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  • 2016/11/21
  • 執筆者: Yamaoka (11:44 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(597)起訴された就学支援金詐欺「ウイッツ」元監査役の素性

 10月4日、「ウイッツ青山学園高校」(三重県伊賀市)を巡る就学支援金詐取事件で、東京地検特捜部が同校運営会社「ウィッツ」(同)の元監査役・馬場正彦被告(56)を詐欺罪で起訴したのは大手マスコミ既報の通り。
 すでに共謀した疑いがあるとされた元幹部や生徒は不起訴処分(起訴猶予)となっており、特捜部が乗り出した事件だけに当初は第2幕以降があると見られていたが、まさに「大山鳴動して鼠一匹」の様相だ。
 それにしても馬場被告、不登校者や高校中退者にとって、学び直しの場となる広域通信制の同校につき、「うちは卒業証書を販売する商社」、「温泉がタダで、奨学金までもらえる」、「何もしなくても卒業できる」などと謳い、対象外の高校卒業の高齢者にまで声をかけ、国から補助金(1人年間最大約30万円)を騙し取っていたのだから悪質極まりない。
 起訴されているのは14人分、計約251万円とされるが、14年だけでも実際の不正受給額は1億6000万円近くと見られる。
 そして、そのウイッツの親会社は「東理ホールディングス」(5856。東証2部)で、同社にも年間数千万円の「経営指導料」がウィッツから出ていた。
 また、馬場被告は東理の元教育事業部長だ。
 そのため、大手マスコミのなかには実質、東理オーナーといってもいい福村康廣社長の影を見る者もいたが、
「(馬場被告の起訴は)厳粛に受け止めている。会社の内部統制、コンプライアンス指導を徹底していく」、「学校の運営には一切口出ししていない」といわれる始末だ。

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  • 2012/06/03
  • 執筆者: Yamaoka (9:52 pm)

<主張>社会や株主をバカにした仰天人事ーーあの福村康廣氏が「東理HD」社長に復帰内定

 それにしても、驚きの人事だ。
「東理ホールディングス」(5856。東証2部)は5月31日、福村康廣元会長(冒頭写真)を代表取締役社長に内定したと同社HPでIRした。6月27日開催の定時株主総会と取締役会を経て正式決定される。
 周知のように、福村氏は特別背任容疑で逮捕されたものの、昨年末に無罪が確定。これを踏まえ、東理HDは社内調査委員会を設けて過去の不適切な可能性のある会計処理を検討した。その結果、不適切なものもあると結論づけている
 ところが、繰り返すように、刑事事件で無罪になったこと。そして、刑事で有罪にできなったものを、いくら民事は刑事ほどの厳格さはいらないとはいえ、刑事のように強制的に証拠を得られるわけではないので困難だし費用もかかるという意味不明の理屈で持って、民事訴訟は断念。そして、保全のために福村氏の自宅(横写真)と東理所有株に付けていた担保を解除するという
 それどころか、これまた繰り返すように、その福村氏を東理HDの代表取締役社長に復帰させるというのだ。
 要するに、刑事事件で無罪になれば何でもありというわけだ。
 だが、本紙既報のように、無罪=無実ではない。
 福村氏がやっていたこととは、上場企業の持つ増資という錬金術を最大限悪用することだった。
 引き受け先のかなりが自分や知人、関係先でも増資をやれたのは、有利な引き受け価格を設定、かつ増資前に株価が上がる材料を仕込んでおき、自分たちだけが売り逃げ。一般投資家に損を被せたからだ。その上、その増資資金の3割近くを手数料名目で福村氏のダミー会社に入れていた。こんなことを、上場企業のトップが、それも自分の会社でやっていたのだ。(横写真=増資に、複数のダミー会社を使っていたことを伺わせる証拠の実印、社判
 ところが、東理HDの現社長ら幹部は福村氏の部下で、福村氏はいまも東理HDの筆頭株主なので誰も文句をいえない。その結果、今回の復帰が決まったのだろう。
 しかし、こんなことを本当に許すのか!? これでは、株式市場にモラルなどまったく期待できなくなる。東京証券取引所はこの復帰を本当に認めるつもりなのか!?
   その判断の上で、本紙はまだ公表してなかった内部資料を以下に公表する。
 前出の社内調査委員会において不適切な会計処理ではないかと検討された大半は「今井輝彦」なる人物関係だった。だが、そこに出ている取引は実際のほんの一部に過ぎない。

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  • 2011/12/03
  • 執筆者: Yamaoka (6:30 pm)

東理HD増資、元会長に無罪判決を出した裁判長の「評判」

 東証2部、「東理ホールディングス」(東京都中央区)の増資を巡り、特別背任罪に問われていた同社元会長、福村康廣被告(冒頭写真。55)に東京地裁は11月30日無罪(求刑は懲役5年)を言い渡した。
 本紙はこの判決につき、疑問との「主張」を掲載したところ、読者から、「よく書いてくれた」旨の励ましの連絡が来た。
「増資元を連れて来る手数料を、社長が3割近くも、それもダミー会社を使って受け取り、それで無罪? 手数料は異常に高いし、資金が集まらないなら無理をして集めるのでなく、経営はもう無理と会社をたたむのがまともな経営者の判断。こんな判例を認めたら、悪徳増資ブロカーを喜ばすことにもなり、他への影響を考えても絶対に認めることのできない判決」(読者)
 増資といえば、つい先日、「井上工業」の架空増資事件が弾けた。
 増資した18億円中15億円(約8割)が会社のカネだったわけだが、東理HDの増資も約7割は福村被告やその関係だった。
 それも、東理の方は過去にも同様の増資を繰り返し、その引き受けのなかには複数の「反社」も含まれていた。
 しかも、井上工業の中村剛社長(当時)は「暴力団」に食い物にされての逮捕(上写真=「毎日」12月3日夕刊記事)だが、東理の方は福村社長(当時)が自己の儲けのために確信犯的に増資を繰り返していたと見られ、今回の罪に問われた分だけでも約24億円儲けていた。
 それでなぜ、福村被告の方は無罪なのか? そんななか、別の読者から、今回、無罪判決を出した多和田隆史裁判長は、かなり知られた「問題裁判官」との情報提供もあった。
 そこで、調べてみると……。

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  • 2011/12/01
  • 執筆者: Yamaoka (8:30 pm)

<主張>納得できない、「東理ホールディングス」福村康廣元会長の無罪判決

 大手マスコミ既報のように、11月30日、東京地裁で、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の増資(05年1月と7月の2回)につき、当時、社長だった福村康廣被告(=冒頭写真。55)は実質、自分のペーパー会社に計約24億円の増資のための手数料を支払い同社に損害を与えたとして、旧商法の特別背任罪に問われた一審判決があり、無罪判決が言い渡された。
 多和田隆史裁判長は、「過去にも同様の手法で増資しており、実態のない契約とは言い難い。増資しなければ倒産の可能性もあり、増資額の20?26%の報酬も高すぎるとまではいえない」などと述べたという。
 だが、この容疑につき、いち早く指摘し、逮捕時にも内部資料を元にもっとも詳細に報じたと自負する本紙としては、この一審判決、まったくもって納得できない。(横写真=「毎日」11月30日夕刊記事)
 多和田裁判長は「過去にも同様の手口」というが、だから問題ないではなく、上場企業に許された増資という“錬金術”を使い、一種の架空といってもいい増資を繰り返し(05年1月の増資引き受け先の約7割は自分や知人、関係先)、その直前に株価が上がりそうなIRを出し、その差益で自分たちだけ儲け、一般投資家に損を被らせており問題と本紙は見て報じた。

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  • 2011/10/14
  • 執筆者: Yamaoka (1:57 am)

<ミニ情報>あの福村康廣被告の判決は11月

 大手マスコミでは、なぜか逮捕時以降、まったく報道されていないのだが、関係者の話から、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の元会長で、09年11月、特別背任容疑で逮捕された福村康廣被告(冒頭写真)の公判が終わり、この11月には判決が言い渡されることがわかった。
 ただし、結審したのはすでに7月のこと。通常、結審から1カ月程度で判決になるところ、いくら夏休みが入るとはいえ11月とは遅すぎる。だが、ともかく判決は7月の結審から4カ月後と申し渡されただけで、未だ具体的な判決日さえ決まっていないという。

閲覧数 (39642)
  • 2011/07/08
  • 執筆者: Yamaoka (1:30 pm)

東理・福村被告から株を分けてもらっていた「脱原発」代表弁護士・河合弘之氏の好ましからぬ過去

  最初に誤解のないように断っておくが、本紙は過去の記事をみてもらえば明らかなように「脱」どころか「反原発」の立場にいる。
 浜岡原発差し止め訴訟の弁護団長だけでなく、全国の脱原発弁護団の代表も務める河合弘之弁護士(冒頭写真中央人物)のマイナス記事故、東電側を利しかねないとの懸念もあるが、それでも書いたのは、この河合弁護士の過去の歩みを思えば、「本当に脱原発弁護士の代表に相応しい人物なのか?」、「売名行為ではないか?」と思わないわけにはいかないからだ。
 河合氏といえば、経済事件の取材をバブル時代からやっていれば誰もが知る。企業M&Aの専門家で、担当したのは旧平和相互銀行、イトマン、国際航業、ピケンズ氏の小糸製作所の買い占め、不動産の慶屋など、バブル企業を一手に引き受けていた感じの時期もあった。
 転載したのは写真週刊誌『FOCUS』(91年5月3・10日合併号)の記事。両手を広げているのが河合氏で、左側の笑っている人物は国際航業を乗っ取った小谷光浩氏(88年12月のもの)。
 その後、小谷氏は蛇の目ミシン工業の乗っ取りを巡り、山口組の名を出して300億円恐喝したとして7年の実刑を食らっている(藤田観光の株価操作でも有罪)。
 M&Aは動く金額がデカイから、河合氏に入る仲介手数料も大きい。河合氏は91年、業務停止4カ月の懲戒処分を受けている。2億円の会社売買で、依頼を受けた相手方からも利益を受けた弁護士法26条(汚職行為の禁止)に抵触したため。しかも、両者からもらったのは7000万円。2億円の取引仲介でだ。しかし、反省の色はまったくなかった。また、彼が代表を務める弁護士事務所「さくら共同法律事務所」からは懲戒弁護士が誕生し、本紙は以前、記事にしたことがある
 さて、今回の本題は東証2部上場「東理ホールディングス」との関わり。
 09年11月、社長だった福村康廣被告が特別背任容疑で逮捕された

閲覧数 (41276)
  • 2011/06/02
  • 執筆者: Yamaoka (7:00 pm)

<ミニ情報>福村元代表所有の「東理ホールディングス」株売却話の怪

 1カ月ほど前から、東証2部、「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣元代表の所有する東理株の売却話が、株式ブローカーによって資産家に持ち込まれている。
 だが、本紙でも以前、述べたように、この福村被告(業務上横領容疑で公判中。今年2月保釈に)が所有する東理株(2440万株。約26%)に関しては、東理がすべて担保設定している(冒頭写真=EDINET。福村被告提出の「訂正報告書」09年10月27日提出より)。
そもそも、福村被告逮捕は東理に少なくとも約24億円以上の損害を与えた特別背任容疑で、福村被告のめぼしい資産は自宅と株しかなく、それだけではとても24億円には足りないのだから無理もない。
 したがって、売却話など本来はあり得ないのだ。

閲覧数 (37632)
  • 2011/04/19
  • 執筆者: Yamaoka (4:00 pm)

「東理ホールディングス」は、元会長・福村康廣被告から本気で損失を回収する気があるのか

 前回、福村康廣元会長(=冒頭右写真)が保釈になっていると報じた際、しかし、福村被告が所有する、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区)の株式(約26%)に、同社は担保設定しているので、福村被告はこの株を処分したくても出来ないことにも触れた。
 もっとも、東理の株は福村被告逮捕以降、その直前と比べても半値になっており、仮にその全株式が時価で売れたとしても5億円程度にしかならない(取得時の価格は約40億円とされる)。
 福村被告が業務上横領に問われ、東理に与えた損失は最低でも24億円であるから、これではまったく足りない。
 ただし、東理はこの担保設定に先立ち、福村被告の自宅(冒頭左写真)を取得していた(あくまで過去形であることに注)。
 100坪はある東京都世田谷区成城の、なかなかの豪邸。09年9月のことだ。

閲覧数 (40056)
  • 2011/04/16
  • 執筆者: Yamaoka (7:00 pm)

保釈されていた「東理ホールディングス」元会長・福村康廣被告

 福村康廣被告(冒頭写真)といえば、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の会長だった09年11月、特別背任容疑で逮捕された御仁。
 その後、12月7日に起訴、28日に追起訴されたものの、一貫して容疑を否認したため、その後も保釈にならず、ずっと東京拘置所に勾留されていた。
 だが、関係者によれば、今年2月中旬には保釈になっているそうだ。
 本人がいくら否認しようが、東理ホールディングスの第3者調査委員会も今年2月、やっと最終の調査報告書を出しているように、福村被告が同社を私物化していたのは疑いようがない。

閲覧数 (38032)
  • 2010/03/02
  • 執筆者: Yamaoka (6:20 pm)

「東理」元社長・福村康廣被告に連絡を取っていたあの山口敏夫元労相

 関係者の話などから、最近、東証2部上場「東理ホールディングス」の特別背任事件で逮捕されている元会長の福村康廣被告(53)に、山口敏夫元労相(冒頭写真。69)が連絡を取り、「容疑を認め、早く社会復帰するように」旨の意見を伝えていたことがわかった。
 福村被告は昨年11月に警視庁組対4課に逮捕され、その後、同容疑で再逮捕され、すでに両容疑で起訴されている。
 しかし、一貫して容疑を否認している模様で、そのため、未だ保釈になっていない。
 一方の山口元労相は1980年に「自由クラブ」(解散)幹事長に就任。その後、自民党・新自由クラブの連立樹立の功績を買われ、84年の第二次中曽根内閣では労働大臣に(横写真の黄色カッコ内が山口氏)。その後、自民党に復党するも、小沢一郎民主党幹事長に協力して自民党分断を狙い、故・渡辺美智雄元副総理を自民党から離党させて非自民連立を画策。そうした策士ぶり、体が小柄なことから、“政界の牛若丸”“チンネン”などと呼ばれていた。
 94年には小沢氏が率いていた「新進党」に参加するも、東京共和・安全の旧2信組乱脈融資事件で背任、詐欺罪などに問われ、懲役3年6カ月の実刑が確定し07年3月から服役していた。しかし、満期を待たず、昨年10月には仮釈放されていた。

閲覧数 (39924)
  • 2009/12/08
  • 執筆者: Yamaoka (7:30 am)

本紙指摘通り、別の特背で再逮捕された「東理ホールディングス」福村康廣前会長

 本紙指摘通り、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の増資を巡る特別背任容疑で、警視庁組織犯罪対策4課は本日、福村康廣前会長(冒頭右写真。53。12月2日に)を再逮捕した。
 今回容疑の約6億3000万円分(冒頭左写真=「東京新聞」12月7日記事)と併せ、福村容疑者の不正支出額は計約23億9000万円になる。
 なお、先の約17億6400万円分について、東京地検はすでに12月7日に起訴している。

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  • 2009/11/24
  • 執筆者: Yamaoka (5:10 pm)

「東理」特別背任ーー会長と会長支配会社との間でマンション売却も

 東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の会長である福村康廣容疑者が、東理と、福村会長の支配会社「キーネット」や「UPIプランニング」との間で、特別背任罪に抵触しかねないやりとりを行っていたことの是非がいま問われているわけだが、新たに、福村容疑者とUPIプランニングとの間で、不可解とも思える不動産売買(冒頭写真の高級マンションの一室)も行われていたことが判明したので、以下、報告しておく。
 売買があったのは05年4月。
 本紙でも既報のように、ちょうど、福村容疑者が所有する大量のキーネット株を、UPIに高値で買い取らせていた(総額13億985万円)時期に当たる。

閲覧数 (43472)
  • 2009/11/23
  • 執筆者: Yamaoka (2:40 pm)

「東理」福村康廣容疑者が、暴力団関係者に脅されたと供述する理由

 11月16日、特別背任容疑で警視庁組対4課に逮捕された東証2部「東理ホールディングス」(本社・東京都中央区)の福村康廣会長(53)ーーそれから約1週間経つが、わずかながら漏れ伝わって来る情報を総合すると、福村容疑者は次の2つの主張をしている模様だ。
「容疑を否認しているようだ」「暴力団関係者に脅され、“こちらは被害者だ”旨、いっているようだ」
 福村容疑者が否認しようが、本紙が預金通帳コピーを証拠に解説済のように、特別背任の容疑は極めて濃厚なのだが、「暴力団関係者に脅され」とはいったいどういうことなのか!?
  本紙もこの件は、実はずいぶん前から関係者から聞いていた。もっとも、それは自業自得の側面が大きいのだが……。
 いまのところ、漏れ伝わって来る今後の捜査方針は、「別件の約6億円の増資コンサル料の件で再逮捕して終わり」「例え新たな逮捕者が出るとしても、それは『キーネット』や『UPIプランニング』の元代表など、福村の私益のために協力した側近連中のみ」というもの。
 しかし、組対4課といえば暴力団犯罪の専門部署だ。しかも、福村容疑者がいずれにしろ暴力団関係者の件を口にしているのは気にかかる事実。そこで、なぜ福村容疑者が脅されたなどと語るのか、本紙の知り得る情報を以下に披露しておく。
 今回の逮捕容疑は、増資に関する手数料だが、この増資の一番の狙いは、株価つり上げによる売り逃げと思われる。
 今回の逮捕容疑の17億6400万円の手数料を得た80億円の増資は05年1月(この増資の件を広報したのは前年12月8日。行使価格は1株=20円)、再逮捕の指摘もあるこの増資と関連する約6億円の同じくコンサル料を得た35億6000万円の増資は05年7月に実施され(広報は6月27日。行使価格は21円)ており、冒頭写真の東理の株価チャート図のように、その前後、同社の株は実際に最大5倍近くも急騰し、出来高も同じく急増した。

閲覧数 (43287)
  • 2009/11/22
  • 執筆者: Yamaoka (1:50 pm)

本当に17億円は会社解散に使われたのか!? 「東理」特背事件ーー別件6億円分と一体の不正私益行為(下)

●(上)記事はココをクリック

 前回、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長(冒頭右写真)が特別背任容疑に問われている、「キーネット」への17億6400万円の支払いに関し、入手したキ社の銀行口座コピーを見ると、その後、その17億円余がキ社からさらに福村容疑者個人に転送されており、一部大手マスコミ報道の、キ社解散のためとの理由は名目上に過ぎないのではないかと疑問を呈した。
 ところで、福村容疑者はそのキ社の6割以上の大株主だったが、キ社の解散(05年6月)直前、その株をすべて売却し、約14億円の利益を得ているとも報道されている(=「毎日」11月18日。冒頭左写真)。
 本紙の取材では、この売却先は、これまた福村容疑者のダミー会社である「UPIプランニング」であり、結果、同社は66・84%(1万5410株)を計13億985万円で所有するに至っている。
 売却は2度に分かれ、05年3月30日(4410株。3億7485万円)と4月6日(1万1000株。9億3500万円)。(以下にその通帳コピー掲載)
 これこそ、まさに福村容疑者が東理のコンサル料名目でキ社に17億6400万円を振り込んだ理由ではないのか。そうしないと、福村容疑者は不当な高値でUPIプランニングにキ社株を売りつけたことになるからだ(ただし、前回検討したように17億6400万円をキ社が得たのは一時的なことで、その後、その利益は福村容疑者個人が得ている。貸付金名目でか!?).

閲覧数 (43129)
  • 2009/11/20
  • 執筆者: Yamaoka (6:30 am)

本当に17億円は会社解散に使われたのか!? 「東理」特背事件ーー銀行口座が語るもの(上)

 本紙でも既報の東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長の特別背任事件、05年1月に実施した80億円の増資に絡み、コンサルタント料名目で不正に17億6400万円を教材販売会社「キーネット」(東京都渋谷区。解散)に流出されたというもの。
 冒頭に、入手した、その「確約書」を掲載する。
 そこに記載のように、その17億6400万円の手数料は2回に分けて振り込まれていた。
 1回目は05年1月24日で、13億2300万円。2回目は、確約書では同年3月末までにとなっているが、本紙が入手したキ社の預金通帳コピーによれば(以下に掲載)、3月7日に4億4100万円が振り込まれている。
 一部大手マスコミの既報道によれば、福村容疑者がオーナーだったキ社は、上場するとして資金を集めていたが、業績は優れず、上場の見込みはまったく立たず、「上場詐欺では!?」との声も出ていた。そこで、福村容疑者はこの17億6400万円のコンサル料をキ社に与えることで、資産を増やし、出資比率に応じた分配金を払うことで(05年6月にキ社は解散)事件化を防いだ趣旨の見方だ。
 だが、本当にそうなのか!?

閲覧数 (41466)
  • 2009/11/18
  • 執筆者: Yamaoka (7:20 pm)

「東理ホールディングス」福村康廣会長、別の増資では6億3000万円“還流”の決定的証拠

 11月16日、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長が17億円余りを増資のコンサルタント費用として不正に社外に流出させた特別背任容疑で逮捕されたのは本紙でも既報の通りだが、その増資の約半年後、05年7月に実施された別の増資でも福村容疑者の影響下にある「UPIプランニング」なる会社にやはりコンサルタント費用として支払われた6億3000万円分に関しても同様の疑惑が浮上、再逮捕の可能性が高いようだ。
 この件は、「毎日」(17日=冒頭写真はその記事)がいち早く報じているが、本紙はその決定的な証拠を入手している。
 それは、「UPIプランニング」の通帳(東京三菱銀行=当時)だ(以下に転載)

閲覧数 (41694)
  • 2009/11/18
  • 執筆者: Yamaoka (7:50 am)

東理ホールディングス・福村康廣会長逮捕を「日経」がスクープできた裏事情

 11月16日、警視庁組織犯罪対策4課が、東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長を特別背任容疑で逮捕した(「毎日」16日夕刊記事)のは、本紙でも既報の通りだが、この報道、異例のものだった。
 というのは、「日経」だけが15日、他紙に先駆けてこの週明けにも「会長を特別背任容疑で立件」と断言して報じた(横写真)ことで、各紙、15日の夕刊で、後追い記事を出し、その見立て通り福村会長は16日(月)に逮捕となり、各紙、同日夕刊で報じるという展開になったからだ。
 なぜ、「日経」はいち早く、逮捕情報を掴むことができたのか。

閲覧数 (41579)
  • 2009/11/16
  • 執筆者: Yamaoka (5:50 am)

<速報>本紙指摘通り、福村康廣「東理ホールディングス」会長、特別背任容疑で逮捕

11月16日、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区)の元社長・福村康廣氏(53歳、左写真)が、警視庁組織犯罪対策4課によって、ついに逮捕された。容疑は特別背任で、逮捕と同時に同社など約20ヶ所が家宅捜索されたことは、大手マスコミ既報の通り。
 福村氏の「Xデー」について本紙はいち早く予測していたが、この度、ようやく逮捕に至ったことになる。
 今後、暴力団捜査が専門の組対4課が関係先20ヶ所を捜査したことから、押収した資料をもとに第2弾の摘発もあるかもしれない。
 本紙と福村氏をめぐっては因縁がある。2006年3月、福村氏は、本紙の前身である「ストレイ・ドッグ」と、『別冊宝島Real』にライブドアとの絡みで書いた東理並びに福村氏に関する記述の多くを「事実無根だ」と提訴、本紙・山岡はこれを受けて立った。ところが2007年1月、福村氏側が一方的に提訴を取り下げるという一幕もあった。
 今回の容疑は特別背任容疑だが、これを契機に、さらに暴力団関係者や市場のハイエナ(仕手筋など)への利益供与についてもメスが入れられるかどうかが、注目される。追って詳報を書くので、お待ちいただきたい。
閲覧数 (41967)
  • 2009/11/09
  • 執筆者: Yamaoka (10:40 am)

「東理ホールディングス」、福村康廣元社長、取締役辞任撤回のお粗末

 いまさら驚くことはないのかも知れない。
 またまた、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区)で奇妙なIRが出た。
 本紙既報のように、Xデーも囁かれるなか、福村康廣元代表取締役社長(=冒頭写真)はこの9月、会社から得ていた増資に関する17億6400万円という巨額手数料を会社に返還し、並行して、代表だけでなく取締役も辞任すると発表していた。
 ところが、その後、その17億6400万円をそっくり福村氏に返還すると発表したのが10月15日。そして11月5日には、さらに福村氏は取締役の辞任も撤回、取締役会長として今後も経営にタッチして行くことを明らかにしたのだった。
 それにしても、このドタバタ劇、いったい、どういうことなのか?
 この動きを見て、Xデーは無くなったなんて観測も流れているのだが……。

閲覧数 (41339)
  • 2009/10/19
  • 執筆者: Yamaoka (9:50 am)

奇っ怪ーー「東理ホールディングス」が、一転、福村康廣前社長に18億円を返還へ

 本紙が9月25日に報じたように、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区)は、05年1月に同社が実施した新株予約権発行(全て行使され、その調達額は80億8000万円)のコンサルティング費用として、福村康廣前社長(冒頭右写真)に支払っていた17億6400万円の返還を9月10日に受けたことを明らかにした。
 その背景には、水面下で進んでいる当局の捜査との絡みがある模様で、「逮捕目前!」と報じる情報誌まである(冒頭左写真=「現代産業情報」10月15日号。内容は本紙と同じ)。
 いくら何でも、明日にも逮捕なんてことはないと思うのだが、このように緊張が高まる10月15日、東理ホールディングスは一転、受け取っていた17億6400万円をそっくり福村氏に返還することを明らかにした。
 いったい、これはどういうことなのか。

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