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  • 2013/03/15
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第18回)「大阪高裁、暴行罪については無罪も、懲役6年の判決」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 3月14日午後2時から、山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=冒頭写真。絶縁。1審判決は懲役8年)の控訴審判決が大阪高裁であった。
 既報のように、この事件、汚職警官M刑事(辞職)と大石興業のK若頭(破門)が組んで大石組長の自宅にシャブと拳銃を仕込んだと見られることから、本紙では無罪の可能性が高いと見てずっとウォッチし続けて来た。その集大成といってもいい控訴審判決があったのだ。
 静まりかえった法廷で、裁判長が「原判決(暴行、銃刀法所持、覚せい剤違反)を破棄する」といった時には一瞬、全面無罪かと期待したが、続いて「(銃刀法違反、覚せい剤所持で)懲役6年に処す」とし、期待は一瞬で吹き飛んだ。
 大石組長は唇を噛みしめ、裁判長を見つめ、裁判長が約1時間かけて判決理由を述べた後、2週間以内に上告できることを告げると、大石組長は即座に「上告します!」と叫んだ。
 このように、一審で大石組長は3つの犯罪に問われたところ、控訴審では内1つだけが逆転無罪になったわけだ。
 3つの容疑のなかでもっとも罪が軽く、一審の懲役8年が6年と、2年短くなったに過ぎないとの見方もある。だが、暴行の件が無罪になった意味は実はひじょうに大きいと本紙は考える。
 なぜなら、暴行が無罪なら、残りの2つの犯罪は成立し得なかったからだ。

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  • 2013/02/13
  • 執筆者: Yamaoka (3:57 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第17回)「判決は3月14日ーーK若頭関係者が暴行はなかったと証言」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 諸般の事情から報告がすっかり遅くなってしまったが、汚職警官M刑事(辞職)とK若頭(破門)が組んで自宅にシャブと拳銃を仕込んだと見られ、冤罪の可能性が高いと見て本紙がウォッチし続けている山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=冒頭写真。絶縁。1審判決は懲役8年)の控訴審の最終公判は予定通り昨年12月13日午前開かれた。
 2人の弁護人が相次いで立ち、義憤に駆られ、K若頭と大石組長妻が通謀し大石組長を逮捕させようと必死になっていた様を語ってくれたA氏証言、また矛盾が多いK若頭や大石氏妻の証言などからも冤罪であるのは明らかと弁論を行った。
 これに対し、検察側は「弁論要旨」を提出したものの、公判では一切読まなかった。「説得力が乏しいので、恥ずかしくて公判廷で読めなかった」(事情通)との見方も囁かれるほどだ。
 そして、最後に裁判長は判決言い渡しは3月14日(木)午後2時から3時と述べたのだった。
 検察側は、A氏らの証人尋問の際、弁護側の追及に対し何ら反論を行えてもいないことなどからも、傍聴を続けている関係者の間では逆転無罪になる可能性が高いとの見方が出ているし、実際、本紙も「疑わしきは罰せず」の原則からいって当然無罪というのが率直な感想だ。
 そんななか、ここに来て、一審では大石組長に不利な証言をした関係者が、大石組長を大阪拘置所に訪ね、「詫び」を入れたとの情報が入って来た。

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  • 2012/12/21
  • 執筆者: Yamaoka (11:40 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第16回)「既報の極心連合会幹部が別件で逮捕に」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 本紙はこの連載15回目で、K若頭(同。破門)と組み、親分の山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=冒頭写真。同。絶縁。1審判決は懲役8年)の自宅にシャブと拳銃を仕込むなどしてデッチ上げ逮捕したのではないかという疑惑が出ている大阪府警刑事M氏(当時。辞職)と、実は山口組の別の直系有力組織「極心連合会」(大阪府東大阪市)の幹部も癒着していた重大疑惑が浮上して来たと報じたが、その幹部が別件で逮捕されたので追加報道しておく。

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  • 2012/12/15
  • 執筆者: Yamaoka (11:26 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第15回)「元警官Mとの癒着疑惑が、極心連合会幹部にも飛び火」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
   本紙が追及しているのは、大阪府警刑事M氏(当時。辞職)が、K若頭(同。破門)と組み、親分の山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=冒頭写真。同。絶縁。1審判決は懲役8年)の自宅にシャブと拳銃を仕込むなどしてデッチ上げ逮捕したのではないかという疑惑だ。
 M刑事は関係者の間で「たかりのM」として有名で、当時、大阪府警4課の情報係から所轄署に飛ばされていた。そのため、警察がいま総力を上げて壊滅を目指している弘道会直系組長を逮捕すれば、その手柄で本部に戻られると見てやった可能性がある。
 一方のK若頭は、その地位にありながら組にカネを納めず、当時、大石組長から破門処分にされそうになっていた。そこで沖縄の不動産の案件で近く大金が入るので、そのうちの1億円を上納するとして処分されるのを延ばしていた。だが、その儲け話は実は虚偽であり、その上納期日を当初は10年2月ごろとしていたが、3月、4月、そして最後の延期として5月20日の期日が迫っていた。ここでもし大石組長が逮捕(それもシャブなどの所持となれば長期懲役、組から重い処分を受けるのは必至)されれば、1億円上納の件はなくなり、自分は破門どころか、逆に№2の序列からいって組長に就けると思ったようなのだ。
 こうして2人は組み、前日にK若頭側がシャブ、拳銃を大石組長自宅のベットマットに仕込んだ模様で、一方、所轄署のM刑事が指揮を執る捜査班が別件暴行容疑で逮捕に向かい、その際の不自然な家宅捜索でシャブなどを発見(薬物検査も指紋なども一切出ず)。こうして、大石組長はK若頭の最後の1億円上納期日当日のまさに5月20日に逮捕されたのだった。
 まるで映画『アウトレイジ』を地で行くような疑惑なのだが、取材を進めていたところ、ここに来て、何とそのM刑事と癒着していたのはK若頭だけでなく、山口組の別の直系有力組織「極心連合会」(大阪府東大阪市)の幹部も、という重大疑惑が浮上して来た。

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  • 2012/12/09
  • 執筆者: Yamaoka (9:04 pm)

暴排条例施行後、企業対象発砲事件12件ーー「工藤会」系初逮捕も、公判維持に疑問の声も

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 福岡県警は12月6日、今年1月に建設会社社長が銃撃され重傷を負った事件で、地元の指定暴力団「工藤会」(福岡県北九州市)系2名を殺人未遂、銃刀法違反(発射など)容疑で逮捕した。(冒頭左写真=「毎日」12月6日夕刊)
 福岡県は全国に先駆け10年4月に暴力団排除条例を施行。以降、企業対象の発砲事件が12件発生しているが、容疑者が逮捕されたのは今回で2件目。また、工藤会系組員が逮捕されたのは初めてだ。
 一方、北九州周辺では昨年だけでも18件の発砲事件が発生。昨年11月に銃撃された建設業者は死亡。今年4月には福岡県警元刑事が重傷。福岡県には他にも「道仁会」「九州誠道会」「太州会」「三代目福博会」の4つが本部を構えるが、福岡県警は前出18件はすべて工藤会の犯行と見ている模様だ。だが、今回までまったく逮捕できないでいた。
 やっと今回の逮捕となり、「よくやってくれた」「とりあえず安堵した」と拍手喝采する向きもある。一般市民の常識からすれば当然だ。だが、その一方で、本当にこれで事件解決に一挙に向かうのか疑問視する冷静な声も一部にある。
 本紙にも元福岡県警OBから疑問の声が届いている。
 今回の逮捕、東京では逮捕の事実だけが伝えられ、なぜ、2人の幹部の逮捕に至ったのか詳細は報じられていない。

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  • 2012/11/17
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第14回)「『河北新聞』が、糸さん事件は冤罪と報道」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(冒頭右写真。当時。逮捕後、絶縁)の銃刀法・覚せい剤等事件(1審は懲役8年。公判中)は、K若頭(同。破門)と府警M刑事(辞職)らによる冤罪事件の可能性大ということでこの連載を続けているが、本紙がその疑念を抱いたのは、糸さん事件を知ったのが契機になっている。
 その糸さん事件については、本連載第1?3回で概要を伝えている。
 大石興業が本部を置く大阪府門真市の公共工事(小学校解体=横写真2枚)を巡り、糸正臣氏が参入を強要した未遂容疑で逮捕された(懲役1年6月の実刑)が、実は同じ工事に、こちらは未遂ではなく強要既遂により参入し、少なくとも600万円を濡れ手で粟のSと0という暴力団関係者がいて、その背後に前出K若頭がいた。
 ところが未遂、それも冤罪としか思えない糸さんの方は実刑で服役、一方のSとOについては、糸さんは逮捕前から門真市役所や、この工事の元請け「金川建設」(門真市)に訴え、逮捕後、警察にも訴えていたのになぜかまったくお咎め無しだった。そして、大石組長の件同様、この糸さん事件も、K若頭とM刑事らが主導していたようなのだ。
 こうした疑念を抱き、行動を起こしているのは本紙だけではない。
 本紙既報のように、糸さん事件で糸さんの代理人弁護を務めた「後藤貞人法律事務所」(大阪市北区)は門真市に調査を要求、また、戸田ひさよし門真市議(無所属)は市議会で追及している。
 こうしたなか、ついに地元マスコミも動き出した。
 11月15日の「河北新聞」(河北新聞社。大阪府枚方市)が、この件を大きく取り上げ、門真市は600万円を暴力団側に贈った可能性があり、また、糸さん事件は冤罪と報じたのだ。(冒頭左写真=その記事)

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  • 2012/11/01
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第13回)「 大石元組長本人尋問。元若頭、妻証言と真っ向対立」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 本日(11月1日)午前10時10分から大阪高裁で、覚せい剤と拳銃不法所持などで逮捕されている山口組系弘道会系の直系だった「大石興業」(=冒頭右写真。本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=左写真。当時。逮捕後、絶縁)の控訴審の本人尋問があった。
 既報のように、8月30日には大石被告側の2人の証人尋問があり、1人目の不動産業のA氏はあろうことか、K若頭(当時)と大石組長妻が大石組長を逮捕させるべく動いていたこと、警官にも相談し、逮捕日も事前にわかっていたなどと証言。もう1人の大石興業幹部B氏は、これまた驚くべきことに、K若頭の指示で弘道会本部に大石組長を貶めるべく怪文書を作成して送ったなどと証言した。
 これを受け、既報のように、10月15日にはそのK若頭と大石組長妻の証人尋問があり、予想通り、前出A・B両氏の証言をほとんど否定した。
 その上での本日の大石組長本人尋問だけに、どんな発言が飛び出すか注目された。
 詳細は証人尋問調書が出来てから報じるとして、ここでは特に印象に残った何点かを取り上げる。
 A氏はK若頭に誘われ、大石組長が謹慎中の09年11月に大石興業の忘年会に出たとも証言したが、これにつき、大石組長は「謹慎明け後に知った。親分の謹慎=組員の謹慎といってよく、忘年会をやるわけがない」旨発言。A氏はその席でK若頭が組を継ぐなどと発言したとも証言しており、K若頭が謀反を企てていたのがさらに印象づけられた格好だ。

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  • 2012/10/16
  • 執筆者: Yamaoka (11:30 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第12回)「元若頭も組長妻も証人尋問で疑惑を完全否定したが……」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 前回(8月30日)から間が開いてしまったが、昨日(10月15日)午後1時10分から、大阪高裁で、覚せい剤と拳銃不法所持などで逮捕されている山口組系弘道会系の直系だった「大石興業」(=冒頭右写真。本部・大阪府門真市)の大石敏雄組長(=左写真。当時。逮捕後、絶縁)控訴審の証人尋問があったので、ひさしぶりに報じる。
 一審では完全敗訴(懲役8年の判決)だった大石被告だが、控訴審開始との間の昨年12月2日に№2で、後を継ぐはずだったK若頭(当時)が破門に。今年5月にはそのK若頭と連んで大石被告を嵌めたと思われるM刑事も辞職した K若頭、府警が組み、大石組長の自宅に覚せい剤と拳銃を仕込み、デッチ上げ逮捕。怪しいと思いながらも、検察も暴力団に人権などないから追認という、3者の癒着疑惑が一挙に信ぴょう性を帯びて来たことから、本紙では折りに触れ報じているわけだ。 
 控訴審において異例の証人尋問が認められ、8月30日に大石被告側証人の2人が立ち、A氏は、K若頭が「大石被告をパクらせる」といって何か事件にできるものがないか探っていたこと、その件には大石被告の妻も自宅のスペアキーを渡すなどして協力した可能性もあると証言、もう1人のK若頭の養子(K氏破門後、離縁)で大石興業幹部のB氏は、K若頭の命令で、弘道会本部に大石組長が厳禁の府警の者への付け届けをやっていたことを「怪文書」を送ってチクらされたと証言。
 これを受け、疑惑の当人たちの言い分も聞かないわけにはいかないということで、昨日はK若頭、大石組長妻の2人の証人尋問が行われたのだ。

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  • 2012/08/25
  • 執筆者: Yamaoka (10:00 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第10回)「糸正臣氏が出所」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 数日前、糸正臣氏が出所した。
 本紙がこの疑惑追及を始めた契機は、最初から、山口組系弘道会系「大石興業」(本部・大阪府門真市)の大石敏雄元組長(絶縁。冒頭写真)の冤罪事件あってのことではない。
 大石元組長の件は、組長の座を狙っていた当時のK若頭(破門)と、手柄を上げて本庁に戻りたかった汚職警官M(辞職)が組み、大石元組長自宅に覚醒剤と拳銃を仕込んだと思われるが、そのK・Mコンビが先に同じく犯罪をデッチ上げ逮捕したと思われるのが糸正臣氏だった。
 糸氏は門真市発注の公共工事に参入しようとしたところ、前出K氏が同工事を狙っており、こちらは門真市(横左写真は門真市庁舎)発注の校舎解体・建替工事(横右写真は現在の現場)を巡る強要未遂容疑をデッチ上げた。
 本紙・山岡はまずその事実を知り、その取材のなかで新たな対象として大石元組長に取材しないわけにはいかなくなったという流れ。たまたま冤罪事件の被害者の肩書きが、元組長だったに過ぎない。
 さて、糸氏は1年6月の実刑判決ながら、何しろ冤罪だから意気軒昂。今回出て来て、戦々恐々としている関係者は多いことだろう。

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  • 2012/08/11
  • 執筆者: Yamaoka (6:20 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第9回)「M刑事の上司にも重大疑惑浮上」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 大阪府警の不祥事が続出している。
 暴力団関係者への情報漏洩、警察手帳記章や制服の販売、証拠品ねつ造などだが、本紙が徹底追及しているこの連載の疑惑刑事の罪はもっと重い。手柄をあげて本庁に戻るため、罪のない者を重要犯罪でデッチ上げ逮捕、それも暴力団幹部と連んでだ。そして、ここに来てその上司にも重大疑惑が浮上して来た。
 M刑事の辞職は実質、大阪府警のトカゲのシッポ切りと思われる。M刑事は、あろうことか若頭だったKと組み、大阪府門真市に本部を置いていた山口組系弘道会系「大石興業」の大石敏雄組長(当時。下写真。公判中)の自宅に拳銃とシャブを仕込んだ可能性大であることはこの連載で既報の通り
 その大石組長の逮捕は、警察庁が徹底取り締まりを叫んでいた山口組系弘道会系直系組長にも拘わらず、府警4課ではなく、M刑事がいた四条畷署が乗り出し、M刑事が指揮し、大石組長に手錠をかけたのもM刑事だった。
 まずは暴行容疑だったので、所轄署で十分という理屈からだった。しかし、実は大石興業の所轄署(門真署)も、暴行を受けたとする被疑者も大石組長の自宅も四条畷署管轄ではないという不可解なものだった。
 そして、その暴行容疑での逮捕、ガサを掛けたところ、拳銃とシャブが大石組長のベットのマット下から出て来て再逮捕となるのだ。今回、新たに浮上して来たこのM刑事の上司とは、その四条畷署にいた者を指す。

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  • 2012/07/19
  • 執筆者: Yamaoka (11:36 pm)

児童ポルノ禁止法違反で逮捕ーー剣道世界選手権優勝・巡査部長には余罪ありと告発

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 警視庁は本日(7月19日)、神奈川県警巡査部長の正代賢司容疑者(31)を、16歳の女子高校生に裸写真を送付させた児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕した(冒頭写真=「毎日」本日夕刊記事)。
 本紙はこの件で捜査しているとの情報を約1カ月前に得、取材をしている途中だった。

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  • 2012/07/16
  • 執筆者: Yamaoka (10:10 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第8回)「大石元組長の第1回控訴審の報告」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
  本紙が徹底追及しているこの連載、今回は、去る7月10日午後1時半から大阪高裁であった大石敏雄・山口組系弘道会系「大石興業」元組長の控訴審第1回目の公判について報告する。
 本紙がこの連載をやっている最大の理由は、警察を始めとする取り締まり当局が行き過ぎた権力を持てば冤罪が増え、それは暴力団に対してばかりか、権力に物申す一般市民にも必ず牙を向くに決まっているのに、この間、暴力団排除条例共謀罪などさらなる法的締め付けを行おうとしているからだ。
 しかも、本来はこうした当局の暴走は大手マスコミが監視すべきと思うが、彼らは当局側べったり。それどころか、明らかに冤罪と思われ、しかも汚職警官が絡んでいると思われる件さえ、逆に徹底して無視を決め込む有様だ。
 本紙はたまたま拘置所からの本人の手紙により、弘道会系「大石興業」K元若頭(事件後、絶縁に)と大阪府警の汚職警官M(同辞職)らが仕組んだ、それも門真市発注の公共工事に関わる糸正臣氏の冤罪としか思えない事件(現在服役中)を知ったわけだが、このK・Mタッグチームは大石元組長(破門)をも嵌めた可能性が極めて高い。(横写真は門真市役所と、疑惑の公共工事現場=現在は中学校が建っている)
 大石元組長の自宅に、拳銃と覚せい剤を仕込み、逮捕させたようなのだ。
“親” をデッチ上げ逮捕させてでもトップに立ちたいK元若頭と、弘道会の直系団体(府内は2つ)トップを何としても逮捕したいM元刑事を始めとする府警(4課)の思惑が一致した結果のようなのだ。

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  • 2012/06/13
  • 執筆者: Yamaoka (10:50 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第7回)「関係する元組員、別件のひき逃げ事故で服役の模様」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 意外な事実が判明した。
 この連載で元組員と書き、また、問題の門真市発注の小学校解体工事の下請けを強要し、山口組系弘道会「大石興業」(門真市)の元若頭K氏(絶縁)や、その企業舎弟の別のS氏らの庇護の下、自分の知り合いがたまたま解体工事現場近くに住んでいたことを奇貨とし、解体工事で家が少しでも揺れたら「工事を止めるぞ!」と脅し、少なくとも600万円の不法利益を得たと思われるメンバーのSが、別件事件でつい最近、服役になったとの情報が入ったのだ。
 罪名は道路交通法違反(ひき逃げ)、自動車運転過失致死傷など。
 逆に、強要などしていないのに、大阪府警のM刑事(今年5月に不可解な辞職したことは既報の通り)らにデッチ上げ逮捕され、現在、服役している糸正臣氏が「偽装破門」といっていたこのSだが、そういうわけで、ここに実名を明かす。住野俊二という(54)。門真市内で「K」という喫茶店を経営していた。
 この交通事故、ともかく悪質なのだ。
 住野が事故を起こしたのは10年10月23日午前3時40分ごろ。大阪市北区の兎我野町の交差点でトラックと出会い頭に衝突。その弾みでトラックが2人を跳ね、1人が死亡(53)、もう1人が頭に軽傷を負うのだが、そのことを知りながら放置し、現場に車を乗り捨てて逃走。約7時間後に「逃げ切れないと思った」として曽根崎署に出頭したというもの。

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  • 2012/05/25
  • 執筆者: Yamaoka (11:37 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第6回)「大阪府警M刑事の辞職は確実」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 本紙が徹底追及している、大阪府門真市発注の公共工事を巡る強要未遂事件、山口組系弘道会2次団体の元若頭(破門)と大阪府警のM刑事らの癒着から発したデッチ上げではないかとの疑惑だが、この連載5回目に報じた、「M刑事が辞職した“模様”」との情報はやはり間違いなかった。
 複数の関係者の情報や証言などから、辞職は間違いないことがわかった。
(冒頭写真=M刑事が最後に勤めていた大阪府警四条畷署)

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  • 2012/05/22
  • 執筆者: Yamaoka (7:15 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第5回)「疑惑のM刑事が辞職の模様」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
  本紙で連載にて徹底追及している山口組弘道会元幹部と府警・検察が癒着、馴れ合いの挙げ句、デッチ上げたとしか思えない大阪府門真市の公共工事に絡む糸正臣氏の強要未遂事件(実刑確定し、この5月半ばから服役中)だが、ここに来て実に大きな動きがあったので、今回は緊急的に、その事実関係のみ報じておく。(冒頭写真=門真市役所の「暴力排除宣言都市」の表示と、糸氏が強要したとする公共工事現場)
 この連載第4回目では、弘道会「大石興業」(門真市)の元若頭・K氏(破門)とM刑事が癒着しているとしか思えない複数の具体的な事実などを提示したが、そのM刑事がつい先日、辞職したとの情報が飛び込んで来たのだ。
 情報源は府警筋で、その信憑性は極めて高いと判断した本紙は、早速、現在、M刑事が勤務する所轄署に電話を入れてみた。

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  • 2012/05/05
  • 執筆者: Yamaoka (7:20 pm)

<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第4回)「元幹部K氏とM刑事の関係」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 大阪府門真市の公共工事を巡り、糸正臣氏が自分の息のかかった業者に下請け工事を回すように元請け業者のT営業部長に強要したとして強要未遂で逮捕に(4月27日控訴審判決があり、一審同様、懲役1年6月の実刑)。(冒頭写真=左は門真市役所。右は公共工事現場=市立中学校)
 こちらはあくまで“未遂”だが、一方で、同じ工事で、暴力団関係者が関与、しかも背後に山口組系弘道会直系組織「大石興業」(本部・門真市。当時。現在は絶縁)のK若頭(当時。同破門)が深く関与する業者が受注、約600万円を暴力団関係者側が濡れ手で粟で手にしていた。
 これが事実なら、警察は糸氏より強要“既遂”のK若頭側を摘発すべき。100歩譲っても、両方をやらないとおかしいだろう。
 そういうわけで、本紙ではこの連載を3回やって来たが、この4回目から、大見出しをこれまでの「山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う」から、「山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う」に変えた。
 というのは、山口組で最大勢力を誇る弘道会は警察には徹底抗戦という組織で、今回の件は「大石興業」組織としではなく、K若頭個人が癒着していた可能性大であることがわかって来たからだ。(横写真=大阪府警)
 しかも今回、“未遂”で、また冤罪の可能性の高い糸氏が逮捕され、一方で、“既遂”の暴力団関係者側が何ら罪に問われていないのは、このK若頭と癒着した大阪府警のM刑事が仲介するかたちで捜査4課があえて逮捕した可能性が高いことが明らかになって来た。
「糸さんの件(逮捕は10年4月23日)だけじゃないですよ。ほぼ同じ時期、大石興業の大石敏雄組長(事件後、絶縁)も別件で逮捕(10年5月10日)されているのですが、どちらもK若頭とM刑事が組んで嵌めたとしか思えない。最初は我々も信じられなかったのですが、公判を通じて(大石組長は1審判決懲役8年。控訴中)、そう思わないわけにはいかなくなって来たんです」(関係者)

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  • 2012/04/25
  • 執筆者: Yamaoka (3:41 am)

突如、警視庁が捜査に動き出したある告訴案件

カテゴリ: 警察 : 不祥事
  千葉県警習志野署の捜査員が、被害届け受理を先送りし、慰安旅行をしている間に凶行に及ぶに至った長崎スト-ーカー殺人事件(しかも形だけの大甘処分=冒頭写真は「毎日」24日記事)など、相変わらず、警察の不祥事が続いているなか、4年も放置されていた告訴案件につき、突如、捜査に動き出したことから、何か特別に理由にあるのでは、と一部関係者の間で注目されている件がある。
 警視庁管内で、08年4月3日に告訴状が出された案件で、罪状は業務上横領(刑法253条)。
 告訴したU氏によれば、同年7月末に弁護士が最寄り署を訪ね、担当者と面会。被告訴人が自己破産や民事再生の手続きをして責任逃れをしようとしていたことから、早く捜査して欲しいと催促したものの、「現在のところは特段進展はない。他の事件との関係でまだ手を付けていない」旨、説明を受けただけで、弁護士もお手上げ状態とのことだったという。
 以来、一度として署から連絡はなかったところ、突如、連絡があり、「4月25日に調書を取りたいから来てくれと。むろん、告訴時と担当者は替わってました。もはや諦めてましたから、期待というより、なぜいまごろと驚いています」と戸惑いを隠せない様子だ。
 関係者によれば、すでにごく最近、被告訴人の事情聴取もやっているという。

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  • 2012/04/08
  • 執筆者: Yamaoka (8:50 pm)

<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第1回)「事件、疑惑の概要」

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 弘道会とは、いうまでもなくわが国最大の指定暴力団山口組トップ・司忍6代目の出身母体で、山口組内の最大組織。つまり、わが国暴力団のなかで最大勢力を誇る組織で、警察庁長官が名指しで壊滅を指示しているところだ。
 したがって、その弘道会の直系組織が関わり、公共工事に息のかかる下請け企業が参入し何千万円、下手をすれば億を超えるカネを儲けているとなれば、警察組織上げて摘発すべく動いて当然だろう。
 ところが、その疑惑がひじょうに濃厚にも拘わらず、大阪府警も、大阪地検も無視を決め込んでいると思わないわけにいかない案件があるのだ。
 本紙も、最初この話を聞いた時には俄には信じられなかった。しかも、事はそれだけに止まらない。
 何と、弘道会側を摘発しないどころか、その弘道会側と同じ公共工事に参入しようとしていた元暴力団幹部をでっち上げ逮捕。つまり、無視しているだけでなく、大阪府警の汚職警官が、弘道会側が参入できるようにライバル側を駆逐、つまり、弘道会側を当局が幇助してやっていた疑惑さえ出ているのだ。
 その公共工事とは、大阪府門真市役所(冒頭写真)発注の旧中央小学校解体工事と、その跡地に建った第六中学校(上写真)建設工事(約26億円)。

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  • 2012/03/28
  • 執筆者: Yamaoka (7:39 pm)

<主張>習志野市――この市政にしてこの警察あり!? ストーカー被害届を慰安旅行のため先送りした千葉県警習志野署

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 去年12月、長崎県西海市で起きたストーカー殺人事件(ストーカー被害を受けていた女性の母親と祖母の2人が殺害された)ーー。女性の父親が事件の10日前、千葉県の習志野警察署に被害届を出そうとしたものの、あろうことか警察署員が慰安旅行に行くために受理を先延ばしにしていた。もし受理して捜査に乗り出していたら殺人事件は起こらずに済んだのではないか、と誰しも思うだろう。
 さらには、千葉県警が旅行の事実を組織的に隠蔽していた疑惑が浮上している(冒頭写真は、「毎日」3月23日付の記事)。まさに警察の身内大事の隠蔽体質を浮き彫りにするものだが、本紙読者の方には習志野市と聞けば、すぐ連想することがあるのではないか。
 そう、本紙で一貫してとりあげてきた「習志野市の荒木勇前市長の重大疑惑」だ。
   かいつまんで説明すれば、荒木前市長が、暴力団との関わりもあると見られる不動産ブローカーから資金援助を受けて当選、その見返りにブローカーが所有していた土地を買い上げてやり、最低約34億円の損失を市に与えた。さらには、その購入した土地一帯を再開発地区に指定。今度はその地に三菱地所に高層マンションを立てさせ、区画整理法をたてにして、高齢者女性を正当な理由もなく強制執行して自宅から追い出したという疑惑だ。

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  • 2012/02/28
  • 執筆者: Yamaoka (11:20 am)

ニセ「反社」情報を売りにする警察OB私立調査機関

カテゴリ: 警察 : 不祥事
 昨年10月1日から東京都でも暴力団排除条例が施行され、暴力団排除に向けた機運が高まっている。
 当該条例に書かれている目的だけ見れば実に結構なことながら、実は警察はこれを悪用し、まともな活動をしている者や団体でも、政府や当局に楯突く場合、同条例を拡大解釈し、「反社」のレッテルを貼り、社会的に抹殺しようとする思惑もあることは一部識者も指摘している通りで、注意を要することは本紙でも既報の通り
 その一方で、一口に「反社」といっても、 現役の「暴力団」ならまだわかりやすいが(もっとも、これとて誰でも見れる名簿があるわけではない)、「暴力団関係者」や「暴力団周辺者」はひじょうにわかりにくい。
 さらに、元「暴力団」のなかにも、偽装して堅気になった者もいれば、本当に組抜けした者もおり、それを見分けるのは一般人や企業からすればほとんど不可能といってもいい。
 こうしたなか、警察OBの経歴を前面に出し、暗にだから「反社」情報が取れる(ただし、だからと現役の警察の知り合いが情報を出せば、それは国家公務員法などの秘密漏えいに当たる)として、企業に売り込んでいる私立調査機関がある。
 そのこと自体、問題だが、さらに問題なのは、現在、当局で前科情報などをコンピュータで照会すると記録が残るようになっており、目的外使用がバレると処分されるため、実質、現場捜査員からはこうした違法情報さえ取れなくなっており、そのため、それを売りにする私立調査機関がニセの「反社」情報を乱造していると思われることだ。

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