お知らせ

○重大なお知らせ

本HPは6月22日(金曜日)を持って完全移行します!

従来のシステムが古く限界に近づいたため、6月22日(金曜日)からまったく新たなHP(https://access-journal.jp)を構築、そちらに完全移行します。
それと同時に料金体系も一新。個人に関しては月額800円(+税)のクレジット決済のみに統一します。法人に関しては料金体系は従来通りで、銀行振込も可能です。

したがいまして、有料講読入会も6月22日(金曜日)以降は、新しいHPの方でお願い致します(このHPからの入会は絶対にしないで下さい。万一、誤って入会されても返金致しかねます。)

もちろん、すでに入会いただいている方におきましては、最大1年間、このHPは閲覧専用のために残しますし、その間の新規記事も新しいHPと並行し掲載することで不利益を被らないようにしますのでご安心下さい。

本紙「アクセスジャーナル」をいつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
これを契機に利便性、セキュリティー、そして記事内容もさらに向上させて行きますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

最新エントリ
  • 最新エントリ配信
  • 2018/11/13
  • 執筆者: Yamaoka (2:13 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(700)「日経」−−「東証システム障害の証券各社の損賠規模“小さく”」に異議あり

 ネタは古いが、報道に関する重要なことなのでお許し願いたい。
 3連休明けの10月9日(火)早朝、東京証券取引所の株式売買システムに不具合が発生して件だ。
 原因は周知のように、米系メリルリンチ日本証券がミスから通常の1000倍に上がる大量データを東証の売買システムに送ったため東証サーバーの負荷が高まり、証券会社との間をつなぐ4回線の内1回線が不通になったことだった。
 結果、他の3回線への切替に手間取り、一時、顧客の注文を受けながら売買できなかった証券会社が約40社あり、顧客に事後的に対応しなければならない注文が野村證券で約4万件、SMBC日興証券で約2万5000件など計10万件に上った。
 そのなかには当然ながら、証券会社側が高値で株式を買い付けたり、安値で売ったりせざるを得ないケースがかなりあった。
 そこで証券会社側としては一時、東証に補償を求める動きもあった。ともかく、「東証のシステムがダウンしなければ問題は起きなかったのだから」というものだ。
 これに対し、東証は残りの3回線で対応でき、実際、約50社の証券会社が自動切替などで問題なかったとして補償を否定、
 結局、東証は市場運営者としての責任の一端は認め、宮原幸一郎社長(冒頭写真)の報酬減額などの処分をやり、ただし補償はしないことで乗り切った。
 この処分発表は10月23日のことだったが、「日経」は翌24日、これを伝える記事のなかで、

閲覧数 (60181)
  • 2018/10/29
  • 執筆者: Yamaoka (6:44 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(698)「トンピン銘柄」に黒幕!?

 本題に入る前に、先週、世界の株式市場は暴落してしまった。
 日本の個人投資家は10月第2週に信用取引で大きく買い越したため、多くの者は評価損を抱え頭を痛めていることだろう。
 信用取引を行う上で大切なことは、追証(担保割れ)が発生した時点で、損失の大きい銘柄をロスカットすることだ。しかし、個人投資家の8割ほどは追証が発生すると、追加の担保入金をしてしまう。これが結果的に損失を拡大させることになり、最後は大きな損失を被ることになる。
 例えは悪いが、口説ける見込みのない女性にお金をつぎ込み、最後は資金が底を尽いて、カネの切れ目が縁の切れ目で女性に捨てられるのと同じだ。
 さて本題に入ろう。
 最近は仕手筋の動きが活発で点と点を結び付けているが、なかなか明確な裏づけが取れないなか、見切り発車となるがご容赦願いたい。「トンピン銘柄」に関することだ。.

閲覧数 (317000)
  • 2018/10/15
  • 執筆者: Yamaoka (9:36 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(697)「携帯電話料金、値下げ必至」

 ここのところ菅義偉官房長官の携帯電話料金引き下げ発言が続いている。(冒頭写真=「日刊ゲンダイ」8月24日付記事)
 これは、国民の支持が得られやすい。日本のスマホ市場は高額なiPhoneの一人勝ちのため通信経費が高くなっている事情もあるが、それを考慮しても、通信キャリア3社の利益は巨大である。
 3社の営業利益をみると19年3月期予想でドコモ9900億円、KDDI1兆2000億円。ソフトバンクは19年3月期はまだ予想が出ていないので18年3月期になるが1兆3000億円。3社合計で約3兆5000億円弱。菅官房長官の言う通り4割引き下げで単純に4割減益としても2兆1000億円の利益だ。
 ところで、来年10月から消費税が10%に引き上げられるが、前回8%に引き上げた時に消費が停滞したことは記憶に新しい。大和総研の試算によると、10%に引き上げられると個人消費は軽減税率なしの場合▲2・3兆円程度、軽減税率ありの場合でも▲1・7兆円減るそうだ。
 もうお気づきだろう。最大2・3兆円の個人消費減少と、携帯電話料金を4割引き下げた場合の電話会社側の最大減益額がほぼ同じなのだ。
 国によっては電波オークションに多額の資金が必要だ。日本は電話ただ乗りなのに通信費が高い。これは国民に訴えやすい。しかも消費税率引き上げ直前の19年7月には参院選が控えている。選挙での目玉政策としてアピールし易いだろう。菅長官の一連の発言の裏にはこのような思惑があるのではないか。

閲覧数 (297937)
  • 2018/10/01
  • 執筆者: Yamaoka (8:40 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(696)「日経平均27年ぶり高値も、中小証券に活路は……」

 先週、日経平均は27年ぶりの高値となった。
 さぞかし証券会社は潤っているかと思い気や、そうでもなくてネット証券でさえ活況には程遠く、対面に至っては全く蚊帳の外で閑散だったようだ。
 新興市場銘柄や実態のない仕手株の高値を買った投資家が動けないためだ。中小対面証券にとってはディーリング部門が唯一の「稼げる部門」だったが、それも過去の話。ツイッターなどSNSで情報が氾濫する時代、もう証券会社が情報を独占できた時代はとっくに終わっている。そしてついには中堅の東洋証券でさえディーリング部門を廃止することとなった。
 プロであるはずのディーラーがデイトレーダーに勝てなくなったからだ。かつては手数料、板読みなど個人はハンデを負っていたので負けて当然だった。しかし、今は違う。
 そうしたなか、食うに食えなくなって来た地場証券は投資銀行の真似事を始めている。しかし相手にしてくれる企業は経営状況が悪化したベンチャーなどに限られるようだ。

閲覧数 (299982)
  • 2018/09/26
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(695)「『かぼちゃの馬車』が足立区に集中した理由」

 先の連休に、本紙本編でも「スルガ銀行」との絡みなどで何度も取り上げているシェアハウス「かぼちゃの馬車」が東京都足立区に集中していると報じられた。
 都内では低所得者が多いとされる足立区に集中するのは理にかなっているが、そこにはさらに深い意図があったと推測する。
 ところで、「収益不動産価格」は一般的に「積算価格」と「収益価格」他あるが、簡単に説明すると、「積算価格」=土地の価格+建物の価格。「収益価格」=年間賃料÷利回りである。
 一般的に積算価格>収益価格だが、かぼちゃの馬車の場合は収益価格>積算価格で、その差がかなり大きい。
 無理して収益が得られるようにしたためだ。当然、入居者にとっては割高となり入居率は下がる。
 かぼちゃの馬車の物件は一般的にワンルームわずか7平方メートルしかない。
 バブル期にも節税対策でワンルームマンションがブームになった時代があったが、かなり狭く今では評判悪いが、それでも最低15平方メートルはあった。かぼちゃの馬車はその半分以下でしかない。
 トイレ、シャワー、キッチンは共同だが、鉄筋のワンルームマンションと比較してもかなりグレードは落ちる。家賃は足立区六町の物件で賃料1万3500円と一瞬激安だが、管理費が別途2万円となっている。要はオーナーには最大でも1万3500円しか入らないということだ。入居者側からみれば家賃3万3500円ということになる。
 ここまで長々と話して来たが、なぜ足立区なのか?

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  • 2018/09/21
  • 執筆者: Yamaoka (12:40 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(694)「これから疑惑が飛び火しそうな上場企業」

 過去、事件になり、上場廃止になった企業は決して少なくない。
 その上場廃止になった企業のかつて子会社代表に就いていて、現在、ある上場企業の代表になっている者がいる。
 それだけ見れば、その後、順調な歩みをしたといえるだろう。
 ところが、ここに来て、その上場企業に飛び火するのではないかという情報が、兜町筋で出て来ている。
 聞けば、その代表の過去の腐れ縁からのことで、関係を断ち切れていなかったと見られているという。

閲覧数 (345519)
  • 2018/09/19
  • 執筆者: Yamaoka (9:57 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(693)「オウケイウェイブが証券会社を買収していた」

 仕手筋ご用達証券として良くも悪くも有名だったあのヤマゲン証券が香港のマディソンに買収され、「マディソン証券」となったことは以前、お伝えした。また「リミックスポイント」(3825。東証2部)の子会社で仮想通貨取引所「ビットポイント」が本田圭佑をイメージキャラクターに起用して知名度を上げてきているが、ビットポイント株式の60%までマディソンが取得できる契約になっている(すでに20%は取得)。いずれはリミックスはビットポイントをマディソン側に譲渡し、マディソン証券は仮想通貨取引に進出するかもしれない。
 そのためには仕手筋ご用達のイメージ払拭が必要で外務員部門を無くす方向で動いているようだ。しかし、これでは外務員当事者は飯が食えなくなる。そこで会社側は外務員に「代理店」になることを勧めているが、同社は代理店に対する手数料の戻し率が30%(通常は50〜60%)と非常に低く、また代理店をバックアップするシステムは遅れているではなくほとんど皆無。これでは誰もやりたくないだろう。
 以上は前置きで本題はこれから。
 本紙本編では過去何度も松田元氏を取り上げて来ているが、その松田氏がいまや代表取締役社長を務める(今年7月25日から)「オウケイウェイヴ」(3808。名証セ)の6月11日IRに注目だ。.

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  • 2018/09/10
  • 執筆者: Yamaoka (4:13 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(692)「スルガ銀の不動産融資問題は氷山の一角」

スルガ銀行」の“かぼしゃの馬車”向けアパート購入ローンで不正が次々と発覚、問題化しているのはご存知の通り。
 捜査件を持たず、銀行が調査費を出している第三者委員会がこの9月に出した報告でさえ、融資にするに当たっての書類偽造が795件(14年以降)もあるというのだから、組織ぐるみといっていいだろう。
 しかし、借り手の収入、預金、物件のレントロール(どれだけ月に家賃を稼げるかの計算書)など一連の書類偽装は、不動産業界においては氷山の一角だといっておく。
 アパートと並んで書類偽装、不正融資が多いのがマンション投資だ。特に相続税節税のためのマンション購入は一時流行していた。 実例を挙げよう。
 市況価格は5000万円のマンション。これを3000万円で売却する。購入者は頭金ゼロだ。
 そこで不動産会社は頭金1000万円を入金した書類を作成する。そして残金2000万円を銀行の住宅ローンに紹介する。銀行は5000万円の物件なのに頭金1000万円入って、ローンは2000万円からまず融資する。

閲覧数 (316649)
  • 2018/09/03
  • 執筆者: Yamaoka (11:53 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(691)「マークスタイラー」が経営危機!?

「MARK STYLER」(マークスタイラー。東京都渋谷区。秋山正則社長=冒頭写真)と聞いてもピンと来ないだろう。
「マルキュー(渋谷109)」ギャルブランドで有名なMURUA (ムルーア)、dazzlin(ダズリン)、EMODA(エモダ)、GYDA(ジェイダ)などを有する若者向け有力アパレルメーカーである。
 キャバクラ経営で儲けた惠藤慶二氏が2005年11月に設立。10年3月期売上高91億円→11年度163億円→12年度273億円→14年度370億円と急成長していた。しかし、17年度(同年より2月期決算に)は約273億円まで落ち込み、18年度は297億円と若干持ち直したものの純利益で見ると12億3000万円の赤字。自己資本も従来は30%ほどあったのが瞬く間にたった1%(18年度)に。
 実は15年3月期にも赤字、それも29億5000万円の大赤字となり、惠藤氏オーナー個人で資金調達できる額ではなく、同社株式は15年4月30日付で、中国の金融・産業コングマットCITICグループに属する「CITICキャピタルホールディングス」(香港)傘下の買収目的会社(MS−INTER HD)に100%譲渡されている。
 現在、取締役4人のうち2人がこのCITICグループ側から送り込まれているが、18年度は繰越資産4億9600万円を計上し、債務超過は何とか回避したものの、新日本監査法人は今年2月に退任してしまった。

閲覧数 (283683)
  • 2018/08/28
  • 執筆者: Yamaoka (3:25 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(690)「個人投資家の現実」

 先週はお盆ということもあり事件性のネタは入手できておりません。その代わりといってはなんだが、個人投資家の現状をお伝えしよう。
 個人投資家のSNSといえばツイッター、ヤフーテキストリームが有名だが、その大半は儲け話しか書き込まない。見ていると90%以上の投資家は大儲けしている錯覚に陥る。しかし現実は甘くない。特に今年は先週までだが、個人の大半は負け越している。なぜそんなことが言えるのかといえば、地場から大手の対面、さらにはネット証券まで筆者は聞き取り調査をしたからだ。
 もっとも、個人投資家でもジェイコム男ことB・N・F(冒頭写真。資産の動向=Wikipediaより)とCiSは別格。年々、資産を膨らませいている。そして、その額は今や共に200億円以上とも。そしてマスコミ、SNSでも全く騒がれない両者クラスの規格外の大口投資家も多数存在する。
 以下に、彼らの手法など取り上げる。しかし、彼らは滅多に大株主にさえ登場しない。何故か?

閲覧数 (281923)
  • 2018/08/20
  • 執筆者: Yamaoka (2:16 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(689)「野村證券の『東海カーボン』レポートが問題化?」

 4月3日、野村證券は炭素製品大手「東海カーボン」(5301。東証1部。東京都港区)のレポートを出したが、黒鉛電極の市況が中国勢の増産で悪化するという内容だった。
 それまで市場関係者は黒鉛市況好況を疑っておらず、実際、東海カーボンは上方修正を出していた。しかし、野村のレポートを受け、翌日の黒鉛電極メーカーの株価は軒並み暴落。「東海カーボン」1392円(−267)、「日本カーボン」4625円(−835)、「日本電産」3895円(−635)と急落。ここまではレポートを受けての売りでよくあることだ。
 しかし、野村證券はこの後数日続く安値で東海カーボンを買い増ししてたのだ。4月21日の大量保有報告に始まって、5月21日7・19%→7・56%保有に増加、7月20日には7・06%→7・88%(内訳は野村證券0・04%、野村インターナショナル1・01%、野村アセット6・83%)。5月には大和、ゴールドマンが東海カーボンのレーティングを引き上げ、岩井コスモも目標株価2100円に引き上げ。そして各社アナリストの予想通り、8月7日の決算は空前の好決算を発表した。

閲覧数 (329526)
  • 2018/08/14
  • 執筆者: Yamaoka (1:15 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(689)「ソルガム」の次の候補は!?

 本編すでに報じているように、「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(6636。JQ。東京都品川区)がついに命運尽きて上場廃止となる。ここまでよく延命できたものだと感心する。(冒頭右写真=ソルガムの株価チャート。冒頭左写真=期待のバイオ燃料になると商品化を謳い、株価材料に散々利用され、社名にもなっているソルガムという植物)
 ソルガムがシスウェーブの時代には大物ブローカー・大場武生氏が関わっていたが、ソルガムで大株主であった「White Knight Investment Limited」はワシントンの河野博晶氏の資金が入っていたといわれてるが、そのWhiteは「マーチャント・バンカーズ」(3121。東証2部)の大株主にも登場している。同様に「アジア・アライアンス・ホールディングス」(現「アジア開発キャピタル」。9318。東証2部)も関わっており、両社ともに河野氏が逃げたときが危険信号と見た方がいい。

閲覧数 (373182)
  • 2018/08/06
  • 執筆者: Yamaoka (7:19 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(688)「兜町地場証券社長に重大疑惑の過去」

 7月9日、この連載で、「ヤマゲン証券」が香港系資本の傘下となり社名も「マディソン証券」(東京都中央区)となったことをお伝えした
 その後、兜町界隈からいろいろと情報が寄せられてきたので紹介しよう。
 ヤマゲンを買収したマディソンはワインなどを扱っており、香港市場に上場で時価総額はざっと700億円。マディソン証券の51%を保有。つまり子会社だ。
 そのマディソン証券社長のY氏は日興証券出身で、成瀬証券社長をしていた。その後三京証券の部長となり、ヤマゲン証券社長、マディソン証券社長と現在に至る。
 話によると、同社は今後、M&Aなどに特化した金融会社を目指すという。
 もっとも、これまでヤマゲンといえば「仕手筋ご用達」証券としてそれなりの存在感があり、一部では支持を得ていた。ところが、M&Aに特化することから外務員を中心とした個人営業部門を閉鎖する方針のようだ。
 その一方で、香港マディソン社はあの「リミックスポイント」(3825。東証2部)の仮想通貨交換事業の子会社「ビットポイントジャパン」の株式をリミックスから20%譲渡されている。

閲覧数 (376559)
  • 2018/07/31
  • 執筆者: Yamaoka (1:54 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(688)「業績絶好調の『RIZAPグループ』だが……」

 今年5月15日発表の「RIZAPグループ」(2928。アンビシャス。瀬戸健社長。東京都新宿区)の業績はすばらしい内容だった。先週末の時価総額4560億円も立派。
 経常利益120億円も一見高いものの、のれん代計上が78億2000万円にも上る。とはいえ、大企業の多くが海外企業を高値掴みしてその後の収益低迷で逆のれん代を計上せざるを得なくなるなか(東芝はその代表例)、RIZAPは赤字企業を買収後に立て直し黒字化を達成し、のれん代が利益に計上(割安購入益発生)され、収益拡大に貢献している。この点も評価すべき事項である。
 またこの4月にはプロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」の経営権を取得と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
 それもこれも、本体のトレーニングジムがすこぶる好調だからだ。

閲覧数 (304608)
  • 2018/07/23
  • 執筆者: Yamaoka (3:49 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(686)「やばい株取引で、誰の注文か特定されない方法」

 5ちゃんねる(昨年10月、2ちゃんねるから名称変更)、ホストラブなどの匿名掲示板で誹謗中傷されても、その書き込みを誰がしたのか特定することは、殺人予告などの例外を除き「言論の自由」の建前上、はなはだ困難だ。
 技術的に説明すると、一般人がIPアドレスを特定することは不可能に近い。IPアドレスは、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの2つある。HPを閲覧したり、アクセスしているのが誰なのかを示すのがグローバルIPアドレスで、一人ひとりに割当られている。よく「好きな料理は?」といった質問が表示されることがあるが、それはプロパイダーがIPアドレスを変更したときによくあることだ。ルーター2台、PC3台利用しているとしよう。それでもグローバルIPアドレスは1つだが、ルーターとPCの間はプライベートIPアドレスで同じ番号が複数存在する。
 以上を踏まえ本題に戻そう。
 ただし、ネット証券の場合、掲示板と違い、証券会社と顧客との通信は直接であり、あなたのIPアドレスは証券会社側に常に把握されている。

閲覧数 (283481)
  • 2018/07/18
  • 執筆者: Yamaoka (3:56 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(685)あの国重氏がブログを始めていた(+近況)

 本紙並びに本欄でも何度も取り上げたことのある元住友銀行MOF担、元楽天副社長の国重惇史氏(72)がLINEブログ(冒頭写真)を始めていたではないか。
 ざっと読んでみたが、正直といえば正直だ。住銀時代は将来嘱望されたエリートだったにも関わらず女性関係で干されたと告白しているが、日本橋支店長時代はそれだけではなかったことは大体分かっている。
 しかし突込みを入れられたくないところは書いておらず、その点は隙がない。さて、今回取り上げるのは、しばらく音沙汰なかった同氏に関する新たな情報が入って来たためだ。

閲覧数 (297100)
  • 2018/07/09
  • 執筆者: Yamaoka (7:00 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(684)あの「ヤマゲン証券」、衣替えでどうなる!?

 あの“仕手筋御用達”で有名な「ヤマゲン証券」(東京都中央区)は、この7月1日から社名を「マディソン証券」に変更。それに先立つ昨年12月半ばには、多くの経営陣を辞任ないし解任して、衣替えしている。今後、実際にはどうなるのか!?
 その前に、旧ヤマゲンのような地場証券が今後、どうなって行くのか、少し見立てを述べておこう。
 個人投資家は6月からの下落(特に新興市場・小型株。横写真は東証マザーズのチャート)で退場者続出となったが、それは主にネット証券での話だ。
 大手やメガバンク系を除いた、旧ヤマゲンも含む中小対面証券の顧客層は70歳以上と高齢化してきてる。高齢者は子供に財産を残したいので買いはほとんどやらない。売って現金化するだけだ。それでも中小対面証券はアベノミクス相場で何とか延命して来たが、トランプ大統領の登場で9年に及ぶ米好景気は終わろうとしている。日本も悪影響を受けるのは必至であろう。
 その対面の中でも、歩合外務員を中心とした兜町の旧ヤマゲンのような地場証券では、外務員の平均年齢は実に70代、顧客に至っては70〜100歳と超高齢化して来ており将来は暗い。
 70歳のある歩合外務員は、「俺たちは証券マンじゃない、介護職だよ」と妙に的を得たことをいっていた。老人のボケ防止、見守りの話し相手で、たまに株を売買するから高い手数料も納得いく。さて、このように厳しい地場証券だが、

閲覧数 (282491)
  • 2018/07/02
  • 執筆者: Yamaoka (10:26 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(683)「裏献金!? 細野豪志代議士5000万円借り入れの異常さ」

 6月20日、NHKは「グリーンインフラレンディング」について「監視不適切運用で証券等監視委員会(SESC)が調査」と速報した。
「グリーンインフラレンディング」は太陽光発電など再生エネルギーに特化したソーシャルレンディング。ソーシャルレンディングとは、インターネットを通じて多数の投資家から資金を集め企業などに融資する金融サービス。
 親会社は「maneoマーケット」といい、ソーシャルレンディングを日本で最初に提供かつ最大手。同社はソーシャルレンディングプラットフォームを他社に提供しており、グリーンインフラレンディングはこれを借りて資金を集めていた。しかし、今年に入りこの分の投資募集を停止している。
 今回の不適切運用とは、具体的には投資家から集めた資金の一部がグリーンインフラレンディングと関係しているといわれているJC証券に渡っていた。また、そのJC証券は2017年10月の衆議院選挙直前に細野豪志代議士(無所属)に5千万円を貸し付けていたなどを指す。
 JC証券の役員には元細野派代議士であった田村謙治氏(希望の党)、和田隆志氏(元民主党)がいる。なお、社長の久保田厚志氏の前職はカーエアコン用コンプレッサー世界2位「サンデンホールディングス」(6444。東証1部)。
 さて、ここで今回の細野代議士への5000万円の貸付がどれほど異常なことか説明しよう。

閲覧数 (310912)
  • 2018/06/26
  • 執筆者: Yamaoka (2:29 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(682)「五洋インテックス」保有の注目若手仕手筋

 昨年5〜8月にかけて「五洋インテックス」(7519。JQ。愛知県小牧市)は大相場を演じた。有力仕手筋が複数参加していたが、本尊は元三洋証券のM島氏。そして彼は玉移動で五洋インテックスから降りたといわれている。
 もっとも、同社の業績は赤字続きで低迷している。営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー赤字は財務内容を悪化させ、いずれは資金繰りに支障を来たすだろう。それでも高値で株価を維持していたが、今年3月下旬に下方修正、不適切会計を発表し大暴落となった。この大暴落時に仕手筋の一人である投資家は追証が発生しすべて投げたと思われる。
「四季報」春号と夏号の大株主を見てみると、まず春号は1位松井証券135万株、2位大村寿男、3位大村正恵、4位大倉商事、5位松井千秋、6位日証金68万株、7位鈴木、8位木村、9位野村ネット&コール55万株、10位楢崎。
 これに対し夏号は1位松井証券121万株、2位BNPパリバ92万株、3〜5位変動なし、6位木村、7位北西、8位吉村、9位鈴木、10位日証金36万株。
 注目したいのは証券会社、日証金名義だ。
 これは、現物ではなく信用取引で買うと名義が証券会社名になるため。個人名を出したくない投資家、特に仕手筋は現物ではなく信用で買うことが多い。その中で春号9位だった野村が消えている。噂ではこの55万株すべて急落時に投げたとのことだ。おそらく、その通りだろう。本尊に近い大口投資家は投げさされたかたちだろう。
しかし、筆頭株主の松井証券はまだ121万株保有している。

閲覧数 (276186)
  • 2018/06/19
  • 執筆者: Yamaoka (12:20 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(681)株などの「投資顧問」評価サイト(続き)+「RIZAP」 の評価

 5月31日配信のこの連載(678)で、投資顧問評価サイトのなかには問題あるサイトがあることを取り上げたが、今回はその続き。
 その記事で紹介したように、なぜ特定の、それもまともと思われるところが投資顧問評価サイトではバッシングを受けるのか?
 アフェリエイトによる投資顧問への勧誘は認められているといわれている。だが、投資顧問評価サイトへ投資顧問が有料で掲載した場合はグレーゾーンとなる可能性が高い。
 というのも、金融当局のサイトをみると「第三者に顧客を勧誘させていないか」という下りがあるからだ。
 投資顧問への顧客紹介は、投資助言・代理業の「代理業」に該当し、業として行うには金融商品仲介業の登録が必要となる。しかし、現実には登録申請している評価サイトはゼロであろう。
 もっとも、アフェリエイトによる場合は問題ないとされる。
 ここがポイントだ。
 そこで投資顧問評価サイトでは、高い評価で特定の投資顧問を取り上げるとカネをもらっているのがみえみえなので、逆に裏でカネを出してもらい、まともな競合他社を激しくバッシングしているようなのだ。
 したがって、逆にいえば、特定の会社をわざわざ叩く評価サイトは違法性が高い、つまり何ら根拠はなくカネのためにやっていると認識した方がいい。
 くれぐれもご注意を。

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