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  • 2015/06/16
  • 執筆者: Yamaoka (4:57 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第3回 台所で作れる華岡青洲秘伝の紫雲膏」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。


 漢方薬には飲み薬だけでなく塗り薬もあります。その代表的なものが犂訴のオロナイン瓩箸盡討个譴觧膠盛僂任后
 夏本番になればあせも、虫指されがひどくなりますがそれにも効あり。皮膚のかぶれ全体、ひび・あかぎれ、あせも、痔などに使われます。皮膚の再生を促す作用があり、副作用もほとんどない人気の軟膏です。特にやけどでケロイド状になった皮膚の改善や褥瘡(床ずれ)などには目を見張るものがあり、皮膚の若々しさを保つので化粧下地としても使えます。私は毎日、リップクリームとして使っています。
 現在、漢方メーカー数社から発売されてドラッグストアでも入手可能ですし、手作りすることも可能です。
 さて、ここで紫雲膏を創薬した江戸時代の医者・華岡青洲(横写真)について簡単に紹介させていただきます。華岡青洲は、当時としては珍しい「漢蘭折衷派 (かんらんせっちゅうは)」の医者でした。漢蘭折衷とは、漢方と西洋医学のそれぞれの良い所を活かそうという、当時としては最先端の考え方でした。この時代は、医学の主流は漢方で、蘭方(西洋医学)は基本的に禁止されていました。しかし、ケガや手術の治療はやはり蘭方の方が圧倒的に優れています。華岡青洲は金創医(外科)でしたので、麻酔をして手術をすれば不治の病と言われていた病気ケガで亡くなる人も救える可能性があることを知っていました。チョウセンアサガオやトリカブトを主成分の漢方の全身麻酔剤・通仙散(つうせんさん)を開発し、1804年に世界初の全身麻酔による乳がん手術を行いました。

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  • 2015/06/11
  • 執筆者: Yamaoka (10:46 pm)

区が立ち入り検査もーーあの「ウソ」性病診断クリニックに(広告看板撤去は鉄道会社で差異)

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)と林道也院長(医師)−−本紙指摘通り、今年3月、東京地裁で、診療代や薬の手数料稼ぎなどのために患者に性病に罹っていると虚偽を告げて診療していたとして賠償命令が出たのは既報の通り。刑事告訴も受理済
 一審判決(被告クリニック側は控訴)とはいえ、新宿区はこれを重く見、今後、医療法に基き、同クリニックに立ち入り検査することもあり得ると、吉住健一区長が訴訟原告に、一審判決後の今年4月に回答していたことがわかった(以下に、その「文書」を転載)。また、疑惑を指摘されていた2年も前から都は林医師に対し説明を求めて来たが、未だ明確な回答が得られていない事情もあるようだ。
 ところで、同クリニックは新宿駅周辺に広告看板を出していたが、ここまでの状況になっても、撤去に関し鉄道会社3社の対応は異なるようだ。

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  • 2015/05/30
  • 執筆者: Yamaoka (8:18 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第2回 梅雨期の養生実践法(水毒)」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。

 今回は梅雨の時期の過ごし方を中心に書かせていただきます。
 漢方の考え方の一つに、“気血水理論”というものがあります。
 人の体を車に例えると、気はエンジン、血はガソリン、水はラジエーター(加熱を防ぐ水)といったところです。どれが欠けても車はうまく動きません。ただし、水に関しては多過ぎると逆に毒になり、これを漢方では「水毒」と呼びます。
 日本という国は湿度が高いため、細菌が繁殖しやすく、新陳代謝が妨げられやすいという、実は人体にとっては厳しい風土なのです。特に湿度が高くなる梅雨〜夏は、湿気で皮膚が塞がれうまく汗を蒸発できず、体内に水が溜まりやすくなります。そして行き場の無くなった水は水毒として体にたまり、悪影響を及ぼします。
 この「水毒」によって、さまざまな症状が引き起こされます。

 体が重だるい、痺れ、むくみ、めまい、頭痛、耳鳴り、うつ症状、高血圧、アレルギー性鼻炎、喘息、下痢、頻尿、皮膚病……。

 水毒があるという目印としては、横写真のように舌に歯型がくっきり付くこともあります。
 ところが、病院やスポーツクラブなどで脱水で熱中症や脳梗塞を起こすことを予防するために水をたくさん飲むように指導されることが多いようです。その結果、水毒による様々な症状を引き起こしているケースが増えています。もちろん、水は体にとって不可欠なものですし、脱水は命にかかわるので注意が必要です。しかし、多く摂れば良いというものではありません。牴瓩たるは猶及ばざるが如し瓩覆里任后

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  • 2015/05/27
  • 執筆者: Yamaoka (12:42 am)

最新詳報ーー「オーイズミ」医療法人買収トラブルに反社の影(2)

カテゴリ: 医療・健康
 それにしても、パチスロのメダル計数機製造最大手「オーイズミ」(6428。東証1部。神奈川県厚木市)はコンプライアンスの在り方をどう考えているのだろうか。
 本紙が5月14日に報じたように、同社はパチスロ関連以外に、介護を新たな事業の柱にしようと医療法人を買収、約3300坪の土地も購入し病院を併設した高齢者施設を建設する計画を進めた。ところが、買収した医療法人に5億円もの“隠れ債務”があったことが判明。その一部支払いを迫られ、裁判になって計画が頓挫。それどころか、相手には反社の影さえ見え隠れするのだ。
 大きな損失が出る可能性もあれば、信用失墜のリスクもあるのだから、この間、IRをして当然。ところがいま現在も何らIRしていない。
 同社がこの関係でIRしたのはただ一度。12年8月30日、高齢者施設建設の基本計画を発表した時だけ(冒頭写真)。そこには「開業:平成26(14)年1〜7月」と記されていたのだ。現在、すでにその開業予定より1年近く経ても何らIRしないのだから、上場企業としての基本的姿勢に疑問を感じないわけにはいかない。

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  • 2015/05/19
  • 執筆者: Yamaoka (4:07 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第1回 夏の養生実践法」

カテゴリ: 医療・健康
 平地治美(薬剤師。鍼灸師)。 漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人達への健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043ー232ー6258)、千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師、京都大学伝統医療文化研究班員、日本伝統鍼灸学会理事、漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。

 この度、ご縁があって健康に関するコラムを書かせていただくことになりました平地治美(ひらぢはるみ)と申します。漢方薬局と鍼灸院で臨床をしておりますので東洋医学や養生に関することを中心に書かせていただくかと思いますが、よろしくお願いします。
 さて、私の専門である犂訴瓩砲弔い討任垢、漢方というと「暗い、アヤしい、値段が高い」などのマイナスのイメージを持つ人がまだまだ多いようです。でも実は、漢方はとても身近なものなのです。私達がふだん何気なくしていること、たとえば顔色や声の調子から「今日は元気がなさそうだな」「怒っているのかな?」などと身体や心の状態を予想したりするのも、立派な漢方の診断の一つです。また、生姜やネギ、シソなど台所で使っている食材は立派な漢方薬の材料です。このように漢方は私達の生活に深く根ざしたものなのです。
 漢方医学の中には、(1)湯液(とうえき)、(2)鍼灸(しんきゅう)、(3)按摩(あんま)、(4)気功(きこう)・導引(どういん)、(5)養生(食事、睡眠、性生活などの生活習慣の改善)などが含まれ、これらをひっくるめて漢方と言います。漢方薬を服用することだけが「漢方」ではないのです。特に自分で毎日できる(5)の養生は最も重要なものとして漢方の医学書の大部分を占めています。
 3000年以上前に書かれた医学書「黄帝内経素問」に「未病を治す」という言葉があります。テレビのCMなどでも紹介され、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
 腕の良い医者は病気になってから治療をするのではなく病気になる前に治す、という意味です。大きな病気をしてからあわてて診察してもらうのではなく、その前の段階で自分で予防するのが理想の医療です。
 そのことを素問では「病気になってから治療をするのは喉が乾いてから井戸を掘り始めるのと同じである。または戦争が始まってから武器を作り始めるようなものである」と例えています。また、未病を治すというのは病気にならないために前の季節から準備する、という意味もあり、秋に病気にならないためには夏から準備しなくてはなりません。
 さて、夏というのは立夏(今年は5月6日)からですので、もう今は夏の養生を実践する時期です。

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  • 2015/05/14
  • 執筆者: Yamaoka (11:53 pm)

最新詳報ーー「オーイズミ」医療法人買収トラブルに反社の影

カテゴリ: 医療・健康
 本紙は約2年前、2回に渡り、パチスロのメダル計数機製造最大手「オーイズミ」(6428。東証1部。神奈川県厚木市)が、本社近くの昭和音楽大学跡地約3300坪を購入し、新規事業として、病院(約170床)も併設した各種高齢者向け施設を建設する計画だが、そのために買収した医療法人の背後に反社の影が見え隠れすると報じている
 当初の計画では、すでに昨年中に開業しているはずが、その懸念通り、トラブルになり、未だまったく開業の目処が立っておらず、ここに来て、一部雑誌などでこの件を取り上げるところも出て来ている(冒頭写真。右は『月刊タイムス』6月号、左は月刊会員制情報誌『ベルダ』5月号)。
 いったい、どういうことなのか。
 オーイズミが買収した医療法人は「永潤会」(昨年10月より「やまゆり会」)という。そして、今回のキーマンの一人はそこの理事長をしていた(横写真)東海林正彦氏という歯科医だが、その東海林氏、本紙も報じた医療機関債詐欺事件の舞台になった別の医療法人「真匡会」の理事長に就いている。事件後のこととはいえ、永潤会も真匡会もトラブル、事件発生時以降、休眠中なわけでこれだけでも疑惑の臭いプンプンだろう。
 また、東海林氏はすでに休眠中だった真匡会を買い取る際、借金していたが、その相手がまた何かと噂のある人物。

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  • 2015/05/13
  • 執筆者: Yamaoka (12:46 am)

親会社MCJが縁切りーー「架空リース」詐欺疑惑子会社と組んでいたレセプト代行団体の重大疑惑(1)

カテゴリ: 医療・健康
 本紙は今年5月1日、総合IT企業志向の「MCJ」(6670。マザーズ。東京都千代田区)は、整骨院向けのシステム開発・販売会社である子会社「ワールド情報システム」(大阪府堺市)に「架空リース」契約の重大疑惑が持ち上がったことから、MCJはワールド社の株式を、同社創業者で現在も社長の織田明氏に買い戻しさせ、子会社でなくして関係を切ったことを報じた
 ところが、このワールド社、疑惑はそれだけではなかった。
 このワールド社の織田社長、並行して「大日本柔道整復師協会」(冒頭写真。大阪府八尾市)なる団体の役員にも、今回の疑惑が発覚する昨年10月まで就いていた。
 同団体は、その名の通り、同団体に入会している柔道整復師(整骨院)の、医師の診療報酬に当たる療養費請求書(レセプト)の代行を健保組合などにしているいわば公的団体。
 関係者によれば、以前は大阪においては公益社団法人「大阪府柔道整復師会」が一手に引き受けていたが、規制緩和で民間でも代行できるようになり複数の代行業者が登場。
 98年に発足した大日本柔道整復師協会もそんな一社で、HPを見ても同団体がどんな形式か不明だが、実は有限会社。織田氏は、05年11月からつい最近までここの取締役に就いていた。

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  • 2015/04/28
  • 執筆者: Yamaoka (7:04 pm)

<ミニ情報>控訴していた、あの「ウソ」性病診断医師の言い分

カテゴリ: 医療・健康
 診療代や薬の手数料稼ぎなどのため、患者に性病に罹っていると虚偽を告げて診療していた疑惑で、本紙で追及していた「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の林道也医師に対し、今年3月、東京地裁がその疑惑を認め、林医師に賠償命令を出したのは本紙でも既報の通り。
 その林医師が、この判決を不服として控訴していたことが、関係者の話などからわかった。

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  • 2015/04/08
  • 執筆者: Yamaoka (1:41 am)

患者遺族が提訴した「慈恵」医師は、あの「神の手」教授

カテゴリ: 医療・健康
「朝日」は4月2日、「東京慈恵会医科大学付属病院」(東京都港区)で大動脈瘤の手術を受けたものの死亡した男性(当時74)の遺族が、慈恵医大と手術を担当した医師を相手取り、計約8700万円の損害賠償請求訴訟を3月31日付けで東京地裁に提起したと報じている(=冒頭写真)。
 遺族は、担当医師は十分な説明をせず、死亡した男性に適さない未承認の医療機器を使って死に至らしめたためと主張しているという。
 同記事では、この担当医師の名は明かされていないが、慈恵医大関係者によれば、それは大木隆生教授(横写真)のことだという。
 そう、本紙既報のように、「神の手」とも呼ばれ、マスコミに取り上げられたこともあるカリスマ医師ながら、一方で問題視もされていた。また、大木教授といえば、ノバルティス事件でトップとしての責任を求める声が大学内でも出ている栗原敏理事長自らが米国から母校の慈恵に迎え入れた人物でもある。
「朝日」記事を見る限り、医療ミスを巡る民事訴訟の一つに過ぎないと映るかも知れないが、この背景には実に奥深い様々な要素が絡んでいるようなのだ。

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  • 2015/03/12
  • 執筆者: Yamaoka (1:56 am)

<ミニ情報>一審賠償命令受けーー撤去される問題クリニックの広告看板

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)経営の林道也院長に対し、3月4日、東京地裁が「故意に虚偽診断して不必要な医療行為を行った」として、慰謝料も含めた25万円の支払いを命じたのは本紙でも既報の通り。
 いくら一審判決とはいえ、「虚偽診断」と裁判所が断じたことは重いからだろう。同クリニックは、クリニック近くの新宿駅ないし新宿3丁目駅周辺の地下道など5、6箇所に広告看板を出しているが、近く姿を消すようだ。

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  • 2015/03/05
  • 執筆者: Yamaoka (10:19 pm)

本紙追及の「ウソ」性病診断医師――東京地裁、「故意に虚偽診断して不必要な医療行為を行った」と賠償命令

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が13年5月に第一報を出して以降も、計4回続報して来た疑惑医師につき、3月4日(水)、東京地裁で判決があり、森冨義明裁判長は、「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区。冒頭写真は入居ビル)の林道也医師に対し、「故意に虚偽診断して不必要な医療行為を行った」として、診療費及び通院交通費に係る損害額5万円、慰謝料20万円の計25万円の支払いを命じた。なお、これは仮執行付き。
 本紙既報のように、クラミジア感染症の抗体検査の陽性基準は0・9以上で、患者原告はそれ以下だったにも拘わらず、その基準値を書いた検査報告書ではなく、0・00以外はすべて陽性とした病院独自の用紙を渡し、クラミジアに罹っていると虚偽の診断結果を告げ、3カ月に渡り通院させ、無駄な薬を処方していた(同クリニックは医薬分業しておらず、薬を出すほど儲かる)。
 セカンドオピニオンで騙されていると知った患者は昨年3月、約207万円の損賠賠償を求めて提訴していた。(横写真=「判決文」)
 同様の林医師を相手取った民事訴訟は、少なくとも2件起こされている(その2件はまだ判決は出ていない)。

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  • 2015/01/07
  • 執筆者: Yamaoka (2:02 am)

ベテラン教授が学長などによるパワハラ認定求め、「浜松医科大学」を提訴へ

カテゴリ: 医療・健康
 近々に、国立大学法人「浜松医科大学」(下写真。静岡県浜松市)のベテラン教授が、中村達学長(冒頭写真)らにパワハラや恫喝、嫌がらせなどを約9年前から受けた結果、ついに昨年4月、心的外傷後ストレス障害になったとして、同大を相手取り、静岡地裁に提訴するという。
 同大は昨年6月、開学40年周年を迎えた国立の単科医科大学。この間、医学部医学科は3460名、看護学科は1099名、助産学専攻科は82名の卒業生を輩出し、わが国医療のあらゆる分野で活躍。国立の医学部のなかでも中堅に位置し、なかでも高田明和名誉教授に代表されるように認知症分野では全国的にも有名だ。
 そんな同大で、それも、中村氏は現在、学長として2期目だが、学長選で反中村陣営に就いたことに対する報復の意味合いもあってパワハラなどを受けたというのだ。事実とすればとんでもない話で、嫌でも関心が向くというものだ。

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  • 2014/10/29
  • 執筆者: Yamaoka (4:54 am)

被害者は100名以上!? 本紙既報の「ウソ」性病診断医師。新たに提訴も

カテゴリ: 医療・健康
 本紙が約1年半前に第一報した、実際は罹っていないのに、クラミジアとヘルペスだと告げ、必要のない薬を処方した「Nクリニック」(冒頭写真は入居ビル。東京都新宿区)のH医師の疑惑だが、ますます濃厚に。しかも100名以上の被害者がいる可能性が、ここに来て浮上している。
 本紙ではすでに今年3月、60代男性がH医師を提訴した(その後、刑事告訴も。受理に)ことを報じているが、9月に新たに40代男性も提訴。この件は複数の大手マスコミでも報じられた(以下に、その記事を転載)。
 それにしても、被害者が100名を超える可能性もあるとはどういうことか?

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  • 2014/07/24
  • 執筆者: Yamaoka (2:10 am)

中央大学評議員が裏口入学斡旋か(過去、同容疑で2度の逮捕歴)

カテゴリ: 医療・健康
 本紙では今年4月16日、「有名大学評議員が裏口入学斡旋で告訴沙汰に」というタイトルのミニ情報を報じている
 特に医学部への入学は難しい上、個人病院を親子代々経営したい事情なども重なり、実力で無理なら裏口でという需要は相変わらずあるようだ。
 本紙がミニ情報で報じた者は、中央大学の名誉評議員の肩書きを持つS氏(70代)。ところがこのS氏、過去に少なくとも2度、裏口入学斡旋で逮捕されていたことがわかった。それにも拘わらず、その後も続けているとなればなおさら悪質。なぜ、そんな者が中央大学の名誉評議員の肩書きを使えるのか不思議だ。今回の2億円詐取疑惑でも、この肩書きの入った名刺を使用しているのだ。
 しかも今回、一部マスコミが取材に動くや、政界ブローカーなどが工作し、逆に金銭を払うなどし恐喝事件をデッチ上げ揉み消しを図ろうとしたとの証言も出ているのだ。

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  • 2014/06/30
  • 執筆者: Yamaoka (12:34 am)

不可解な1億3000万円返金訴訟ーー一審判決出る

カテゴリ: 医療・健康
 遅くなってしまったが、表向きは単なる借金返済訴訟(福岡地裁。事件番号は平成24年ワ第3512号)ながら、医学部新設認可の中心メンバーであるなど、何かと注目される国際医療福祉大学グループとも関係することから、この間、ウォッチしていたこの一審判決がすでに6月6日に下りていたので、その結果を報告する。
 なお、この間、注目された被告K女史の証人尋問は、結局、体調不良などを理由に行われなかった。
 これについては、原告の池脇史真氏は、自分の主張は真実だから、尋問を受ければ彼女は必ず動揺する。それ故、仮病を使って出て来ないのだろうとのことだった。
 そこで、なおさら注目されたのがK女史の銀行口座取引明細の調査嘱託結果だった。
 原告曰く、彼女の通帳には、死亡した患者の遺産と思われる総額数十、数百億円の預金額が記されていた。もっとも、通帳の口座番号まではわからないし、多数の通帳に分散されていたそうだ。だが、一つでも明細が出て来て、そこに億を超える金額の履歴があれば、彼女は資産家ではないのだから、自分の主張の信ぴょう性を裏づけることになると。
 調査嘱託は北九州銀行、福岡銀行、大分銀行になされた。

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  • 2014/03/24
  • 執筆者: Yamaoka (12:39 am)

奈良県高取町と大手産廃業者との癒着疑惑

カテゴリ: 医療・健康
 産廃業者が病院や老人ホームなどから出るオシメなどの「事業系一般廃棄物」を収集する場合、当該市町村から許可を得なければならない。
 それは廃棄物処理法などで定められており、無許可営業(25条第1項)の場合、最高懲役5年に処せられる。
 ところが、奈良県の高取町(冒頭写真=植村家忠町長)では、生活ごみなどの一般廃棄物は同町環境課が所有する収集車で集めているものの、事業系一般廃棄物については一切やっていないにも拘わらず、民間の産廃業者へ許可を出していない。また、委託も行っていない。では、どうやって事業系一般廃棄物は処理されて来たかというと、ある特定業者が無認可でやることを黙認して来たというのだ。
 それに疑問を感じたある町民が昨年6月、奈良県警本部に、この特定業者を「無認可営業」で告発した。
 しかし、関係者によれば、関係先の家宅捜索は行われものの、その後、書類送検になったと聞くだけで、いま現在も以前通り、その業者は営業を行っているという。

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  • 2014/01/22
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

不可解な1億3000万円返金訴訟ーー銀行口座履歴結果は次回口頭弁論期日に延期

カテゴリ: 医療・健康
  表向きは単なる借金返済訴訟(福岡地裁。事件番号は平成24年ワ第3512号)ながら、たいへんな奥があり得ると見て本紙がウォッチしているこの件、前回記事では、K女史の銀行口座の履歴を裁判所命令で取ることが決まり、昨年12月24日の口頭弁論期日には照会結果が出ているだろうと記した。
 しかし、原告の池脇史真氏によれば、もう一回先の口頭弁論期日に延びたとのことだ。
 その結果、昨年12月24日の期日には、双方が準備書面を提出しただけに終わったという。
 その被告・K女史提出の「準備書面2」によれば、原告の「被告が(国際医療福祉大学グループ病院の)I教授の指示で全国の大学病院から寄付を募っている」「I教授の指示に従い特定の物品を届けていた」等の主張は事実無根で、原告側証人尋問で明らかになった、池脇氏親族からK女史への一部振り込みに関しても、自己名義の口座を利用させただけで、K女史は1銭も借りてないという。また、1億3000万円の借用証書(冒頭写真)も、K女史が騙されて署名押印したものに、池脇氏が後で金額や日付を入れて偽造したものに過ぎないという。

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  • 2014/01/18
  • 執筆者: Yamaoka (9:47 pm)

特養“乗っ取り”で、本紙指摘通り、暗躍する弁護士側に逆転敗訴の判決

カテゴリ: 医療・健康
 本紙は12年11月下旬、2度に渡り、特別養護老人ホーム「あかいの郷」(冒頭写真。千葉県千葉市。社会福祉法人「徳和会」運営)を巡る、ヤメ検弁護士・高橋一弥氏など主導による“乗っ取り”の件を報じている
 詳細はその過去記事をご覧いただきたいが、要するに、同特養で起きた不祥事を契機に、改善報告書作成の依頼を受けた高橋弁護士が裏で主導し、改善に取り組んでいた理事長を解任させ、知人の弁護士・小林春雄氏(元裁判官)を理事長に就け、実質、この2人の弁護士があかいの郷を乗っ取ってしまったというもの。
 依頼を受けた側の理事長を解任するなどしており、この2人の弁護士(千葉県弁護士会所属)は利益相反に問われる可能性もあると報じた。
 その際の記事では触れてなかったが、その後、小林氏は櫻井理事長解任は有効との判決を求め千葉地裁に提訴。昨年5月17日、千葉地裁は「解任は有効」と判決したが、櫻井氏が東京高裁に控訴したところ、昨年9月26日、「解任は無効」との逆転判決が出た。
  もっとも、小林氏は上告しているのでまだ判決が確定したわけではない。
 そのため、本紙では判決確定後報じようと当初は思っていたのだが、今回、判決確定を待たずに報じるのは、この特養を指導すべき千葉市が不可解な動きに出ているからだ。
(上写真=「徳和会」の謄本) 

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  • 2013/12/27
  • 執筆者: Yamaoka (6:08 pm)

降圧剤臨床試験疑惑だけじゃないーー「慈恵医大」トップが放置する「神の手」医師のご乱心

カテゴリ: 医療・健康
 12月17日、千葉大が中間報告を公表したことで、降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験を行った5大学の調査結果がひとまず出揃った。(冒頭写真=「毎日」12月18日記事)
 その結果、一番大規模な臨床試験を行い、一番最初にバルサルタンに「特別が効果がある」と発表した「東京慈恵会医科大学」(東京都港区)の責任が、特に重いことが改めて明らかになった。
 だが、それにも拘わらず、大学自らもデータ不正操作を認めたなかで、唯一、未だトップが謝罪会見を行っていないのが慈恵医大の栗原敏理事長(横写真)だ。
 こうしたなか、大学内や関係者の間でも、「どうなっている!?」と不信の声が出て来ており、本紙既報のように、栗原理事長に関する「告発文書」、さらには「東京三菱UFJ」との異常な関係を指摘する声も出ているが、さらにはここに来て、栗原理事長自らが米国から母校の慈恵に迎え入れた「神の手」とも呼ばれる血管外科医・大木隆生教授と、彼のご乱心をトップとして諫めない栗原理事長の責任を追及する「告発文書」(A4判2枚。以下に写真)が登場している。
 本紙では以前にも大木教授に関する情報を入手していた。これを機会に、大学関係者にも取材を試みたところ、これら情報の信ぴょう性は高く、またヘタをしたら患者の人命にも関わることから、ここに出来るだけ明らかにすることにした。

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  • 2013/12/04
  • 執筆者: Yamaoka (5:13 am)

元組員が証言ーー徳田虎雄と山口組直系組長との関係

カテゴリ: 医療・健康
 徳田虎雄「徳洲会」前理事長と、保岡興治元法相の“保徳戦争”といえば、中選挙区時代、唯一の一人区(旧奄美群島区)で、現在の小選挙区制を先取りした“仁義なき選挙戦”として当時、話題になったものだ。
 83年12月、86年7月、90年2月と3度行われ、すでに旧田中派の中堅代議士(当選4回)だった保岡氏が僅差ながら83年、86年と連勝し、徳田氏が初めて勝ち代議士になったのは90年のことだった。
 この3度の戦いで現金が乱れ飛んだのは有名な話で、いわば今日の公職選挙法違反事件の原点といえそうだ。
「当時、ロッキード事件で逮捕を受け、田中角栄が院政を敷き、一方、田中の弁護を弁護士でもある保岡がやっているなか、“生まれ故郷の徳之島でも本土資本だけが儲かる田中支配を破る!”、“病院建設を妨害する田中支配下の日本医師会に対抗する!”として徳田は出馬した。その言葉を聞く限り、正論だし、正義感に溢れていた。だが、保岡に勝つためにやったことは保岡陣営もビックリするほどの買収選挙。そんなことを延々続けていたのだから、自分の首を締めるのは必然だった」(関係者)
 しかも、この“保徳戦争”では、徳田陣営側は山口組の直系組長の応援を得ていたのだが、そのことはまったく報じられていない。
 当時、一部週刊誌報道では、同じ徳之島出身の佐々木道雄組長(当時)が、両者の仲介に入ったことが報じられている(冒頭写真記事)。が、佐々木氏のことではない。

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