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  • 2012/04/13
  • 執筆者: Yamaoka (8:26 pm)

<ミニ情報>不起訴になっていた細川徳生氏

 本紙では独自ルートから情報を仕入れ、大手マスコミに先駆けて報じた、大物仕手筋としても知られる細川徳生(なるき)氏(51)の逮捕ーーその時から、本紙はかなりの無理筋との関係者の声を紹介していたが、その指摘通り、細川氏は不起訴になっていたことがわかったので遅まきながら報じておく。
(冒頭写真=細川氏が脅したとされる被害者・寿司屋の主人の仲介で、細川氏が2億円貸し付けていた盆栽販売会社。貸し付け後、ほどなく倒産)

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  • 2012/03/29
  • 執筆者: Yamaoka (1:02 am)

<ミニ情報>当局注目の有名株式ブローカーが結集する「シスウェーブ」仕手戦

 3月26日掲載の「宝田陽平の兜町アンダーワールド」連載で、本紙はジャスダック上場「シスウェーブ」の株価急騰の怪について取り上げたが、やはり仕手化していただけでなく、そこには、当局も注目している複数の株式ブローカーが参加していることがわかった。
 過去にも、数々の“危ない上場企業”の増資引き受けに関与。金主のなかには暴力団筋もあれば、経営権を握って会社資産を食い荒らすケースも。法律にも抵触し得る、「資本のハイエナ」といっていい連中だ。

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  • 2012/03/27
  • 執筆者: Yamaoka (9:59 pm)

<ミニ情報>また逮捕された懲戒元弁護士

 大手マスコミ既報のように、警視庁南千住署は本日、元弁護士の佐竹修三(冒頭写真。59)を逮捕した。
 容疑は業務上横領。まだ弁護士だった06年、民事訴訟の相手だった銀行に支払うため、依頼人から預かった現金600万円を着服したというもの。
 この佐竹容疑者、本紙がよく取り上げる“危ない上場企業”の絡みで有名だった。怪しい仕手筋連中が、信用付けのために佐竹容疑者をよく使っていたからだ。

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  • 2012/03/24
  • 執筆者: Yamaoka (11:19 pm)

「丸大証券」自己破産で、慌てふためく仕手筋やヤバ筋金主

  3月14日、「丸大証券」(東京都中央区)が東京地裁に自己破産を申請したのは大手マスコミ既報の通り。
 前日、顧客からの預かり資産約3億円のうちの約2億円を不正流用していたとして営業停止になっていた。負債総額は約16億5400万円とのことだ(昨年3月末時点)。
 既報道では顧客からの預かり資産に手をつけるまで経営が悪化していた原因につき、この間の株式市場の低迷などを上げていたが、ある関係者はこう漏らす。
「丸大証券は、事情通の間では仕手筋御用達で有名だった。連んだ仕手筋が仕掛けた銘柄を自社で推奨し、一般顧客に買わせた。最初は一般顧客も儲かるかも知れないが、一般顧客に小口にして売り、仕手筋が売り逃げするシナリオなんだから、これじゃあ、一般顧客は逃げますよ。また、丸大自身も結局は仕手筋に損を掴まされたということでは。自業自得だけど」。
 本紙既報のように、過去には中江滋樹(上写真)、森下安道、白杉恵子各氏も利用していたという。
 また、銘柄としては近年では「オートウェーブ」、「クレアホールディングス」、上場廃止になった「サイバーファーム」などの名も出ていた。

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  • 2012/03/23
  • 執筆者: Yamaoka (8:20 pm)

ITJ・戸田弁護士がまた上場企業大株主に。そして、オリンパス株主に集団訴訟を呼びかける背景

 弁護士法人「ITJ法律事務所」(東京都港区)の代表を務める戸田泉弁護士(冒頭写真)といえば、本紙でも既報のように、サービサー「ミネルヴァ債権回収」(東京都千代田区)を通じてマザーズ上場の不動産会社「アルデプロ」(約11%)、ジャスダック上場のインディーズ系CD卸「フォンツ・ホールディングス」(旧ダイキサウンド)に至っては実に約76%と経営権まで完全に握っている。
 ミネルヴァの株約51%を、ITJ(約49%)と共に握っているのが他ならぬ戸田氏個人だからだ。
 その戸田氏がまた新たな上場企業の大株主に登場した。今度はマザーズ上場のゲノム創薬ベンチャー「メディビックグループ」(東京都渋谷区)で約30%。
 この3月16日に出た「大量保有報告書」によれば、ミネルヴァの100%子会社「りく・マネージメント・パートナーズ」(東京都港区)なる会社を通じてだ。(横写真=戸田氏の著書)
 何しろ、未だ消費者金融の過払い返金訴訟をベルトコンベアー式にやる本業は好調。戸田氏の年収は、わが国弁護士トップ10に入っているようだから、この程度の投資は金額的にはどうということはないのだろう。
 ところで、その戸田氏、TVCMまで打って過払い金返還訴訟を大々的に行う一方、あの堀江貴文服役囚らを相手に、「ライブドア」の株主代表訴訟代理人を務めたことでも知られるが、現在、ITJのHPを覗くと、新たに「オリンパス」株主にも呼びかけており、ともかく商売上手だ。
 別に弁護士が儲けたカネで上場企業の大株主になっていけないという法律はなく、本紙とてそれだけを持ってことさら批判するつもりはない。
 だが、背後に以下のような怪しげな人脈も見え隠れするとなると、さすがに見方が変わって来るのではないか。

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  • 2012/03/15
  • 執筆者: Yamaoka (3:45 am)

「大量保有報告書」虚偽記載!? T&Cホールディングスなどの大株主になっていた水源ビジネスや未株詐欺グループ

 本紙は昨年12月15日、「逮捕された投資詐欺首謀者と、あの塩田大介氏との意外な接点」なるタイトル記事を報じている
 12月14日、大阪府警などが、水源地の権利を買えば年6%の配当が得られるなどとして、全国の高齢者から数十億円を騙し取っていた詐欺グループの首謀者と見られる菊次達朗(46)を逮捕したが、暴力団元組員のこの菊次被告は、先日、競売妨害容疑で逮捕状が出た塩田大介容疑者とは元々仲間だったなどとする記事だ。
 それから2カ月余り、大阪府警などはその後の捜査で、この水源ビジネスの詐欺容疑で、新たに水口達(32)と林政長(33)両容疑者を逮捕した。
 本紙は昨年10月7日、「宝田陽平の兜町アンダーワールド」という連載の第321回目として、「T&Cホールディングス株、大暴落の背景」なるタイトル記事を報じている
「香港東盛禾投資集團有限公司」なる、ジャスダック上場T&C株14・4%を握る大株主が借金の片に同株を担保に取られ、その大半を叩き売られたことを契機に、T&Cの株価は大暴落する(上写真=その株価チャート図)が、実はこの香港東盛は金融経済評論家を名乗る松本弘樹氏らのダミーではないかという内容だった。
 その際、松本氏らに自前資金があるはずがなく、別に金主がいるとも報じたが、実はその金主とは驚くなかれ、水源ビジネスの詐欺容疑で新たに逮捕されたこの水口容疑者だったのだ。

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  • 2012/03/10
  • 執筆者: Yamaoka (10:30 pm)

本紙指摘通り、本日、逮捕された「永本壹柱」

 本紙は本日午後3時過ぎ、貸金業法違反で逮捕状が出ている永本壹柱が帰国し、本日中に逮捕される模様と報じたが、その通りになった。
「共同」記事によれば、永本容疑者は本日午後6時半過ぎに韓国から帰国。ほどなく逮捕された。
(冒頭写真=永本容疑者。共同記事より)

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  • 2012/03/10
  • 執筆者: Yamaoka (3:27 pm)

<ミニ情報>逮捕状が出ている「永本壹柱」、本日にも出頭の模様

 本紙でも既報のように、さる2月20日、警視庁組対3課が逮捕に乗り出した通称「虎ノ門グループ」のトップで、 逮捕状が出ている永本壹柱(壹桂。62)氏だが、本日にも出頭するとの情報が入って来た。
 いま現在は、韓国にいるようだ。
関係者が語る。
「意図的に出国していたわけではない。所要で、警視庁が踏み込んだ際に出かけていた。そうなると、ついつい帰国は億劫になるじゃないですか。
(冒頭写真=『フライデー』3月9日号と『週刊現代』3月17日号記事)

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  • 2012/03/09
  • 執筆者: Yamaoka (8:48 pm)

「春日電機」乗っ取り屋・篠原猛に懲役3年の実刑判決ーーその篠原に騙された細川徳生容疑者

 上場廃止になった「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市。事業譲渡に)の資金5億5000万円を流出させたとして、会社法(特別背任罪)に問われた元社長・篠原猛被告(54)に対する判決が3月7日、東京地裁立川支部であり、懲役3年、追徴金約3200万円の実刑だった。
 篠原被告は自分がオーナーの「アインテスラ」などで春日電機株を買い占め、社長に就任。その9億円近い買収資金はすべて借り入れたものだった。そして、アインテスラに春日電機の資金5億5000万円を無担保で貸し出し大半を焦げ付かせるというデタラメなことをやり、春日電機を上場廃止に導いた。
 篠原被告は高卒後、職を転々とし、事業を起こしては潰していたが、99年に共同で設立した「オックスホールディングス」が03年1月ヘラクレス(現ジャスダック)に上場(09年3月上場廃止)し上場益を得てマネーゲームにのめりこむ。06年には東証1部、化学プラント主力の「木村化工機」株を買い占める。
 その時、資金を頼ったなかに、昨日、別件で逮捕された細川徳生(51)容疑者がいた。

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  • 2012/03/08
  • 執筆者: Yamaoka (10:45 pm)

<ミニ情報>あの大物仕手筋・細川徳生、逮捕される

 本紙が関係者から得た情報によれば、あの大物仕手筋・細川徳生が本日、警視庁組対に逮捕された。
 あの、というのは、本紙では過去、実名で載せたこともあれば、名前を伏せていたこともあるが、「アドバックス」「木村化工機」「BBH」「春日電機」といった上場企業(当時)の株を買い占め、その動向が注目されていたからだ。
 そもそもの資金は大手化粧品会社「ヴァーナル」(本社・福岡市。冒頭写真は代表的商品)の大手代理店として築いたとされる。また、真偽は定かでないが、闇金の一種「システム金融」の元祖、さらに九州の指定暴力団K会との関係が指摘されてもいた。

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  • 2012/02/24
  • 執筆者: Yamaoka (6:10 pm)

大阪証券取引所はいまからでも調査をーージャスダック上場「シスウェーブ」主要株主に関しての不穏な情報

 半導体テスト開発の受託をしているジャスダック上場「シスウェーブ」(神奈川県川崎市)ーー同社の主要株主が従来の創業者一族(長岡利明元社長=冒頭写真=+ファミリー企業で約40%→約20%)から、「N&Aマネージメント」(東京都港区。約28%)になったのは昨年暮れのことだった。
 まず、不可解なのは、この主要株主異動を受け、2月13日に役員の異動予定がIRされたのだが、 N&Aマネージメントの代表(1人役員)は役員には就かない事実。
 同社は、所有する大半のシスウェーブ株式を創業者側から市場外で買ったと思われるが、そのわずか1カ月ほど前に設立されている。また、その購入資金約1億5000万円は全額借金であることなどを思えば、 N&Aマネージメントは単なるハコで、同社代表は単なるダミーと思われる。
 では、誰が実質オーナーなのか?
 本紙はその背後に、過去、有名な経済事件で逮捕された大物がいる事実をスッパ抜いている

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  • 2012/02/16
  • 執筆者: Yamaoka (12:20 pm)

ジャスダック上場企業取締役に、あの大場武生氏のパートナーが就任へ

 本紙は今年1月17日、「経営コンサル会社舞台に活動を再開していた!? あの大場武生氏」なるタイトル記事を載せている
 大場武生氏(冒頭写真)といえば、東証2部、土木会社「大盛工業」の「風説の流布」事件で指名手配されたが約2年も逃亡。結局、懲役2年6月、15億円以上の追徴金を課せられたが、すでに遅くとも昨年5月には出所。
 活動を再開するなかで、あるジャスダック上場企業に資金注入し、パートナーを役員に送り込もうとしているとの有力情報を得たからだ。
 ただし、その記事をご覧いただければわかるように、本紙取材に対し、名が上がっていた上場企業は事実関係の確認を拒絶したこともあり、その際には大場氏のパートナーI氏の実名、そのI氏と大場氏が一緒に役員に就いている企業名は公表を控えていた。
 だが、2月13日にそのジャスダック上場企業は同社IRでそのI氏を取締役に就けると公表。本紙が得ていた情報は間違いでなかったことがハッキリしたので以下、I氏の実名と企業名を公表する(以下に、大場氏と仲良く名を連ねている会社謄本を転載)

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  • 2012/01/17
  • 執筆者: Yamaoka (4:50 pm)

経営コンサル会社舞台に活動を再開していた!? あの大場武生氏

 大場武生氏といえば、本紙でも既報のように、親会社に東証2部「大盛工業」(東京都葛飾区)を持っていたベンチャー企業「ジャパンメディアネットワーク」(破産)の「風説の流布」事件で逮捕されたことのある人物。
 携帯電話を月額4500円の低額でかけ放題と真っ赤な嘘の事業を堂々と宣伝し、大盛工業の株価を釣り上げて売り抜け、グループで約30億円も稼いでいた。
 その強引な手法もそうだが、東京地検特捜部に指名手配されてから約2年も逃亡し、しかもその渦中に銀座のクラブなどに堂々と出没と、一般的な知名度はともかく、兜町界隈などではいろんな意味で“大物”とされる御仁だ。
 控訴審まで争ったものの、09年11月に懲役2年6月、追徴金約15億5800万円の2審判決が。それからして、まだ服役中と思っている読者もいるかも知れないが、本紙が確認できた限りでは、遅くともすでに昨年5月には出所していた模様だ。
(冒頭写真=当時のジャパンメディアの宣伝資料と大盛工業の株式チャート図)

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  • 2012/01/07
  • 執筆者: Yamaoka (4:50 pm)

「昭和HD」取締役に対する責任追及訴訟で飛び出した驚愕の事実(連載?)

  ●光ファイバー事業は偽計取引!?

  この(連載?)で、まずは東証2部上場「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)における、07年6月の「プロファイルキャリア」なる会社の新株予約権一部行使(350万株。約5億円分)の資金は、同じ6月に、昭和HDが光ファイバー事業名目で貸し出した6億円がワシントン・グループの河野博晶オーナーからの借金返済に流用されたと思われる事実を述べた。
 当時、昭和HDの元大株主だった渡辺俊輔氏(+プロファイル社長だった山本幸雄氏ら)が、昭和HDの当時の経営陣(現社長の重田衛常務=冒頭写真=ら)と組み、有り体にいえば、5億円増資し、代わりに6億円貸金名目でくれてやった。これでは、昭和HDは?1億円で、何のためか増資したかわからない(経営陣が渡辺氏と組んだのは、株主総会で再任を得るためと思われる)。まさに架空増資(偽計取引)ではないかというわけで、昨年末の「井上工業」の架空増資(偽計取引)事件も真っ青の実態だったようなのだ。
 この連載2回目では、この重大疑惑に関する、さらなる証拠などを紹介する。
 横写真のように、昭和HD(当時は「昭和ゴム」)が前述の6億円を貸したのは「オプティスパン(OP)」なる会社(前出・山本氏は同社代表を名乗っていた)に対してだった。
 この光ファイバー事業はそもそもは渡辺氏と組んでいた仕手筋の松尾隆氏が持ち込み、その後、前出・山本氏が引き継ぎ、07年4月の取締役会で基本承認された。
 だが、当時の監査役だった山田剛夫氏が、会社は総額20億円以上の損害を被ったとして昭和HDの経営陣を訴えた(11年5月の一審判決で、重田現社長ら6名の当時の役員に計11億7000万円の支払い命令が出ている。被告の経営陣側は控訴中)訴訟の高裁で調査嘱託の結果、OPまたはその関連会社が出して来た基本計画などには取引先として古河電機工業、住友電気工業、東日本電信電話(横写真は東日本回答分) 、西日本電信電話が列記されていたが、そういう事実はなく、光ファイバー事業はまったくの架空だったことが明らかになって来ている。
 状況証拠は他にもある。

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  • 2011/12/28
  • 執筆者: Yamaoka (12:30 pm)

「クレアホールディングス」の不可解な取得不動産を「ドンキ」が取得

 本紙は今年8月27日、大証2部の住宅会社「クレアホールディングス」(旧・東邦グローバルアソシエイツ。東京都港区)が長崎市のビルを購入した件につき、疑問を呈する記事を報じている
 購入前に、クレアは新株予約権行使をしている。結果、約7億円がクレアには入ったが、その内の5億8000万円がこのビル取得に使われ、しかも、購入したクレア子会社役員に、新株予約権を一部行使した関係者がいたり、取得したのはビルの一部だけで購入額が高過ぎるとの見方などもあったからだ。
 ところが、クレアは12月27日に同社HPで、深夜営業の総合ディスカウント店展開、東証1部の「ドン・キホーテ」(東京都目黒区)に売却したとIR。しかも売却額は8億円で、売却益を得たというのだ。

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  • 2011/12/27
  • 執筆者: Yamaoka (10:30 pm)

「昭和HD」取締役に対する責任追及訴訟で飛び出した驚愕の事実(連載?)

 ●架空増資資金の借入先はあの河野博晶

 本紙が徹底して追及しているように、現在はタイ投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド(APF)」(本社=タイ・バンコク。此下益司会長)傘下で、同APFに資産を収奪されている疑惑のある東証2部のゴム老舗企業「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)ーーもっとも、その元凶を辿ると、06年3月から9月までに第3者割当増資と新株予約権行使により総額約62億円の資金調達を「ジャパンベンチャー」の渡辺俊輔氏に頼ったことによる。というのは、渡辺氏はこれだけの資金調達をしてやった見返りを要求したからだ。
 その流れのなかで、昭和HDは輸入自動車販売と光ファイバー事業に手を出し、これだけでも総額20億円以上の損害を被っている。
 そのため、当時の監査役・山田剛夫氏が善管注意義務違反と忠実義務違反で、当時の山口紀夫社長、重田衛常務(現社長=冒頭写真)ら6名の役員を被告とする損害賠償請求訴訟を提起。今年5月、その一審判決があり、被告6名に対し総額11億7000万円余りの支払い命令が出ている
「大まかにいえば、判決で支払いが認められたのは約半分。自動車販売については認められたが、光ファイバー事業は責任なしとされた。もっとも、実際はどちらも責任ありなんだから、被告らはこれを受け入れればよかった。ところが控訴した(この事実は昭和HDはIRしていない。事件番号は東京高裁民事第2部平成23年ネ第4283号損害賠償請求控訴事件。なお、山田氏は2件の事件として提訴したが途中で一本化されている)ばかりに、藪蛇になった。裁判所命令で関係先の銀行口座状況が開示されるなどし、渡辺は自動車だけでなく光ファイバー事業にも深く関与し、この2つの事業は実質、渡辺側に資金調達のお礼に被告らが利益をバックさせるためのものだったこと。さらに、07年4月に『プロファイルキャリア』なる会社が新株予約権を引き受け、その後の6月に一部行使(350万株)し約5億円を昭和HDは新たに調達するが、これは渡辺と、山本幸雄なる人物と被告らが組んだまったくの架空増資で、その目的は株主総会で被告らを取締役として再任してもらうためというのが真相だったんです」(事情通)
 俄には信じがたいが、こうした昭和HDの当時の経営陣の非行ぶりを、本連載では、できるだけ証拠を示しながら順次、見て行く。
 初回の今回は、プロファイルキャリアが引き受けた新株予約権について。
 つい最近、井上工業の架空増資(偽計取引)事件が弾けたが、これと比べても、昭和HDのそれはもっと悪質と思える。何しろ、その引き受け資金はそっくりワシントン・グループの河野博晶オーナー(上写真)から借り入れたものだったのだ。

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  • 2011/12/15
  • 執筆者: Yamaoka (9:40 pm)

銀行取引停止後も営業を続ける、乗っ取りグループに食われた「グラフ社」のウルトラC

「グラフ社」(東京都渋谷区。冒頭左写真は本社ビル)といえば、料理や手芸の実用書に加え、本田宗一郎氏の告白本(冒頭右写真)も出すなど、それなりに知られた出版社だ。
 だが、東証1部に上場していた「シルバー精工」同様、“渋沢グループ”傘下に入ると経営は急激に悪化。シルバー精工は彼らが去ってほどない昨年12月28日、倒産に至ったのは本紙でも既報の通り
 というのも、彼らは傘下に入れた企業の資産を食うのが目的。シルバー精工にあっては、「創研」というほとんど価値のない会社を実に39億円もの価格で買わせたのがその典型だ。一方、グラフ社においても06年3月、本社ビルを売却させられている。
 そんななか、本紙では08年4月、グラフ社もこのままでは危ないという記事を書いているが、そのグラフ社の最新情報が入って来たのでお伝えする。
 しかも、実はあっと驚くような事実があったのだ。

閲覧数 (30778)
  • 2011/12/14
  • 執筆者: Yamaoka (12:00 pm)

<ミニ情報>控訴せず、東理・福村元会長の無罪確定

  東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣元会長(冒頭写真。55)が、旧法の特別背任罪に問われた事件で、1審無罪になったことは本紙でも既報の通りだが、検察は控訴しなかったことがわかった。したがって、福村氏の無罪が確定した。
 本紙ではこの一審判決に疑問との主張を報じたし、1審判決を下した裁判長にも疑義を呈している。そして、こうした見方は別に本紙に限ったことではない。

閲覧数 (30267)
  • 2011/12/09
  • 執筆者: Yamaoka (8:30 pm)

あの有名「増資ブローカー」の近況

 宮城和良氏といえば、本紙でも既報のように、最近、事件化した「井上工業」(上場廃止に)の増資にも関与(ただし、事件化した分より前の増資で)。その他、「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業)、「クオンツ」(上場廃止に)の増資にも関与。宮城氏ら3名はその報酬など計約13億円を隠し、所得税約4億3000万円を脱税したとして東京国税局から東京地検に告発され、逮捕は秒読みともいわれた時期もあった。(冒頭写真=「読売」08年4月19日記事)
 大物仕手筋だった西田晴夫氏(故人)と近い関係にあり「西田グループ」の一員とされ、当局は「反社」と連携する“共生者”とみなしていたようだから、なおさら逮捕は確実ともいわれた。
 だが、結果はといえば、09年2月19日、東京地検は在宅起訴に止め、宮城氏らは起訴内容を認め、修正申告に応じた模様で、結局、未だに逮捕されていない。
 それですっかり図に乗ってか、最近も、2社の同じく“危ない上場企業”に関与していたことがハッキリわかったので報告しておく。

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  • 2011/12/05
  • 執筆者: Yamaoka (1:35 am)

「オリンパス」損失隠しで浮かび上がった、「NOVA」株横領「反社」人脈の接点

「オリンパス」損失隠しで浮かび上がる、そのためにたくさんのファンドを用意した複数の元証券マンの「反社」人脈ーーそのなかでも、旧「ジェイ・ブリッジ」(JB。現アジア・アライアンス・ホールディングス)の桝澤徹元社長らの役割は大きいと見られるが、本紙はそのグループで、旧ジェイ・ブリッジの副社長まで務めた山本健一郎氏が、同じく今回のオリンパスの件で注目されている濱田雅行氏(オリンパスのジャイラス買収に関わった佐川肇氏と仲間)が横領した「NOVA」株を売却した際、その仲介をしていたことを、証拠の内部文書付き(下写真)で11月12日にスッパ抜いている。(冒頭写真=『FACTA』12月号チャート図の一部)
 濱田氏が、NOVA社長だった猿渡望氏から預かっていた同株約330万株を1億4890万円で売却したのは07年7月30日のこと。
 その際は、なぜ、NOVA売却の仲介に山本氏が関わるのか不明だったが、その後の取材で判明したので報告する。
 山本氏はジャスダックに上場していた「タスコシステム」社長に06年12月に就任する。JBが企業再生を引き受けていた相手企業だった関係からだが、関係者によれば、濱田氏はそれ以前から、タスコの“ファイナンス・アドバイザー”としてタスコに出入りしていたという。その流れの中で、濱田氏と山本氏は仲良くなり、NOVA株の現金化に協力することになったようだ。
 本紙は、濱田氏がタスコの増資にどのように関わっていたのか、具体的に把握した。その結果、濱田氏は増資引き受け先を連れて来る代わりに、同じく他の“危ない上場企業”の株式購入をバーターでやらすなど、相手の弱みに付け込み、2度美味しい思いをするなど、自分の儲けのためなら手段を選ばないやり手の金融ブローカー的側面を持っていることがわかった。その側面は、今回のオリンパス事件でも発揮していた可能性もあり、実に興味深い。

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