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  • 2010/05/06
  • 執筆者: Yamaoka (9:10 am)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主、担保融資トラブルで明らかになった仕手人脈

 マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。本社・名古屋市)の筆頭株主である柏原武利氏、ロンドンAIM市場上場「BGT」(東京都中央区)の代表ということで、昨年DDSの増資引き受け、さらにDDSとBGTとの業務提携が発表された際にはこれでDDSは業績不振から立ち直れるとの見方もあった。
 ところが、借り主側とのトラブルが表面化し、増資引き受け資金の大半は柏原氏のものではないことが発覚。柏原氏はDDS株の長期保有を約束しているが、すでに担保流れで10%を切っており、実際はまさに短期の差益狙いで、他の仕手筋と実態は同じではないかとの疑義を、本紙は柏原氏の「過去」と共に報じた
 こうしたなか、さらにそう考えざるを得ない事実が判明した。
 柏原氏はこの4月1日、2法人1個人を相手取り、約1億500万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していた。(冒頭写真=訴状)
 柏原氏、すでにDDSのIRで明らかにされている件とは別に、昨年9月、DDS株1万2000株、それに「NESTAGE」株500万株を担保に、約1億円を借りていた。
 これら株式はあくまで担保に入れたにも拘わらず、貸し手側は返済期日を待たずこれら株式を売却してしまったため、売却代金と借りた資金と相殺した差額分(借りた資金は、当時の株式時価の55%)を支払えというものだ。
  • 2010/04/23
  • 執筆者: Yamaoka (10:10 am)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主の触れられたくない過去と人脈

 本紙既報の、マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。三吉野健滋社長。本社・名古屋市)だが、予定通り、4月22日、第3者割当増資の払い込みはなされたという。
 この結果、主要株主(10%以上)だった柏原武利氏の割合は9・99%となり、主要株主ではなくなったものの筆頭株主であることに変わりはない
 本紙は前回、この柏原氏が実質、DDSを仕切っているのでは、との関係者の声を紹介したが、ロンドンAIM市場上場「BGT」(東京都中央区)代表との肩書きとは余りにかけ離れた過去の経歴が判明したので追加報告する。
 一言でいえば、柏原氏は、近く上場する、またグループ企業も上場を目指すとして、巨額資金を集めながらほどなく倒産し、事件化した(冒頭写真=「朝日」02年11月26日夕刊記事)、あのインターネット・プロバイダー会社「MTCI」のグループ会社の社長をしていたのだ。
  • 2010/03/31
  • 執筆者: Yamaoka (5:50 am)

<ミニ情報> 「NFKホールディングス」に対する捜査、いよいよ煮詰まる!?

警視庁組織犯罪対策課が捜査を進めている、ジャスダック上場の「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市)に対する恐喝疑惑などーー本紙では既報済だが、いよいよ煮詰まって来ているようだ。
 ここに来て、「5月のゴールデンウィーク明けにも大きな動きがありそう」との観測が関係者の間で出ている。
(冒頭写真=NFKを糾弾する“告発文書”の数々)
  • 2010/03/28
  • 執筆者: Yamaoka (12:40 pm)

あの甲斐グループも関与ーーマザーズ上場「コネクトテクノロジーズ」が開示しない増資巡る訴訟案件(補足)

 本紙は今年3月21日、マザーズ上場の携帯電話向けソフト会社「コネクトテクノロジーズ」(本社・東京都新宿区。落合敏彦社長=冒頭写真)が開示しない訴訟案件があること(提訴日は今年1月12日)を紹介したが、その追加情報。
 前回記事で、原告である「エフワンインタラクティブコンテンツ」(京都市中京区)の通帳と印鑑を、「コネクト社の関係者がうまいこといって預かり、カネを持ち出した」との原告側コメントを紹介したが、その詳細に関してだ。
 訴状などによれば、コネクト社の増資引き受け先になった「CT事業再生投資」(ただし株主の100%はコネクト社の加来徹也前代取会長。代表が長倉統己コネクト社執行役員)から、エフワンの銀行口座に、エフワンが2度に渡ってCTに振り込んだ(貸し付けた)計約1億6000万円が一旦振り込まれたことは、被告だけでなく、原告も認めている。08年12月18日のことだ。
  • 2010/03/20
  • 執筆者: Yamaoka (5:10 pm)

あの甲斐グループも関与ーーマザーズ上場「コネクトテクノロジーズ」が開示しない増資巡る訴訟案件

 上場企業における訴訟案件、それも損害賠償(+謝罪広告掲載)を請求され提訴された被告の立場となれば、リスクがあり得るから、既存株主や投資家にしてみれば、是非とも開示してもらいたい情報だろう。
 今年1月、マザーズ上場の携帯電話向けソフト会社「コネクトテクノロジーズ」(東京都新宿区)はそういう訴訟を提起されたにも関わらず未だその情報を開示していないことが、関係者の証言などから明らかになった。
 なぜ、開示できないのか。
 訴訟対象になっているのは、08年8?9月にかけての第3者割当増資を巡って。
 コネクト社は連続大幅赤字で運転資金も枯渇寸前、疑義注記が付く中、何としても資金調達する必要があった。
 関係者が証言する。
「そのため実施し、一部の資金調達に成功したものの、実質、引き受け先との間で金銭トラブルに発展した。その訴訟を紐解けば、あの有名な甲斐グループの協力を得ていたことがハッキリする上、事件性もあり得る案件。それだけに伏せておいた方が得策と判断したのでしょう」
 いずれにしろ、勝訴が固いからリスクはあり得ないなどということはないという。
(冒頭写真=今年2月末までコネクト社の代表取締役会長だった加来徹也氏)
  • 2010/03/11
  • 執筆者: Yamaoka (6:20 pm)

「トランスデジタル」西村元役員逮捕で浮かび上がる、黒木容疑者支配下上場企業“悪の連鎖”

  3月8日、警視庁捜査2課などが、元ジャスダック上場のIT系企業「トランスデジタル」を巡る事件で、架空増資容疑などで、元役員の西村幸浩容疑者(43)を逮捕したのは大手マスコミ既報の通り。(冒頭写真=「日刊ゲンダイ」2月26日付記事)
 しかし、大手マスコミの報道では、西村容疑者がどう関わっていたのかまったく報じられていない。
 というのも、西村容疑者は過去、東証2部「ジェイ・ブリッジ」副社長を務め、そのジェイ・ブリッジがトランスデジタルに投資した関係から同社と関わりを持ったのだが、その後、再逮捕された黒木正博容疑者が裏で支配する「TD戦略投資事業組合」を通じて経営権を握ったことから、西村容疑者を始めとするジェイ・ブリッジ派役員は退任している。
 今回、一緒に再逮捕された後藤幸英、鈴木康平両容疑者が黒木容疑者の意を受けトランスの社長、副社長に就任したのが07年11月。その前の社長がジェイ・ブリッジ常務執行役員だった林弘明氏だった。
 というわけで、西村容疑者の逮捕を意外に思っている方もいるかも知れない。
  • 2010/03/08
  • 執筆者: Yamaoka (6:20 pm)

「トランスデジタル」巡り、今度は架空増資で社長ら4名再逮捕

  大手マスコミ既報のように、警視庁捜査2課などは3月8日、元ジャスダック上場IT企業「トランスデジタル」を巡る事件で、今度は破綻直前08年7月の約17億円の増資の内約9億円が架空だった容疑(金融商品取引法違反=偽計=)などで、すでに逮捕していた後藤幸英社長ら4名を再逮捕
 また、西村幸浩元役員(43)を新たに逮捕した。
 さらに、別件で逮捕・起訴されている鬼頭和孝も本日にも逮捕する方針。(冒頭写真=「日経」3月8日夕刊)
 本紙では4名の再逮捕、また西村、鬼頭両容疑者が逮捕される可能性を6日に報じていた
  • 2010/03/06
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

「トランスデジタル」事件、再逮捕時の新顔は?

 いよいよ3月8日、ジャスダックに上場していたIT系企業「トランスデジタル」(東京都港区。民事再生手続き中)を巡る民事再生法違反(特定の債権者に対する担保提供など)で逮捕された後藤幸英社長(冒頭写真)ら6名が勾留満期を迎える。
 この6名の大半が、架空増資による証券取引法(偽計)違反容疑で再逮捕される見込みであることは、本紙では既報済だが、 その後に得た最新情報をお伝えする。
 誰が再逮捕され、そしてどんな新顔が入るのか?
  • 2010/03/02
  • 執筆者: Yamaoka (10:10 am)

強制わいせつ容疑で逮捕された元総合格闘家の父親は、兜町の有名人

 警視庁碑文谷署は2月27日までに、都内に住む元総合格闘家・孫煌進(ソン・ファンジン。31)容疑者を強制わいせつ容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は昨年12月、20代女性と乗ったタクシー車内でその女性の太ももを触ったり、キスをしようとするなどわいせつ行為をした疑い。相手女性はタクシーを降りるや、近くの交番に直行し被害届けを出していた。本人は容疑を否定しているという。
 孫容疑者は総合格闘技団体「修斗」に昨年3月までプロ選手として所属。空手、ボクシング経験を生かし、殴りあうことを信条とするフェザー級ファイターとして人気を博した。成績は9試合に出て5勝4敗。01年7月開催の東日本アマチュア修斗選手権では、ライト級で優勝している。引退後は道場で総合格闘技を教えていた。
 冒頭に転載した「日刊ゲンダイ」記事(3月2日号)のように、自身が出していたブログ(現在は閉鎖)が話題を呼んだこともあり、夕刊紙、スポーツ紙ではかなり報道された。
 だが、そこでは触れられていないことがある。それは、彼の父親は企業犯罪絡みで本紙でも何度も取り上げて来た当局も注目する人物という事実。
  • 2010/02/24
  • 執筆者: Yamaoka (6:30 pm)

「トランスデジタル」事件、次の展開は?

 ジャスダックに上場していたIT系企業「トランスデジタル」(東京都港区。民事再生手続き中)の後藤幸英社長や野呂周介、黒木正博らがついに逮捕されたのは2月15日から16日にかけてのことだった
 容疑は民事再生法違反(特定の債権者に対する担保提供など)で、警視庁組織犯罪対策総務課主導だったわけだが、逮捕直後の18日を最後に、全国紙でも追加報道は一切無い。
 今後、トランスデジタルを巡る事件はどう展開して行くのだろうか?
(冒頭写真=「毎日」2月17日記事)
  • 2010/02/01
  • 執筆者: Yamaoka (7:20 pm)

長田雄次「シグマ・ゲイン」代取会長の“華麗なる人脈”を物語る核会社を発見

 本紙では最近、2度に渡り、昨年4月まで大証2部に上場していた不動産、証券事業の「シグマ・ゲイン」(東京都港区)の代表取締役会長で、日興証券出身の長田雄次氏を取り上げている。
 上場していたものの、事件化し、同じくマザーズを上場廃止になったIT系企業「アイ・シー・エフ」(現オーベン)を始めとする怪しげな人脈とつきあいがあり、近く株主代表訴訟を起こされる動きがあることをキャッチしたからだ。
 もっとも、この2回の記事で指摘できたのはマカオ投資で協力関係にあるなど、あくまで“接点”といった方がいい内容で、もっとダイレクトな関係ではなかった。
 こうしたなか、本紙は冒頭に掲げたような2枚の「名刺」を関係者から入手した。
 上野智司氏は、長田氏の日興証券時代の部下で、現「オーベン」社長。
 ここで注目していただきたいのは、現在はどちらも移転している(移転先住所は同じではない)が、当時の住所は同じで、しかも昨年、FX業界に進出したアダルトサイト最大手「DMM」などを運営する「デジタルメデイアマート」と同住所(同じフロア)という事実だ。
 そして、これを手がかりに調べてみると、この人脈のほどんとがある時期、一堂に会していた事実=ダイレクトな関係が判明したので、以下、報告する。
  • 2010/01/31
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

いよいよ事件化へーー「トランスデジタル」の容疑は、架空増資や特背ではなく、詐欺再生の模様

 一昨年8月、30億円近い資金を調達しながら、その直後に2度の不渡りを出し、上場廃止になったジャスダックに上場していた「トランスデジタル」(東京都千代田区)ーーその余りに不可解な出来事に、その当時から、警視庁は威信をかけて捜査をすると言われていたが、以来、何度もXデー情報が流れながら、その都度、何事も起きない状況が繰り返されていた。
 だが、今回聞こえて来たXデー情報は、その情報源からひじょうに信ぴょう性が高い。しかも、捜査筋からその情報を得たと思われるある記者は1月29日、ターゲットになっている一人を取材しているのだ。
 さて、その容疑だが、当然のことながら、消えた30億円近い資金に関する架空増資容疑かと思い気や、そうではなく、詐欺再生容疑だという。そして本星と見られていたK氏などは捜査線上から外されたという。
 これはいったい、どういうことなのか?
(冒頭写真=「日経」08年9月6日記事)
  • 2010/01/30
  • 執筆者: Yamaoka (10:20 pm)

「NFKホールディングス」に対する恐喝疑惑、特別背任罪も視野に捜査

 警視庁組織犯罪対策課が捜査を進めていると見られる、ジャスダック上場の「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市)に対する恐喝疑惑、本紙で2度に渡り報じているが、本紙の取材に対し、複数の者が、捜査員から事情を聞かれたと認めており、捜査が進んでいるのは間違いないようだ。
   この疑惑、簡単に言えば、経営危機に陥っていたNFKは2004年に第3者割当増資を行い43億円の資金調達を行う(冒頭写真=「読売」08年4月19日記事)のだが、その際、引き受け手になったのは「KCS総研投資事業組合」だった。同組合は本多俊郎氏との関係が深かったが、この引き受けには他にも株価を上げる役割の者など複数の株式ブローカーなどが関与していた。そして、そのなかに今回恐喝疑惑の出ているA氏もいた。
  NFKはさらに05年3月、20億円の増資を行う。その際、A氏にはこの話は持って来られなかった。そのため、激怒したA氏は当時の社長らをホテルに呼び出し脅したとされる。
 ところで、その後、新たに旧経営陣に対する特別背任容疑も視野に入れている模様であることがわかったので、こちらの情報も追加で報じておく。
  • 2010/01/28
  • 執筆者: Yamaoka (11:00 am)

兜町界隈では有名仕手筋だった横領元郵便局長の扱っていた銘柄

静岡県警捜査2課などは本日28日、顧客の簡易保険金など1950万円を横領した容疑で、浜松市内の浜松領家郵便局の元局長、石川泰三容疑者(47)を逮捕した。(ANNニュース映像より)
  郵便局会社東海支社は昨年5月、顧客31名の貯金など総額7億2000万円を着服した容疑があるとして石川容疑者を懲戒解雇し、県警に刑事告訴していた。
 本日の全国紙夕刊などで報じられているが、しかし、なぜこのような犯行に及んだのか、動機に関してはほとんど報じられていない。
 本紙にあった情報提供によれば、石川容疑者は株の仕手戦にのめり込み、大きな損を出し、その損を穴埋めしようと更に別の仕手に手を出し泥沼に入り込んでいったようだ。
  • 2010/01/15
  • 執筆者: Yamaoka (2:50 pm)

投資顧問会社役員着服事件で、「ジェイ・ブリッジ」の名前が出る理由

 警視庁本所署は1月14日、勤務先の資金を2回に渡り計2500万円着服したとして、投資顧問会社元役員の加藤正容疑者(46)を業務上横領容疑で逮捕した。
 昨今、たいした額ではなく、所轄署の扱いであり、本日の全国紙の扱いは小さく、不掲載のところもあったほどだ。
 また、この投資顧問会社は「ジェイ・キャピタルマネジメント」というが、社名すら報じていないところもあった。(冒頭写真=「毎日」都内版の本日記事)
 要するに、その他大勢の着服事件の一つに過ぎず、東証2部の投資会社「ジェイ・ブリッジ」(東京都墨田区)と絡めて報じたところもなかった。
 だが、関係者の間では、今回の事件、ジェイ・ブリッジとの関係で語られている。どういうことなのか。
 このジェイ・キャピタルマネジメントの登記簿を挙げると、今回、逮捕された加藤容疑者(元役員と報道されているが、登記上は現在も役員のまま)などと並び、興味深い人物の名前が出て来る。
  • 2009/12/20
  • 執筆者: Yamaoka (2:10 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(244)あの川上八巳氏ら関与マカオ投資案件解明のため、近く株主代表訴訟提起との情報

 川上八巳氏(44)といえば、ヘラクレス上場のIT系企業「ビーマップ」(東京都文京区)の株価操縦容疑(証取法違反)で、この9月、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金2億4533万2500円の有罪判決を受けた御仁であることは本紙でも既報の通り
もっとも、事件にこそ問われなかったが、このビーマップ株を買い占めたことから、株価操縦しようとしたわけで、その買い占め原資は、やはり当時は上場(マザーズ)していた別のIT系企業「アイ・シー・エフ」(現オーベン)株を同じく株価操縦することで儲けたものと思われる。
 しかも、川上氏のオーベンに関する疑惑はこれだけに止まらない。
 オーベンはマカオの不動産へ巨額の資金を投じ、焦げ付いており、これにも川上氏は深く関与していた疑惑がある。
 株主が直に訴えるのは、現「オーベン」(東京都渋谷区)の上野智司社長、佐藤克元社長らと思われるが、株主の一番の狙いは、審尋を通じ、川上氏、それに同じく「外部関係者」ながらマカオ投資、そのカネの流れに深く関与していたとする3名と併せ、その闇に消えた資金の行方をあぶり出すことだという。
 また、並行して、このオーベンのマカオ投資に関係していた、別の元上場企業トップに対する株主代表訴訟も提起するという。(以下に旧アイ・シー・エフの06年6月5日の「戦略会議」関連内部文書転載)
(冒頭写真=関連文献。「金融ビジネス」07年winter号と、第三章「アイ・シー・エフの闇」=書籍『脱法企業 闇の連鎖』講談社+α文庫)
  • 2009/12/04
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

<記事紹介>「ユニオンHD、東邦GA、東理HD 上場ボロ会社を利用した『増資マフィア』の壊滅」(伊藤博敏。『ZAITEN』)

 12月1日発売の月刊経済誌『ZAITEN』に、この手の分野では第一人者の伊藤博敏氏が、最近の当局による立て続けの「増資マフィア」の摘発につき、俯瞰的な記事(4頁)を寄せている。
 そして、横浜豊行(ユニオンHD)、鬼頭和孝(東邦GA)、福村康廣(東理HD)、(記事執筆後、ユニオンHD絡みで河村博晶も)といった「増資マフィア」の逮捕で、こうしたボロ会社を舞台にしたマネーゲームは節目を迎えたと分析している。
 同記事には、併せて、未だ逮捕されていない者も含め、主な「増資マフィア」の相関図も掲載されている(冒頭写真)。
  • 2009/12/03
  • 執筆者: Yamaoka (9:00 am)

本紙指摘通り、「ユニオンホールディングス」巡る株価操縦事件で逮捕された河野博晶

 東証2部上場の投資会社「ユニオンホールディングス」(東京都板橋区)の株取引をめぐる相場操縦事件に絡み、大阪府警捜査2課は11月2日、不正に銀行口座を開設し、預金通帳をだまし取った詐欺容疑で、通称「ワシントングループ」のトップとして知られる河野博晶容疑者(67)ら3人を逮捕した。(冒頭写真=「関西テレビ」のニュース映像より)
 本紙はこの11月7日、「『ユニオンホールディングス』巡る株価操縦事件で名前が出る大物仕手筋」なるタイトル記事を報じているが、その大物仕手筋とは河野容疑者のことだった。
 河野容疑者といえば、兜町筋ではまさに大物仕手筋として知られていた。それ故、同時に当局から狙われてもいた。しかし一般の知名度は高くないし、追加逮捕となったこともあってか扱いは大きくなく、一部の全国紙、それも大阪府警が手掛けたことから大阪版だけのところが多かった。
  • 2009/11/30
  • 執筆者: Yamaoka (7:40 am)

三菱地所詐取の元弁護士ーー佐竹修三容疑者とも交流があった「東理」福村康廣容疑者(ある代議士との関係も)

 本紙では約2年前に取り上げたこともある、消費者金融大手「武富士」(東京都新宿区)の武井一族の実質、豪邸=「真正館」の売却話で、「三菱地所」から約1億5000万円詐取した容疑で、ようやく佐竹修三元弁護士が逮捕された。(冒頭写真=「毎日」本日夕刊記事)
 その詳細は大手マスコミ報道を見ていただくとして、本紙では先日、特別背任容疑で逮捕された東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長との交流(「ゼクー」株に関して。なお、このゼクー株の件で佐竹容疑者は07年7月、業務停止10カ月の懲戒処分を受けていた)について、それから、佐竹容疑者は容疑者で、ある代議士の名前を出して信用付けしていた事実、さらに佐竹容疑者、他にもいろんなトラブル案件にタッチしており、本紙で報じたその関連記事を再度紹介しておく。
  • 2009/11/08
  • 執筆者: Yamaoka (8:20 am)

「昭和ゴム」“乗っ取り”メンバーらに、仕手材料にされた「オートウェーブ」

 まさに絵に描いたような展開だった。
 本紙は今年9月14日、「材料もなく株価急騰の理由」とのタイトルで、ジャスダック上場のカー用品店「オートウェーブ」(千葉市)の株価について解説している。
 東証2部「昭和ゴム」(今年6月より「昭和ホールディングス」。千葉県柏市)にも登場するファンドの顧問弁護士と元大蔵官僚が、裏で株価を上げており、その材料として、10月の臨時株主総会で大量の増資の件が議案に上がると吹聴しているとの観測記事だった
 予測は的中。
 本紙記事から4日後、オートウェーブは指摘の顧問弁護士、元大蔵官僚らを割当先にする大量(発行総数の162%)かつ有利(割引率82%)な、新株予約権もすべて行使されれば総額10億5000万円分の第3者割当増資と新株予約権を発行すると発表した。
(冒頭写真=オートウェーブの株価チャート図)
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