お知らせ

○重大なお知らせ

本HPは6月22日(金曜日)を持って完全移行します!

従来のシステムが古く限界に近づいたため、6月22日(金曜日)からまったく新たなHP(https://access-journal.jp)を構築、そちらに完全移行します。
それと同時に料金体系も一新。個人に関しては月額800円(+税)のクレジット決済のみに統一します。法人に関しては料金体系は従来通りで、銀行振込も可能です。

したがいまして、有料講読入会も6月22日(金曜日)以降は、新しいHPの方でお願い致します(このHPからの入会は絶対にしないで下さい。万一、誤って入会されても返金致しかねます。)

もちろん、すでに入会いただいている方におきましては、最大1年間、このHPは閲覧専用のために残しますし、その間の新規記事も新しいHPと並行し掲載することで不利益を被らないようにしますのでご安心下さい。

本紙「アクセスジャーナル」をいつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
これを契機に利便性、セキュリティー、そして記事内容もさらに向上させて行きますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

最新エントリ
  • 最新エントリ配信
  • 2020/02/17
  • 執筆者: Yamaoka (3:21 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(765)あの上場企業乗っ取り屋が10年ぶり復活、仕手仕掛けか!?

 ナスダック(冒頭写真)、S&P500など米国株式市場は日本の低迷をよそに高値更新を続けている。先週はアジア各国も堅調で、日本だけ一人負けの様相。個人投資家は1月下旬から散々で身動きがとれず、株式投資に興味がなくなっている。
 一方で、ツイッターで爆益自慢のほとんどはハッタリで、フォロワー数増やすのが目的であろう。ユーチューブへ誘って稼ぐ、あるいは商材販売につなげる、嵌め込みなど目的は色々だが、相手をしてろくなことはないだろう。
 話は変わるが、財務省管轄の各財務局の方針の違いに投資顧問は困惑している。例えば、九州財務局では投資顧問のアドバイザー(助言者)は証券外務員資格取得が必要だが他はいらない。また、関東財務局は新規の投資顧問に対して実質、先物の投資アドバイスを禁止している。先物は深夜、早朝も海外で取引されており、その時間帯にアドバイザーがいないのは問題というのが関東財務局の言い分だが、既に先物アドバイスしている業者は「みなし」で許可しているわけではないとのこと。二重基準といえるだろう。
 さて、本題のタイトルの件は以下に。

閲覧数 (26513)
  • 2020/02/10
  • 執筆者: Yamaoka (2:20 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(764)「ハコモノ上場企業の最新情報」

 ハコモノ企業とは、業績は不調ながら、なぜか引受先が現れ度重なる増資で何とか延命。それと同時に真偽不明の買い材料になる得るIRがされ、それと共に株価急騰を繰り返している上場企業をいう。同じく、ゾンビ企業なんて通称名もある。
 まずはパチンコ・パチスロ向けコンテンツ仲介「Nuts」(冒頭写真は同社チャート。7612。JQ)。1月29日の新型肺炎に関するIRは場中の発表でタイミングが良かったため、株価は急騰。しかしIR内容をキチンと読むと新型肺炎対策には程通い内容だ。中国から医療ツーリズムとかいってるのに、突然思いついたようなIR。本業が増資とそれを捌くためのIRと思えば、ある意味上手くいったと褒めるべきかも。
 お次は「新都ホールディングス」(2776。JQ)。昨年8月〜9月に仕掛けた銘柄だが、その時は「SAMURAI&J PARTNERS」(4764。JQ)の株を使って中国グループが仕掛けたようだが、前出のNutsと新都の本尊は同じグループといわれている。そして、いまその本尊が仕掛けているといわれるのが、

閲覧数 (51256)
  • 2020/02/04
  • 執筆者: Yamaoka (3:25 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(763)「ネット証券」と「オウケイウェイヴ」重大疑惑

 まずは、先日も触れた手数料ゼロ競走で熾烈化する「ネット証券」から。
 この手数料ゼロ競争でも生き残れるネット証券は「SBI証券」と「楽天証券」だけかもしれない。
 3位以下は生き残りをかけ、「カブコム証券」はauの傘下入り。あとは「松井証券」と「マネックス証券」だが、好財務内容の松井はしばらく体力はありそうだ。これに対し、マネックスは米国株、仮想通貨と色々と手掛けるものの、タイミングが悪くどれも上手くいっていない。また、筆頭株主は静岡銀行だが、お互い相乗効果はなさそうだ。
 そのマネックスは1月16日のIRで新たな事業のため「カタリスト投資顧問」設立を発表。運用主体の投資顧問と違い、エンゲージメント投資を行う。エンゲージメント投資とは、上場企業に対する提案と対話を通して投資リターンを追求す運用の実現をめざすもの。簡単にいえば、個人から預かったお金で「物言う株主」として上場企業に意見するのが目的だ。
 筆者は、こういうのは村上ファンドや外資系ファンドなどが行うことで、ブローカー業務が主体の証券会社がやることに違和感を感じる。
 そして、ここからはもう1つの本題、「オウケイウェイヴ」(38083。セントレックス)の重大疑惑だ。
 オウケイウェイヴが、当時、取締役だった松田元氏(現在は社長)の提案を受け入れ仮想通貨(暗号通貨)事業に進出。正確には子会社「OKfinc」(マレーシア)を通じてシンガポールにてICOプラットフォーム事業会社を起業する「Wowoo」に17年11月に出資(19%)。そして、そのWowooが開発した仮想通貨(暗号通貨)のWowbit(ウォービット)は18年1月からICOを行い、18年5月に香港の仮想通貨取引所Bit-Zに上場した。(冒頭左写真=Wowbitの上場来の価格チャート。同右写真=オウケイウェイヴの株価チャート)

閲覧数 (50668)
  • 2020/01/28
  • 執筆者: Yamaoka (11:00 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(762)「日経」が報じた「アルヒ」FCにおける書類改ざん

 昨日の「日経新聞」(冒頭左写真=電子版)が、東証1部上場の不動産融資会社「アルヒ」(7198)のフランチャイズ店舗における投資用マンション融資で書類改ざんが少なくとも10件以上確認できたと報じている。
 昨年5月、住宅金融支援機構が自宅購入用に提供する長期固定低金利ローン「フラット35」を、本来の対象でない投資用マンション用に不正に転用している問題が発覚したが、そのフラット35販売首位がアルヒ。
 今回のアルヒの件は、この「フラット35」とは別件。とはいえ、年収300万円にも満たない低所得者を中心に、実際の年収より1・5から2倍もあるように書類を改ざん(会社の源泉徴収票なら私文書偽造、課税証明書から公文書偽造)して新生銀行系のクレジットカード・信販準大手「アプラスフィナンシャル」(8589。東証1部)の子会社「アプラス」から融資を受け、しかもまやかしの賃貸保証(サブリース。しかし当初から2年で打ち切りか)をすることで不動産価値を釣り上げ販売し、投資家を破綻(自己破産に追い込まれたケースもある)に追い込んでいるようだから、フラット35の悪用より悪質性はより高いといえるだろう。
 日経報道によれば、この1月下旬より、アプラスは事実関係を調査するため、アルヒ案件の受付を停止しているという。
 そして日経は具体的事例として、年収260万円の20代女性が年収650万円に書類改ざんし融資を受けたケースを紹介しているが、実はこのケース、すでにアクセスジャーナル本編の方で昨年7月、詳細を取り上げているので、これを機会に同記事もご覧いただきたい

閲覧数 (51922)
  • 2020/01/23
  • 執筆者: univa (11:30 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(761)「『ぱど』と『ゲンキ社長、脱税逮捕』に関する新たな情報」

 「アクセスジャーナル」本編で、1月21日にジャスダック上場の無料情報紙発行大手「ぱど」、翌22日にはあの「ウルフ村田」のセミナーを開催していた「ゲンキ」の代表社員・林宣彦容疑者に関連した興味深い内容が報じられているが、筆者の元に新たな情報が寄せられたので報告する。
 なお、そのネタ元から無料部分での公開は強く拒否されているため、ここではこれ以上は書けない。興味があれば、以下をご覧いただきたい。
(冒頭写真の解説は以下に)


閲覧数 (48024)
  • 2020/01/20
  • 執筆者: Yamaoka (5:52 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(760)「大塚家具父娘、共倒れの可能性も」

「大塚家具」(8186。JQ。東京都江東区)が経営方針を巡り父娘が経営権争いをし、結局、娘の大塚久美子氏が勝利して社長に復帰、父の勝久氏が会長を退任して大塚家具を追放されたのは2015年3月のことだった。あれから早くも5年が経とうとしている。
 この間、父追放の直後は安売り、大幅増配もあり、株価的には人気化したもののそれはほんの一時のことで、相変わらず低迷を続ける。そのため、無借金で好財務内容だった同社は急速に経営悪化。
 中国企業や貸会議室大手「ティーケーピー」(3479。マザーズ)から資金導入するも焼け石に水で、昨年末、ついに「ヤマダ電機」(9831。東証1部)と業務提携、子会社化を発表。
 そしてヤマダ電機は「ニトリホールディングス」(9843。東証1部)に対抗し家具に進出も、電機売り場の一角に家具売り場を開設のため売り場面積は小さく(横右写真)、品ぞろえはお粗末な状況だ。大塚家具も資金繰りが苦しく、資金を導入しないと厳しい状況だったため、両社の思惑が一致したのかもしれない。

閲覧数 (40876)
  • 2020/01/16
  • 執筆者: Yamaoka (11:02 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(759)「ネット証券手数料ゼロ戦略+マディソン証券中国闇人脈」

 まずは、ネット証券の手数料ゼロ戦略に騙されるなの方から。
 大手ネット証券は昨年12月から軒並み株の売買手数料ゼロで横並びになって来たが、その中心は信用取引についてだ。
 信用取引とは、証券会社から融資を受けて株を買うこと。担保の最大約3倍まで融資してもらえる。しかし、各社とも融資の際の金利を引き上げている。「auカブコム証券」を例に取ると、信用取引手数料ゼロでも金利は4%(年)だ。これに対し、昔ながらの対面証券の場合、金利は1・35%と低いが手数料は高い。
 300万円分信用で買って、6か月間放置したとしよう。

カブコム 300万円×4%÷2(6カ月分)=6万円
対面   300万円×1・35%÷2+手数料3万6000円=5万6250円(対面の手数料は標準的な1・2%で計算)
 一見、売買手数料ゼロのネット証券の方がお得に見えるも、値下がりして6カ月も信用で持ち続けると金利がバカにならなくなり対面の方が総コストは低いことに。
 ただし、短期で売買ならネット証券の方がお得かも。
 以下、1000万円を1カ月で比べてみよう。

閲覧数 (40746)
  • 2019/12/24
  • 執筆者: Yamaoka (1:34 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(757)「華やかな都心の夜の店と詐欺師」

 東京・日比谷の通称「ツインタワービル」(冒頭左写真)が再開発のため取り壊しとなる。屋上の2つの塔をシンボルマークとして1969年に開業。阪急系「東宝」(9602。東証1部)の不動産子会社が所有しているが、日比谷再開発の一環のためだ。
 このビル、地下鉄直結の上にJR有楽町駅も近く交通の便がひじょうにいいこともあり人気で、地下にある「クラブ・ディアナ」(冒頭右写真)も場違いな若者に人気のクラブなのだが、そのため年内で閉店となる。
 さて、このクラブ、水曜日のみ昭和のディスコのような雰囲気で中高年にも人気らしい。そして官庁街に近い日比谷の超一等地だというのに、客層はかなり悪いようだ。聞くところによると、かつて巨額の詐欺事件で逮捕された人物も常連のようだ。

閲覧数 (71898)
  • 2019/12/16
  • 執筆者: Yamaoka (6:17 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(756)「ハコモノ企業の最新動向」

 最近は大人しくなった「ハコモノ企業」(危ない上場企業。ゾンビ企業とも)のパチンコ・パチスロ向けコンテンツ仲介「Nuts」(7612。JQ。東京都港区。冒頭写真は同社の株価チャート)ーー最近、高級医療施設開設・経営コンサルに事業転換中だが、出たばかりの新『四季報』(20年1集)や過去のデータから同社の財務内容など見ると、営業CFは11億9300万円の赤字。有利子負債ゼロは無借金で健全経営だからではなくもはや誰も金を貸さないからだろう。そして、累計営業CFは何と69億億円の赤字。
 この分だとまた増資しないともたないだろう。
 来期は大幅増収で黒字転換予想だが、誰も信用していない。
何しろ社長であり筆頭株主の森田浩章氏の持ち株は前回四季報の613万株→547万株に減少。新たにあの「イブキ・ジャパン・ファンド」が登場している(4・9%)。
 そのイブキ・ジャパン・ファンド、「FHTホールディングス」(3777。JQ。旧ジオネクスト)の2位株主(5・2%)。同社は中国で富裕層向けの介護施設をやるそうだが、Nutsは逆に国内で高級医療施設に進出。金主は同じなのだろうか。
 そのFHTホールディングスの筆頭株主である「復華ジャパン」(25・7%)は2018年は「クレアホールディングス」(1757。東証2部)の大株主だったこともある(『四季報』18年4集では4・6%)。
 そしてFHTホールディングス、16年、

閲覧数 (69613)
  • 2019/12/09
  • 執筆者: Yamaoka (4:33 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(755)「一見華やかな業界だが……+仕手株関連情報」

 オーダー靴といえば一足数万円からのイメージがあるが、ある企業は数千円からと手ごろな価格から承っている。デパート内など大都市に10店舗を構え、サイトも有名タレントを登場させて華やかなイメージ。(冒頭写真はイメージです)
 上場企業ではないため詳細な決算書は入手できないが、2017年8月31日発表では、純利益は2億5141万円、利益剰余金は3憶7299万円の共に赤字。そして2018年度発表分は純利益5110万円赤字と赤字額こそ縮小しているが、利益剰余金は赤字7億2520万円と大幅に赤字が拡大。リストラ費用などかかったと思われる。
 問題は総資産が約4億1千万円ということだ。純資産など詳しい決算書は不明なため断言はできないが、普通なら債務超過で経営危機状態だろう。

閲覧数 (53841)
  • 2019/12/02
  • 執筆者: Yamaoka (11:43 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(754)「証券業界、3度目の再編へ」

 証券業界の再編はバブル崩壊以降、大きな再編時期が2度あった。
 一度目はバブル崩壊後、次は手数料自由化後〜リーマンショックにかけて。そして、いよいよ再編第三幕が訪れようとしている。
 これまでは対面証券の再編だったが、次はネット証券を巻き込んでとなるだろう。
 米国では手数料無料化の流れになっている。
 今年9月、インタラクティブ・ブローカーズ証券が米国株などの手数料無料化を発表したところ、10月以降、最大手のチャールズ・シュワブ(本社・サンフランシスコ)初め各社が次々とこれに追随。生き残りをかけた最終戦争の様相になって来ている。
 そのチャールズ・シュアブは口座数が実に1220万もある。そして、受取利息が収益の70%を占める。受取利息とは信用取引の融資やデリバティブなどの融資によるものだ。金利は約7%なので、スケールメリットが効く。
 日本も同様の流れになるだろう。
 しかし中小対面証券は収益の7〜9割が株などの売買による受け入れ手数料だ。金融収益(受取利息)は5%以下でしかない。一方、ネット証券は松井証券で手数料収益55%、金融収益41%、マネックス証券で手数料49%、金融収益37%だ。
 手数料収入がゼロになれば、中小地場証券は死人にムチ打つようなもので市場から退場せざるを得なくなるだろう。そしてネット証券でも収益の半分がなくなるため、大幅減益は必至となる。
 金融収益は、かつての消費者金融と同じで、規模のメリットが効果を発揮する。

閲覧数 (57890)
  • 2019/11/25
  • 執筆者: Yamaoka (4:25 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(753)複数のハコモノ上場企業に新たな動き(続)

 冒頭は毛並みの異なる情報を。
 代表がトランプ大統領支持表明で一時叩かれた米国有名スポーツメーカー「アンダーアーマー(Under Armour)」(本社・メリーランド州ボルチモア)。
 日本でも人気は高く、15年からプロ野球・巨人軍のユニフォームサプライヤーでもある。また、ラインセンスはほとんどせず、あまり値引きしないことでも有名だった。だったと強調する。
 しかし、地元米国でも業績は伸び悩み、日本でもバーゲンの対象として度々登場するようになっている。日本では(株)「ドーム」(東京都江東区)という会社がわが国における総代理店となっているが、

閲覧数 (44139)
  • 2019/11/18
  • 執筆者: Yamaoka (4:13 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(752)複数のハコモノ上場企業に新たな動き

 長らく業績が低迷し、一時は存続すら危ぶまれていた「トレイダーズホールディングス」(8704。JQ)が11月14日に決算発表を行い過去最高益を発表。翌日ストップ高した。主にFX事業によるものだが、以前から「FX事業がかなり儲かっている」という情報は漏れていたようだ。
 仕手筋と思われる買いも決算前にあったという。事実なら、会社側の管理体制に不備があっといえよう。筆者は大よそのインサイダー取引口座を把握しているが、これは当局の仕事である。また密告は良しとしない主義なのでここまでで止めておく。また、FX事業がかなり良くなっているという情報は決算発表前にも出ていたので、インサイダーには当たらない可能性もある。
 その他にもここに来て、おかしい動きをしたり、今後するのではとの情報が出ているハコモノ上場企業が複数ある。

閲覧数 (47545)
  • 2019/11/11
  • 執筆者: Yamaoka (11:15 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(751)窮地の地場証券会社

 地場証券といっても、ここでは弱小零細証券を指す(冒頭写真の解説は後述)。
 日経平均こそ年初来高値で活況なものの、個人投資家の多くは過去の成功体験が邪魔をし、低迷している新興市場や小型仕手株を評価損を抱えたまた保有しているのが現状だろう。
 零細地場証券の顧客は特にこうした仕手株好きが多く、なおさら身動きが取れなくなっているのではないか?
 そんな中、ある零細地場証券で最近社長交代があった。
 実質創業者が長年経営していたが、手数料も上がらず、自己資本比率が危険水域手前まで低下。過去の不祥事による金融庁からの処分もあって、社長交代で経営立て直しに動き出したかのようだ。しかしこの証券会社、兜町では良い噂を聞かない。

閲覧数 (53810)
  • 2019/11/10
  • 執筆者: Yamaoka (11:21 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(750)大幅急騰しそうな銘柄の仰天理由

 すでに株価は上がっているが、さらに上がるのではないかと、兜町事情通の間でちょっとした話題になっている銘柄がある。
 仕手化しているといっていい、ある新興市場銘柄だが、ご他聞に漏れず、業績も良くなく、これというめぼしい買い材料もないのに上がっている。
 が、本紙が注目するのは、それを仕掛けているとされる者の素性、それに仕手化の本当なら仰天すべき動機だ。

閲覧数 (53579)
  • 2019/11/10
  • 執筆者: Yamaoka (8:01 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(749)「JDIの行方」

 10月23日の「日経」報道によると、「アップルなど複数の取引先から代金の支払い前倒しなどで、最大400億円の支援を得られる見通し。これとは別にアップルは200億円拠出の意向」とのこと。
 これを受け翌日、スマホ向け液晶パネル世界シェア1位の「ジャパンディスプレイ」(JDI。6740。東証1部。東京都港区)の株価は大幅高(冒頭写真は株価チャート)。
 もっとも、JDIは700億円もの債務超過であり、500億円の資本増強をまとめる必要がある。JDIの菊岡稔社長(横写真)は、500億円の支援枠組みについて早ければ10月末に発表とのことだったが、それはなかった。
 8月9日発表の第1四半期決算は売上高904億円に対し赤字833億円、債務超過▲772億円、6月末自己資本比率はー19.3%という瀬戸際。しかもフリーキャッシュフローは▲436億円のため、たとえ500億円増強しても消えてしまう。第2四半期決算発表は11月13日の予定だが、iPhone11発売で一息つくものの前途は厳しい。8、9月に政府系のINCJから合計400億円の短期借り入れを行ったが、現状では延命でしかない。

閲覧数 (53063)
  • 2019/10/28
  • 執筆者: Yamaoka (5:39 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(748)「IFAと仕手」

 手数料自由化以前まで、地場証券の経営を支えて来た歩合外務員ーーしかし、その後は減少し続け、今では60歳でも若手の部類だ。
 一般的には完全歩合制で、手数料収入の4割が自分の収入となる。手数料を月100万円上げると月収40万円。そこから厚生年金などが差し引かれる。しかし、今のご時世、月100万円上げられる外務員はほとんどいない。とはいえ、茅場町にある「東証健保会館」内の直営診療所を格安で利用できるため、お年寄りばかりの歩合外務員にとっては収入は少なくても助かるらしい。また、年金を受給している人が大半のため、外務員収入は良い副収入のようなものだ。
 一方、証券会社の方にしてみれば、待遇的には社員扱いとなるため、コスト削減のため、手数料が上げられない外務員は契約解除され外務員部門のなくなった証券会社は多い。
 未だ外務員を多く抱えている証券会社は「中原証券」、「丸国証券」、「三木証券」、「立花証券」ぐらいだろう。立花証券の場合は定年を迎えた営業マンの顧客を引き留めるために、そのまま社員から歩合外務員として再契約している。
 筆者が聞き取り調査した印象では、歩合外務員の平均年齢は70歳、月手数料は40万円程度だ。これでは若者がなるはずがない。若者はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー。金融商品仲介業者)を目指す。

閲覧数 (47052)
  • 2019/10/21
  • 執筆者: Yamaoka (4:49 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(747)「五洋インテックス」仕手が狙う新たな銘柄

 まずは「アクセスジャーナル」本編の10月19日配信「五洋インテックス」(7519。JQ。愛知県小牧市)記事をご覧いただきたい
 同社の株価動向をざっと要約すると、2017年9月、遺伝子解析などを手掛ける子会社「キュアリサーチ」をネタに株価は急騰。仕込んでいた元三洋証券M氏は逃げ、替わって田久保利幸氏が介入し、その後も株価は上昇。株式分割などを考慮すると19年3月が最高値だ。その後は経営権争奪戦、キュアリサーチが前社長の手に渡ったりで株価は急落(冒頭写真)。
 しかし、この子会社“乗っ取り”を仕掛けていた連中は会社経営より株価が重要なのだろう。そこで、新たな銘柄に狙いを定めて動いているらしい。

閲覧数 (55982)
  • 2019/10/16
  • 執筆者: Yamaoka (1:17 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(746)「SESC課徴金命令取り消しが物語る相場操縦等摘発の難しさ」

 前もって断っておくが、これは証券取引等監視委員会(SESC)にもっとがんばってもらいたいための奮起を期待しての記事だ。
 今月の「ZAITEN」(11月号)「捜査当局こぼれ話」のなかで、SESCが金融庁に課徴金納付命令を出すように勧告したものの、その処分取り消し訴訟で負けるケースが相次いでいるとの記事を報じ、調査能力の低下もあるのではとの元SESC担当記者のコメントも載せている。
 だが、疑惑濃厚でも、調査能力以前に、いざ証明となると難しい部分があるのも事実。もう時効だろうから、そんな一例を取上げよう。
 実際にあったことだが、W(仮名)は相場操縦疑惑でSESCより勧告を受けた。しかし、Wはそれを不服として裁判に。もう10年近く前のことだが、筆者はW側近に頼まれ、対象銘柄の日々のデータを集めて渡した。数カ月分のデータなので、当然Wが売買していない日でも株価が急に動く日もある。それは実際には借名口座によるものだが、当局はそこまで調べられなかったようだ。
 また、インサイダー疑惑の場合は、その銘柄を取り上げた証券各社のレポートを集めること。運よくレポートがあれば、「このレポートを見て買った」で済む。
 これも時効なので暴露するが、上場廃止になった塩見ホールディングスの株価が増資前に動いたケース。インサイダーの場合、後からSESCの調査が入っても「言い訳」できる材料を用意しておけばいいのだ。もちろん当該企業の社員とのスマホ等での連絡はダメだ。面倒だが、公衆電話を使うことだ。
 そのようなあの手、この手でうまくすり抜けている連中がいるのも事実で、この直近でも相場操縦もあり得るのでは、とも思える動きの株がある。

閲覧数 (58919)
  • 2019/10/07
  • 執筆者: Yamaoka (7:06 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(745)「近く上場!? このご時勢に大手企業の株券出回る」

 本題の大手企業について述べる前に、近く上場するといって出回った大手企業といえば、かつての「リクルートホールディングス」(6098。東証1部。東京都千代田区)について触れておきたい。
 リクルートHDといえば、確かに上場はしたものの、それは高値で購入させてから10年近くも後の話だった(最近は、その昔の株券を巡り水面化でトラブルになっているようだし、高値転売の詐欺話も)。
 そのリクルートHD、現在、傘下「リクルートキャリア」の内定辞退予測率という個人情報を企業側に勝手に漏洩させたいわゆる「リクナビ問題」でマスコミ、厚生労働省から叩かれているが、同社は6月に金融庁へも報告を行っていたようだ。IT戦略子会社の「リクルートテクノロジーズ」は旅館・ホテルや飲食店に融資する「リクルートファンナンスパートナーズ」のシステム開発を行っていた関係で、情報が外部に漏れていたのはないかとの疑惑があり、金融庁へ説明に行ったということらしい。
 そんなリクルートHD、近く銀行参入するとの見方もある。
 リクルートHDは傘下で結婚の「ゼクシー」、住宅情報の「SUUMO」、旅行の「じゃらん」、飲食店予約の「ホットペッパー」、中古車の「カーセンサー」と展開しているからだ。これらのユーザーは銀行にとっては是が非でもほしい有望見込み客だ。結婚資金が足りなければ融資、住宅は購入なら住宅ローン、賃貸なら引っ越し費用、旅行ローン、飲食なら専用カード、中古車ローンとこれだけ揃えば銀行参入は当然。有望見込み客リストを押さえられている銀行としては戦々恐々だ。特に地銀や信金・信組など中朝金融機関にとっては個人融資を取られる恐れがあり、実現すれば台風の目となるだろう。
 さて、前置きがひじょうに長くなったが、本題に入ろう。

閲覧数 (56668)
(1) 2 3 4 ... 37 »
アクセスジャーナルTV
USTREAM アクセス ジャーナルTV 記者 山岡俊介の取材メモ YouTube アクセス ジャーナルTV 記者 本紙編集長・山岡俊介と、政治ジャーナリスト・渡辺正次郎氏が、これまで記事に出来なかった様々な事件の裏側や真実を語りおろす!
第10回目からはゲストとして須藤甚一郎氏(元芸能レポーター。目黒区議)を迎え、ますますヒートアップ! (原則)月1回、Ustreamで生放送中。なお過去の放送分はYouTubeでもご覧になれます。
カテゴリ一覧

書評 (133)

ログイン
筆者新刊

本紙 山岡俊介著
発行元 双葉社
詳細はこちら

推奨サイト
寺澤有のホームページ インシデンツ My News Japan

MyNewsJapanでは、Newsの現場にいる誰もが発信者です。身近にある本当のNewsを多くの人に知らせて見ませんか?

アーカイブ
«  «  2020 2月  »  »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
(1) 2 3 4 ... 8 »