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  • 2016/02/06
  • 執筆者: Yamaoka (2:43 am)

本紙追及の「ウソ」性病診断クリニック医師ーーついに上告棄却に

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の林道也院長(医師)は、罹ってもいないのに患者に「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っている「詐欺行為」疑惑だが、2月2日、最高裁はついに林院長の上告を棄却した。
 患者が同疑惑で、林院長を相手取り慰謝料などを請求して提訴している訴訟はこれまでに3件あった。今回、上告棄却になったのはそのうちの1件で判決確定は始めて(後の1件は一審、もう1件は控訴審で審尋中)。
 民事訴訟とはいえ、1審判決は詐欺紛いの行為をしていたと認定していただけに判決確定が持つ意味は決して小さくない。
 例えば、提訴された3件は氷山の一角で、林院長自身、これまでに数千人規模の被害者がいることを自ら認める主張をしているにも拘わらずいまも営業を続け新たな被害酢が出ている可能性もあるが、そのなかにはJRは撤去したものの、未だ掲載OKとする都営地下鉄の看板広告を見て訪ねる者もいるが、今回の判決確定でさすがに撤去になると思われる。

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  • 2016/02/05
  • 執筆者: Yamaoka (7:44 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第18回 養生とは」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中


 前回に続き、今回は「養生」についてわかりやすく解説します。
 養生というと、貝原益軒が書いた「養生訓」が思い浮かぶ方は多いと思います。
 もっとも、この「養生訓」、養生について述べた中国の古い書物の知識に、益軒の実体験などを折り込んだもので、彼のオリジナルの考えでないことはいうまでもありません。しかし、有名かつ平易に書かれていますので、この「養生訓」を基本に解説します。

■貝原益軒の「養生訓」
 貝原益軒は江戸時代の儒学者、本草(薬草)学者。福岡藩士の家に生まれ、福岡藩に仕えたが藩主の怒りに触れて浪人の身となる。やがて京都にて本草学と朱子学を学ぶ
 益軒は、決してエリートコースを歩んで来たわけではない。浪人になるということは、リストラされてフリーターになったようなもの。しかし、めげずにこつこつと業務をこなし、70歳でお役御免(定年)となってからさらに勉学に励み書物を書き続けた。旅を楽しみ、趣味に生き、酒も好きだった。
 しかし、もともと体が弱かった。真面目な性格ではあるが、人並み以上に節制し、自身がすべての欲望と闘って養生した結果、人よりも長生きし大きな業績を遺した。
その益軒が83歳で書いた江戸の大ベストセラーが「養生訓」。そんな彼の人生の集大成とも言うことができる。体の弱い自分と妻が、人生を最大限有意義に楽しむための、実体験に基づいたマニュアルのようなもの。

■「養生訓」とは
 そもそも、なぜ「養生」が必要なのか?
 益軒は養生訓の冒頭でこう述べる。
「自分の心身は天地父母からいただいたこの上ない大切なものであり、自分一人のものではない。心身を大切にするということは最大の親孝行であり、何をおいても最優先でなすべきことである」。
 人間の三大本能は食欲・性欲・睡眠欲。
 どれも生存に必要な欲求であるが、他の動物と違い人間はこれらのなかに楽しみを見つけ文化を築いて来た。しかし、ややもすると欲望に耽り身体を壊す原因となるのは周知の事実。
 益軒は、以下の4つの欲求をいかに我慢してコントロールすることが大切か、表現を変えて繰り返し書いている。
・あれこれ食べてみたいという食欲
・色欲 (性欲)
・むやみに眠りたがる欲
・喋りたがる欲
 特に食欲に関しては「飲食上」、「飲食下」と二編にわたって書いており、益軒が食養生を重要視していたことが窺える。

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  • 2016/02/02
  • 執筆者: Yamaoka (9:21 pm)

離婚トラブルで裁判所、浮気元夫(院長)の申立認め、元妻(眼科医)と子どもを自宅兼診療所から強制退去させる

カテゴリ: 医療・健康
 不動産の強制執行というと、一般には、税金滞納やローンを組んだ銀行などへの返済不能が長引いたため担保の不動産を処分(強制競売)して借金の穴埋めをしようとするも、債務者がなお居座る場合、裁判所の執行官立ち会いの下、強制的に退去させる(家裁道具も強制的に運び出される)ケースを思い浮かべるのではないだろうか。
 そして、その場合、強制退去させるためのやむを得ない事情があるはずでは。
 しかし、1月29日、神奈川県相模原市内で午前10時から実施された強制執行はかなり異質だ。
 この強制退去が実施された鉄筋3階建ての不動産は、自宅兼診療所。
 ここでは内科医で院長の元夫と眼科医の妻が診療を行い、またこの元夫婦と2人の子ども(予備校生と高校生)が住む自宅でもあった。
 そして、何より不可解なのは、そもそも離婚の原因となったのは元夫の浮気であり、本人もその事実を認めていること。
 ところが、今回強制退去させられたのは元夫の方ではなく、元妻と彼女が親権を持つ2人の娘の方で、この日、自宅の元妻らの家財はむろん、元妻の眼科医としての診療器具を始めとする動産も診療所内から裁判所が手配した引っ越し業者によって運び出された。
 強制執行は、国が権力(強制力)を発動し真実の債権者に満足を得させることを目的とした法律上の制度であり、民事執行法などに基づく。そして今回の強制退去も法律上の要件を満たしている。しかし、強制力の発動にはそれなりのやむを得ない事情があるべきでは。
 ところが、このケース、加えて、妻側はいつまでも出て行かないといっていたわけではない。最低数週間の猶予をもらえれば引っ越すといっていたと聞く。それにも拘わらず、なぜ強制執行なのか?

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  • 2016/01/17
  • 執筆者: Yamaoka (12:55 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第17回 鍼灸とは」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中


 本連載ではこれまで、夏なら夏バテ、冬なら冷えなど、季節ごとの漢方(お灸、鍼、あんま、気功や運動、生活習慣を正す養生など、すべてを総称してこう呼ぶ)を中心とした対象法を紹介して来ました。
 今回からは、この漢方で重大は役割を担っているものについてわかりやすく解説していきます。まずは「鍼灸」から。

■鍼灸の考え方
 西洋医学と、漢方医学(=東洋医学。鍼灸を含む)はベースとなる思想が全く異なります。
 鍼灸は身体をひとつの小宇宙としてとらえ、そのバランスの崩れたときに「病」が発症すると考えます。治療方法もまったく異なります。たとえば外科医は心臓が悪いと心臓にメスを入れますが、対して鍼灸では体全体のバランスを整えることを重視して足や手など離れた場所に鍼や灸を施すことで結果的に心臓の機能回復をはかります。
 顕微鏡や解剖学など「目に見えるもの」から発達した西洋医学と、五感を駆使して体内の状態を予想することで生まれた東洋医学とは、異なる医学であると言えます。

■鍼灸の仕組み
 鍼灸で刺激すると、中枢神経内にモルヒネのような役割をもったホルモンが放出され、痛みを抑え、また痛みを脳に伝える神経経路をブロックします。さらに神経を刺激して血行を促進し、痛みの原因となる物質を老廃物として流してくれます。
 痛みに対する効果だけでなく、自律神経が支配する胃腸などの内臓や、血圧などにも作用して、機能を調整しバランスを整えてくれます。
 これらはすべて自分の体内でつくられたもので行われますので、薬のような副作用がありません。

■鍼灸の歴史
 鍼灸の起源は石器時代にまで遡るともいわれています。日本には、奈良時代に仏典とともに中国から渡ってきたといわれています。「漢方」が渡来してくるのもこの時代です。やがて鍼灸や漢方といった中国医学が日本社会に定着していきます。江戸時代に入ると、鎖国によって大陸との国交も途絶え、日本独自の進化を遂げていきます。例えて言えば日本で作る中華料理のようなもので、日本人の体に合う刺激、痛くない刺し方の工夫がなされていきました。
 しかし、明治政府の政策によりドイツ医学が採択され、鍼灸や漢方などを主流とする日本の伝統的な医学は廃れていきました。

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  • 2016/01/01
  • 執筆者: Yamaoka (3:49 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第16回 お節の黒豆がスゴイ!」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 漢方の五行思想では、冬は黒いもの(黒豆、黒ごま、海苔、昆布、ごぼう、しいたけ、黒砂糖)を食べると良いとされています。
 黒い色は「腎」に配当され、体を温めたり老化を防ぐ働きを持つからです。
 お節料理には黒豆、昆布、栗、エビ、田作りなどは入っており、腎を強める食材が多く使われています。
 今回はそのなかでも特に薬効の強い「黒豆」を取り上げてみます。
【黒豆の効能】
 黒豆は皮が黒いので「黒大豆」とも呼ばれる大豆の一種。大豆の効能に加え、黒い色素・アントシアニンは多くの薬効を持ちます。
 主な効能として大豆たんぱく質(血中脂肪を減らして心臓病などを防ぐ)、オリゴ糖(腸内の善玉菌を増やし、お通じを改善)、大豆イソフラボン(女性ホルモンを調整して更年期の症状を緩和する)、アントシアニン(ポリフェノールの一種の黒い色素。血液をサラサラにする働きがある)、その他にも多くのビタミンやミネラルを含み糖尿病、不妊症、メタボ対策、健脳、抗アレルギー作用、胆汁酸の排出促進、美肌と多くの薬効が検証されてきています。

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  • 2015/12/21
  • 執筆者: Yamaoka (3:31 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第15回 お屠蘇の由来と作り方」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 宝酒造が行った「お屠蘇に関する意識調査」によると、「お屠蘇を飲む慣習の由来や意味を知っている人はわずか2割」という結果だそうです。この数字は若い世代になるともっと低くなると予想されます(以前に教えていた専門学校で質問したところ、お屠蘇という言葉を知っていたのは14、5名中たった一人だけでした)。
 今、お正月にお屠蘇を飲むという家はほとんどないのかもしれません。
 伝統が廃れつつあるのはちょっと寂しいですね……。
 私自身もお屠蘇という言葉だけは知っていたものの、正しい意味は知らず、「お正月に飲むお酒のこと」と思っていました。
 このお屠蘇、もともとは漢方処方だったのだと知ったのは漢方を勉強し始めてからです。
「屠蘇散」はもともと三国時代の名医、華佗(かだ)の処方で「千金方(せんきんほう)という漢方の医学書にも記載されています。
 屠蘇は「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという意味です。
 これを元旦に飲むことにより疫病に罹らないための予防と治療を兼ねたものでした。
 本来の処方には烏頭、大黄が入った作用の強い生薬が配合されていました。
 烏頭は殺人事件にも使われたトリカブトの根ですし、大黄は便や滞った血を下す生薬ですから、飲みすぎると危険なのです。

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  • 2015/12/04
  • 執筆者: Yamaoka (12:18 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第14回 牡蠣で秋冬養陰を」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 秋〜冬の養生の原則は「秋冬養陰」といい、体に必要な栄養をしっかり蓄えて温存することが重要な季節です。
 この原則をしっかりと守る養生法により、冬のあいだに気・血・津液(体内に存在する正常な水分のこと)を蓄えておくことによって、一年のスタートである春を元気に迎えることができるのです。
 秋冬養陰の「陰」とは、血と水のことを指します。
 特に冬に重要なのは「補血(ほけつ)」、つまり血を補うことです。補うといっても輸血ではなく、自分で作り出すことであり、その材料になるのは食べものです。
 補血する働きのある食材には以下のようなものがあります。
【補血の働きのある食材】
 当帰 クコ 松の実 ぶどう ライチ ごま なつめ きくらげ キャベツ ホウレンソウ にんじん あなご いか うなぎ 牡蠣 たちうお すっぽん 牛肉 牛乳 鳥肉 卵 豚肉 羊肉 レバー。
 今回はこれらの食材のうち、今が旬の牡蠣を取り上げてみましょう。
 牡蠣は「海のミルク」とも呼ばれ栄養価の高い食材です。
 補血の働きが強く、イライラや不安感を解消する食材とされています。血を造るのに必要な亜鉛、鉄、ビタミンB12、銅、肝機能を高めるタウリンが豊富で、補血を助ける大きな効果がある食材です。また、ビタミンB12には、脳の働きや精神を安定させる効果もあります。

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  • 2015/12/02
  • 執筆者: Yamaoka (4:25 pm)

本紙追及の「ウソ」性病診断医師クリニックーー新宿区保健所が立ち入り検査

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)林道也院長(医師)の、罹ってもいないのに患者に「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っている「詐欺行為」だが、11月6日、最寄りの新宿区保健所(下写真)が医療法に基く立ち入り検査に踏み切っていたことがわかった。
 新宿区保健所は、被害者との訴訟結果も受け(これまでに3名が提訴。内1件は一審、控訴審もクリニック側敗訴で上告中。1件は一審同敗訴で控訴中)以前から立ち入り検査を行うとしたが、異例なことだが林院長は拒否していた
 新宿区保健所の担当者に取材申し込みしたが、立ち入り検査の内容はむろん、有無もマスコミには教えられないとのことだった。
 だが、保健所に訴えていた被害者にはある程度の状況を説明している模様で、訴訟原告でもある1人E氏はこう説明する。

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  • 2015/11/19
  • 執筆者: Yamaoka (9:04 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第13回  隠れ冷え性にご注意」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 漢方には「未病(みびょう)」という言葉があります。
 未病とは、病気の一歩手前の状態のことです。「何だか調子が悪いな」という程度で、病院で検査をしても何も見つからないということもよくあります。冷えは、まさにその未病の代表です。体が冷えると、体を健康に保つために必要な血液などの栄養がうまく行き渡らなくなり、その結果として痛み、痺れ、不眠、無気力などの精神症状、生理痛など様々な不調を招くだけでなく、重い心の病気やガンなどの複雑な病気に発展することもあります。
 冷えを感じたら、それは体からのSOSのサインなのです。

■冷えは“養生”でとる!
 
 ただ体を温めるだけで、冷えはとれません。
 じつは、「冷え性」という病気は存在しません。冷え性を「冷え症」と書かないのはそのためです。病院では治せないもので、西洋医学には存在しないのです。こんなときに強い味方になるのが漢方です。
 漢方というと、漢方薬をイメージする方も多いかもしれませんが、お灸、鍼、あんま、気功や運動、生活習慣を正す養生など、すべてを総称して漢方と言います。
 ですので、冷えの改善を漢方で行う場合も、生活習慣を改善する「養生」が特に重要になってきます。

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  • 2015/11/05
  • 執筆者: Yamaoka (7:54 pm)

本紙追及の「ウソ」性病診断医師ーー詐欺行為の動機は1億円超える借金!?

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)林道也院長(医師)の、罹ってもいないのに患者に「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っている「詐欺行為」だが、なぜ、林院長はそこまでしてカネ儲けに走ったのか?
 新宿セントラルクリニック(法人ではない)こと林院長が個人民事再生法を申請、また自宅が競売になっていたことは本紙で指摘済みだが、去る10月15日にあった林院長に対する反対尋問で、そんな状態になった理由として多額の借金の存在が明らかになったのでお伝えする。
 その前に、新宿セントラルクリニックは「保健医療機関」の指定が停止される可能性があることが明らかになった。
 林院長自ら主張しているように、クラミジアの抗体検査の陽性基準値は「0・90」以上なのに、林院長は「0・00」以外の者はすべて陽性と診断していた模様で、だとすれば詐欺行為による被害者患者は数千人にも及ぶ。
 事は重大と見た弁護団は、この間、関係機関に調査を求めている。これに対し、関係機関は裁判の敗訴確定が1つの基準と答えている。そして、一番最初に提訴した患者の訴訟は1・2審共に患者側の勝訴で林院長は上告中。上告しても憲法違反でもない限り棄却必至だから、敗訴確定はもはや単に時間の問題。弁護団の1人が、本紙の取材にそういう見解を述べた。
(冒頭写真=いま、発売中の『サンデー毎日』11月15日号も3Pの特集組んで報道)

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  • 2015/11/01
  • 執筆者: Yamaoka (3:57 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第12回 漢方医学から見た冬の過ごし方」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 漢方では11月から1月の3カ月を冬としています。
 自然界では植物は種となって春を待ち、動物は冬眠し、収穫したものを貯蔵して春に備える季節です。
 その働きを「閉蔵(へいぞう)」と言います。
 閉じこめ,しまいこむ方向に自然界全体が働くのです。
 漢方医学では、人も自然界の一員として同じように自然界の法則に従うべきであるとしていますから、人も冬は閉蔵に従った行動や心の持ち方をするべきであるとしています。
「黄帝内経素問」の四気調神大論篇には、冬の過ごし方が以下のように書かれています。
「冬の季節の特徴は『閉蔵』。
 閉じこめ,しまいこむ方向に自然界全体が働く。
 この時期には水が氷り、地は凍ってさける。
 そんな時期には、自分の陽気の働きをかきみだすようなことをしてはいけない。
 なるべく早く寝て、遅く起きなさい。
 必ず日があがるのを待ってから行動するようにしなさい。
 志をかくしこみ、しまいこみ、心を表に現さないようにしなさい。
 私ごころがあるようにひそかにし、もう充分に得ることが有ったということにしなさい。

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  • 2015/10/19
  • 執筆者: Yamaoka (4:41 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第11回 入浴時の注意事項」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 寒さが増して来るこの季節、体が温まる入浴の回数や時間が増えている方もいることでしょう。今回は漢方の養生法の一つ、この入浴についてです。
 入浴は、正しく行えば体を温め気の巡りを良くし健康を増進させますが、間違った方法で行うと漢方で重視する「気」を消耗し、逆に病気の原因を作ってしまいます。場合によっては死に至ることもあります。そこで、漢方的に正しい入浴法を解説します。
 貝原益軒の養生訓を紐解くと、意外なことがたくさん書いてあります。
・湯浴(ゆあみ:入浴のこと)は、しばしばすべからず。温気過て肌開け、身熱し、気上り、汗出、気減る。甚だ害あり。
・夏月以外は、しばしば浴すべからず。
・暑月の外、五日に一度沐(かみあら)ひ、十日に一度浴す。
 このように、入浴を頻繁に行うことを戒めています。
 入浴して発汗すると、汗と共に気が漏れる、という考えからです。10日に1度というのは、江戸時代は暖房器具もなかったためということもあるかと思いますが、毎日入浴しなくてはならないという思い込みは捨てた方が良いでしょう。
 では具体的にどのように入浴すればよいのでしょう?

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  • 2015/09/30
  • 執筆者: Yamaoka (4:47 pm)

背任容疑などで刑事告訴へーーあの旧皇族・竹田家関連「松見病院」売却巡り(2)

カテゴリ: 医療・健康
 本紙がいち早く9月17日に報じた、旧皇族も絡む「松見病院」(=冒頭写真。現・やさか記念病院。東京都小平市。精神科中心。ベット数280床)の大手医療法人社団「葵会」(東京都千代田区。新谷幸義理事長。息子は自民党衆議院議員)への不可解な売却が反響を呼んでいる。
 全国紙や週刊誌も取材に動き出し、早ければ週刊誌は今週中にも記事が出る模様だ。 
 また、あれから松見イク氏らは警視庁最寄り署に相談しており、すでに告訴状は預かりに。正式受理は時間の問題と見られる。
 その後の取材で、判明した注目すべき事実を報告する。

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  • 2015/09/29
  • 執筆者: Yamaoka (9:16 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第10回 葛根湯医者」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 いよいよ秋本番へーー急に寒くなってきたせいか、葛根湯のお世話になる患者さんが増えてきています。
 落語の枕話の一つ、葛根湯医者という小噺があります。
「頭が痛い」「腹が痛い」「目が痛い」などのどんな患者にも葛根湯を処方して誤魔化してしまう。最後には、付添いの人にまで「まあ、いいから」と葛根湯を飲ませるという藪医者の話。

「お前さんはどこが悪いんだ?」
「先生、どうも、頭が痛くてしょうがねぇんですがねぇ」
「んー、頭痛だなぁ、そりゃ。葛根湯、やるから、飲んでごらんよ」
「お前さんは?」
「腹がしくしくいてえ(痛い)んです。」
「腹痛てえんでぇ、そりゃ。葛根湯やるから、お飲み。そっちのほうの方は?」
「どうも、足が痛くって、しょうがないんですがねぇ。」
「足痛(そくつう)てえんだよ、そりゃ。葛根湯やるから、一生懸命、お飲み。その後ろの人は?」

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  • 2015/09/18
  • 執筆者: Yamaoka (1:03 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第9回 秋の養生法」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

「スポーツの秋」「食欲の秋」と言われるように、日本の秋は一年中で最もさわやかな季節です。秋のキーワードは「収」。生命力をからだの内側にしまいこみ、春から夏に身に付けたものを発揮する時期です。スポーツの試合や学芸会などの発表会にふさわしい季節といえるでしょう。
 また、「実りの秋」と言われるように、食べ物の少なくなる冬に備えて、よく食べてからだに必要な栄養を蓄えておく季節です。
 だんだん寒くなって、日が短くなり心の中で物寂しさを感じ、情緒が不安定になったり感傷的になりやすくなります。感性が研ぎ澄まされるので芸術に親しむのにも良い季節です。キリリと引き締まった気分になり、人や自分に対して厳しくなりがちですが、行き過ぎはいけません。
 まもなくやって来る冬を迎えるためにも秋のようにさわやかに過ごしたいものです。
 漢方の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」では、秋の養生法を次のように述べています。
「この季節には、鶏の寝起きのように、早く寝て早く起きることであり、心を安らかにして、くやまず精神を落ち着かせて、秋の気が身体を損なうことのないようにし、やたらと動きまわって、肺を冷やさないようにしなさい。これが秋の季節に調和した養生法であります。もし、これに逆らって、精神を動揺させたり、秋の冷えにあたり肺を冷やしたりすると肺を損傷したり、冬になって下痢をしたりします」

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  • 2015/09/17
  • 執筆者: Yamaoka (3:54 am)

背任容疑などで刑事告訴へーーあの旧皇族・竹田家関連「松見病院」売却巡り

カテゴリ: 医療・健康
 東京都小平市の医療法人「十字会」経営の「松見病院」(冒頭写真。精神科中心。ベット数280床)は旧皇族・竹田家にも連なる松見一族が創業し長らく経営していたが、内紛の上、借金も重なり、売却話まで出ていたことは昨年9月、本紙でも既報の通り。
 その松見病院がすでに売却され、しかもその売却を巡り、理事長らに背任、業務上横領の疑いがある上、反社勢力も関与しているとして、社員理事だった4人が近く警視庁に告訴することがわかった。
 実は今年4月、医療法人名は「弥栄病院」、病院名も「やさか記念病院」に変わっており、売却されたのは6月22日。
 買収したのは「バイオシステム」(東京都中央区)なる会社。
 現在も十字会改め弥栄病院がバイオシステムから賃借し病院経営をしているが、予定では今年11月末で東京都に病院廃止届けを出し、以降は、大手医療法人社団「葵会」(東京都千代田区。新谷幸義理事長=横写真)が経営するという。
 買収したバイオシステムは医療施設の経理事務の受託などを行う葵会の関連会社で、代表は葵会の新谷理事長。
 十字会改め弥栄病院の理事長は松見一族から、すでに昨年7月、外部から乗り込んで来た歯科医に変わっていたのだが、松見イク、竹田昌子両元理事長ら松見一族側の4人は、この歯科医と経理担当者が共謀し売却したとして告訴するという。
 それにしても、繰り返すが、反社勢力も関わり、最低でも数億円のカネがそちら側に流れることになっているというのだ。いったい、どういうことなのか?

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  • 2015/09/11
  • 執筆者: Yamaoka (1:08 am)

本紙追及の「ウソ」性病診断医師、2審も敗訴ーーも、未だ診療中で被害拡大の懸念

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の林道也院長(医師)だが、9月9日、高裁判決があり、浜秀樹・東京高裁裁判長は1審通り、「故意に(性病に罹っていると)虚偽診断して不必要な医療行為を行った」として約25万円の支払いを求める理由があるとして、林院長の控訴を棄却した(冒頭写真=その判決文)。
 林院長に対しては、本紙でも既報のように、同じ内容で別の患者からも訴訟提起され、8月19日、同じ東京地裁でこちらは「詐欺行為」だとして約50万円の支払い命令も出ている
 また、今回の高裁判決が出た訴訟の60代被控訴人(元患者)は、
すでに警視庁四谷署に詐欺及び傷害罪で刑事告訴し受理され、捜査中だ。

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  • 2015/09/01
  • 執筆者: Yamaoka (12:29 am)

本紙追及の「ウソ」性病診断医師――NHKニュースでも「詐欺行為」と地裁認定と報道

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が2年以上前から、罹ってもいないのに「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っている疑惑があると追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の林道也医師(院長)ーー去る8月19日、同医師を提訴した2人目の患者との損害賠償請求訴訟の一審判決が東京地裁であり、裁判長は同医師の診断を「詐欺行為」と認め、約50万円の支払いを命じた。
 本紙は今回ウォッチを怠っており報告が遅くなってしまったが、一人目の患者の一審判決(現在、控訴審判決待ち)でも「故意に虚偽診断して不必要な医療行為を行った」として賠償命令が出ているが、同様の内容で、今回判決はハッキリと「詐欺行為」と断じた。
 その結果かどうか、今回はNHKニュースなど全国キー局、全国紙もほとんどが「新宿セントラルクリニック」の実名を挙げ報じた。

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  • 2015/08/25
  • 執筆者: Yamaoka (1:30 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第8回 真夏の汗対策(止め方・止めるツボ)」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 真夏には汗がダラダラ。多汗症の方なら尚更です。
 手のひら、脇、顔、足の裏などから多く出るようですが、そのなかでも一番厄介なのは顔にかく汗でしょう。
 他の場所なら他人にバレずに済むことも多いですが、顔の汗はどうしても隠すことができません。特に仕事の最中にかく顔の汗は、相手とのコミュニケーションに支障をきたす場合もあります。
 そこで、「圧反射現象」(「半側発汗」とも呼ばれる)という体の反応があるのをご存知でしょうか。
 汗の研究、体温調節研究の世界的権威であり、鍼灸の研究にも力を入れ全日本鍼灸学会の初代会長にもなられた生理学者・高木健太郎先生により発見された体の反応です。
 押されている側の発汗が反射的に抑制され、その反対側が代償的に発汗が増えるという体の反応のことです。この皮膚圧反射は圧迫した周辺だけでなく、身体の半身という広い範囲が単位となります。
 上下で見ると、上半身を締め付ければ、上半身の皮膚温は下がり発汗が抑制されるとともに、下半身の皮膚温が上がり発汗が増加します。逆に下半身を締め付ければ、下半身の皮膚温は下がり発汗が抑制されるとともに、上半身の皮膚温が上がり発汗が増加します。
 一方、左右で見ると、右側を下にして寝ると下側は発汗が抑制され、上側(左側)は発汗が増します。

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  • 2015/08/12
  • 執筆者: Yamaoka (11:52 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第7回 夏バテの漢方処方」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。

 夏バテを防ぐ“特効薬”はなく、日々の養生、生活習慣の改善で乗り切るしかありません。
 しかし、いろいろと気をつけていてもいよいよバテて来てしまった、という時のための夏バテの漢方処方を今回は紹介しましょう。
【清暑益気湯(せいしょえっきとう)】
 名前からして涼しげな処方です。
 清暑”は暑さによる症状を清涼する、“益気”は気を益して元気を出すという意味です。
 夏の暑い最中は、どうしても冷たいものや喉ごしの良いものが多くなりがちです。
 冷たい飲食物によってまずダメージを受けるのは胃腸です。漢方では胃腸は単なる消化吸収のための臓器ではなく、生命の維持に必要な「気」を作る大切な場所と考えます。胃腸は冷えて湿気が多い状態ではうまく働きません。
 また、強い冷房により自律神経が乱れ、ただでさえ少なくなっている気が体温の調整のためにフル稼働しなくてはならず、ますます気が少なくなります。
 さらに、汗をかくということは、汗といっしょに気も漏れると漢方では考えます。
 つまり、夏は胃腸で気がうまく作られず、さらに汗や冷房による温度差の調整のために気が消耗されやすい季節ということができます。

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