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  • 2016/03/10
  • 執筆者: Yamaoka (2:02 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(550)五輪景気は早くも下降ーー都心タワーマンションが値引き

 アホノミクスとやらで始まった再開発ブームは、もはや地方だけでなく、都心タワーマンションについても息切れしてきた。それも中央区だ。こっそり値引き販売を行っている。
 売り手市場が終わった今は値引きで購入するチャンスかもしれない。
 1年で一番値引きしてくれる時期はこの2〜3月前半の時期。ローン審査にそれなりの時間を要するため決算に間に合うギリギリという事情がある。デベロッパーは完成在庫を持ちたくない。それも数個と少ない場合は値引きに応じる。しかし、購入者がローンを通りそうにもない、あるいは冷やかしとみたら営業マンは値引きに応じない。
 今後、完成在庫で販売開始して半年という物件も増えてくるだろう。数百万円の値引きは十分期待できる。しかし売れ残りが多いと、すでに購入した人に差額を支払わなければならないため難しい面もある。

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  • 2016/03/07
  • 執筆者: Yamaoka (5:57 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(549)「関門海」、「サントリー」テコ入れでようやく仕手筋銘柄脱却か

 時間が経ってしまったが2月5日、あの仕手株銘柄としても有名な格安ふぐ料理専門店「玄品ふぐ」(冒頭写真)を展開する「関門海」(3372。マザーズ)の第2位株主に「サントリー酒類」が登場した。14・9%保有ということで本格再建が期待できる。
 オーナー企業の独断(「椿台」)、仕手筋、再びオーナー企業と地に足がついてなかった同社だが、今回のサントリーのテコ入れでようやく一件落着となるのではないだろうか。
 過去のいきさつについては『FACA』(2013年1月号)が詳しく取り上げているので参照して欲しい。
 FACTA記事に、あの仕手筋御用達「ヤマゲン証券」オーナー(当時)、「鳩山家」との三点セットということで書かれていた「G」なる会社を率いるN氏なる人物は神戸出身のトレーダー。かつて神戸では投資家向けセミナーもやっていた。しかし、経歴がどこまで正しいのかは疑問だ。彼がいうには東大中退、米へ渡ってゴールドマンで働いていたという。まあここまでは信じよう。

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  • 2016/03/03
  • 執筆者: Yamaoka (7:40 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(548)「サハダイヤモンド」増資引き受けファンドに気になる情報

 ロシア産ダイヤモンド製造・販売「サハダイヤモンド」(9898。JQ。東京都墨田区)は2月19日、2億7500万円の第三者割当増資と、すべて行使されれば6億3555万円分の新株予約権の募集をIRした。払い込み期日は3月7月から14日。
 第三者割当増資の5分の1と、新株予約権の約53%はサハの姜杰・代表取締役社長が100%出資の香港会社が引き受ける。
 気になる情報が出ているのは、残りの第三者割当増資分の2億2000万円と新株予約権の約47%を引き受け予定の「Ping An Dynamic Fund I」というケイマン諸島に住所を置くファンドに関して。
 このファンド、サハの説明によれば、香港上場企業MIHの大株主でもある中国人が100%出資した日本市場向け投資のものだという(総出資額は9億円。組成日は昨年7月28日)。
 ところが、サハの内情に詳しいある投資家はこう証言する。

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  • 2016/03/02
  • 執筆者: Yamaoka (4:10 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(547)「リミックスポイント」株価急騰の不自然さ

 低迷していた「リミックスポイント」(3825。マザーズ。東京都目黒区)の株価が急騰している。(冒頭写真=チャート図)
 昨年10月には一時400円以上を付けることもあったが、その後ジリジリ下落。今年に入ってからは加速し、2月12日には140円を付けることも。
 ところが、2月29日には出来高が急増し前日178円(終値)だったところ228円(同)に。そして3月1日には値幅制限一杯の前日比80円(35・09%)高の308円ストップ高買い気配に。本日も一時359円まで上がった(終値316円)。
 リミックスは2月29日、最近、関連銘柄が買い人気化している仮想通貨交換所を運営する子会社、その名も「ビッドポイント」(仮称)を3月上旬に設立する(予定)とIRしたことが買い材料になったことは容易に想像できる。
 しかしながら、このIRが載ったのは29日午後4時45分。同日大引け後のこと。それにも拘らず、同日には前述のように出来高が急増、急騰し前日比50円高。これではインサイダーが疑われても仕方ない。
 今回の株価急騰の不自然さはこれだけに止まらない。
 本紙がいち早く2月23日に報じたように、リミックスに関しては、暴力団筋も関わりトラブル、当局も注視している三重県内の砂利採取場に不可解な4億円の根抵当権を設定していた(上写真=その謄本)疑惑が浮上している。

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  • 2016/03/01
  • 執筆者: Yamaoka (6:53 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(546)「ソフトバンクグループ」の自社株買いに異議あり

 2月15日、「ソフトバンクグループ」(9984。東証1部。孫正義社長=冒頭写真)は5000億円(14・2%)を上限とする自社株買いをIR。同社の思惑通り、低迷していた同株価は15日の4400円(終値)から翌16日にストップ高の5100円と急騰した。現在も5621円(3月1日終値)で上昇傾向にある。
 マイナス金利で借金王のソフトバンクには追い風だが、普通なら5000億円者資金はM&Aや設備投資、研究費、あるいは借金返済に投じるのが筋だろう。
 確かに自社株買い、それも最大14・2%分ともなるとROEは高くなるため株価には有利だろう。そしてゴールドマン・サックス始め名立たる大手証券会社がソフトバンク株を一斉買い推奨した。
 ここが疑問だ。
 各証券一斉買い推奨は滅多にない。
 カラクリはこういうことだろう。
 ソフトバンクは借金王でも携帯電話などがありキャッシュフローは潤沢だ。また傘下の「ヤフー」、持分会社「アリババ」など含み益も大きい。大型買収、起債も多い。金融機関にとってはおいしい得意先になる。銀行で融資、グループの証券会社で起債あるいは自社株買い、外資はM&A仲介・・・と手数料を稼ぐには持って来いだ。そこへ、ソフトバンクの家庭内事情も重なっての自社株買いではないのか?
(上写真=ソフトバンクの株価チャート)

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  • 2016/02/25
  • 執筆者: Yamaoka (2:15 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(545)「小僧寿司」佐藤オーナー持ち株分売却巡り告発(続)

 持ち帰り「小僧寿し」を展開する同社名「小僧寿し」(9973。JQ。東京都中央区)は昨2月24日、社長の異動及び取締役候補者など選任のIRを出した。
 正式には3月25日開催予定の定時株主総会及び、その終了後開催予定の取締役会を経てということになるが、このIR内容を見ると、「夢真ホールディングス」(2362。JQ。東京都文京区)側から送り込まれていた社長及び取締役が一斉に辞め、代わりに「アスラポート・ダイニング」(3069。JQ。東京都港区)側の者が一斉に社長及び取締役に就く内容。
 本紙は2月23日のこの連載544回記事で、今回の夢真HDの佐藤真吾代表取締役会長(冒頭社長)のファミリー企業「佐藤総合企画」(東京都中央区)の小僧寿し持分全部(13・76%)を、時価の約2・5倍もの異様な高値でアスラポート側が購入したのは、繰り返すがわずか13・76%分にも拘わらず、上記の役員交代(=経営権を譲る)が条件という約束(裏取引)があったからとの、同じく買収を検討していた「GMA」(東京都新宿区)という合同会社の告発内容を紹介したが、それが真実だったことが証明された格好だ。 
 しかも、GMAによれば、実は今回社長を退任予定の磯村明彦氏など、佐藤真吾・小僧寿し取締役以外の夢真HD側役員全員は、この間の株売却話について一切蚊帳の外で、自分たちが辞任させられることも直前まで知らされてなかったという。
 こんなワンマン零細企業のようなことが、上場企業で罷り通っていいのだろうか。

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  • 2016/02/23
  • 執筆者: Yamaoka (2:23 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(544)「小僧寿司」佐藤オーナー持ち株分売却巡り告発

 昨2月22日、持ち帰り「小僧寿し」を展開する同社名「小僧寿し」(9973。JQ。東京都中央区)はIRを出し、「夢真ホールディングス」(2362。JQ。東京都文京区)の佐藤真吾代表取締役会長(冒頭写真)がファミリー企業「佐藤総合企画」(東京都中央区)で所有していた全株式(13・76%)を「東洋商事」(東京都品川区)に売却。筆頭株主の異動を明らかにした。
 東洋商事は、焼肉「牛角」、釜飯店「とりでん」のFC展開などをしている「アスラポート・ダイニング」(3069。JQ。東京都港区)のグループ企業。
 本紙既報のように、今回の売却先として、本紙で過去に何度も疑惑などを取り上げている問題ありとされる人物が背後に控えている先も買収に名乗りを上げていたことを思えば、まともなところに買い手が決まり何とも結構なこととも思える。
 ところが、同じく買収を検討していた「GMA」(東京都新宿区)という合同会社は、こう告発する。
 その前に、今回、東洋商事が買収した小僧寿しの株価は200円。買収額は約8億1864万円。これに対し、東洋商事が実際に買収した2月18日の小僧寿しの株価(終値)は81円。
 要するに、東洋商事は時価の約2・5倍もの高値で買い取っている事実を頭に入れておいていただきたい。

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  • 2016/02/19
  • 執筆者: Yamaoka (3:54 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(544)元上場企業役員が拉致監禁などの被害に会っていた

 誰もが知る、わが国を代表する総合家電メーカーの元取締役(以下、N氏とする)が拉致監禁された揚句、現金約1500万円を強要されたり、自宅権利書を奪われていたことがわかった。
 犯行があったのは14年1月。
 大阪は阪急「箕面駅」前で男数名に車に押し込められ大阪市中央区のビルの一室に連行。その後、犯人は自宅に押しかけ、家族から3階建て自宅の権利書、実印、印鑑登録カードなどを取り上げている。
 当然ながら、N氏はその後、警察に訴えている。しかし、未だこの事件、解決していない。

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  • 2016/02/17
  • 執筆者: Yamaoka (7:30 pm)

<芸能ミニ情報>第46回 わが国有数の馬主に浮上した反社疑惑(続報)

 前回述べたように、その疑惑とは、具体的には、ライバル会社に対しカチコミ(拳銃を発砲)を依頼したというもの。
 わが国競馬界(冒頭写真はイメージです)有数の馬主が、そんなことを依頼するとは俄かには信じ難いことだが、関連するというその発砲事件の詳細がわかったので追加報道する。
 この発砲事件、約2週間おいて2度発生している。

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  • 2016/02/15
  • 執筆者: Yamaoka (3:25 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(543)「大物」捜査の行方

 昨年は加藤繊覆△ら)、「村上ファンド」の村上世彰氏(冒頭写真)らと「大物」に捜査(調査)が入ったが、その後、マスコミからの続報は特に村上ファンドに関してはほとんどない。もちろん当局は捜査(調査)中なのだが、続報がないのもおかしい。
 疑問に感じたため調べてみたら意外な展開が見えてきた。
 もちろん村上ファンド関連は起訴も裁判もこれからであり、今後の展開次第で変わるかもしれないと断っておく。
 その村上ファンド関連については当局は起訴を断念するのではないかということだ。
「空売り」という手法などを悪用して不正利益を得ている疑いがあるが、金額は数千万円とそれほど大きくない。操作も複雑でハードルは高いようだ。また、村上氏らに対してはすでに一罰百戒の効果はあっただろう。

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  • 2016/02/12
  • 執筆者: Yamaoka (8:02 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(542)「小僧寿司」佐藤オーナーが持ち株売却を検討する相手

 本紙では昨年12月1日、持ち帰り「小僧寿し」を展開する同社名「小僧寿し」(9973。JQ。東京都中央区)のオーナー株が年内にも売却かという記事を報じた
 結局、その際に手を挙げていたと思われる中国人は、価格面で折り合いがつかず撤退。しかしながら、いま、かなり話が煮詰まって来ている新たな相手がいるという。
 ところが、この相手、本紙では過去に何度も疑惑などを取り上げている問題ありとされる人物が背後に控えているようなのだ。
 しかし、先の中国人同様、新たなこの相手も現在の同社株価の2倍以上での高値での買い取りを提示していることから、佐藤真吾オーナーは前向きに検討中と見られている。
「夢真ホールディングス」(2362。JQ。東京都文京区)の佐藤真吾代表取締役会長(冒頭写真)がファミリー企業「佐藤総合企画」を通じて小僧寿しの筆頭株主に躍り出たのは14年8月のこと。
 そして昨年3月末には佐藤氏は小僧寿しの代表取締役会長に。夢真HD社員だった磯村明彦氏が代表取締役社長に。佐藤氏は昨年12月、「一身上の都合」で代表取締役会長を辞任している(取締役としては留任)ものの、現在も佐藤総合企画は13・7%で筆頭株主。
 さて、では、疑惑を取り上げたことがある相手とは誰か?

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  • 2016/02/10
  • 執筆者: Yamaoka (1:22 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(541)本紙指摘通り、証券監視委が「神戸物産」を強制調査

 証券取引等監視委員会が業務用スーパーをFC展開する「神戸物産」(3038。東証1部。兵庫県加古郡稲美町)につき、同社や関係先を強制調査していたことがわかったとして昨2月9日、大手マスコミが報じている。
 容疑は金融商品取引法違反(インサイダー取引)。
 同社は一昨年12月、昨年7月と自社株買いを発表。発表後、株価は急騰しているが、同社関係者が発表前にこの情報を入手し取引先関係者に伝え、取引先関係者は発表前に大量に買い付け上昇後売り抜け、数十億円の利益を得た疑いがあるという。
 金商法は改正され、14年4月から、相手に利益を得させる目的で情報を伝えた場合もインサイダー取引に抵触し得る。
 昨年12月31日発信のこの連載で、証券監視委が昨年7月の株価急騰につき神戸物産の調査を始めていると報じていた

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  • 2016/02/09
  • 執筆者: Yamaoka (2:21 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(540)「第二の東芝、シャープは!?」

 昨年最大の経済事件といっていい「東芝」(6501。東証1部、東京都千代田区)の不正会計事件ーーわが国を代表する総合家電大手の上場企業が、営業利益の水増しをする一方、主力だった半導体製品の評価損計上を先送りしていただけに何とも衝撃的だった。(冒頭写真=東芝・田中久雄社長/当時らの昨年7月の記者会見) 
 昨年5月に発覚し、最終的な決算のかさ上げ額は、過去7年間併せ1552億円(純損益)。昨年12月、金融庁が過去最高となる約73億円の課徴金命令を下したのはご存じの通り。(横写真=東芝株価。約半値に)
 一方の「シャープ」(6753。東証1部。大阪市阿倍野区)もこれまたわが国を代表する家電大手だが、こちらはかつてお家芸ともいえた液晶事業の不振による経営悪化で、台湾企業に買収されそうになっている(=技術が後発国企業に完全に盗まれることを意味する?)ということで、これまた衝撃が走っているのはご存じの通り。
「東芝」にしろ、「シャープ」にしろ、イコール倒産というわけではないし、また「シャープ」は不正会計といった違法なことをしていたわけでもないが、わが国を代表する両大手家電メーカーの“凋落”という点では共通している。
 そんななか、当局が「第二の東芝」を調査し始めたという話が、私の耳に入って来た。

閲覧数 (61052)
  • 2016/02/03
  • 執筆者: Yamaoka (4:26 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(539)証券取引等監視委員会に株価操縦で課徴金勧告受けたEvo(エボ)

 証券取引等監視委員会は2月2日、英領ケイマン諸島に登記のある投資運用会社「Evo Investment Adovisors Ltd」(以下「エボ・インベストメント」)が、指紋認証ソフト・装置開発会社「ディー・ディー・エス」(3782。マザーズ)株につき、株価操縦をしたとして、金融庁に対し920万円の課徴金納付命令を勧告したと発表した。(冒頭写真=証券取引等監視委員会のHPより)
 株価操縦が行われたのは2014年5月15日。
 エボ・インベストメントは私設取引システム(PTS)を利用し、証券取引所の午前立会時間前に約定する意思がないのに大量の成行買い注文を出し、寄前気配値段を引き上げた上でPTSで売り注文を出し、その売り注文を自己に有利な価格で約定させるなどの方法により、同社株28万6700株の買い注文を出すと共に、2万7500株を売り付け、同社株式の売買が繁盛していると誤解させ、かつ、同株式の相場を変動させるべき一連の買付けの委託及び売付けをしたという。
 このエボ・インベストメント、近年、“危ない上場企業”、“疑惑の上場企業”の主要株主にもよくその名を出す「Evo Fund」と関係している。

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  • 2016/01/26
  • 執筆者: Yamaoka (2:02 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(538)甘利大臣以外の雑魚、元政治家疑惑

 安倍政権の主要閣僚である甘利明TPP担当大臣が賄賂疑惑浮上(冒頭写真=『週刊文春』1月26日号記事)で苦境だが、マスコミも商売優先で雑魚政治家、落選議員の不正には無関心だ。
 しかも、都合、衆議院当選5回といえば雑魚ともいえまい。現役で自民党所属のころはテレビにもよく出ていて、話が上手で、いまでも顔も見れば「ああ、あの人」と気づく読者は多いのでは。
 ところが、「落選すればただの人」「貧すれば鈍する」の典型といってもいいだろう。元通産官僚で、自民党所属時代は良かったが、その後、政党渡り鳥に。現在、落選中のK元代議士にスポットを当ててみた。

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  • 2016/01/18
  • 執筆者: Yamaoka (3:34 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(537)「グローバルアジアHD」捜査で浮上した架空増資疑惑

 昨年9月、上場廃止になった「グローバルアジアホールディングス」(旧プリンシバル・コーポレーション)。その半年ほど前の昨年3月、東京都港区本社や関係先など10カ所以上に証券取引等監視委員会と警視庁組織犯罪対策3課が合同でガサをかけてからすでに10カ月経つが、むろん捜査が無くなったなんてことはない。
 あるいはこの1月中にも、遅くても3月までにはなんて見方もあるほどで、当初の反社関係者大物もとの目論みはうまく行ってないようだが、当初から指摘されている元社長とオーナーに、何人のオマケが付くかだろう。
 そんななか、当局がある架空増資の件でも調べていることが判明したので、久々にグローバルアジアネタをお伝えする。

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  • 2016/01/15
  • 執筆者: Yamaoka (5:39 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(536)ついに営業停止になった「日立ハイテクノロジーズ」の不可解株価

 国土交通省は1月13日、世を騒がせた例のくい打ちデータ偽装問題で、1次下請けの「日立ハイテクノロジーズ」(8036。東証1部。東京都港区)、この日立ハイテクノロジーズが工事を丸投げしていた2次下請けの「旭化成建設」の2社に対し、15日間の営業停止を命じた。また、元請の「三井住友建設」に対しても下請けへの指導を怠ったとして業務改善命令を出したのはご存知の通り(冒頭写真は事件が発覚した、横浜のマンション)。
 なかでも、丸投げは08年に全面禁止されている悪質さであることを思えば、日立ハイテクノロジーズは建設業法違反に問われる行為。ただし、今回工事は05〜06年でその前。とはいえ、当時も発注者の承諾があれば容認されていたところ、日立ハイテクノロジーズが承諾を得ていなかった。
 こうした事実を思えば、旭化成建設以上に日立ハイテクノロジーズの責任は重い。ところが、この間、矢面に立たされたのは旭化成で、三井住友建設がその次。そして、マスコミでもほとんど追及されなかったのが日立ハイテクノロジーズ。
 それを如実に物語るのが株価。
 旭化成建材の親会社「旭化成」の株価は事が発覚した昨年10月14日以降、下落し、いま現在も発覚以前の株価には戻っていない。当然だろう(右写真は同マンション)。
 ところが、本紙既報のように、日立ハイテクノロジーズの株価は昨年10月14日の発覚以降、逆に上昇。さすがにその後、下げに転じたものの、それでもいま現在も発覚前より高値。
 こうした不可解なことがなぜ、起きているのか?

閲覧数 (67292)
  • 2016/01/05
  • 執筆者: Yamaoka (4:31 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(535)SESCは、昨年株価が急騰した“危ない上場企業”の調査を!

 昨年も上場企業とは名ばかりの実態がほとんどないといってもいい、あるいは業績が長期間赤字の“危ない上場企業”(ボロ会社)株の急騰が相次いだ。
 多過ぎてすべては取り上げられないが、昨年3月に株価がピークのS社、6月のP社(冒頭写真)、7月のG社、10月のK社、別のG社、そして直近ではM社(下写真)といった具合。
 これらのどうしようもないボロ株に共通することは第三者割当、または新株予約権を発行していることだ。
 銀行が融資してくれない場合、上場企業の“錬金術”として増資はよくあることだが、これらの銘柄に共通した裏の出資者が複数いることが特徴だ。
 要するに、名義人が名義貸しであり、真の名義人は表に出て来ない。従来型の投資顧問を使って煽って株価を吊り上げて出来高を急増させ逃げるーー百歩譲ってここまでは仕方ないとしよう。しかし、こちらのケースではこんな疑惑があるのだ。

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  • 2015/12/31
  • 執筆者: Yamaoka (12:25 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(534)証券取引等監視委員会が調査を始めたという銘柄

 証券取引等監視委員会が株価操作の疑いで某銘柄を最近調べ出したという情報が入って来たのでお伝えする。
 ついでに、昨日、東京証券取引所の「大納会」があったが、前日に引き続き続伸、新年明けからもさらに続伸を期待させる銘柄も紹介しておく。こちらは株価操作の疑いは聞かない。ただし、ある仕手筋が介入しての急騰との見方も出ている。

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  • 2015/12/26
  • 執筆者: Yamaoka (1:44 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(533)いつでも未消化役務切り捨て可ーー「RVH」による脱毛サロン「ミュゼ」支援の手口

「RVH」(旧リアルビジョン。6786。東証2部。沼田英也。東京都港区)が11月6日、脱毛サロン最大手「ミュゼプラチナム」の運営会社「ジンコーポレーション」(高島仁社長。福島県郡山市)のスポンサー支援に関する基本合意書を結んだとIRしたことは本紙でも既報の通り。
 そして、12月15日にはその支援の手口がIRされた(株式交換、新規事業開始は新年1月4日)。
 RVHは旧ライブドアグループの残党(SKOグループ)が関わり、マネーゲーム的要素が高い企業。一方のジンコーポレーションは多くの会員が複数回の施術を一括契約しまとめて支払いしていることをいいことに、その未消化分を負債に計上せず、全額売り上げに計上していた問題企業。
 どっちもどっちながら、ジン側はそれでも実業をしていることから、さすがにRVHに関わる人脈を見てタッグを組むことを止めたとの情報が一時出ていたが、それは誤りだった。
 その支援手口とは、さすがマネーゲームが好きなRVHならではの強かな内容だった。

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