- 2011/05/31
- 執筆者: Yamaoka (6:20 pm)
元広域暴力団、事件屋とタッグ!? 上場廃止になった「セイクレスト」筆頭債権者“社長”は警察、自衛隊OB

セイクレストが上場廃止になったのは5月2日に破産開始決定となったからだが、その筆頭債権者である「天成ホールディングス」(東京都中央区)なる会社と、クロマグロの詐欺疑惑会社「シールド」(鹿児島市)は極めて親しい関係にあり、そのシールド社長が元広域暴力団組長だったのだ。(実はシールドは天成ホールディングスの100%子会社だった=天成ホールディングスのパンフレットより=冒頭写真)。

今日日、(元)暴力団と(元)警官が連むことは決して珍しくないとはいえ、こうした事実が具体的に表面化するのは稀だろう。
ちなみに原野徹雄社長、シールドの総務部経理課長も兼務している。
ところで、シールドのクロマグロ詐欺疑惑に関しては、芸能界ではかなり知られた芸能プロダクション社長も深く関与していることもわかったので、以下、報告する。
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- 2011/05/31
- 執筆者: Yamaoka (1:20 pm)
「コンピュータ監視法」、本日午前、衆院法務委員会を可決

審議を傍聴した共謀罪反対運動関係者は、「監視法を鋭く批判してきた民主党議員もあっさり賛成。一体どうなっているのか」「出来レースの質疑だった」「江田法相はインターネットがわかっていない」と口々に不満や憤りを表明した。
それは無理もない。参考人や江田五月法相(下左写真)に対する、民主党議員からの質疑のなかで、いくつかの疑問点が浮かび上がった。ところが、江田法相らの答弁は疑問に応えるものとは思えないのに、当の民主党議員たちもふくめて全員賛成しあっさり可決してしまったからだ。


そもそもコンピュータ監視法は、民主党も反対してきた共謀罪の一部分。江田法相は「インターネットは今や社会のインフラだ。ウイルスの拡大を一刻も早く止める必要がある」と言うが、被災者支援に集中すべき今、急いで成立させなければならない理由としては説得力がない。
江田法相の答弁で、唯一、明確だったと思われるのは、懸念の声が多い、捜査機関による「通信履歴の保全」の範囲に関してだ。「いわゆるメールの『件名』は通信の内容になるので、履歴には含まない」とのことだ。
さて法務委員会の可決後、コンピューター監視法反対運動の関係者はこう語った。
「この審議で特徴的だったのは自民党の柴山昌彦議員(上右写真)の追及。『共謀罪に民主党は反対して来たのに、コンピュータ監視の部分だけ賛成では、整合性がとれない』『ウイルス同様、テロの危険性は高まっている』と共謀罪全体の成立へ、民主党を突き上げている。これに今の民主党は抗しきれるか。再び共謀罪反対の世論を高める必要がある」。
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