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  • 2017/02/22
  • 執筆者: Yamaoka (5:57 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(614)「ランド」株価急騰に関しての気になる情報

 新興マンション開発業者「ランド」(8918。東証1部)の株価が急騰している。
 2月7日始値17円だったところ、出来高が増え、2月20日には高値23円となっている。
 これは、福岡県鞍手町における事業規模約200億円という大規模物流開発事業に同社が関わるとの2月7日の同社IRが好材料と受け取られてのことと思われる。
 だが、これに関連してこんな注目すべき情報が本紙の元には届いて来ている。

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  • 2017/02/21
  • 執筆者: Yamaoka (2:58 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(613)今時の株価操縦手口

 株式手数料が固定し高額だった以前、仕手筋は株価が動かないように数か月かけて静かに買い集めて、また自身で信用売りをして信用取り組みが良いように見せかけたものだ。
 最初は信用で買い集め、次に一部を現引く。そして信用新規売り建てする。そして、投資家の関心が増して来た時に一気に現引きして信用売り長に持っていき逆日歩をつける。これを見た投資家はすかさず買いを入れて相場は過熱する。これが昭和時代の手口であった。
 しかし、自由化後、手数料はどんどん下がり、大口客はゼロの証券会社も出て来ている。以前は手数料が高いがために時間かけて値幅狙いだったが、今は違う。
 平成世代の投資手法はSNSをメインに投資情報会社、投資サイトを巻き込んで大がかりに、しかも短期で急騰させている。

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  • 2017/02/15
  • 執筆者: Yamaoka (5:50 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(612)「イントランス」と「ASIAN STAR」

 中古ビル再生事業が主力の「イントランス」(3237。マザーズ。冒頭写真)の株価が1月末突如急騰した。同社が出資証券の形で保有する和歌山の物件がカジノ候補地として注目とのことだった。二階俊博自民党幹事長が同県選出ということもあり、同氏が後押ししていると市場では煽っていた。
 昨年6月10日に和歌山のリゾート物件取得に関するIR、同8月29日IRでは13億円をりそな銀行などから借り入れて取得したことを発表している。同社の純資産は31億円ほどなので相当な買い物だ。 借入のあるイントランスにとって、株価の引き上げは担保維持のためにも必要だったはず。それが今年1月末の急騰要因だろう。

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  • 2017/02/09
  • 執筆者: Yamaoka (1:58 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(611)“危ない上場企業”などへの闇金貸付手口

 おカネを借りる時に生じる利息は利息制限法で決まっており、現在、貸付金額に応じて15〜20%(年利)を上限としている。利息制限法には罰則はないものの、現在、業としてカネを貸す場合の出資法の上限も20%まで下がっているので、これに違反する闇金業者は同法に基き最高懲役5年の実刑に問われる。
 ところが、それにも拘わらず現実には、アクセスジャーナル本編記事で「郷鉄工所」(6397。東証2部)が反社からダミーを通じて借り入れた資金の相場が月10%とも指摘されている。年利実に120%であり、これが事実なら明らかに違法行為である。
 だが、事件にならないのはなぜなのか?

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  • 2017/01/27
  • 執筆者: Yamaoka (1:54 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(610)「大手のリゾートホテル会員権販売会社で大粛清!?」

 表には一切出ていないが、会員制リゾートホテルの会員権販売も行っている某上場企業はいま、大変な状況にあるという。
 その兆候が表向き、垣間見れた客観的事実が2つある。
 1つは、昨年5月、販売部門トップだった役員が辞職したこと。
 もう1つは、昨年10月、同社の業績の下方修正が行われたこと。
 売上高(通期)では5%ほどながら、利益で見ると約2割とかなりの減少になっている。
(冒頭写真はイメージです)

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  • 2017/01/25
  • 執筆者: Yamaoka (12:38 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(609)M資金話に引っかかった上場企業社長

 少し前、某上場企業社長がM資金話に引っかかった。
 M資金のMは、太平洋戦争後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)がわが国に乗り込んで来たが、同経済科学局の局長だったマッカート少将の頭文字から来ているというのが定説。占領下の日本で接収した財産などを基に、現在も極秘に運用されていると噂される秘密資金を指す。
 もっとも、すでに敗戦から70年以上経ており、さすがにそんな話はもうないと思っていたら、それも資金難の“危ない上場企業”ではなく、かなり大手の機械メーカートップが引っかかったというのだ。
 M資金といえば、92年11月、「大日本インキ化学工業」(現DIC。4631。東証1部)の当時の社長が引っかかった件が思い出される。
 ブローカーを通じて、「日本政財官調査会本部」と名乗る団体が打診。当時の社長はこの10兆円(!!)の融資話を信じ、「念書」を書いた。
 その事実が浮上し、社長は辞任するに至ったが、しかし、この融資話、融資するに当たり手数料を要求するなどということはなく、むろん融資は実行されなかったから、実害はなかったとされる。
 今回も、それは同じ。
 もっとも、

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  • 2017/01/23
  • 執筆者: Yamaoka (4:49 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(608)「ネット証券の勝ち組、負け組」

 1999年の金融ビッグバンで株式売買手数料は自由化された。そして今日に至るが、今や個人投資家の株式売買の9割以上はオンライン取引となり、対面はごくわずか。そのごくわずかもPCが苦手なお年寄りがほとんどであろう。ネットを使えない高齢者が引退するのは時間の問題だ。すでに総じて青息吐息といってもいい兜町の地場証券だが、後20年もすれば果たしてどれだけ生き残っていることやら。(冒頭写真データ=14年9月、クラウド株式会社調べ)
 ところで、そのオンライン証券でも優劣がはっきりしてきた。
 勝ち組筆頭は「SBI証券」であろう。次に「楽天証券」。この2社は勝ち組になるだろう。また、脱落しそうだった「カブドットコム証券」は現「三菱UFJフィナンシャル・グループ」系のMeネット証券と06年1月に合併。株式の上場維持の関係などからカブドットコム証券が存続会社となった(筆頭株主は52%で三菱UFJ証券HLD)ことで生き残れるだろう。問題は松井証券とマネックス証券だ。取引コストが割高なのが伸び悩みの原因だ。
 しかし両社には大きな違いがある。松井証券はオーナー一族で50%を保有している。これは東証1部では珍しい。

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  • 2017/01/17
  • 執筆者: Yamaoka (12:27 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(606)名前替え再開していた、あの仕手株情報サイト

 この連載598回目(昨年11月28日。11月30日に関連記事あり)に取り上げた投資助言サイト「ジャパンストックトレード」、それに「日本証券投資顧問」を運営していた「CELL」(東京都渋谷区)に対し、金融庁は昨年12月2日から1カ月、業務停止処分にしていた。
 ところが、年明けからこの仕手株情報サイト、早速、再開していた。
 ただし、以前の2つのサイトは閉じ、新たに「ミリオンストック投資顧問」とのサイト名で再開していることがわかった。
 また、運営会社も以前の「CELL」から「NEO」に替わっている。
 もっとも、NEOの住所はCELLとまったく同じだし、代表者名も以前と同じ稲垣明徳氏。金融庁登録番号も同じ関東財務局長(金商)第2801号。
 もちろん、処分を受けた以上、営業再開して何ら悪くはないし、処分を受ける原因となった「顧客に対し、当社が仕手筋に関する情報やヘッジファンド介入に関する情報等、特別な情報を第三者等から入手している旨の虚偽の内容を告げて勧誘を行っていた」、「見込顧客に配信した電子メールにおいて、『必ず○万円の利益!』などと不確実な事項について必ず利益が上がる旨を告げ、投資者の投資意欲をあおった勧誘を行っている」ことなど、問題の行為を今後しなければ問題はない。

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  • 2017/01/11
  • 執筆者: Yamaoka (5:27 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(605)「社員引き抜きでトラブル」

 上場している持ち株会社傘下の某住宅関連企業が、ライバル企業の社員を多数引き抜いてトラブルになっていることが判明した。
 他にもメンテナンス、顧客対応などで不満の声が聞かれ、今後、その住宅関連企業はむろん、持ち株会社にも影響があるかも知れない。

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  • 2017/01/11
  • 執筆者: Yamaoka (1:07 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(604)「燦キャピタル」+「ソルガム」!? 不可解な関連

「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ)、「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(6636。JQ。旧シスウェーブ、SOL)共、これまでこの連載でも、アクセスジャーナル本編でも何度も取り上げて来ているが、昨年末にまたもや不可解な動きがみられたので再度取り上げざるを得ない。
 しかも、今回は、この2社が連携しているかのような株価の動きを示していたのだ。
 昨16年10月4日、燦キャピタルの前田健司社長(冒頭写真)の保有株(171万株。10・9%)の内60万株が「共和キャピタル」なる会社に貸し出されている。共和キャピタルはその株を空売りに利用したようで、12月26日までに買戻してポジションを解消している。なぜ、前田社長は株価が下がるリスクのある貸株を行ったのか、そして共和キャピタルという会社は何者なのか。どうも共和キャピタルはあの大場武生氏の息のかかった会社のようなのだ。
 そんな中、既報のように、昨年11月18日、燦キャピタルは約20億円になる資金調達を行う。続けて12月1日、燦キャピタルは韓国の投資会社「BLUE GREEN INVESTMENT COMPANY LIMITED」とビジネスの協力を締結するという買い材料になり得るIRが出される。それも、ソルガムも深く関わるバイオマス関連事業でだ。

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  • 2017/01/02
  • 執筆者: Yamaoka (5:33 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(603)「『兜町の風雲児』加藤あきら氏死去」

 金融商品取引法違反(偽計、相場操縦など)に問われ、東京地裁で公判中だった誠備グループ元代表・加藤あきら氏(75)が昨年12月26日、東京都内の病院で死亡したことが関係者の話でわかったのはご存じの通り。。
 新年早々からキナ臭い話題もどうかと思うので、この加藤氏を追悼したい。手法はともあれ、彼が希代の大物相場師であった事実は誰も否定しないだろう。
 ウィキペディアにも詳しく書かれているが、ここではウィキの一部内容の裏話中心に取り上げる。
 ウィキに誠備という名前は台湾の宗教「世界紅卍会」と書かれているが、私は「紅卍教会」と呼んでた。当時、銀座の裏通りのビルの中に教会があって、笹川良一氏もよく顔を出していたそうだ。
「誠備」とは紅卍教入信時の戒名だ。加藤氏と一緒に戒名を受けた人は誠ら(漢字不明)と名付けけらた。その人は鎌倉の由緒あるお寺の一族、右翼の大物といわれた田中清玄氏の門下生で、一時期加藤氏の宗教の先生であった。ただ、誠備を一緒に立ち上げた人物は別で20億円を貸し付けたものの返してくれず、追い込みかけるも加藤氏の住む高級マンションはセキュリティが高くて入り込めなかったそうだ。
 バブル期の本州製紙仕手戦は有名だった。しかし、一時期株価が急落したときは主力の証券会社1社で追証が70億円も発生したそうだ。加藤氏は形勢不利になると連絡つかなくなるのは亡くなるまで一貫していた。

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  • 2016/12/12
  • 執筆者: Yamaoka (6:44 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(599)「モグリ民泊大繁盛の裏に大手上場企業社員!?」

 最近、周辺にビジネスホテルなどありそうもない駅や地区でスーツケースを引いた旅行者を見かけることが増えて来た。
 読者の中にも「何でこんな場所に旅行者が!?」、って場面に遭遇した方もいらっしゃるのではないだろうか。
 例えば、「ジモティー東京版」というところのHPで「民宿」の清掃に関してアルバイト検索をすると求人が多数ヒットする。時給2000円のところも少なくなく、民泊大繁盛の様子が伺える。
 もっとも、ここまでは何ら問題はない。民泊の部屋掃除を業者に委託することも何ら問題はない。
 問題は、民泊の中にUR(都市再生機構)の賃貸物件が少なからずあるという事実だ。

閲覧数 (448000)
  • 2016/12/07
  • 執筆者: Yamaoka (4:25 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(599)「早くも再開した、あの『ストリーム』関与疑惑仕手グループ」

 本連載591回目(10月17日)で「ランドコンピュータ」(3924。東証2部)の株価操縦疑惑を取り上げた
 20人ほどの顧客から総計2億円ほど集めて、その顧客名でネット証券に口座を開設し、ID、パスワードを顧客には教えず、自分らが借名で売買している。しかも、顧客の意思に反して、いつまで経っても株を処分し返金しないという内容だった。
 この仕手グループは、証券取引等監視委員会と警視庁合同の「ストリーム」(3071。マザーズ)株価操縦疑惑の強制調査のターゲットとされる人脈とリンクしているため、当局に呼ばれ調査を受けたようだが、その程度で反省する奴らではない。
 当局の事情聴取も終わり再び動き出している。
 性懲りもなく、また2つの銘柄を買い漁っている。

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  • 2016/11/28
  • 執筆者: Yamaoka (6:06 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(598)2人の兜町有名人も関与ーー「SESCが行政処分を勧告した仕手株情報サイト」

 11月25日、証券取引等監視員会(SESC)は、投資助言サイト「JST(ジャパンストックトレード)」を運営する「CELL」(東京都渋谷区)を検査した結果、金融商品取引業者に係る問題が認められたとして、内閣総理大臣及び金融庁長官に対し、行政処分を行うように勧告したとIRした。
 CELLはJSTに無料会員登録した「見込顧客」などに対し、毎日、多い時は1回のべ1万人以上に電子メールを配信し、投資顧問契約の締結の勧誘などを行っていた。そのメールの中で、仕手筋やヘッジファンドに関する情報など特別な情報を第三者などから入手した旨を謳っていたが、実際には第三者から事前に入手した事実は認められなかった。また、「必ず○万円の利益!」などと告げていた。こうした行為は金商法第38条第1号(勧誘時、顧客に虚偽のことを告げる)、第2号(断定的判断を提供し勧誘する)に該当する。
 ところで、筆者はこの連載501回目(昨年7月)、「株価操縦も!? 出会い系など転職組投資顧問にご注意」なるタイトル記事を報じ、そのなかで注意を要するところとして「東京・渋谷の投資顧問C社」と記載していたが、これはまさにCELLのことだった。
 余りにやり口が露骨かつ大々的に勧誘していたことから、さすがに目を付けられてしまったということだろう。
 ところで、このJSTのサイトには兜町では有名な2人が協力していた。下に掲げたように、JSTのサイトに堂々と名前どころか経歴、さらに顔写真まで出し、情報提供していたのだから同罪といってもいいのでは。

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  • 2016/11/14
  • 執筆者: Yamaoka (9:38 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(596)「謎のレーシングドライバー!?」

「セノーテキャピタル」(東京都中央区)という投資会社をご存じだろうか。
 設立は2007年8月。資本金は1000万円。社長は岡本武之氏という。
 過去、同社並びに同社が組成した「セノーテ○号投資事業有限責任組合」(現在7号まで。同)で、“危ない”または“怪しい”上場企業株を次々と引き受けて来た。
 手始めは「キムラタン」(8107。東証1部)。以降、「リミックスポイント」(3825。マザーズ)、「太洋物産」(9941。JQ)、「アジェット」(現フード・プラネット。7853。東証2部)、「ランド」(8918。東証1部)、そして最新は「プラコー」(6347。JQ。今年3月末3・51%)といった具合。
 なお、リミックスだけは当初は5000万円の金銭消費貸借で、その後DESで所有している。
 その岡本社長、大手企業調査会社データによれば「運営面は非公表の方針」ということでコメントを得られず、経歴など未詳とされている。
 だが、調べるとプロの自動車レーサーであり、

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  • 2016/11/07
  • 執筆者: Yamaoka (6:21 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(595)西田流仕手筋崩壊へ

 ストリーム株価操縦疑惑による関係者家宅捜査以来、西田晴夫(故人)流仕手株は壊滅となって来た。
 第三者割当増資、社名変更、一見立派な経歴の社長就任、そして買いを誘うIR発表という一連の手口のことだ。
 何しろ、ストリーム事件では、証券取引等監視委員会(SESC)はむろん、警視庁捜査2課、それに警視庁組対総務も合同で手掛けている。
 また近年、SESCは人員を大増員し、従来の西田流仕手筋のような手口はまったく許さない構えだ。
「先日も、ある上場企業の関係者が“自社株を買っていないか、家族の証券口座があれば全部出してくれ”といわれ、うっかり娘の口座を抜かしていたら、“娘サンは○○証券に口座持っているでしょう。ちゃんと出してくれないと!”といわれた。“大変な意気込みだ”と」(関係者)
 ストリーム事件にしても、警視庁の方も含め実に300人体制でやっているとも。
「少なくとも30人以上がは事情を聞かれている。さらに、クレアホールディングスを手がけていた別のグループからも逮捕者が出た」とも。
 しかし、このような状況にも拘わらず懲りない面々がいるようなので彼らの手口の一つを公開することにした。なお、念のために申し添えておくと、以下のケースは今回のストリーム事件を仕掛けたグループとは別件。
 不動産業者A社の今年4月25日IRによると、当時、親会社及び筆頭株主だった「澤田ホールディングス」からその持ち株の一部(約32%)が中国系投資事業組合に異動する見込みとのIRが出た直後から株価は10倍以上の大暴騰を演じた。
 ここでは、この80%の出資者である中国系グループ企業については取り上げない。株価急騰についてのみにスポットを当てる。

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  • 2016/10/31
  • 執筆者: Yamaoka (6:25 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(594)「IFAという新たな歩合外務員」

 かつて兜町の高給取りといえば歩合外務員というフルコミッション契約営業マンであった。しかし長引く株価低迷、株券の電子化、仕手筋の崩壊などで相場に影響力を持つ歩合外務員はほんの数名だろう。今でも現役で仕手筋御用達として重宝されているのはY証券A氏くらいのものだ。
 今、歩合外務員になりたい証券マンはいない。
 入れ替わるかたちで、IFAという独立系フィナンシャル・アドバイザーが出現している。
 03年5月に証券取引法が改正され、04年4月から、証券会社以外の個人(法人も)も証券会社から委託を受けるかたちで株式を始めとする有価証券の売買などを行えるようになった。
 簡単にいうと代理店みたいなもの(登録外務員)。
 歩合外務員が証券会社に属し毎日出社し手数料の4割程度をもらうのに対し、IFAは数社の証券会社と取引ができ、多いところでは6割のバックがある。また出社する必要もないし、契約解除の危険性も少なく気が楽といえば楽だ。
 しかし、そもそも今の時代に高い手数料を払ってIFAに注文を出すメリットはない。ところが、楽天証券やSBI証券もそうだがIFAに力を入れ彼ら向けに高い手数料を設定している。なぜなのか?

閲覧数 (220739)
  • 2016/10/25
  • 執筆者: Yamaoka (12:15 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(593)「大和証券」にとって大森・蒲田地区は鬼門!?

 10月上旬、大手マスコミは一斉に「大和証券」蒲田支店の元課長代理(30)の約5000万円の詐取疑惑を報じた。
 元社員は大田区内の顧客に嘘の投資話を持ちかけ、13年12月から14年7月までの間に6回、計約5000万円を詐取したという。
 被害顧客が刑事、民事両方で告訴。元社員はカネは受け取っていないと主張していたが、民事の方で被害顧客との不審な電話会話記録などが出たことで大和証券は詐取行為があったと判断し15年2月に懲戒解雇していたという。
 大和証券にとって大森・蒲田地区は鬼門なのかもしれない。
 1993年当時、大森支店長だった牛田は37億円の着服が発覚。警視庁に業務上横領で逮捕、起訴され、懲役6年の実刑判決を受けている。
 起訴されたのは同氏と元国立支店長(詐欺罪)だけだったが、実際は当時の大和証券組合幹部連中も深く関わっていた。大手証券で組合専従といえばエリートコースで、トップセールスマンが組合委員長になる。牛田もトップセールスマンとして当時最年少の支店長としてマスコミにも登場したほどのやり手だった。そして、実は当時の事件は大森支店の他に、蒲田支店から組合専従となった営業マンもいた。他にも大和のエース級営業マンが関わった。

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  • 2016/10/21
  • 執筆者: Yamaoka (11:34 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(592)某ゼネコンのメキシコ自動車工場建設における不正会計疑惑

 今後、数年で世界中の自動車メーカーがメキシコにほぼ出揃うとの見方がある。
 米国に隣接する地の利や、安価で勤勉な労働力などの利点が多いからだ。
 14年6月には、ルノー・日産アライアンスと独ダイムラーが第2工場の隣、メルセデス・ベンツやインフィニティの次世代プレミアムコンパクトカーを年間23万台以上生産できる第3工場を約1200億円を投じて共同生産すると発表。17年から順次稼働させ、20年までには約3600名を雇用するとしている。

閲覧数 (215407)
  • 2016/10/12
  • 執筆者: Yamaoka (2:20 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(591)「ノミ屋営業マンから有名株式評論家→タレントに」

 もう20年ぐらい経つだろうか。
 かつて東京は中央区日本橋人形町界隈に「新世紀総業」という証券金融の会社があった。
 株券担保に融資したり、買い付け代金を融資するという会社だが、実態は“ノミ行為”(=客の名前でなく、委託を受けた者が当事者として取引することを株式用語でこういう)をするノミ屋。100万円預ければ株を1000万円買えます、ってことだが、実際は株を買わず、株が下がれば追加の入金を迫る。そういう詐欺会社だ。
 もう少し詳しくいうと、新世紀総業では客集めは当時の業界紙(日刊投資、証券新報、株式新聞など)に広告を打っていた。そして、株売買の注文は顧客ではなく、新世紀総業側で出していたから、借名であるわけで当時でも違法だが、当時は今と違い一般人には板や株価が見えない。そこで、実際はノミ行為どころか、カネを預かって注文すら出さないケースも少なくなかった。
 当時、同社には旧山一証券で横領して逮捕された人物や、詐欺会社を渡り歩いていた人もいた。
 もっとも、当時、この手の会社は新世紀総業に限らず兜町界隈に数多く存在していた。営業マンも違法行為なのは分かっていたが、歩合給が大きかったため熱心に営業していた。
 当然ながら、社長の内田はその後、逮捕されたが、社員にまでは及ばなかった。
 そんな会社の元社員でも、それから今日までの間に、実は起業家として成功した人、有名人となってTVに出演するまでになった人もいることはまず知られてない。

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