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  • 2010/06/20
  • 執筆者: Yamaoka (4:40 pm)

<新連載>『金沢誠のメディアチェック』(第4回)「民放初の倒産ーーツイッターで飛び交った愛知国際放送の挫折はトヨタが原因」

  民放で初めて倒産の憂き目にあった放送局が、その原因をめぐりなにかと話題になっている。
 外国語FM放送の「RADIO―i」(レディオ・アイ)を放送する「愛知国際放送」(本社・名古屋市東区)がそれで、累積赤字28億円を抱え9月末で放送を終了することにしたのだ。
 福岡の「エフエム九州」や神戸の「兵庫FM」のように、倒産したものの、スポンサーが現れて再建中というFM局もある。だが愛知国際放送はそのスポンサーにも見放された格好となった。民放では初めての例である。
 同局は、愛知万博や中部空港の開港計画をうけ、トヨタや中部電力、名古屋鉄道など中部財界の企業が出資して1999年に設立。2000年4月に開局し、日本語のほか英語や韓国語など7つの言語で放送していた。
 名古屋、瀬戸、豊田、岡崎、常滑、豊橋、浜松などに在住の外国人が聴取者対象だったが、開局当初からラジオ離れのせいで赤字経営が続いていた。さらに08年のリーマンショックの荒波にまともにのまれてしまった。

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  • 2010/06/15
  • 執筆者: Yamaoka (3:40 pm)

<新連載>『金沢誠のメディアチェック』(第3回)「朝日新聞、秋山耿太郎社長はなぜ続投!?」

 業績低迷で辞任が取り沙汰されていた朝日新聞・秋山耿太郎社長(こうたろう=冒頭写真。65)の続投が内定した。
 05年に社長に昇格し、任期途中での交代が色濃くなっていたが、一転続投となったのだ。6月24日の株主総会で正式決定する。
  朝日の2010年3月期連結決算は2期連続の最終赤字だった。売り上げは前期比12%減の4703億円、営業損益レベルで41億円の赤字(前期は34億円の黒字)、結果33億円の最終赤字となった(同139億円の最終赤字)。
  初のベア凍結、そして赤字の責任をとり秋山社長の任期途中での辞任が囁かれていたが、「読売新聞、日経新聞も同様に広告が激減し赤字」(朝日関係者)との理由から辞任は回避されたようだ。
 朝日が広告集めになりふりかまわないのは、4月に熟女AV女優・志村玲子が広告に登場したことでも明白である。

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  • 2010/06/08
  • 執筆者: Yamaoka (5:00 am)

<新連載>『金沢誠のメディアチェック』(第2回)「ニッポン放送、初の赤字で社長交代へ」

  民放ラジオの雄、「ニッポン放送」(本社・東京都千代田区=冒頭写真)は2010年3月期決算で4億円の最終赤字を出した。
 そのため同社生え抜きの磯原裕社長(65)は取締役相談役に更迭され、村山創太郎協同広告会長(65)が次期社長に内定した。
  ニッポン放送はAMラジオ局としてはもっとも古い。だが最近は聴取率調査でTBSラジオに差をつけられ、昔のように伝説の営業マンもいなくなり営業能力も弱体化していた。
 それにしても、なぜ。こうした不測の事態に追い込まれたのか。
 詳細に触れる前に最近の状況を説明しておきたい。
 同局は1954年に設立されAMラジオの象徴として業界に君臨して来た。96年に東証2部に上場。03年に村上ファンド、05年にはライブドアのホリエモンに株を買い占められ事件になったのは記憶に新しい。
   06年3月に新しく発足したフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)に吸収合併され、上場廃止。同年4月に分割新設され再スタートを切った。
 当時の社長は、有名ディスクジョッキーだった亀淵昭信氏。ただ、いささか経営能力に欠け、暇があると山登りばかりしている御仁だった。ホリエモン事件当時もたびたび山登りに出かけていたため、「越える山はもっと他にあるだろう」と揶揄されたこともある。

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  • 2010/06/07
  • 執筆者: Yamaoka (8:00 am)

<新連載>『金沢誠のメディアチェック』(第1回)「読売新聞社長人事」

 ○以前、『金沢誠@メディア・クライシス』を連載していただいていましたが、新たなかたちで再開します。人事中心にお伝えするとのことです。ご期待下さい。


 読売新聞の次期社長候補が絞られてきた。
 弘中喜通氏(62。冒頭写真)で、07年5月から日本テレビ(取締役・常務執行役員)に転出していたが、この6月、読売新聞に専務メディア戦略担当・システム担当・制作局長なる要職で戻ることになったためだ。
 読売新聞から日テレに転出した幹部が復帰するのは異例。
 同じく6月に常務(論説委員長)から専務に昇格する白石興二郎氏(63)と社長レースを繰り広げることになる。
 ただ、現時点で弘中氏は、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長から後継者に指名されたとの情報もあり、同氏の方が頭ひとつリードした格好である。

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  • 2009/03/30
  • 執筆者: Yamaoka (3:30 pm)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第7回)「出版不況で扶桑社もリストラ実施」

  <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』(現在は廃刊)記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

○前回記事は<ココをクリック

  フジ・メデイア・ホールディングス傘下の出版社・扶桑社の再建案がまとまった。同社は、07年にフジとポニーキャニオンが株式を追加取得したことでHD入りした。
  最近の出版不況から、通販事業のディノスなどともにフジHDの子会社のなかでは?お荷物化?していた。HDの豊田皓社長は08年初め「いまが底」とこれからの再浮上を宣言し、最近は「持ちなおしてきた」とぶちあげている。だが実情はやはり厳しく、リストラに踏み切った。
 具体的には、現時点の180名体制を、25名の希望退職の募集で、150名体制に絞り込む。契約社員の更新もしないという。「編集費もかなり絞っていくようです。、大手の3分の1に減らし、年商80億円を目指していく」(関係者)という。
  同社の屋台骨を支えていたのは、これまで「週刊SPA!」(上写真)のほか、「LUCi」などのファッション誌だった。

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  • 2009/03/23
  • 執筆者: Yamaoka (5:00 pm)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第6回)「日テレが文化放送を傘下に!?」

 <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』(現在は廃刊)記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

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「文化放送」(東京都港区浜松町。横右写真は06年7月をもって業務停止した旧局舎)周辺があわただしくなっている。
「日本テレビ」(東京都港区東新橋。横左写真)が傘下におさめるべく秋波を送っているという「噂」があるからだ。
ただこの「噂」は、かなり信ぴょう性が高い。その背景について順を追って説明してみよう。
日テレは子会社にラジオ日本を所有しているが、出力数が50KWで、100KWの文化放送、ニッポン放送、TBSラジオよりも基盤が弱く、営業的にも伸び悩んでいる。そこで日テレはもう1社、関係が近くなったAMラジオ局、文化放送を買収対象にし始めているというのだ。
情報の発端は映画会社・日活の株を、3%分、文化放送がインデックス・ホールディングスから買いとったこと。これで日活の株式順位に変化が生じた。筆頭が日テレで34%、インデックスHDが27%、スカパーJSATが16・8%、バンダイナムコHDが8・8%、アミューズメントメディア総合学院7・1%となり、文化放送は6位の株主におさまった。
文化放送は、3月に公開された「ヤッターマン」のほか、昨年の「奈緒子」、4月公開の「うた魂♪」の3本の日活映画に出資している関係で買ったという。ただ出資理由を額面どおりうけとる向きは少ない。文化放送の株主構成は新聞・テレビ色が薄いという?死角?があるからだ。

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  • 2009/03/20
  • 執筆者: Yamaoka (3:20 pm)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第5回)「挙式TV中継有名人カップルの法則」

  <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』(現在は廃刊)記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

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 やはり例の法則は間違いなかった。
 結婚式の中継権をテレビ局に高値で売りつけた有名人カップルは、多くが離婚するという方程式のことである。藤原紀香と陣内智則(写真)の離婚が確定的になったが、彼らは07年5月、派手な挙式を日本テレビに推定3億円で売った。その頃は、有名人カップルの挙式がしばらくなかったため、関西では40%という驚異的な視聴率をはじきだし、関東地区でも24・7%だった。だがあっけなく離婚だ。
 このように挙式中継カップルには離婚組が目立つ。
 郷ひろみ・二谷友里恵、森進一・森昌子、加藤茶(18才年下の女性)、松田聖子・神田正輝、KONISHIKI(モデルの女性)、小柳ルミ子・大澄賢也たちがいる。
 それにしてもなぜこうなるのか。

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  • 2009/02/17
  • 執筆者: Yamaoka (6:10 pm)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第4回)「在阪テレビ局壊滅状態で、芸能レポーターの悲鳴」

 <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

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 風が吹けば桶屋が儲かる、という格言がある。
 これを別のたとえに応用すれば、大阪のテレビ局が壊滅状態になると芸能リポーターが悲鳴をあげる、となるのだ。
 08年度中間決算ではテレビ大阪を除く大阪の準キー局が軒並み赤字。唯一黒字になったテレビ大阪は、子会社のビジネス展示業者の稼ぎが大きかったのが好要因となった。結果、前回のレポートでも少し触れたが、各局とも大幅な制作費削減に取り組んでいる。
 どう悪いのか。
 具体的に見ると、毎日放送(売り上げ343億円 営業損益▲3億5000万円)、朝日放送(407億円 ▲15億円)、関西テレビ(313億円 ▲17億円)、読売テレビ(289億円 ▲18億円)、テレビ大阪(79億円 1億8000万円)ーーとくに朝日放送は昨年春に新社屋を建設しており、その償却負担が収益を圧迫している。
 これにともない「なるトモ!」(読売テレビ)、「週刊えみぃSHOW」(同)、「ムーブ」(朝日放送)などの人気バラエティが3月末で打ち切りになり、情報番組の芸能コーナーも次々と消えるという。
 このことはなにを意味するのか。

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  • 2009/02/15
  • 執筆者: Yamaoka (8:50 am)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第3回)「ついに番組制作プロの?一揆?が始まった!」

 <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

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 ついに、テレビ番組制作プロダクションの?一揆?が始まった。
 テレビキー局は09年度に1局平均で80?100億円の制作費を削減する方針。単純計算するとキー局5社合わせて約400億円から500億円減らす。これに大阪準キー局を加えると6?700億円規模の縮小だ。
 こうしたテレビ局の動きに困惑し、怒っているのが、制作プロの団体・ATP(社団法人・全日本テレビ番組制作社連盟)である。これだけ減れば、倒産する制作プロが出てきてもおかしくないからだ。
 そこでATPはこのほど「在京・在阪の放送事業への緊急のお願い」と題した文書を作成、東京キー局と大阪準キー局へ申し入れた。
 これは反乱に近いものだ。
(1)番組制作委託契約時に制作費の一部を着手金として欲しい(2)無条件に一律カットを制作会社へ求められることは下請法の(買い叩き)にあたるので十分に協議させて欲しい(3)AD不足のため労働条件の改善をお願いしたい(4)著作権の二次使用料やクレジット表示の要望、などである。
(冒頭写真2点とも、『週刊ダイヤモンド』08年12月6日号の特集「新聞・テレビ複合不況」記事より)

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  • 2009/02/02
  • 執筆者: Yamaoka (3:40 pm)

<新連載>『金沢誠@メディア・クライシス season1』(第2回)「 日テレ、東京ヴェルディ売却、日活買収の狙い」

 <カナザワ・マコトのprofile/鳥取県出身。同志社大学経済学部(ケインズ等の近代経済学専攻)卒。『週刊宝石』記者を経て現在、メディア・芸能評論家兼ミステリー小説家。趣味はジャズ鑑賞、ゴルフ、寿司・蕎麦の食べ歩き。個人HPはココをクリック

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 東証1部、「日本テレビ放送網」(東京都港区。以下、日テレ)が、サッカーの名門・東京ヴェルディを売却し、日活を買収したことが波紋を広げている。
 ヴェルディを、個別指導受験塾「TOMAS」を展開する東証1部「リソー教育」(東京都豊島区)に売却することが明らかになったのが1月20日。かつての名門も、強化の失敗でJ2に降格。経営難にもなり、業務委託費の名目で日テレは約15億円の支援をして来たが、同局は昨年9月中間連結決算で12億円の赤字を計上し、支えていくことが困難になった。株式の50%を約6億円でリソー教育に売却。ただ日テレは全面撤退はしないという。
 その3日後、日テレは今度は日活買収に出た。携帯電話向け情報配信大手、ジャスダック上場の「インデックス・ホールディングス」(東京都世田谷区)から24億円で34%の株を買い取ったのだ。

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