常としか思えない株価急騰を続けていた「ゲートウェイーホールディングス」(7708。JQ。東京都港区)だが、さすがにここに来て値を下げている(冒頭写真は株価チャート)。  
 その下げを、週明けから加速しそうな発表があった。
 VanaHが、虚偽表示で、消費者庁から処分を受けた件だ。20日にはNHKも報道。翌21日には、大手紙の一部も報じている。
 VanaHは、主力商品であるミネラルウォーターを購入している、マルチ(連鎖販売取引)特有の会員約6000人に対し昨年10月、11月と2度に渡り、FAXにて「世界で初めての『国連認定証』を取得しました」「世界で1社しか使用できない国連認定ロゴマーク」などと事実でないことを記して送り、販売活動における利用を促すなどしていた。また、同社のHPにもそうした記載をしてPRしていた。

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  • 2012/12/22
  • 執筆者: Yamaoka (11:30 pm)

「セイクレスト」水増し増資事件ーー松尾隆ら起訴に

 他の記事配信との兼ね合いですっかり遅くなってしまったが、12月19日、大阪地検は、ジャスダックに上場していた不動産会社「セイクレスト」(大阪市中央区。11年5月上場廃止。破産手続き中)を巡る水増し増資事件(金商法違反)で、証券アナリスト・松尾隆(67。冒頭写真)と、当時の社長・青木勝稔(49)の2人を起訴した。
 2010年2月、セイクレストは現物出資による第3者割り当て増資を行い、債務超過を解消し、一時的に上場廃止を回避した。
 現物出資されたのは和歌山県白浜町の山林で、その価値は20億円との不動産鑑定士の鑑定書を出していた。だが2人は共謀、その山林を所有していた福島県の不動産会社は松尾被告が実質、経営する会社で、実際の価値はせいぜい数億円に過ぎなかったようだ。

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  • 2012/12/18
  • 執筆者: Yamaoka (10:40 pm)

大物金融ブローカー「永本壹柱」被告の判決結果

本紙既報のように、延期になっていたものの、本日(12月18日)、 上場していた中堅ゼネコン「井上工業」を舞台にした架空増資などに絡み、無登録で計7億3000万円を貸し付けていたとして逮捕・起訴(貸金業法違犯)された大物金融ブローカー・永本壹柱(62。冒頭写真)被告の判決言い渡しがあった。
  検察の求刑は懲役5年,罰金2500万円だった。また、その世界では大物だけに、当然、大手マスコミでそれなりに報道されると思っていたのだが、ざっと調べた限りでは報道は見当たらなかった。
 なぜなのか?

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  • 2012/12/13
  • 執筆者: Yamaoka (7:47 am)

大物金融ブローカー「永本壹柱」被告の判決が延期に

 昨12月12日午前9時半から、上場していた中堅ゼネコン「井上工業」を舞台にした架空増資などに絡み、無登録で計7億3000万円を貸し付けていたとして逮捕・起訴(貸金業法違犯)された大物金融ブローカー・永本壹柱(62。冒頭写真)被告の判決が言い渡されるはずだった。
  ところが、延期になったことから、関係者の間では揣摩臆測が乱れ飛んだが、事情通の話などによれば、どうやら直前になって何か判決にも影響を及ぼすような特別な事情などが生じたわけではないようだ。

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  • 2012/12/01
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

「シスウェーブ」に続き、「リアルビジョン」にも経営介入する大場氏一派

 他のネタを先に報じた兼ね合いから報告が遅くなってしまったが11月27日、パチンコ・医用向け3次元グラフィックスLSI・応用製品開発主力の「リアルビジョン」(6786。マザーズ。横浜市港北区)は、半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)の持ち株比率が32・16%になること、同時に、同日開催の取締役会でシスウェーブ社長の宮嶋淳氏と、取締役の池畑勝治氏をリアルビジョン取締役候補にすることを決議したことをIRした。
 シスウェーブとリアルビジョンは今年9月28日に資本業務提携を発表。この時点で、シスウェーブがリアルビジョンの筆頭株主の全株式の譲渡を受け16・26%で筆頭株主になっていた。さらに今回、リアルビジョンの創業者で社長、そして主要株主だった杉山尚志氏(冒頭写真)の所有分なども買い足し32・16%に。こうしたなか、役員を送り込むことになったわけだ。保有株0になった杉山氏は来年1月25日開催の臨時株主総会を持って社長から退く。また、宮嶋氏らの取締役就任も同総会を経て正式に決まる。

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  • 2012/11/29
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

「セイクレスト」水増し増資で、ついに逮捕された証券アナリスト・松尾隆の言い分

 ジャスダックを上場廃止(11年5月。破産手続き中)になった不動産販売会社「セイクレスト」(大阪市)の水増し増資事件で、大阪府警捜査2課と証券取引等監視員会は本日午後、元社長・青木勝稔(49。下写真)と、証券アナリスト・松尾隆(67)の両容疑者を金融商品取引法違反(偽計)の疑いで逮捕した。
 セイクレストは債務超過のために上場廃止寸前だった10年2月、不動産現物出資による21億2000万円分もの第3者割当増資を実施。これによりセイクレストは債務超過を一時的に解消した。
 しかし、この現物出資された和歌山県白浜町の分譲地(横写真。約2万5455坪)の実際の価値は数億円程度に過ぎなかったと見られる。
 この不動産鑑定を行った不動産鑑定事務所は、同じく、上場廃止になったゲームソフト販売会社「NESTAGE」でも同様の現物出資不動産につき鑑定、その件で、すでに11年7月、今回と同容疑で大阪府警捜査2課が鑑定事務所社長らを逮捕しており、したがって、その時点でセイクレストの今回の疑惑も浮上し、本紙でも報じていた。しかも、今年4月には大阪府警は松尾容疑者の自宅を家宅捜索、また松尾容疑者から任意で事情を何度も聞いており、その時点で逮捕は時間の問題とも見られていた。
 この件に松尾容疑者が深く関与していたことは、セイクレストの現物出資引受をした福島県郡山市の会社K社は以前からの松尾容疑者の金主であり、また、この引受によりK社はセ社の大株主になり、「大量保有報告書」を提出しているが、そのK社の事務上の連絡先が松尾容疑者の東京・人形町の事務所になっていたことでも明らかだろう。

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  • 2012/10/25
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

大場氏一派の介入を招いた「シスウェーブ」増資の狙い

 本紙連載でお伝えしたように、名うての株式ブローカー・大場武生氏(冒頭右写真)とその仲間によって実質、乗っ取られたといってもいい半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)ーー同社創業者で、会長にして、いまも主要株主の長岡利明氏(同左写真)はいったい、なぜ彼らの介入を許しているのか疑問に思うのだが、ある関係者はこう漏らす。
「当然、周辺者は長岡会長に意見しています。本当に、大丈夫なのかと!? ところが、技術畑出身で、人を疑わない長岡会長はすっかり信じ込んでしまっているようで、“心配ない”と平然としているんです」
 こうしたなか、10月18日、シスウェーブは第3者割当増資と新株予約権発行をIRした。
 払込日は共に11月5日。新株予約権がすべて行使されれば、総額2億3100万円の資金調達となる。
 大場氏はこの増資にも、関与しているのか? 
 関係者が証言する。

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  • 2012/10/14
  • 執筆者: Yamaoka (10:23 pm)

やはり「T&Cホールディングス」の実質、大株主は水源地、未株詐欺グループだった!?

  10月10日、投資情報提供の「T&Cホールディングス」(東京都港区。3832。JQ)が実に興味深いIRを行った
 T&Cは10年8月、第3者割当増資を実施。結果、「香港東盛禾投資集團有限公司」が14・4%(3000株)の第2位株主に登場。ところが、最低2年間は保有すると約束していたのに約1年後、担保流れなどでそのすべてが叩き売られ、T&Cの株価は大暴落。それが今日のさらなる苦境を招いている。
 だが、この株の叩き売りは単純なものではなかった。
 常任代理人の「グローバル・インベストメント・リサーチ(GIR)」(代表・松本弘樹氏=横写真)が同株を勝手に担保に入れ、また、代物弁済で戻って来た内800株もGIRの事情で勝手に売ったと思われる。
 そして、本紙はこのようなことになったのは、そもそも香港東盛はダミーに過ぎず、実際に資金を入れたのは水源地詐欺や未公開株詐欺をやっている連中ではないかと今年3月に報じていた

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  • 2012/10/12
  • 執筆者: Yamaoka (9:57 pm)

背後に怪しい影もーー寺町博氏死去で、先物大手「フジフューチャーズ」内紛

 9月11日、寺町博氏が死去した(冒頭写真。享年88)。
 寺町氏は自動車部品などの製造メーカー「THK」(東京都品川区。6481。東証1部)の創業者にして元社長、会長。現在、THK社長を務めるのは息子だ。
 その優れた技術系経営者の顔の一方、数々の仕手戦で名前が出た伝説の相場師でもあった。
 そして、その相場を張る環境ということで持っていたのは商品先物大手の「フジフューチャーズ」(東京都中央区)だった。
 ところが、そのフジフューチャーで寺町氏の死去を契機に内紛が本格化しただけでなく、その背後には過去の仕手戦、あるいは有名スポーツ選手と告訴合戦を展開するなどしたこともある怪しい面々が控えているとも。
 どういうことなのか?

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  • 2012/10/11
  • 執筆者: Yamaoka (8:18 pm)

大物金融ブローカー「永本壹柱」被告の本人尋問(安倍晋三自民党総裁との関係も)

 本日午後3時から東京地裁で、上場していた中堅ゼネコン「井上工場」(事件後、上場廃止に)の架空増資などに絡み、無登録で計7億3000万円を貸し付けていたとして逮捕・起訴された大物金融ブローカー・永本壹柱(62。冒頭写真)被告の4回目の公判があった。
 この日は、すでに保釈になっている永本被告本人の尋問が行われた。

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  • 2012/09/19
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

「シスウェーブ」に介入した名うての株式ブローカー・大場武生氏の狙いと人脈(第2回)

 この連載第1回目で、株式ブローカー・大場武生氏(冒頭写真)が半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)に介入する上で集めた株式購入資金に反社が絡んでいること、それから、一番の狙いはシスウェーブのキャッシュ資金との証言を紹介した。
 2回目の今回は、まず、1回目記事の最後に課題として残しておいた、大場氏と種苗ベンチャー「アースノード」のT氏を繋いだ大場氏の仲間の紹介から。
 それは池畑勝治氏。
 シスウェーブの取締役になった際の公表された経歴を見ても大場氏との接点は見えない。だが、本紙既報のように、大場氏と仲良く「さいせいパートナーズ」(東京都港区)なる経営コンサルタント会社役員に名を連ねていたことを見れば明らか。そして、注目されるのはその池畑氏の素顔。
 驚きべき証言するのは、上場廃止になった元マザーズ「ニューディール」(旧「リキッドオーディオ・ジャパン」)の代表、大株主だったことのある佐々木芳明氏だ。

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  • 2012/09/12
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

「シスウェーブ」に介入した名うての株式ブローカー・大場武生氏の狙いと人脈(第1回)

 古くは旧三和銀行雪が谷支店の不正融資、倒産した「ホテル瑞凰」の整理、「大盛工業」(東証2部)の株価操作など、数々の経済事件に関与し、その世界では有名な大場武生氏ーーその大場氏が、半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)に介入した。
 有名人だけに、自分の名前こそ出していないものの、「N&Mマネージメント」なる会社を通じてであることは、すでに本紙既報の通り
「大量保有報告書」によれば、いま現在も、「N&Mマネージメント」は約18%の大株主(一時、約28%保有)。
 それどころか、詳細は別の機会に譲るが、この6月末の定時株主総会を経てシスウェーブの社長に就いた宮嶋淳氏の背後にも大場氏の影が見えるのだ。
 本紙の既報関連記事を見た関係者から情報提供があり、大場氏介入の全貌がほぼ見えて来た。驚くべきことに、大場氏の背後には完全な反社も関わっていた。
 数回に渡り、シスウェーブに介入した大場氏の狙いや人脈など、その全貌をレポートする。
 まずは、その資金源だ。

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  • 2012/08/24
  • 執筆者: Yamaoka (9:30 pm)

あの仕手筋ダミーで話題になった人物が、警視庁お墨付き企業乗っ取り!?

その人物とは、本多俊郎氏や宮城和良氏のダミー役としてかつて登場し話題になったF氏。具体的な銘柄としては「クオンツ」、「井上工業」、「NFKホールディングス」(6494。JQ)。すでにNFK以外は上場廃止になっている。(冒頭写真=「読売」08年4月19日記事)
 その後、F氏が代表を務め、前出の増資引受の際のハコになっていた投資事業組合の親会社K社は実質倒産。さすがに大人しくしていたのか、この数年、F氏の名前を聞くことはなかった。
 ところが、そんなF氏が今年3月、よりによって、警視庁お墨付き企業の社長に就任していたのだから仰天だ。

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  • 2012/08/21
  • 執筆者: Yamaoka (2:43 pm)

東京地検特捜部が松澤弘康を逮捕した背景(質権設定も即、叩き売りの手口)

  本紙でも既報のように、8月9日、東京地検特捜部は企業買収助言会社「UEエンジニアリング」(東京都港区)の実質経営者である松沢弘康(39)などを法人税法違反(脱税)の容疑で逮捕した。表向きの容疑は脱税だが、実際は、資金繰りの厳しい上場企業に同社株を担保に融資、しかしすぐに叩き売ることを繰り返し、ボロ儲けしていたと見られ、その詐欺的手口に注目し、特捜部は逮捕に至ったようなのだ。
 UEエンジニアリングと融資を受ける者との間には、株式質権設定契約書が結ばれていた。しかも、株券は09年1月より電子化されている。だから、カネを借りる方も、返済期日が遅れるなど特別の理由がない限り、株券を叩き売られる心配はないと見て借りていたようだ。にも拘わらず、なぜ、松澤容疑者は株券を即、叩き売れたのか?
 その後の取材で、その手口が見えて来たので、以下、報告する。

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  • 2012/07/14
  • 執筆者: Yamaoka (8:10 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(347)大場武生氏、「シスウェーブ」株で儲ける!?

 半導体テスト開発受託会社の持ち株会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)の株が仕手戦の様相を見せ、これにその世界では有名な大場武生氏(冒頭写真)らが関与、当局も注目していると、本紙がスッパ抜いたのは今年3?5月にかけてのことだ。
 その後の経過を報告する。
 結論をいえば、大場氏らはうまく売り抜け、儲けたようなのだ。

閲覧数 (35365)
  • 2012/06/29
  • 執筆者: Yamaoka (3:54 pm)

松澤泰生氏暗躍!? 「サハダイヤモンド」代表取締役会長に、今野康裕氏が“居残れた”理由

  本紙でも既報のように、今野康裕氏(冒頭右写真)といえば04年10月以来、ロシア産ダイヤモンド製造・販売「サハダイヤモンド」(9898。JQ。東京都墨田区)の社長を務めて来たが、今年4月27日の同社IRで、退任し、代わって副社長の姜杰氏(同左写真)が社長に就任することを発表。しかし、その時点で今野氏の役職は未定と発表したことから、関係者の間では、今野氏はついにサハを追い出されるとの見方が圧倒的だった。
 それはそうだろう。この間、今野氏は増資を繰り返したものの、業績は一向によくならず、挙げ句、最近はでサハ株を巡って偽造・変造疑惑まで出る有様。これでは、新しい大株主がイメージ一新のため、今野氏を追い出すのも無理はない。
 だが、結果はといえば、同社は6月8日のIRで今野氏が代表取締役会長に就くと発表。そして昨日開催の定時株主で承認を得て、今野氏は正式に就任した。
 いったい、これはどういうことなのか?

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  • 2012/06/25
  • 執筆者: Yamaoka (11:00 pm)

6月27日ーー「プリンシバル・コーポレーション」の増資引受先はあの桝澤徹氏のお友だち

  明日6月26日の定時株主総会決議を経て、27日、すべて行使されれば約7億4000万円になる新株予約権を発行することが決まっている「プリンシバル・コーポレーション」(3587。JQ。旧「アイビーダイワ」)ーー粉飾による決算修正からわずか3カ月ほどで、なぜ、大阪証券取引所は認可したのか、疑問を呈する記事を本紙は書いているが、この増資引受先に関しても時節柄もあり、一部で疑問の声が出ている。
 この増資の引き受け先、IRされているのは「トーヨーコーポレーション」(東京都中央区)という有限会社と、「NDC Investments Pte. Ltd」というシンガポールの会社。すべて行使されれば、両社併せ35%以上と、プリンシバルの経営権を握ることになるが、この両社の背後にはあの桝澤徹氏(冒頭写真の黄色円内)のお友だちが控えていると思われるからだ。
 そう、桝澤氏といえば、本紙ではお馴染み、旧「ジェイ・ブリッジ」(9318。東証2部。現アジア・アライアンス・ホールディングス)の元社長で、オリンパス事件でも同氏人脈の関与が噂された

閲覧数 (39247)
  • 2012/06/22
  • 執筆者: Yamaoka (6:27 pm)

新たな疑惑ーーなぜか「サハダイヤモンド」にある、松澤泰生氏預かり3000万円金屏風トラブル

 本紙は6月15日、松澤泰生氏に勝手に虚偽の役員登記をされたとして公認会計士が告発した件を報じた
 この際、松澤氏に関し、ダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株式に関することしか説明しなかったところ、読者から、なぜ有名でもない個人のことを取り上げるのかとのメールがあった。
 本紙は、松澤氏は有名人なのは公然たる事実と思っていたが、そうでもないようなので少し解説しておく。松澤氏は、東京佐川急便事件(バブル時代、当時の社長経由で総額5000億円ともいわれる資金が政界、闇社会などに消えた一大事件)に関与していたことで有名。その後、数々の“危ない上場企業”の株絡みで登場しているその世界では有名な御仁故、ウッチし続けている。
 さて、その松澤氏に新たな疑惑が出ていることがわかった。今回は金屏風に関する疑惑だ。
 被害者だというO氏が証言する。
「資金が入り用になったので、30年来のつきあいのある松澤に金屏風の売却を相談した。東京佐川急便に食い込む前、彼がまだ上野近辺で宝石を売っていたころから知ってます。松澤は“客はいる。サハダイヤが増資するから、その増資で入ったカネから払う”といって、その屏風を持って行った。結論をいうと、その屏風は少なくとも3000万円の価値があるんですが、私に入ったのは220万円だけ。屏風は松澤と今野(康裕サハダイヤ社長)が共謀し、松澤からサハの子会社を経て、さらに第3者に売却されてしまったようです。
 私が文句をいったところ、さすがにマズイと思ったのか、金屏風は第3者からサハ側に戻り、いまサハ本社ビルの1階に保管されていることがわかりました。そこで、警視庁に相談する一方、善意の第3者に売却されないように動産占有移転禁止仮処分命令を求め申立をしました。“保証金”が750万円もかかりましたが」(上写真=その申立書)
 申立をしたのは5月30日。まだ、地裁の決定は出てないという。
 その屏風は清光光運氏の8曲屏風「屏風」という作品(冒頭写真。横幅4・17m、高さ1・82m)。

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  • 2012/06/18
  • 執筆者: Yamaoka (2:41 am)

「T&Cホールディングス」の増資一部失権に(+「闇株新聞」にも徹底的に批判された松本弘樹氏)

 投資情報提供「T&Cホールディングス」(3832。JQ。東京都港区)の増資だが、6月13日が払込期日だった。
 しかし、発行となったのは1億1570万円のデット・エクイティ分だけで、肝心の残りの5億円近い現金は一銭も払込されなかった
 一部失権というが、実質、払込はまったくされなかったといっていい。
 本紙はT&C株価の低迷と、引き受け価格の差額がありすぎることから、本当に払い込みされるのか懸念していたが、その通りになった。改めて、金融経済評論家・松本弘樹氏の責任が思い起こされるが、この実態を受け、いま話題の「日刊闇株新聞」も6月14日、松本氏のことを「新規参入『資本のハイエナ』の悪事」とのタイトルで報じている。
 そして、新たな資本のハイエナ=松本氏がやろうとしたが、「経験・ノウハウ・人脈・仁義すべてに欠ける」ことから、T&Cを「瀕死の上場企業」にしたと、徹底的に批判している。(=冒頭写真)

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  • 2012/06/15
  • 執筆者: Yamaoka (11:57 pm)

詐欺疑惑会社の社債販売に関与? あの松澤泰生氏、刑事告発される

 松澤泰生氏といえば、本紙ではダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株絡みで何度か取り上げたことがある御仁。
 つい先日、「THE NEWS」という新聞(5月25日号。冒頭写真)が、松澤氏や、サハの今野康裕社長(6月28日退任予定)らが、会社ぐるみで株券の偽造・変造までやっているとして被害者が相談、当局が動いているという記事を出しているが、そのことではない。
 松澤氏が警視庁に告発されたのは今年5月15日のこと。
 告発したのは公認会計士の森藤洋隆氏。
 森藤氏は承諾していないにも拘わらず、勝手に就任承諾書を作成、「森藤」と刻した丸印を押して、昨年11月8日付の監査役就任承諾書を偽造し、事情を知らない東京法務局の職員にその書類を出し、法人登記簿に不実の記載をさせたというもので、容疑は有印私文書偽造・同行使と、電磁的公正証書原本不実記載・同行使とのことだ。
 その会社とは「ワールドリソース」という。
 レアメタルの輸入販売などを行う会社だという。
 この会社役員には松澤氏は就任していない。
 だが、このワールド社の住所は、松澤氏と極めて関係が深かったサハダイヤモンドとまったく同じ東京都墨田区の住所になっている。
 また、松澤氏自身は同社役員に就いていないものの、松澤氏がCEOをやっていた「銀座ホームズ」なる会社の役員に就いていた松澤秀民氏が役員に就いている。関係者によれば、松澤氏の弟とのことだ。
 もっとも、これだけ聞けば、例え事実としても、ちっぽけな犯罪のようにも思えるのだが、関係者によれば、松澤氏は世間を今も騒がせているある社債詐欺疑惑に関与している可能性があるという。

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