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  • 2011/03/24
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

「NFKホールディングス」の3・31臨時株主総会巡る水面下の攻防

  「NFKホールディングス」(横浜市鶴見区)といえば、本紙指摘のように、「反社」疑惑もある旧「明治建物」(大阪市天王寺区。冒頭右写真は本社ビル)に株を買い占められ、不動産事業を名目に大損害を出させられたジャスダック上場企業。
 その前にも、仕手筋に食われ、当局がいまも捜査しているとも言われる。
 もっとも、本紙指摘のように旧「明治建物」との関係も、その下請け地上げ会社出身の城寶豊元社長(冒頭左写真)らが3月31日の臨時株主総会で取締役も辞任するということで、今更ながらではあるが、これを機にようやくNFKはダーティーな関係者との腐れ縁を絶ち、再出発できるとして期待する向きもある。
 ところが、その3・31臨時株主総会に向け、水面下では、未だ暗闘が繰り広げられているようなのだ。
 時は少し戻り、昨年12月3日、NFKは臨時株主総会を開催した。
 株主から、前出・城寶氏らを解任、新たに3名の取締役を選任するなど提案があってのことだ。もっとも、これら提案は賛同者が少なくすべて否決された。
 今回の3・31臨時株主総会は会社側が開催を呼びかけたものだが、この12月3日の臨時株主総会の時の同じ株主らが、同じ3月31に前回とほぼ同様の提案(ただし、解任を求める役員は前回の2名から4名に、新たに取締役選任を求める数が3名から4名に増えるなどしている)をするとして、3月5日付で「株主総会招集請求書」をNFKに送りつけていたのだ(2月28日に3月27日開催を求めるも、3月31日に変更)。
 もっとも、ほとんどの株主がその事実を知らないのは無理もない。NFKがそのことをIRしていないからで、この株主はそれはおかしいとして3月7日、大阪証券取引所に「開示義務違反」だとして指導を求める文書を出している。
 それにしても、この株主はいかなる勢力なのか。
  • 2011/01/20
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

某証券会社と組んでーー篠原猛元社長、笛吹けど株は上がらなかった「春日電機」

 東証2部だった「春日電機」を舞台にした会社法違反(証券取引法違反)で篠原猛元社長が逮捕されたことで、次々と当時の疑惑が噴出して来ているが、そのなかに、証券会社社長と組んでのインサイダー疑惑も出ている。
 インサイダーといえば、警視庁は、篠原容疑者が以前、社長に就いていた元上場の「オックスホールディングス」の件で調べているとされる(冒頭写真=「毎日」1月13日夕刊)が、新たに出て来たのは春日電機株に関するものだ。
 篠原容疑者が春日電機を乗っ取れたのは、鹿内隆一郎氏が共闘したからであることは既報済だが、両者の関係決裂により、08年9月、鹿内氏が自身の投資会社「グローバックスホールディングス」で持っていた20・3%分の春日株を篠原容疑者個人、それに篠原容疑者の関係会社2社で買い取ったことも以前述べた
  インサイダー疑惑が上がっているのは、その直後のことだ。
  • 2011/01/17
  • 執筆者: Yamaoka (6:50 pm)

「春日電機」乗っ取りで、篠原容疑者と共闘していた鹿内宏明氏Jの収支決算

 当時、東証2部に上場していた「春日電機」を乗っ取ったものの、1月12月、会社法違反(特別背任)容疑で篠原猛元社長(53)らが逮捕されたのは本紙でも既報の通り。
 大手マスコミではまったくというほど報じられていないが、この乗っ取りは、「フジTV」、「産経新聞」も含めてフジサンケイグループのトップに君臨していた鹿内宏明氏の長男・鹿内隆一郎氏(37。シンガポール在住)の関与無しにはあり得なかった。(冒頭写真=『フラッシュ』09年1月27日号記事)
 なぜなら、篠原容疑者は自己資金がほぼ皆無。春日電機の株式約40%を買い占めて経営権を握ったわけだが、その内の20・3%は鹿内氏が代表を務める「グローバックスホールディングス」(本社・英国領ヴァージン諸島)が所有、また、篠原氏が率いる「アインテスラ」が保有した18・2%の約3分の2もグローバックス社からの借金で購入したものだったからだ。
 鹿内氏の投資額は計10億円を超えていた。
 その鹿内氏、オックスフォード大卒後、メリルリンチに入社しM&Aを担当。その後、独立し、投資事業を行っているとされる。
 春日電機を08年6月に乗っ取った後、篠原容疑者、今回一緒に逮捕された大槻洋容疑者と共に木村慶氏なる人物が3カ月ほど役員に就いていたが、彼は鹿内氏とは小学校時代からの親友とのことだ。
 もっとも、鹿内氏の名誉のために言っておくと、ほどなく篠原容疑者の正体を知り、やばいと思い共闘を止めている
 果たして、その収支決算はどうだったのか。
  • 2011/01/14
  • 執筆者: Yamaoka (10:10 am)

乗っ取り屋と一緒に逮捕された「春日電機」佐藤将元社長の責任(自宅に不可解な仮登記が)

  周知のように、警視庁捜査2課は1月12日、東証2部に上場していた「春日電機」(東京都三鷹市。昨年6月、更正計画認可)における会社法違反(特別背任)容疑で、“乗っ取り屋”の篠原猛(53。下写真)容疑者ら3名を逮捕した。
 本紙はこの事件の解説を同日、報じ、一緒に逮捕された春日電機の生え抜きで常務から、篠原容疑者逮捕後、社長になっていた佐藤将容疑者(61)に関しては、幾分、同情的な書き方をしたところ、事情通から早速、抗議の電話がかかって来た。
 佐藤容疑者は確かに、篠原容疑者らが乗り込んで来るまでは関係ない春日電機側の人間だが、この間、完全に「社内協力者」になっていたというのだ。
 そして、こう言う。
「篠原は08年6月、春日電機の社長に就いたものの、資金難から共同保有者に株を売られ、速くも就任3カ月後には乗っ取りの唯一の根拠である3分の1以上の株保有が破たんした(約18%に低下)。それにも拘わらず12月末まで社長で居続け、この間、金銭に関する疑惑が噴出したのに“辞任”で“解任”にもなっていない。さらに、一緒に逮捕された篠原が送り込んだもう一人の役員、大槻(洋)に至っては上場廃止が決定になった(09年1月)時も役員に居残っていた。
 佐藤は会社更生法申し立てをした時、こうなった理由として、篠原は“反社勢力との関係が疑われる人物”で、そのため銀行から追加融資を軒並み断られたと言っているが、本気で上場廃止を阻止する(直接の上場廃止理由は篠原容疑者のやった不透明な資金移動があり、監査法人が意見表明をしなかったため)つもりならなぜ、もっと早く篠原を切り、また大槻を残すようなことになったのか?」
(冒頭写真=佐藤容疑者の自宅。詳細は以下に)
  • 2011/01/13
  • 執筆者: Yamaoka (9:20 am)

社外調査委員会が解明中ーー「TLホールディングス」疑惑の真相

 本紙で2度に渡って取り上げている、新ジャスダック上場のIT系企業「TLホールディングス」(東京都文京区。冒頭写真は入居ビル)のこの疑惑、新たな関係者の証言を得るなどした結果、その全貌が見えて来たので、再度、報告しておく。
 なお、現在調査を行っている社外調査委員会は、予定通り、この1月末には報告を行う模様だ。
 結論を先に言えば、前社名のターボリナックスを創業した矢野広一氏が、会社分割をするなどし、経営権を手放した(代表を辞任したのは昨年6月)ことが事の発端のようだ。
 前社名通り、矢野氏はLinuxのOSパッケージ販売を目指したが、ライバルには世界最大手のソフトウェア会社・マイクロソフトのWindowsがあり、同社は赤字続き。そのため見切りを付けたのだという。
  • 2011/01/12
  • 執筆者: Yamaoka (8:10 am)

ついに逮捕された「春日電機」の乗っ取り屋・篠原猛

 警視庁捜査2課は本日午前、東証2部に上場していた「春日電機」の元社長・篠原猛(53)ら3名を逮捕した。容疑は篠原容疑者のオーナー会社「アインテスラ」に計5億5000万円を貸し付け、春日電機に損害を与えた会社法違反(特別背任)容疑だ(上写真は篠原らの逮捕を報じるANNのニュース)。
 警視庁はすでに昨年10月、関係先にガサをかけており、関係者の間では警視庁2課の今年の初荷になると見られていたが、その通りになった。
 そもそも篠原容疑者は春日電機とは何の関係もなく、07年7月から春日電機株の買い占めを始め、08年1月には4割近くを買い占め、社長に就くことになった。
 春日電機は、近年のポッと出の実業の伴わない会社ではなく、歴史ある産業機器メーカー。だが、経営不振のなか、畑崎銘柄の一つとなり、その後を篠原容疑者が引き継いだかたちで乗り込んで来たのだった。
 本紙ではその当時から、篠原容疑者は乗っ取り屋で、まともに事業をする気はないとして警告記事を出していた
  • 2011/01/06
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

「TLホールディングス」の疑惑の詳細

 新ジャスダック上場のIT系企業「TLホールディングス」(東京都文京区)に疑惑が発生し、社外調査委員会が設けられたことは本紙でも昨年末、「宝田陽平の兜町アンダーワールド」の連載において報じたが、その疑惑のより詳しい情報を入手したので、以下、追加報告しておく。
 関係者の一部はすでに身を隠し、また、調査に応じる者も否認するのは当然で、捜査権のない社外調査委員会がどこまでこの疑惑に迫られるのか、要注目だ。
  • 2010/12/29
  • 執筆者: Yamaoka (4:40 pm)

本紙指摘通り、倒産したシルバー精工ーー引き金の手形を支払いに回した人物の正体と狙い

 本紙が12月22日に指摘した通り、東証1部に上場していた「シルバー精工」(東京都新宿区。下写真=本社入居ビル)がついに12月28日、倒産に至った。
 かつては編み機(冒頭写真)老舗として知られた存在だったが、編み機が廃れた後、それに代わる経営の柱を育成できず、仕手筋に繰り返し狙われ、近年は複数の事件屋が経営に介入した挙げ句、資産を食い尽くされてしまった感がある。負債総額は15億円だった。
 直接の引き金は、振り出した同社の約束手形が2度に渡り不渡りになったためだが、不渡りになるとわかっていながら、あえて取立に回した連中の複数の名前などが出ている。
 本紙では、旧第一勧銀の不正融資事件で過去に世を騒がせた人物の関与を以前、指摘しているが、ここに来て新たに出ている人物の名前はそれとは異なる。
  • 2010/12/17
  • 執筆者: Yamaoka (1:40 pm)

旧「東邦グローバル」オーナーの正体

 本紙はつい先日、大証2部の住宅会社「クレアホールディングス」(旧「東邦グローバルアソシエンツ。東京都港区)」のオーナーはM氏で、そのM氏と仕手筋が組んで、水面下で最後の仕手戦を画策している模様との記事を書いたが、その後、この一方のM氏の正体が判明したので追加報告する。(冒頭写真=未だクレアは2014年冬季五輪開催を睨んだロシア・ソチ市の人工島建設事業参加を諦めていないが、実態は夢のまた夢)
 このM氏、松崎弘和氏という。
 実はこの松崎氏、逮捕歴がある。
 松崎氏は外車輸入販売会社社長をしているが、03年9月、警視庁玉川署に恐喝容疑で逮捕されている。
「ある会社役員に通訳してもらって、イタリアの販売会社とフェラーリなど高級外車3台を約1400万円で購入する契約を結んだ。ところが、実際には1台しか納品されなかった。それで、契約したイタリアの販売会社に対してならまだわからないでもないが、お世話になった通訳に対し、『契約したのはお前が紹介したからだ。カネを返さないならぶっ殺す!』などと言いがかりをつけて、その通訳から1070万円相当のフェラーリ1台を奪い取り、その一週間後にもさらに現金を脅し取ろうとしていたんです」(関係者)
 何とも粗暴な犯行だが、実はこの松崎氏、元暴力団組長とも親交がある。
(上写真=人工島建設に参入するとしてクレアの株価が急騰。それに一役買った久間章生元防衛相)
  • 2010/11/01
  • 執筆者: Yamaoka (6:30 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(285)東証等が調査開始ーーヘッジファンドがインサイダー情報で空売り?

 東京証券取引所と証券取引等監視委員会は10月29日、今年夏以降の大型の公募増資につき、増資発表前のインサイダー情報に基づいて空売りを、国内外のヘッジファンドが行っている可能性があるとして、その調査を進めていることを明らかにした。
 最近の空売りといえば、公募増資ではないものの、思い出されるのが米モルガン・スタンレーと、ゴールドマン・サックスの武富士株の空売りだ。
 武富士は会社更生法を9月28日に申請新生したが、「空売り残高情報報告書」(冒頭写真)によれば、モルガンは9月21日、武富士の発行済株式の1・56%(公表は24日)、ゴールドマンは9月16日に0・99%(公表は21日)を空売りしたことがわかる。
 その数日前には米シティグループ証券が武富士株買い推奨のレポートを出していたというから、その分、会社更生法申請後との株価幅は大きくなり、両社が買い戻した際の利幅は大きくなったと思われる。
  • 2010/10/10
  • 執筆者: Yamaoka (10:50 am)

あの「春日電機」社長だった篠原猛氏らの特背容疑で警視庁が家宅捜索

 警視庁捜査2課は10月8日、東証2部に上場していた「春日電機」(東京都武蔵野市。会社更生手続き中)の社長だった篠原猛氏(冒頭写真)の自宅など数カ所を家宅捜索した。
 容疑は特別背任罪。
 篠原氏は春日電機の株を約40%買い占め、実質、乗っ取るかたちで08年6月?12月まで、社長に就いていた。
 その渦中の08年7月、自らが実質経営する「アインテスラ」(東京都中央区)には返済能力がないにも拘わらず、春日電機は2回に渡って無担保で計4億5000万円の融資を実行。
 その結果、融資金のうち約2億8000万円が焦げ付いたとされる
  • 2010/08/22
  • 執筆者: Yamaoka (12:10 pm)

「東理」元社長・福村康廣被告の公判はようやくこの9月から開始の見込み

 東証2部上場「東理ホールディングス」の特別背任事件で、元会長の福村康廣被告(冒頭写真)が逮捕されたのは昨年11月。
 だが、福村被告は未だに容疑を否認しているため(したがって、未だ保釈にもなっていない)、公判前整理手続は思うように進まず、当初、今年3月には終えるつもりが5月に延び、さらに7月に延び、ようやくこの8月に終え、9月からようやく公判が始まる見込みだという。
 もっとも、福村被告がいくら容疑を否認しようが、すでに今年2月に報告された「第3者委員会の中間報告」において、特別背任容疑に問われた、東理の第3者割当増資実施にあたって実質、自分の会社で多額のコンサルフィーを受け取っていたことは少なくとも「注記を要するもの」だったと認定されている。
  • 2010/06/20
  • 執筆者: Yamaoka (3:30 pm)

徹底して取材拒否の「ユニオンHD」の大株主=「富士テクニカルリサーチ」

 今年2月まで東証2部に上場していた「ユニオンホールディングス」(東京都板橋区)の、上場廃止後初の定時株主総会(6月25日)がいよいよ迫っている。
 本紙はこのユニオンHDの経営権を上場廃止直前に握ったコンサルティング会社「富士テクニカルリサーチ」(神奈川県横浜市)の名取孝代表(53。冒頭写真)と、このユニオンHD株の相場操縦容疑で逮捕された横浜豊行被告とが密接な関係にあるとする「怪文書」を前回紹介した
 そして、その後、富士テクニカルリサーチに見解を求めた。
 だが、富士テクニカルの対応は、(元)上場企業の経営権を握る社会的責任ある企業の対応とはとても思えないものだった。
 なぜなら、4日に渡って電話したが電話係と思われる同一女性は(1)担当者は外出中という。(2)戻る時間は不明とのこと。(3)伝言をしても1度として電話して来ない。そこでやむなく(4)質問状を「配達証明」付きで送ったら、受け取り拒否で戻って来たのだ。
  • 2010/06/03
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主に関する追加情報(英国上場企業持ち株売却?)

 本紙で何度も取り上げて来た、マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。本社・名古屋市。三吉野健滋社長=冒頭右写真)の筆頭株主・柏原武利氏の融資巡るトラブルーーもっとも、柏原氏は一般には信用できる人物と見なされている。
 その背景には、柏原氏は新興市場とはいえ、英国ロンドンのAIM市場に上場している「BGT」(東京都中央区。冒頭左写真=入居ビル)の代表であるという事実がある。
 ところが、この信用の裏づけになっているBGTの柏原氏持ち分を売却する動きがあることを本紙はキャッチしたので、以下、報告しておく。
 これはいったい、いかなる事情から来ているのだろうか。しかも、この売却の動きには、ある元上場企業社長も関係していたのだ。
  • 2010/05/18
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主、担保融資トラブルの中心人物

 本紙は5月6日、マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。本社・名古屋市)の筆頭株主である柏原武利氏と、その柏原氏が所有するDDS株などを担保に融資した側がトラブルになり、訴訟にまでなっていることをお伝えした
 その後、その訴訟当事者にはなっていないものの、そもそもこのトラブルの元を作ったとされ、かつ過去に別の上場企業(当時)に提訴され、一方、最近も別の上場企業の増資に深く関与しているブローカーの存在が明らかになったので報告する。
 その名を「加藤」氏という。
 加藤氏は今回の訴状や被告にその名は出てこないものの、このDDS株などの担保融資に深く関与していたことは明らか。
 まずは以下に掲げた「念書」をご覧いただきたい。これは今回訴訟の被告の1人に加藤氏が出したもので直筆。
(冒頭写真=その加藤氏が最近まで経営していた居酒屋「G」の入居ビル。現在は別の居酒屋に替わっている)
  • 2010/05/06
  • 執筆者: Yamaoka (9:10 am)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主、担保融資トラブルで明らかになった仕手人脈

 マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。本社・名古屋市)の筆頭株主である柏原武利氏、ロンドンAIM市場上場「BGT」(東京都中央区)の代表ということで、昨年DDSの増資引き受け、さらにDDSとBGTとの業務提携が発表された際にはこれでDDSは業績不振から立ち直れるとの見方もあった。
 ところが、借り主側とのトラブルが表面化し、増資引き受け資金の大半は柏原氏のものではないことが発覚。柏原氏はDDS株の長期保有を約束しているが、すでに担保流れで10%を切っており、実際はまさに短期の差益狙いで、他の仕手筋と実態は同じではないかとの疑義を、本紙は柏原氏の「過去」と共に報じた
 こうしたなか、さらにそう考えざるを得ない事実が判明した。
 柏原氏はこの4月1日、2法人1個人を相手取り、約1億500万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していた。(冒頭写真=訴状)
 柏原氏、すでにDDSのIRで明らかにされている件とは別に、昨年9月、DDS株1万2000株、それに「NESTAGE」株500万株を担保に、約1億円を借りていた。
 これら株式はあくまで担保に入れたにも拘わらず、貸し手側は返済期日を待たずこれら株式を売却してしまったため、売却代金と借りた資金と相殺した差額分(借りた資金は、当時の株式時価の55%)を支払えというものだ。
  • 2010/04/23
  • 執筆者: Yamaoka (10:10 am)

マザーズ上場「DDS」筆頭株主の触れられたくない過去と人脈

 本紙既報の、マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。三吉野健滋社長。本社・名古屋市)だが、予定通り、4月22日、第3者割当増資の払い込みはなされたという。
 この結果、主要株主(10%以上)だった柏原武利氏の割合は9・99%となり、主要株主ではなくなったものの筆頭株主であることに変わりはない
 本紙は前回、この柏原氏が実質、DDSを仕切っているのでは、との関係者の声を紹介したが、ロンドンAIM市場上場「BGT」(東京都中央区)代表との肩書きとは余りにかけ離れた過去の経歴が判明したので追加報告する。
 一言でいえば、柏原氏は、近く上場する、またグループ企業も上場を目指すとして、巨額資金を集めながらほどなく倒産し、事件化した(冒頭写真=「朝日」02年11月26日夕刊記事)、あのインターネット・プロバイダー会社「MTCI」のグループ会社の社長をしていたのだ。
  • 2010/03/31
  • 執筆者: Yamaoka (5:50 am)

<ミニ情報> 「NFKホールディングス」に対する捜査、いよいよ煮詰まる!?

警視庁組織犯罪対策課が捜査を進めている、ジャスダック上場の「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市)に対する恐喝疑惑などーー本紙では既報済だが、いよいよ煮詰まって来ているようだ。
 ここに来て、「5月のゴールデンウィーク明けにも大きな動きがありそう」との観測が関係者の間で出ている。
(冒頭写真=NFKを糾弾する“告発文書”の数々)
  • 2010/03/28
  • 執筆者: Yamaoka (12:40 pm)

あの甲斐グループも関与ーーマザーズ上場「コネクトテクノロジーズ」が開示しない増資巡る訴訟案件(補足)

 本紙は今年3月21日、マザーズ上場の携帯電話向けソフト会社「コネクトテクノロジーズ」(本社・東京都新宿区。落合敏彦社長=冒頭写真)が開示しない訴訟案件があること(提訴日は今年1月12日)を紹介したが、その追加情報。
 前回記事で、原告である「エフワンインタラクティブコンテンツ」(京都市中京区)の通帳と印鑑を、「コネクト社の関係者がうまいこといって預かり、カネを持ち出した」との原告側コメントを紹介したが、その詳細に関してだ。
 訴状などによれば、コネクト社の増資引き受け先になった「CT事業再生投資」(ただし株主の100%はコネクト社の加来徹也前代取会長。代表が長倉統己コネクト社執行役員)から、エフワンの銀行口座に、エフワンが2度に渡ってCTに振り込んだ(貸し付けた)計約1億6000万円が一旦振り込まれたことは、被告だけでなく、原告も認めている。08年12月18日のことだ。
  • 2010/03/20
  • 執筆者: Yamaoka (5:10 pm)

あの甲斐グループも関与ーーマザーズ上場「コネクトテクノロジーズ」が開示しない増資巡る訴訟案件

 上場企業における訴訟案件、それも損害賠償(+謝罪広告掲載)を請求され提訴された被告の立場となれば、リスクがあり得るから、既存株主や投資家にしてみれば、是非とも開示してもらいたい情報だろう。
 今年1月、マザーズ上場の携帯電話向けソフト会社「コネクトテクノロジーズ」(東京都新宿区)はそういう訴訟を提起されたにも関わらず未だその情報を開示していないことが、関係者の証言などから明らかになった。
 なぜ、開示できないのか。
 訴訟対象になっているのは、08年8?9月にかけての第3者割当増資を巡って。
 コネクト社は連続大幅赤字で運転資金も枯渇寸前、疑義注記が付く中、何としても資金調達する必要があった。
 関係者が証言する。
「そのため実施し、一部の資金調達に成功したものの、実質、引き受け先との間で金銭トラブルに発展した。その訴訟を紐解けば、あの有名な甲斐グループの協力を得ていたことがハッキリする上、事件性もあり得る案件。それだけに伏せておいた方が得策と判断したのでしょう」
 いずれにしろ、勝訴が固いからリスクはあり得ないなどということはないという。
(冒頭写真=今年2月末までコネクト社の代表取締役会長だった加来徹也氏)
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