- 2009/02/24
- 執筆者: Yamaoka (4:50 pm)
「ジェイオーGHLD」代表取締役社長解任の真相

ジェイオーGHLDは今年2月13日、第3者割当増資の払込が完了したとIRしているが、実際は2月20日、一部が失権していると訂正IRを出している(ただし、HPのこのIRは2月25日午前1時現在、半日以上閲覧できない常態。上写真=そのIR文書)ように、兵庫社長は着金を確認しないまま、他の取締役に無断で払込完了のIRを出させたので、その責任により解任したというのだ。
具体的にいえば、3億円のCB分はまったく払込はなかったという(約246万円の新株予約権の手数料のみ振り込みあり)。
だが、本紙が得た情報によれば、これは正確ではない。
本紙で昨日報じたように、「アザブ・キャピタル・リミテッド/ビーブイアイ」引き受け分の1億5000万円はいったんは振り込まれていたのだ。
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- 2009/02/24
- 執筆者: Yamaoka (3:20 pm)
反省の色無しーー「SFCG」債権者説明会での大島健伸会長の厚顔無知ぶり

会場の演壇には、大島会長以下3名の経営陣、申立代理人5名、監督委員などが並んだ。

以下は、本紙が関係者から取材したこの説明会の様子。そこからも、大島会長はまったく反省の色なしの様子が窺えた。
冒頭、まず大島会長のお詫びと、民事再生申立に至った経緯についての説明があった。だが、大島氏は過払い金返還請求の増加や、サブプライムローン問題を発端とした金融危機により内外金融機関からの資金調達が困難になったと人事のような説明に終始。SFCGの強引な取り立てなどが社会的信用を無くし、いっそう資金調達を困難にしていた自己責任にはまったく触れずじまいだった。
続いて、再生手続きの説明、監督委員の挨拶があり、その後、質疑応答となった。(上写真=「毎日」「日経」の23日夕刊)
以下は、気づいた主な質疑応答の内容。
まず、最も鋭く責任を追及していたのは日栄・商工ファンド対策全国弁護団。
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- 2009/02/24
- 執筆者: Yamaoka (5:40 am)
<記事紹介>「投資会社元役員 海外口座で株不正取引か インサイダー疑い 」(「産経」2月23日朝刊)

この取引はシンガポールの投資ファンドの銀行口座が利用されており、これまでこうした海外口座を使ったインサイダー容疑での摘発はないという。だが、証券取引等監視委員会はシンガポールや米国、英国、香港などの証券規制当局と協定を結ぶなどして、同容疑の裏付けとなる情報を入手できるようにして来た。その初の成果となりそうだ。
このジェイ・ブリッジの元役員、名前は公表されていないが、
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