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  • 2007/07/09
  • 執筆者: Yamaoka (4:30 pm)

朝日新聞が「偽装業務委託」?ヘラルド朝日労組の投げかけたもの

朝日新聞といえば、「ネットカフェ難民」と言われる日雇い労働者の取材や、キャノンの偽装請負問題の追及など、立場の弱い労働者への取材をしっかりおこなっている。そんな印象がある。
 ところが、その朝日新聞の英字紙「ヘラルド朝日」で働く人たちは、労働者としての権利は一切認められず、労働組合をつくればつぶされるというひどい労働実態にあることが、編集部員たちが起こした裁判(2005年?)によって明らかになった。

労組を結成した途端、はげしいイジメが

 ヘラルド朝日労組のメンバーとして、労働者としての地位確認を求めて朝日新聞を訴えている、現在フリーで通信社記者をしている松元千枝さんにお話を伺った。
 英字紙ヘラルド朝日では80人弱の人々が働いており、朝日新聞の正社員や、アルバイト、派遣労働者など細分化された形で編集スタッフが構成されていた。しかしそのなかに、そのいずれの雇用形態にも該当しない人たちがいた。フルタイムで働いているが、日給制で、雇用保険も社会保険も、労災も一切ない人たちだ。20人ほどそうしたスタッフがいたが、松元さんもその1人。
 あるとき、嘱託契約で働いていたアイルランド人(労働運動が盛んな国柄)の記者が、松元さんたちの労働実態に疑問を持った。そこでまず、主に正社員で構成する朝日新聞労働組合に相談したが、正社員の雇用確保で精一杯、「そこまで面倒は見切れません」と断られたそうだ。そこで、不安定雇用で働くスタッフが集まって、2002年11月、18人で「ヘラルド朝日労組」を結成した。ところがその途端、予想しなかったほどの会社側からの圧力がはじまったという。「まさかこんなことができるのか、と。昨日まで『千枝ちゃん、元気』と言っていた人が、労組を結成した後は、目も合わさず、一夜にして話もしなくなる。記事の相談をしたくてもできない雰囲気になったんです」「ある翻訳担当の人は、それまで重要な翻訳を任されていたのに、急に商品の解説といった初歩的な仕事しか与えられないようになった」「私自身も『あなたはちょっと別だから』と露骨に差別されました」「いじめがつらくて労組を脱退すると、今度は手のひらを返したように、食事に連れて行ってもらった人もいるようです(笑)」。

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  • 2006/03/16
  • 執筆者: Yamaoka (2:00 pm)

時代の要請を無視する裁判官の無知ーー公務員の“正義の告発”は違法?

●裁判官は、公務員組織の犯罪等の隠蔽に加担するのか

 東京地裁の藤下健裁判官は3月14日、米国の健康食品会社への課税処分に関する民事訴訟で、被告の読売新聞社に対し、公務員には守秘義務があるから、取材源が公務員である場合、読売側が取材源の証言を拒否することは認めないとする決定を出した。
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  • 2004/11/23
  • 執筆者: Yamaoka (2:10 pm)

寺澤有氏、11・17武井判決不服と、検察審査会に上申書提出

 03年12月19日の武富士本社への抗議デモの際、著名なイラストレーター=マッド・アマノ氏が何と無料で作成してくれたポスターの1枚

●懲役3年、執行猶予4年は軽すぎる

 この間、武富士問題で共に闘っており、また、武井保雄前会長が部下に指示して武富士HP上で誹謗中傷した際の、山岡と共に被害者でもある寺澤有氏は、11月17日の武井判決(懲役3年、執行猶予4年)は軽すぎるとして、上申書を提出した。
 以下、その全文を掲載する。
 なお、山岡も追って上申書を提出、同じく本HPでその内容を公表するつもりである。


上 申 書

 東京第二検察審査会御中

2004年11月22日

寺澤有(「平成16年15号」申立人・ジャーナリスト)

 11月17日、東京地方裁判所(青柳勤裁判長)は武井保雄被告(前武富士会長)に対し、懲役3年、執行猶予4年という判決を言い渡しました。これは、武井被告が問われていた電気通信事業法違反(盗聴)と名誉毀損の犯情からして極めて軽い判決と言わざるを得ません。
 そもそも、このような極めて軽い判決が言い渡された原因は、東京地方検察庁が武井被告の山岡俊介氏(共同申立人)と私に対する名誉毀損のうち、ごく一部しか起訴せず、とりわけ私に対する名誉毀損はすべて不起訴とし、懲役3年しか求刑しなかったことにあります。そこには、『銀バエ 実録武富士盗聴事件』(山岡俊介著・創出版刊)や山岡氏の「上申書」(2004年6月10日付)で詳述されているとおり、検察と武富士との癒着が存在すると考えられます。

●なぜ、寺澤氏に対する名誉毀損行為は不起訴なのか?

 武井被告は山岡氏と私のジャーナリスト生命を奪うべく名誉毀損をくり返してきました。実際、武井被告の執拗な名誉毀損により、我々のジャーナリストとしての評価は相当傷つきました。これだけ甚大な被害を受けながら、武井被告の名誉毀損の大部分が起訴すらされず、判決も執行猶予付きの極めて軽いものであれば、我々は絶対に納得できません。
(04年)3月16日、武井被告は私に対する名誉毀損の損害賠償金として1000万円を東京法務局に供託しています。しかし、私はそのような金銭で武井被告を許す気持ちはありませんし、以後、同被告から具体的な示談交渉もありません。武井被告が刑事裁判で供託を情状として主張しただけです。

●公判でも、言い逃れに終始した武井

 その刑事裁判で、武井被告は「武富士のホームページに山岡さんたちを誹謗中傷する文章が掲載されていたことは知らなかった」と名誉毀損の事実を否定する証言まで行いました。これは判決でも以下のように弾劾されています。
《被告人武井は、捜査段階では、本件盗聴及び本件名誉毀損につき、部下らに対する指示、盗聴経費等の支出の決裁、本件名誉毀損に係るホームページの文案の決裁等をいずれも認める供述をしていたが、公判廷では、これらの点につき、甚だ曖昧な供述をしている。しかし、被告人武井が、部下らに対して本件各犯行を明確に指示するなどし、最終的にこれを了承していたことは、関係者の供述からも明らかであり、そもそも、被告人武井が、ワンマン社長(又は会長)として実権を掌握していた当時の武富士において、被告人武井の指示もないのに、部下らが盗聴等の行動に出ることなど到底考えられない。被告人武井の公判供述のうち、捜査段階の自己の供述を変遷させた部分は、そのように供述を変えた理由も説得力に乏しく、信用性は著しく低いというほかない》

●ヤメ検(元検事)弁護士が暗躍した結果の執行猶予では

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