お知らせ

○重大なお知らせ

本HPは6月22日(金曜日)を持って完全移行します!

従来のシステムが古く限界に近づいたため、6月22日(金曜日)からまったく新たなHP(https://access-journal.jp)を構築、そちらに完全移行します。
それと同時に料金体系も一新。個人に関しては月額800円(+税)のクレジット決済のみに統一します。法人に関しては料金体系は従来通りで、銀行振込も可能です。

したがいまして、有料講読入会も6月22日(金曜日)以降は、新しいHPの方でお願い致します(このHPからの入会は絶対にしないで下さい。万一、誤って入会されても返金致しかねます。)

もちろん、すでに入会いただいている方におきましては、最大1年間、このHPは閲覧専用のために残しますし、その間の新規記事も新しいHPと並行し掲載することで不利益を被らないようにしますのでご安心下さい。

本紙「アクセスジャーナル」をいつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
これを契機に利便性、セキュリティー、そして記事内容もさらに向上させて行きますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

最新エントリ
  • 最新エントリ配信
  • 2009/04/09
  • 執筆者: Yamaoka (6:50 am)

<書籍紹介>『審議会革命 英国の公職任命コミッショナー制度に学ぶ』(日隅一雄。現代書館)

カテゴリ: 書評
 政府が新しい政策を諮問するときに設置されるのが審議会だが、この審議会のメンバーを誰が、どのように選ぶのかはきわめて不透明だ。
 実際には政治家、官僚、業界の都合のよい人物が選ばれていることが多い。トヨタ自動車と日本経団連会長を兼務していた奥田碩氏、オリックスの宮内義彦会長などその典型例で、NGOや(政府案に批判的な立場の)学者は、はじめから排除されているといってよいだろう。
 そのため、政治改革は一向に進まないどころか、いま大問題になっている労働者派遣法のように、産業界に使い勝手のよい、国民無視の法律が出来上がってしまうことも珍しくない。
 これに対し、そうならない制度として、イギリスの「公職任命コミッショナー制度」なるものを紹介しているのが本書だ。
 著者の日隅一雄氏は、「行政法人や審議会などのメンバーが天下りやお友達人事で決まることを受け入れている日本の市民に、別の方法があることを知ってもらい、透明度の高い行政を実現することに少しでも寄与したい」と編訳した動機を本書で述べている。

閲覧数 (22936)
  • 2009/04/09
  • 執筆者: Yamaoka (6:20 am)

<心声天語>(106)眩しすぎる話

 出会い系サイトからジャンク・メールが届く。内容は“売春営業”である。なかには、「人妻」の文句で誘ってくるメールも少なくない。女性の貞操観念がこれほどまで地に落ちるとは、寂しい限りである。日本女性も、かつては「大和撫子」と言われていたのに…◆終戦を迎えた昭和二十年。平壌(現北朝鮮)に出兵していた峰谷弥三郎氏(当時二十七歳)は、二歳年上の妻と一歳になった娘を残し、スパイ罪の容疑でソ連兵に連行された。蜂谷氏は容疑を否定した。しかし、一方的な裁判にて十年間の強制収容所送りとなった◆極寒の地シベリアで過酷な労働に駆り出される日々。囚人の身から解放されると今度は、当局の厳重な監視下に置かれた。家族との連絡、日本への帰国も禁じられた。生きるためにソ連国籍を取得した蜂谷氏は、日本語を忘れまいと百人一首を口ずさみ、指で漢字をなぞったという◆蜂谷氏は、ソ連が崩壊したことで五十一年ぶりに祖国の地を踏むことになった。一九九七年六月、連絡を受けた草津市役所は峰谷氏の本籍地に連絡を入れた。すると、そこには戸籍から夫の名を消さずに待ち続けていた妻の久子さん(当時八十歳)がいた。五十一年ぶりに再開した老いた夫婦は、語る言葉もなく抱き合った◆半世紀を待ち続けた彼女は、夫は必ず帰ってくる、と信じ続けることで「夫との愛」を貫こうとした…いや、「蜂谷の妻」であるという「自分自身への証し」のために待ち続けたに違いない。不倫や人妻売春が氾濫している現代社会、男と女の愛が損得勘定でしか計られない今日にあって、眩しすぎる話である。(和光)
閲覧数 (27454)
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