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  • 2017/04/17
  • 執筆者: Yamaoka (3:45 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(4月17日〜4月21日)&MY注目銘柄」(第31回目)

■プロフィール 投資歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、1億円越えとなるも現在は横ばい近辺で推移。投資に必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダ」だと考えており、儲かってもおごることなくたえず反省を繰り返し、安定して増やす投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週末の日経平均株価の終値は、5週連続安となる18,336円と先週末比329円の下落。このままキューバ危機のような冷戦となり、市場は冷えに冷えきり、挙句の果てに米朝開戦!となれば、トランプラリーを否定するような動きとなる17,500円どころまで押し戻される可能性も完全には否定できなくなってきた。
 ただ、土曜朝の日経平均CFDを確認すると18,355円と小高く戻ってきている。CFDに関しては出来高のないなか終始ジリ安の一方方向の動きだったはずが、引けにかけて週末の有事懸念をあざ笑うかのような急伸で終わった。先週土曜日15日は「金日成生誕105周年」だったため、国威発揚のミサイル発射を引き金とした米朝の開戦懸念は、ピークに達していたにもかかわらずだ。韓国のKOSPI(コスピ)市場をみても解せない動きをしている。先週は11日火曜日を底に、週末にかけて堅調を保ったのだ―――。仮に北朝鮮で有事が起こったら、どう考えても国境を接する韓国のほうが、日本よりも被害が大きいのは火を見るよりも明らかなのに…。この動きは中国市場にも言える。北朝鮮の後ろ盾となっている中国市場にまったく波乱がないのも解せない。…ということは、まだ顕在化していないリスクがわが国・日本だけにはあるということだろうか!? いつも悪材料は相場が下がってから判明するものだ。
 はっきり言えることは、米国と北朝鮮のチキンレースが続く最中は、買い場ではないということ。目先(25日の朝鮮人民軍創設85周年記念日前)、緊張が和らいだように株価は大きく反発する局面がやってくるやもしれないが、基本的にはトランプラリー第2弾の号砲が鳴り響くまでは短期のリバウンドに過ぎず、ここからは23日のフランス大統領選挙、25日の朝鮮人民軍創設85周年記念日、28日の米国暫定予算(財源の崖)、そして一番恐れる「セルインメイ」(決算出尽くし)のアノマリー、と懸念だらけなことを忘れないようにしたい。よって個別株が安いからといって「底値買い!」などといった愚行は控えないといけないと考えている。いまは、次のはっきりとした本格上昇の兆しを待つまでだ。
 それと備忘録を記す。毎月月中に「SQ」値が算出されるわけだが、今回の有事懸念のように地合いの好転が見込みづらい展開が続く可能性が高まった場合、SQ前の「売り崩し」はやり放題だということ。これが日本の独歩安につながった理由の1つであることは疑いようがない。オプション取引(プットポジション)に関してはSQ値で清算されるため、株の空売りのように買い戻す必要はないのだ。この現象があったことは、忘れることなく脳裏に刻んでおきたい。

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  • 2017/04/10
  • 執筆者: Yamaoka (1:00 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(4月10日〜4月14日)&MY注目銘柄」(第30回目)

■プロフィール 投資歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、1億円越えとなるも現在は横ばい近辺で推移。投資に必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダ」だと考えており、儲かってもおごることなくたえず反省を繰り返し、安定して増やす投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 まずは読者諸兄にお詫びを申し上げたい…。3月3週目と4週目の海外勢の怒涛の売り越し額をみて、海外勢の売り越し基調が確認できたにもかかわらず、「4月は海外勢が日本株を買い越すバラ色月間」であるとか「日経平均のフェアバリューがいくら」だとか、4月相場が堅調であるという過去のアノマリーに捕らわれ、正常な判断ができていなかった。また「ここから相場が崩れてほしくない」という買いバイアスがかかってしまったことも多分にあった。
 そもそも3月26日時点で北朝鮮が6回目となる核実験を行う動きが顕在化している、との報道があったため、「アメリカが制裁措置を取る可能性がある」ことは理解していたはずだ。シリアの化学兵器(横写真)については予見ができなかったが、次回以降はこの教訓をいかした記事を書いていけるように精進していく所存である。
 さて、先週末の日経平均株価の終値は18,665円と先週比244円下落して終わった。ところが土曜朝の日経平均CFDをみると、金曜夜のNYダウは、米国雇用統計が+9.8万人と市場予想を大幅に下回り、北朝鮮問題&シリア問題などが、はっきりとした解決の芽吹きもないなかで堅調推移し、日経平均先物は18,773円まで戻って終わった。先週は何度も、これまでの年初来安値であった1月18日の18,650円を下回りつつも、前述したような悪材料がでてこなければ、上値を追う動きがあった事実には安心感がある。また、専門家によると「シリアを攻撃したことで米国が北朝鮮に対して先制攻撃を仕掛けるリスクは減った」と指摘する声がでている。ようするにシリアと北朝鮮の2方面展開をする余裕はない、との見方だ。
 それでは、今週の相場はリバウンドの動きをみせるのか? と問われれば、前述した問題は依然緊迫した状況だと言わざるをえないので、安くなった人気銘柄を全力で買って持ち越すのはあまりにリスクがあると考えている。米中首脳会談(横写真)は特出した材料はなく、週末はとくに中東、北朝鮮も緊迫感を示すようなニュースはでてこなかったが、水面下で何が行われているかは予見しようもなく、突然「戦争」が起こる可能性は否定できない。よって、月曜の寄り付きで、短期のリバウンドを狙った買い注文は行ってもよいと考えるが、すぐさま逆指値注文も行い、どんなに月曜日が堅調であっても、持ち越すなどといった蛮行は避けたほうが無難だろう。リバウンド取りに向いている銘柄、業種などは「注目銘柄の項」に参考までに後述している。

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  • 2017/04/03
  • 執筆者: Yamaoka (12:19 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(4月3日〜4月7日)&MY注目銘柄」(第29回目)

■プロフィール 投資歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、1億円越えとなるも現在は横ばい近辺で推移。投資に必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダ」だと考えており、儲かってもおごることなくたえず反省を繰り返し、安定して増やす投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週末の日経平均株価の終値は18,909円。先々週の259円の下落に引き続き、先週も354円の大幅反落となった。土曜朝の日経平均CFDをみても18,938円までと戻りは鈍い…。これはNY時間の金曜引け前に、NY連銀・ダドリー総裁から「年3回の利上げが合理的」との発言が飛び出し、ダウが下落したことで煽りを食った形。とにもかくにも日経平均は、心理的節目だった19,000円を下回ったままで、週明け月曜日の新年度相場入りの雰囲気は、とてもではないが明るいとは言えない。
 またテクニカルの項で後述するが、「海外勢の怒涛の売り越し額」をみてしまうと、もはやトランプラリーが終局を迎えたような気分になってしまう。一度売り越し転換した海外勢は、ボラティリィティを求めて、現物&売り仕掛けなどを含めまだまだ売ってくると予想される。
 ただ! そんな悲惨とも思える市況にもかかわらず、日経平均は頑として18,900円どころを割らずに底堅かったのも事実。それは前述した、木曜日引け後に発表された3月4週目の投資部門別売買状況で、「海外勢の鬼のような大幅売り越し」が判明した翌日金曜日の寄り付き値が、前日比+107円高の19,170円だったことが証明している。
 この大きなうねりに逆らってリバウンドする動きをみせたのは、海外勢が本格的な日本売りを始めたわけではない証明になるのではないか!? 残念なことに、期末の特別要因(利が乗っている銘柄のリカクラッシュ)で後場は一本調子で下げてしまったが、現在は「悲観ムード一色」かと言われれば必ずしもそうではないと感じるのはこういうわけだ。※しかし、大型株の後場引け成りでの売り注文は衝撃的なくらい大きな額であった。これは来年の3月31日のための備忘録として本稿に記録しておきたい。
 ようするに、筆者にはここから相場が大崩れするようには思えない。ここからは4月の新年度入りに際して、ポジティブな要素を記したい。

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  • 2017/03/27
  • 執筆者: Yamaoka (12:14 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(3月27日〜3月31日)&MY注目銘柄」(第28回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週末金曜日の米国市場は、オバマケア代替法案撤回が決まった直後こそ、ネガティブに反応したものの、引けにかけては商いを伴って切り返し、日経平均CFDは金曜日の日経平均終値近辺まで戻って引けた。来週は、この「悪材料出尽くし」の流れをポジティブに受け止めて始まりそう…ではある。
 と、言葉を濁したのは、NYダウの昨年11月大統領選選挙直前の安値1万7800ドル近辺から、今月初めの史上最高値2万1169ドルと、4ヶ月間で約20%も上昇したのは、トランプ大統領の掲げた「大幅な税制改革」「金融規制改革法(ドットフランク法)の大幅緩和」「1兆ドルのインフラ投資」などの政策期待があったからだと感じているから。米国株式相場は、この「政策」を先取りして、先週もお伝えしたような高PER(18.3倍)まで買い上がっていたので、汲み易しとみていたはずの「オバマケア代替法案」さえ通せなかったトランプ大統領への期待感は、剥落してもおかしくはない。そうなると米国株式市場は客観的にも高値圏であるのは間違いないところで、ここからの新規投資はたいへん危険なことになる。
 日本市場に関しては、4月になれば、例年海外勢が買い越してきているので安心感があるが、目先で特に心配なのが28日の配当権利付き最終日がある今週。権利落ちとなったら翌日の29日からの日経平均は、配当分の130円をはるかに越える値幅で下落を開始する可能性がある。
 ちなみに小生は、「オバマケア代替法案は可決される!」に果敢にもベットし、先週金曜日の後場からかなり大量に買い越してしまっている。そもそも、木曜・金曜共にに為替が円高に向かっているのに日経平均がなかなか崩れないな…と思っていた経緯があり、「こういった現象はめったに起こらず、為替か株価水準のどちらかが間違っている」と感じていた。また、逆に19000円どころから崩れない日経平均を、頼もしく眺めていた。そして先週の金曜日に「為替水準がおかしいのだ、今後ドル高が進み日経平均も上がる!」にベットしたわけだが、いまのところ今週の見通しとしては「為替水準は間違っていない。こうなると株価水準のほうが高すぎる」を再選択したい。
 今週はとくに株価をポジティブに動かしそうな材料に乏しく、このまま為替水準がドル円で111円程度だった場合は、日経平均の19000円割れ(配当含まず)を覚悟しておいたほうがよさそう。 目先の材料難から、全体的な買い意欲の弱さも相まって、ヘッジファンドの仕掛け売りがガンガン入り、短期的な雪崩がきそうな…悪寒もする。よって配当なんて取ろうとせずに、期末のドレッシング買いが入る31日(金)までは、売却できる銘柄は売却し、亀の甲羅に身を潜めて、様子見が賢明かなと感じている。
 国内の機関投資家もボラティリティを求めるので、新年度の発射台は低いほうがありがたいらしい。よってヘッジファンドの売り崩しに便乗してくる可能性もある。とにかく、しばらくはトランプの政策立案待ちで、株価を押し上げるような材料に乏しい。
 この結論に至った根拠を、テクニカルの項でも詳細に後述したい。

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  • 2017/03/21
  • 執筆者: Yamaoka (12:46 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(3月21日〜3月24日)&MY注目銘柄」(第27回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 当初は「今週は、日本企業が決算前に海外で得た利益を日本円に戻すレパトリエーションを終えた時期で、全ツッパで臨むべき!」と威勢のいい書き出しで始めたかったが、どうも今週に関しては、年度末の「期末要因」という大人の事情があるようだ。ようするに、いい結果がでている年度には、機関投資家は翌年度を踏まえ発射台を低くしたいと考えるらしい。確認のために昨年3月末の日経平均をみてみると17,000円…程度だった。これは怖い…。
 もちろん、本来ならば緩んだところは買い下がり!とぶちまけたいところだが、こんな機関投資家のつまらぬ事情程度で日和ってしまったのは、為替がまるで円安に向かわない(横写真=円ドルチャート)から。当初は、先週の大イベントラッシュで一時的に波乱を呼ぶとしてもすぐに鎮火し、とくにFOMC後は、1両日中に「ドル高円安」に向かうのがシナリオだと考えていた。ところがFOMCで米国金利の引き上げが決まると、ドテンのドル安に向かい新興国のロシア・インドネシア・韓国などが一斉株高となる始末。米国の金利引き上げと今後の見通しは市場のコンセンサス通りで織り込まれていたため、一時的なドル安はあり得ると考えていたが、新興国の株高は想定外だった。これで今週以降、しっかり為替が反転し「ドル高円安」となるのか、また112円〜115円のレンジで揉む流れになるのかは判断が難しい。
 さらにアメリカの株価が高すぎるという声も多くでてきた。もうすでに2017年度のEPS比でPER18.3倍程度まで織り込んでおり、ここからは世界的な景気回復のなかで出遅れていた新興国を買おうという流れがでてきてドルが流出しているという。この背景にはトランプ大統領の、インフラ投資・税制改革・(保護貿易も!)の全容が出ていないばかりか、遅々として進んでいない可能性があることも挙げられる。となると、米国の株価調整からの日経平均への影響(※10%程度)も懸念されるがこのシナリオは考えにくく、ここから5月の予算教書公表まで、レンジ相場継続になる可能性(※20%程度)も少なからずでてきたといえる。
 ただ、ここからフランス大統領選挙(4月23日。横写真は立候補者)がある4月上旬までは強気のスタンスが報われる(70%程度の期待)、という考えに変わりはない。ただ、28日の配当権利落ちまでに業績好調銘柄の押し目を拾っていくぐらいのスタンスでちょうどいいと感じている。
 なんにせよ、米国・欧州とはCPI(消費者物価指数)が違うこともあり、円安の流れが変わるわけがない。米国は前年同月+2.7%、ユーロ圏は+2%、日本は+0.4%である。今後も量的緩和政策を続ける日本株と、金融引き締めを進める米国、それに続こうとする欧州とでは、市場環境に雲泥の差がある。
 それと、これもテクニカルの項で後述するが、「ドル建ての日経平均」が上放れとなっている。4年ものレンジ相場を上抜けたことから、かなり上昇する確率が上がったとみていいだろう。あとは為替(円安)の支援があれば一斉高のはじまりである。
 そしてここから買っていいのは、東証1部の大型銘柄。…というのもマザーズのけん引役「そーせい」が、東証1部への鞍替えは時期尚早とのIRを出しており、週明けは同銘柄に雪崩が起こる可能性がある。また今週は7社のIPOがあり、新興市場は需給が悪いと言わざるをえない。
 今週は、強気スタンスのなかでも、出来高に気を配ってバランスを調整する週としたい。テクニカルの項で後述するが、現在の東証1部市場の商いは極端な低水準。よってラジオ日経でも聞きながら出来高の盛り上がりをみての大型株の買い上がり、を推奨したい。
 下値のめどは、3月SQ値19,434円を少し下回る19400円と高めに設定したい。円高が進みドル円112円を下抜けたり、前述した14000円ラインを下抜けたら、いったん売却して様子見するぐらいのスタンスが良いと考えている。

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  • 2017/03/13
  • 執筆者: Yamaoka (1:01 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(3月13日〜3月17日)&MY注目銘柄」(第26回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 今週の見通しは、はっきりと「わからない…」と断言したい!
 ずいぶん情けない書き出しに思えるが、「指数が高値圏のなかで不透明感が出たときは、一回リセットして様子見をしろ」、というのが、17年間の相場で培ってきた小生の経験則だ。
 そう…、先週の米国の雇用統計をみて経済自体が上向きなのはじゅうぶん分かったが、今週の短期的な株価の動きとは相関性がないだろうし、米国(ダウ)市場は高値圏だという警戒感もはたらく。S&P500指数は、2017年度予想でITバブルだった2000年近辺に迫る、PER18.3倍だという。ただ当時、長期国債の金利は6%を越えて推移していたので、バフェットも語っているように現在のアメリカはバブルに陥っているわけではなく、1ヵ月スパンでみれば上値を試すのだろう。そもそも米国は2017年度、前年比で19%の増益、2018年度は12%の増益見通しがコンセンサスで、アメリカファースト政策のトランプ大統領の打ち出す政策いかんで、さらに好況を呈するだろう。…ただ、今週は警戒したい。あまりに不透明な重要イベント(※イベント欄で後述)が多いからだ。
 なかでも気になるのは、16日(木)の日銀金融政策決定会合。ほぼ無風通過だろうが、今年に入って、前場にTOPIXが下がっていても日銀は無条件に買いを入れなくなっている。もしかすると当日、「ETF買い入れ額」に言及する可能性があるかもしれない。
 もちろん米国の「予算教書」にも注目だ。今回は骨格のみの発表で、税制改革等は含まれず、という流れになっているが…ということは「国境税」についてトランプの私見(過激)を話す可能性がある。
 また、為替についても心もとない。現在は、日本企業が決算前に海外で得た利益を日本円に戻すレパトリエーションの時期。今週末にはG20で、ムニューシン米財務長官は「自国通貨安を誘導する国を米国は容認しない」といった趣旨のメッセージを出す可能性がコンセンサスになっている。
 またまた先週から東証、新興市場とも出来高が減っているのも非常に気になる。今週もイベントラッシュのなか買い控えは当たり前だろうから、ヘッジファンドが下げ誘導をしようと、腕を鳴らして待っている可能性が高い。
 今週のストラテジーをまとめると、金曜日にアメリカでメジャーSQがあるため、火曜、水曜日の下げ誘導がありそう。となると週明けそうそう14日(火)までには、持ち株の利確タイミングを探り、最安値近辺のVIX指数(1552)でも買って備えておくのが賢明ではないか!? 買い出動してもいいのは、17日(金)の前場からだとみている。ちなみに現時点ではそこからは全ツッパで臨みたいと考えている。

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  • 2017/03/06
  • 執筆者: Yamaoka (1:19 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(3月6日〜3月10日)&MY注目銘柄」(第25回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週末のイエレンFRB議長講演が無事終わり、3月の利上げ確率は80%まで織り込まれ、年3回の利上げ見通しがコンセンサスとなった。これで、来週15日のFOMC(今週以降の注目イベントで後述)まで、米国利上げによるドル高プレッシャーが常にかかり、為替は膠着状態、ないしは円安に振れる可能性が高い。日本市場は今週末の10日にメジャーSQが控えているので、これで週半ばの機関投資家による売り仕掛けにビクビクしなくてもよくなった…はず。
 とはいえ、これで視界良好とはまったくいかない。気になっているのは、トランプの打ち出す(予定)国境税の行方…。筆者は1日の米国議会演説で、具体的な減税と国境税がセットで出される可能性があると考え身構えていたので、かなりの肩透かしとなった。これで、予算教書が出るといわれる来週明けの13日がまたもや、大きなイベントとなりのしかかる。今週後半は「日経平均が19668円の高値を越えての上を取りに行く」なんて甘い展開は期待できそうにない。
 ただ3月末は、配当の権利落ちがあり需給がよい。4月は新年度入りするファンドが多く、海外機関投資家が毎年買い越す、というアノマリーもある。また、4月以降は株主総会を控えて、自社株買いをする企業が増える。今年は6兆円を越える額となる予測だ。よって投資戦略としては、FOMCを越えた3月16日(木)からの買いが賢明だといえるだろう。とはいえ大きな下げも考えづらい。ということになると来週16日までは、変わらず小型株・材料株優位の展開か。
 またそろそろ春のIPOラッシュが開幕となる。今週は2銘柄→来週は5銘柄→再来週は8銘柄で月間22社もある。これが、ここまで順調に上がっていた新興市場にプラスとなるかマイナスとなるのかを見極めたいところだ。とにかく新興市場はジャスダックの16連騰など、少しやり過ぎ感があるのは否めない。ただ、すぐに崩れるかといえばそうとも思えずアンニュイな感じだ。

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  • 2017/02/27
  • 執筆者: Yamaoka (1:42 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(2月27日〜3月3日)&MY注目銘柄」(第24回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。


≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週金曜日の日経平均終値は19,284円。土曜の朝、日経平均CFDは19,154円と小幅安で戻ってきた。…今稿も先週の書き出しとほぼ同様の書き出しとなっており、先々週から振り返っても、日経平均は値動きが乏しくだいぶ煮詰まった感がある。さらに日経平均は、週末の木曜日・金曜日と「出来高」が今年ワースト水準だったのも膠着感を際立たせた。
 その間、NYダウは30年ぶりとなる11連騰!と騒がれた。だが、日本市場においてもジャスダック指数は負けず劣らずの11連騰であったし、東証2部もマザーズ指数もかなりの上昇度をみせた。なかでもマザーズ指数は、テクニカルの項目で後述するが、出来高を伴っての上昇となっており(年初からの上昇率も市場別1位)、また過熱感もないため、このよい流れが続きそうだ。
 さらに日本市場の主役である日経平均株価も、「ドル建て」でみると景色が変わり、「最高値」ラインに到達している事実は見逃せない(テクニカルの項で後述)。例年3月10日のメジャーSQまでは、金融機関・ファンド勢の換金売りが出るので大型株は軟調になりやすい、ということを鑑みると上々の出来だといえる。
 要するに、マーケットの勢いは強く、トランプラリー継続とみていいのだ。問題は【為替水準】ただ1つ…。
 その為替水準は、1日のAM11:00からの「トランプ大統領議会演説」で大きく動きそうだ。
 現状では、アメリカファースト政策の推進でドル高となり→為替は円安へ、日経平均はめでたく持ち合い上放れ、となると考えているが、なんせトランプ大統領のこと。今回は原稿を読むだけだといわれているが、アドリブで何か話し出す可能性もありまるで予断を許さない。また、これだけ閣僚人事が遅れていると、共和党との内部折衝が上手くできておらず、財源が不明なままの経済政策(詳細不明の夢物語)が出てくる可能性もあり、演説後の波乱がありそうだ。そもそも先週金曜日ムニューシン財務長官から「8月の議会の休会までに税制改革案を通過させたい」との発言がでたが、2月9日のトランプ氏発言「2〜3週間に米減税政策の全容発表」と、やけに温度感が出てしまっている。
 よって本稿の結論としては、1日の前日である2月28日(火)までに、利が乗っている小型株はリカクし、1日11時から始まるトランプ演説中の「相場の流れに乗る」のが賢い、としたい。ここでドル高・円安の流れになれば、買われるのは日経大型の輸出株だと考えている。直近、半導体・有機EL・FA関連は業績が確実視されているのにもかかわらず、決算出尽くしで弱含みになっている。また、保護貿易主義・孤立主義、または狂人?だと思われるような発言が出て、円高になったら日経ダブルインバース(1357)を買って、相場の急落に備えたい。
 前述したとおり、ここ最近の日経平均はかなり煮詰まっているので、一時的にではあるが両極端に振れる可能性があり、1日11:00は警戒レベル5と捉え「生き残りモード」に徹するべきだと考えている。

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  • 2017/02/20
  • 執筆者: Yamaoka (3:31 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(2月20日〜2月24日)&MY注目銘柄」(第23回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週2月17日金曜日の日経平均終値は19,235円。土曜の朝、日経平均CFDは19,145円と小幅安。アメリカや諸外国は軒並み快晴だっていうのに、なんとも曇天模様の日経平均株価である。個人的には、2月末にかけては2月のSQ値である19,276円を割り込まない強い展開を想定していたから期待外れとなってしまった。特に為替は期待外れ。日米首脳会談で反転したのもつかの間、また112円台に戻ってくるなんて完全に想定外だった。次の円安への反転の契機はトランプ減税か、利上げか? とにかく為替は掴みづらい。
 とはいえ、アメリカ・ダウも疑いの余地のないような経済指標がバンバンとでているにもかかわらず、なんだか上値が重いではないか…。そもそもEPSだけでみると日経平均のほうがダウよりも数値がよいわけで、アメリカ株は日本株と比べると買われ過ぎている、ともいえる。とにかく「ダウ」さまに関しては風邪などお引きにならないように気を付けてもらいたい。ダウがくしゃみをすると日経平均は風邪を引く、とはよく聞く投資格言なので…。
 そのアメリカも、なんせトランプ政権であるから、内憂外患で順風満帆とはいっていない。閣僚ポスト15枠中、2月17日現在、議会承認をされたのはまだ9人。かなりのスローペ−スで実務運営に大きな支障がでる可能性がでてきている。とりわけ心配なのが3月15日の米連邦債務上限引き上げ期限問題。これが通らないとトランプ政権は政策をなにも実行できないことになる。
 今週はさして大きなイベントもなく、方向感がわかりにくい。ただ、アノマリー的には例年2月〜4月までは上げ相場で、夏から11月までは軟調となることが多い事実は見逃せない。というのも、3月末決算をにらんだ2月中旬から換金売りが出ているに過ぎないだろうから、ここから弱気になる必要はない。今週も決算の良い業種のなかから、注目銘柄を探っていきたい。決算がでそろったことで上がりに上がった半導体・有機EL関連などがリカク売りされているのは良い拾い場になると感じている。
 また、頼みの綱だった日経平均EPSは、15日水曜日に東芝の大幅赤字決算を織り込んで1204円まで落ちこんだ。1社で25円から30円のマイナス寄与だそうで…。ここは冴えないな…と嘆く暇があったら、チャンス到来と相場に臨みたいところだ。

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  • 2017/02/13
  • 執筆者: Yamaoka (4:34 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(2月13日〜2月17日)&MY注目銘柄」(第22回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週金曜日の日経平均終値を確認すると19,379円。2月に入り、出来高、日経平均ともに陰鬱としていた流れは、先週木曜深夜に「2〜3週間に米減税政策の全容発表」とのトランプ発言を好感する流れでダウが急上昇し、日が明けた日本はさらに狂ったように出来高を伴い急上昇。そして土曜の深夜に始まった日米首脳会談が終わった土曜の朝、ドキドキしながら日経平均CFDを確認すると19,338円と小幅安。市場はあれだけトランプ大統領の放言を不安視していたのに、織り込みずみときたか…。
 今週は大きなイベント(日米首脳会談)を抜けたことで、また決算発表が進み、好業績を好感した買いが続くとみるのが定石だろう。
 個人的には先週前半までは、「市場は過度に日米首脳会談を恐れている、どうせ企業業績はよいのでこれは投資の好機!」とばかりに買いを進めてしまったが、どうも…欧州の政治リスクが嫌気されて下げていた可能性が高く、これは完全にラッキーパンチであったといえよう。いずれにせよ、オランダ総選挙は3月15日。まだ、企業業績を織り込む猶予はある。
 さて、日経平均のEPSは2月10日現在で、1,235円まで上昇した。2月3日の日経平均EPSは1,198円、1月6日時点では1,175円で上昇ピッチは当初の見込みよりも強くて速い。保守的な企業予想が売りである日本企業であるから2017年度の本決算ではEPS1,300円越えはかなりの確度で達成するだろう。すると来期の2018年度は為替105円換算でも、日経平均の経常利益予想は+10%がコンセンサス。ということは2018年度の日経平均のEPSは1,430円。これが為替120円だと16%増だというが、これは現時点で眉唾ものだと捉え、おいておくとしても、日経平均はPER15倍で2万1450円だということは忘れずに臨みたい。
 特にトランプの保護貿易政策により円安に向かった場合の「輸出企業」はこれ以上の評価が必要になるだろう。自動車はトランプが目の敵にしている関係で様子見が正解だろうが、今年普及するIOT、有機ELディスプレイ関連の「電子部品・半導体」の業態はさらに有望だといえるだろう。
 ようやく2月28日に「一般教書演説」の日程が決まり、予算教書演説は3月初旬となりそうで、欧州政治リスクが顕在化する3月初旬までは強気の投資が報われるはずだ。一応今週の下値の目途として2月のSQが10日に19,276円となったことから、これが節だということは忘れずにいたい。

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  • 2017/02/06
  • 執筆者: Yamaoka (2:13 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(2月6日〜2月10日)&MY注目銘柄」(第21回目) 

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週金曜日(2月3日)の日経平均の終値は18,918円で、先々週金曜日の終値が19,467円だったので1週間で585円もの大幅下落となってしまったNIPPON株式市場。それでも個人的には、金曜PM10時半に発表された米国の雇用統計、そして0時のISM非製造業景況感指数がかなり好調な数字だったため、先物を少し買って高みの見物を決め込んだ。実体経済がよいと経済指標や企業決算が言っているのに、日本株だけ下がりすぎていると感じたからだ。
 だが、雇用統計発表時間の10時半頃からダウは右肩上がりで上昇を開始し始め、一緒に日経平均先物も上げようともがくのだが、反比例するように為替(円)が下落し、その形が最後まで崩れず土曜朝の日経平均CFDを確認すると19,056円と、たった138円しか上昇していない。
 米国は結局181ドルもの上昇で、ダウ指数2万ドルの大台に戻ったのに……だ。これもすべて、112.60円で終わった為替(円)のせいである。確かに雇用統計をみると平均時給の伸びが緩慢で、3月利上げがほぼなくなったこともドル円の軟調に大きく寄与したようだ。
 しかしもっとも大きな理由は、週末2月10日に控える日米首脳会談でトランプ氏が「日本に何を迫ってくるか!」に尽きるというのが市場筋の見立てだ。3日の日銀の国債買い入れオペレーションも嫌なタイミングでけちがついた形で、ドル円を不安定なものにしている。
 ただ、これまでさんざん「壁」やら、「イスラム圏からの入国制限」「ドルは過剰に高い」だとか、過剰なアメリカファースト政策を押しつけてきたので、こういった発言に関してはだいぶ耐性がついてきている頃だろう。もう、そんなことよりこれから出てくる「減税」「インフラ投資」発言を楽しみにしておきたい。取り下げた可能性があると不安視されていた「金融規制の緩和」(ドッド・フランク法)の見直しについては2月3日に言及があった。迅速さが売りのトランプ大統領であるので、日米首脳会談を待たずにツイッターで発言し米国議会にプレッシャーをかけにいくだろう。
 そもそも決算発表も佳境を迎えた今、日米企業のEPSは非常に順調に推移している。
 まずは日本から。ここまでの東証1部企業の決算は予想よりもずっと良好。EPSは前年同Q比で33%も伸びている(※事前の予想では1割程度の増益)。2017年度の決算も当期利益はプラマイゼロから3.5%程度の増益が見込まれているのだ。決算を発表した企業のうち7割程度の企業が上方修正を出し、2月3日の日経平均EPSは1198円まで上昇している(※1月6日時点では1175円)。最終的に3Qの決算が出揃う頃にはEPSは1230円近辺までは最低線上昇し、保守的な決算を出してきた日本企業の2017年度3月期のEPSは、1300円に近付くはずだ。ちなみに2018年度も企業決算は1割程度の増益がコンセンサスである。
 また米国も決算が出揃い、前年同Q比4.5%程度の増益、2016年度(米国は12月本決算が多い)はちょい増益で着地したもよう。2017年度も1割の増益見通しで2018年度も1割の増益見通しである。
 ここからは、日経平均18000円台は、いい押し目を拾っていきトランプ大統領が確実に推し進める「企業個人への大幅減税施策」、そして1兆ドルともいわれる「インフラ投資」の成果で、世界経済がより強く復興する流れを先回り買いしたい。
 ようやく2月28日に「一般教書演説」の日程が決まり、予算教書演説は3月初旬となりそうだ。ようするに3月初旬までは強気でいってよいと感じている。

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  • 2017/01/30
  • 執筆者: Yamaoka (12:12 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(1月30日〜2月3日)&MY注目銘柄」(第20回目) 

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週、外国人投資家の動向に目を光らせていたが、出来高と日経平均の値幅(外国人は高値を買い上がる習性が強い)をみると、海外勢はかなりの高確率で買い越していると思われる。決算の注目で挙げていた各銘柄も決算後、堅調な推移を見せ、もう1月5日の高値19,615円なんてせこいことは言わず、2万ドル台にのった「ダウ兄さん(NYダウ)」を越えるまでの上昇を期待したいものだ。
 ただ今週は経済指標のオンパレード。詳細は「注目イベントの項目」に譲るが、週末の雇用統計など大物が控えているなかで、一気に上に向かうと考えるのは早計。ただ、週明けの月曜に関しては、米国とメキシコの間で電撃合意があった関係(壁問題を棚上げし、今後の対話継続で合意)で、もしかすると大幅上昇(寄り天かも)となるかもしれない。なんせトランプ大統領が初めて現実路線をとったのだから、びっくりサプライズだ。 
 またこれも後述の「テクニカルの項」に譲るが、ドル建て日経平均についても歴史的な快挙があった。仮に月曜寄りが強ければ、重しが抜けた上抜けの形になり上昇に弾みがつく可能性がある。ただ、この可能性を視野に入れながら、いまは「当面の高値圏」であるという事実をしっかりと噛みしめ、守備固めも忘れないようにしたい。なお、マザーズ市場は先週木曜に指数1000を達したと思ったら出来高を伴って崩れたようにみえた。すぐに買い出動できる状況とは思えない。
 
≪今週の注目イベント≫ 
30日(月)米国12月コアPCEデフレータ(22:30)※コンセンサス前月比+0.1%     
30日(月)米国中古住宅販売保留指数(24:00)※コンセンサス前月比1.1%
※景気好調なアメリカで落ち込む中古住宅指数。
31日(火)日銀会合 ※正午すぎ(無風予想)
31日(火)アップル決算

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  • 2017/01/23
  • 執筆者: Yamaoka (3:18 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(1月23日〜1月27日)&MY注目銘柄」(第19回目) 

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 日本時間1月20日深夜に執り行われたトランプ大統領就任式はセレモニーだったので、とくにサプライズはなし。ただ市場は、大規模なデモで大統領就任式に悪影響を及ぼす可能性、またトランプ暗殺未遂などの大事件を織り込んでいた節があるので、週明けは多少、強含みとなるか。
 今後の重要イベントは、1月末に予定される「一般教書演説」。ここでトランプ大統領が重点的に取り組む政策課題を議会で説明する。次に2月中までに出ると予想される「予算教書」。ここで予算案の編成方針がはっきり数字化され、減税やインフラ投資などの重要政策の意気込みが数字ではっきりでてくる。ただ、アメリカは行政と立法が明確に分離しており、議会に予算編成権があるため、トランプがいかに共和党内を丸めておくかが重要。そういう意味ではトランプ支持を最後まで打ち出さなかった上に、古き良き共和党のシンボルマークを背負うポール・ライアン下院議長との確執がどの程度影響してくるか? ニュースをつぶさにチェックしたいところだ。ただ、最終的には大統領には[拒否権]があるので、トランプ氏は自分の色を最後まで貫き通せるか!? ここから議会との調整に時間がかかりそうではあるが、株価上昇は政策だのみなので期待したい。
 そして3月15日にはおなじみ「米国債務上限」の問題がやってくる。米予算のための米国債券上限引き上げ問題だ。すでに過去に90回以上引き上げているというのでそんなに不安視すべき問題ではないかと思われるが、仮にこれができないとなると、米国債を保有する企業・国家が一気にデフォルトに向かい、確実なる世界恐慌が訪れるため、3月に入ると警戒感から株価は調整に向かうだろう。
 さて、日本株のキーパーソン・海外投資家の動向に移りたい。後述するが、1月2週目(10日〜13日)の外国人投資家はひさかたぶりの売り越しとなっている。(※多くのメディアに掲載される「投資部門別週間売買動向」は現物だけの数字しか含まれておらず先物の数字が含まれていない)これはトランプラリー以降初めてのこと。11日深夜にはトランプ記者会見が行われ、醜態をさらしたことで一服となったのか…。もしかすると海外勢はトランプ政策が議会の承認を得るまでに時間がかかると読み、先回りしてリカクしていたか…。おそらく1月3週目(16日〜20日)に関しても、東証の出来高、株価推移からして期待できないだろう。となれば、1月4週目(23日〜27日)の今週はかなりの[重要週]になると感じている。ここで海外勢がどう動くのか、東証の出来高、寄り付き前の海外勢の注文状況、日経平均株価の盛り上がりで判断していくしかない。

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  • 2017/01/16
  • 執筆者: Yamaoka (2:21 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(1月16日〜1月20日)&MY注目銘柄」(第18回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 日本時間1月12日深夜に行われたトランプ次期大統領の記者会見は、率直に言うとひどい印象しかもたなかった。まず、良くも悪くも世論を形成するマスコミとここまで敵対姿勢を顕在化させるのは、就任後のバッシング報道が過熱する展開が予想され大きなマイナスになると感じる。そもそも大統領記者会見で記者を恫喝するとは、この男…すごいな。すでにトランプ陣営は、CIAなどの諜報機関と激しく敵対しており、今後アメリカの安全をどう守るのか不安にはなるが、まぁそれはあまり日本には関係ない。
 また、トランプ自身のビジネス「トランプ・オーガニゼーション」を売却するのではなく、息子2人に経営を委ねると会見最後を締めくくった。「8年後に戻ってきて、よくやったと言いたい。もし失敗してたらこう言おう。お前はクビだ!」って…トランプ氏は、世界最強の民主主義国家であるアメリカの政治を、お茶の間のワイドショーだと思っているのか?
 株の記事なので株価に係る発言も取り上げたいのだが、多くのメディアが言っているように「減税」の話もでなければ「インフラ投資」の話もなく、期待していた経済対策に触れずじまい。あったのは「壁」(横写真=米・メキシコ国境)の建設対策の話だけ。今後もこの男の発言のたびに不安でしょうがなくなるだろう。
 しかし…週末金曜のダウ市場は、アメリカ金融大手企業の好決算にもかかわらず、5ドル安となっている。米国は3連休前なので、多少情状酌量の余地はあるが、こうなると今週大統領就任式まで日米市場とも上がる気がしない。これからでてくる米国の輸出企業がドル高によりどの程度影響を受けているのかにも注目したい。
 また13日に中国の2016年度貿易統計がでて、輸出入を合わせた合計が3兆6849億ドル(約424兆円)と前年比で6.8%減り2年連続でマイナスになったことが分かった。内訳は人民元安の傾向にもかかわらず、輸出が2兆974億ドルで7.7%の減少。内容も採算度外視の投げ売りをしている感がありかなり悪い。また下げ幅は、2009年のリーマンショック(−16%)に次ぐ大きさだった。景気低迷により輸入も5.5%の落ち込みとなった。
 ただ、11日にOECD(経済協力開発機構)が発表した11月景気先行指数では先進主要国のなかで中国がトップとなり、2016年春ごろを底に、確実に切り返しをみせている様子もうかがえる。ここからトランプに「為替操作国」と認定され高関税をかけられるとどうなるか?中国からも目が離せない。
 21日の大統領就任式でトランプが経済対策についてどう話すか?もう焦点は1つだ。基本、世界経済は上方向が鮮明で弱気にはなりたくはないが、今週は様子見が無難ではないか。
 とにもかくにもまずは21日深夜の大統領演説→予算教書演説の流れを注視したい。

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  • 2017/01/10
  • 執筆者: Yamaoka (12:32 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(1月10日〜1月13日)&MY注目銘柄」(第17回目)

■プロフィール 株歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週の1月6日米国の雇用統計は非常に堅調な数字がでた。これまでなかなか上昇を見せないことから「ニューノーマル」とか皮肉なフレーズで喧伝されていた平均時給が2.9%も増加したのだ。現在の米国市場はとにかく順調。さらにはトランプ大統領の掲げる減税(法人・所得)によって、2017年度、企業のEPSは加速する一方だというのがコンセンサスだ。こうなると財源は国債になるので米国の長期金利の上昇は起こるだろう。すると相対的に為替水準は円安に向かい日本市場も押し上げられる。17年度の日本の企業業績は為替水準を113円程度と固く見積もっても10%の増益が見込まれている。
 日経平均のEPSは1月6日時点で1175円。日本企業の海外売上高は60%に迫るといわれており3Qの決算が出そろう2月中旬にはもっと上の水準に届く、と考えるのが妥当だろう。仮に17年度が10%の増益ならEPSは1293円。切りよく1300円と考えてPER16倍の評価で日経平均は20,800円となる。かなり控えめに計算してもこの数値である。
 不安があるとすれば1つ、トランプ大統領がみずからの政策を実行できるかということ。ただ法人減税(35%→15%に)はここまでできない可能性をある程度織り込んでおり、インフラ投資(10年間で1兆ドル)も、好景気で沸く米国にどこまで必要なのかは意見が分かれるところで、こちらもだいたいの数字がでれば合格だろう。とくにトランプ氏がツイッターで牽制を続ける本国投資(レパトリ減税)は強いドル高、円安を生むといわれており、日本株にとっては大きな追い風だ。
 今週は11日(水)にトランプ大統領の記者会見があり、1月20日には大統領就任式がある。
 もちろん、いきなり変節したりはしないはずで、強気で攻めていきたい。なにか不測の事態が起こっても今年、日銀は6兆円の日経平均ETF買うことになっているので安心感のある相場だ。 
 
≪今週の注目イベント≫ 
9日(月)アルコア決算(米国)※ここからアメリカ企業の決算が出始める。
11日(水)トランプ次期大統領の記者会見 25時から 
13日(金)マイナーSQ(日本) 大手金融決算(米国)

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  • 2016/12/18
  • 執筆者: Yamaoka (11:38 pm)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(12月19日〜12月22日)&MY注目銘柄」(第16回)

■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
先週も日経平均は405円の上昇と堅調な値上がりをみせた。もうここから年内いっぱいは海外勢もお休みモードに入るので本格的な売り仕掛をしてこない公算が高い。ここにきて日米ともに来年度・再来年度の企業業績の堅調さが鮮明になってきており下値不安は小さいだろう。これからは出遅れ小型株物色と、東証マザーズの盛り上がりに期待したい。テクニカルの項で後述するが、海外勢が久しぶりにこの市場を買い越してきているからだ。また本年度最大注目銘柄だったZMPは上場延期になったが、それでも今週はIPOラッシュがある。
 全体の調整のタイミングとして意識しておきたいのはトランプ大統領就任の1月20日前後か。就任後の議会演説で(1)減税(2)金融規制改革法(ドッド・フランク法)(3)10年で1兆ドルのインフラ投資について、自身の政策見解を述べるだろう。特に(2)(3)については実現に不安定さがつきまとうので、1月20日前から弱含みの展開が予想される。
 しかし、ここまでトランプ氏から為替についての発言がまったくでてこないのは不気味。1円の円高で日経平均のEPSを10.41円引き下げてしまうので、「ちょっと見ないうちにドルが高すぎる!」の為替発言が飛び出すと日本市場に大きな波乱を呼ぶが、これも年が明けて大統領に就任してからだろう。
 ただ今週以降は、とくに日経の東証大型株に関しては、ここまであまりに日経平均が堅調だったため、新規買いは避けたほうが無難。新規で購入するなら、マザーズか、出遅れ小型株がよいと感じている。
 
≪今週の注目イベント≫ 
 20日(火)日銀会合 ※昼以降に金融政策・政策金利の発表
 
≪テクニカルポジション≫

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  • 2016/12/12
  • 執筆者: Yamaoka (1:35 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(12月12日〜12月16日)&MY注目銘柄」(第15回)

■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週12月9日金曜日は、東証1部の売買代金は3兆9250億円まで盛り上がった。トランプ大統領誕生以前は、長らく2兆円を下回って推移していたことを思えば隔世の感がある。
 先日の報道によればトランプ大統領誕生の11月8日以降、1ヶ月間で全世界での株式の時価総額増加幅は2兆ドル(約226兆円)となり、世界中の債券の時価総額減少幅とほぼ同額だったという。ようするに、「債券」から「株式」に資金シフトが強まっているということで、通常こういった大きな変化の流れができれば、数ヶ月は止まらないのが常だ。
 ただ、今週の16日金曜をもって欧米の多くの投資家はクリスマス休暇入りする。例年、ここから年末までは売買代金が盛り上がりようがない。現在までは東証1部の大型株で、銀行や鉄鋼・商社・エネルギー関連・円安銘柄など、これまで出遅れていたセクターばかりが上がっており、それ以外の市場・業種を掴んでいる投資家は恩恵を受けていないと思われるが、今週からは循環物色で、出遅れセクター・新興市場にも資金が回ってくる展開を期待したい。
 今週は14日の日本時間深夜、アメリカでFOMCが開催される。もう追加利上げを完全に織り込んでおり、「利上げ」なら無風が本線である。逆に利上げの判断を先送りにしようものなら、アメリカの経済見通しの先行きの暗さが暗示され、ナイアガラとなろう。普通に考えて怖いのは、今後の「早めの利上げペース」の観測がでて、利上げ発表後に翌日の米国メジャーSQに絡んだ利益確定売りや仕掛け売りがでることである。今年のヘッジファンド勢の成績はあまり芳しいものではなく、最後の勝負を賭けてくる可能性はある。
 またいつもお伝えしている、ドル建て日経平均も不気味(微妙?)な水準に迫ってきた。ドル建て日経平均は、9日(金)時点で166.07ドルと5週ぶりのプラスに!(2日161.56ドル、25日162.13ドル、18日162.47ドル、11日に163.11ドル)。ようやく海外投資家は日経平均を買ってきたという証である。が…直近高値は9月7日に167.78ドルがあり、4年チャートをみても169ドルを超えてきていないことを考えると、ここからは為替の支援が必要となってくる。 

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  • 2016/12/05
  • 執筆者: Yamaoka (1:02 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(12月5日〜12月9日)&MY注目銘柄」(第14回)

■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 まず、[お詫びと訂正]をさせていただきます。
 先週の記事中のテクニカルの項で、「海外投資家の動向」にて?マザーズ市場?について触れましたが、重大な間違いがあったので訂正させていただきます。※以下、先週の記事をそのまま記載
「まずマザーズ市場から。11月3週目、海外勢は3263億円(先物+3270億円、現物−7億円)の大幅買い越し、個人は969億円(先物+973億円、現物−4億円)の大幅買い越しであった。11月2週目に海外勢は4781億円も先物を売り越していたので、強気に転換しているかはまだ見えてこない。ただ、マザーズ市場の時価総額は10月末現在で3兆5000億円程度、516兆円を誇る東証1部市場とは2桁時価総額が違うわけで、やけに数字が跳ねているようにみえる」
 この数字の[先物金額のケタ]の単位に誤りがありました。正確には11月3週目、海外勢は3億7千万(先物+3.27億円、現物−7億円)の大幅売り越し、個人も3億円(先物+97百万円、現物−4億円)の大幅売り越しと訂正させていただきます。
 この指数に注目していただきました会員のみなさまにはたいへんなご迷惑をおかけしました。ここに深くお詫び申し上げます。
 また先週の2日(金)においてもマザーズ市場は商いの伴った続落をしており、雰囲気は良くありません…。
 
 さて、先週12月2日金曜日の日経平均終値を確認すると18,426円。日経平均CFDを確認すると、土曜朝18,361円と小安く戻ってきた。CFD比では先週末プラマイ0。それまで日経平均・TOPIXは怒涛の連騰を続けていただけに、指数的には良い調整になったのではないか。
 今週は、欧州絡みで重要なイベントが固まっている週だ。そのなかで一番の注目は12月8日(木)21時45分に発表される「ECB理事会での金融政策・政策金利」である。このあと22時30分に続くドラギECB総裁会見で、テーパリング(量的金融緩和の縮小)の気配でもだそうものなら、トランプ大統領誕生以降の上げ潮ムードなど軽く吹き飛んでしまうほどの大嵐が吹き荒れるのではないかと考えている。(※量的緩和を続ける日本に買いが集中する可能性もありえるが、短期的には下に向かうだろう)来年3月以降も量的緩和を続けるか否か、またその発言がでるかに大注目である。
 また、5日の日本時間AM7時から「イタリア国民投票」の開票結果が届くはずだ。ただ、イタリア10年国債利回りは落ち着いており、それはCDSをみても同様。仮に市場予想通り否決されレンツィ首相が辞任し、ユーロ圏からの撤退ムードが高まったとしても、ブレグジットと同様離脱するにはたいへんな困難と時間がかかるため、大きな混乱にはならないとみている。市場もイギリスの?ブレグジット?で学んでいるはずだ。またECB総裁・ドラギ氏がイタリア国債を買い支えるとの報道もあり、まぁ波乱があっても短期間で落ち着きを取り戻すはず。
 もう1発、怖いのは12月9日(金)に予定されているメジャーSQ。SQ週の火曜・水曜は波乱が起きやすいというアノマリーがあるので、買い余力のある方に関しては、ECB理事会の終わった金曜からの買いが報われるのではないかと感じている。
 後述するが?ドル建て日経平均?は、また安くなってきている。波乱があったとしてもトランプショックのあった160ドルラインを割り込むはずがないと考えると、為替がドル円113円だと仮定して160×113円=18,080円。このラインが強力な下値サポートとして機能するだろう。また上値に関しては、来週にはアメリカでFOMCが控えているので、利上げが100%織り込まれている現状でも、株価が上がるのは15日の直前からだと思われる。これは不思議なものだが、すでに市場に織り込まれているはずでも、ビッグイベントの際はいつもこう動いてきた。
 今週は神経質な下げに悩まされながらも、好業績・好材料を持つ銘柄の下値を拾っていきたいものだ。なんにしても日米ともに企業業績が改善する傾向であるため、日経もダウも上昇は止まらない。

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  • 2016/11/28
  • 執筆者: Yamaoka (12:41 am)

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(11月28日ー12月2日)&MY注目銘柄」(第13回)

■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週11月18日金曜日の日経平均終値は18,381円。7日続伸したのは1年ぶりとのこと。(※TOPIX,JPXは11連騰)日経平均CFDを確認すると、金曜の波乱含みの展開のあともしっかり土曜朝は18,361円と戻ってきた。先週末比384円の上昇。先々週は592円の上昇だった。
 基本的な相場の見立ては、トランプ大統領誕生後から書き続ける内容と変わらない。テクニカルの項で後述するが、「ドルベースの日経平均」が上がってないことから考えて短期的にもまだまだ日経平均には上がありそうだ。
 ただ今週は、アメリカで雇用統計ほか重要指標が目白押し。(1)11月30日OPEC総会(2)12月2日のアメリカ雇用統計(3)4日イタリア国民投票。とくに(3)はイタリア銀行の経営不安、ユーロ離脱問題に発展しかねないので、これを警戒した[買い控え]が起こることが想定される。一時的に日経平均5日移動線の18,190円割れは警戒したい。
 そこで今週はマザーズ市場の動向に注視したい。こちらも下記のテクニカルの項で後述するが、海外勢が先物でマザーズを買っている気配がある。年末に向けて、出遅れていた新興市場が盛り上がりをみせるなら先回り買いも1つの選択肢かも。
 ここから上値の目安となる水準は昨年12月4日につけた20,012円、そして6月26日の20,953円。トランプ大統領就任は1月20日で、そこから100日間はハネムーン期間に入るので2017年4月末までの達成を期待したい。

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  • 2016/11/20
  • 執筆者: Yamaoka (10:40 pm)

<新連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(11月21日ー11月25日)&MY注目銘柄」(第12回)

■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週の11月11日の金曜日17,375円だった日経平均株価は、今週末の18日の金曜日には17,967円と実に592円の上昇をみせた。日経平均CFDも確認すると18,009円。これは10ヵ月ぶりの力強い水準。ただ、日経平均の上昇はまだまだ[道半ば]だとみている。
 今週もこの為替水準(円安)を維持できるのであれば、低水準な裁定・信用買い残、そして盛り上がってきた?出来高?からして、仮に「指数」の短期調整が入ったとしても、「個別銘柄物色」は終わらず、そうこうするうちに指数は、ずんずん上を目指すのではないか。大型金融株など指数に引きずられやすいものだけ利確をして、東証1・2部の小型株、材料株などはホールドでよいと感じている。
 その理由として、先週に引き続き日本企業の[業績変化]を挙げたい。

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