- 2012/06/30
- 執筆者: Yamaoka (4:26 pm)
原監督1億円恐喝事件(第4弾)ーー中畑清の仲介に関し重大証言


だが、本紙は恐喝側のKもH(故人)も知る人物から、中畑選手についてもっと重大な証言を得ている。
閲覧数 (29466)
- 2012/06/29
- 執筆者: Yamaoka (5:50 pm)
「アクセスジャーナルTV」6月30日第2回「オウム+安楽死法案など」(7pm?。政治ジャーナリスト・渡辺正次郎氏)


既報のように、政治ジャーナリストの渡辺正次郎氏を招き、テレビの洗脳+橋下徹・石原慎太郎評価につき、本紙・山岡と対談形式で行った。
どうやら好評のようなので、予定通り、渡辺氏と2度目の生放送を6月30日(土)午後7時から2時間の予定で行います。
今回の予定テーマは、まずは17年余りの時を経て、なぜ凶悪事件を起こしてオウム(=後継団体「アレフ」)の信者が増えているのか対談します。

渡辺氏は当時、破防法適用に動き、今日の信者増加につき、破防法適用しなかったことを罪といいたいようですが、本紙・山岡は破防法適用は一貫して反対。前回同様、意見の違う者が侃々諤々やりあった方が読者も面白いと思う次第です。
閲覧数 (27082)
- 2012/06/29
- 執筆者: Yamaoka (3:54 pm)
松澤泰生氏暗躍!? 「サハダイヤモンド」代表取締役会長に、今野康裕氏が“居残れた”理由


それはそうだろう。この間、今野氏は増資を繰り返したものの、業績は一向によくならず、挙げ句、最近はでサハ株を巡って偽造・変造疑惑まで出る有様。これでは、新しい大株主がイメージ一新のため、今野氏を追い出すのも無理はない。
だが、結果はといえば、同社は6月8日のIRで今野氏が代表取締役会長に就くと発表。そして昨日開催の定時株主で承認を得て、今野氏は正式に就任した。
いったい、これはどういうことなのか?
閲覧数 (44539)
- 2012/06/29
- 執筆者: Yamaoka (12:10 pm)
書評「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」(マーティン・ファクラー著。双葉新書。800円+税。7月6日発売)

なぜか? それは著者が鋭く指摘するように、大手メディアは記者クラブ制度に寄りかかり、「原子力ムラ」と癒着していたからだ。
アメリカ人ジャーナリストの著者は、ニューヨークタイムス記者として長年日本に滞在し、3.11報道によってピュリッツアー賞国際報道部門ファイナリスト(次点)に選出された。日本語が堪能で、日本社会を深く理解しているジャーナリストだ。
その彼から見た大手メディアの現状と言えば・・・フリーを締め出す排他的な記者クラブ、「企業広告掲示板」とも揶揄される大企業ベッタリの大新聞、サラリーマン(正社員)中心の歪んだ雇用構造など、著者ならではの鋭い指摘が見られる。
とはいえ日本通の著者のスタンスは、「日本が好きだからこそ」の批判。最終章「日本の新聞 生き残りの道」で、記者クラブ型メディアの時代は終わりを告げるとともに、クオリティの高い新聞が再生するという展望を語っている。
なお、アメリカでは、権力に近づきすぎたジャーナリズムのことを「アクセス・ジャーナリズム」と呼ぶのだそうだ。9.11事件からイラク戦争に至るまで、多くのメディアが体制翼賛的な記事を執筆したことが反省されている。本紙アクセスジャーナルと紛らわしい呼び名だが、その姿勢は対極であることは読者の方々にはわかってもらえるはずである。
閲覧数 (54849)
- 2012/06/28
- 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)
(第3弾)本紙既報の大阪地検特捜部告訴案件で登場していた、原監督1億円恐喝事件の元暴力団員

しかも、Hは07年9月に北海道で事故死しているが、1億円の分け前を巡って殺されたのでは、なんて見方さえ当時出ていたのだが、大阪に住んでいたHが北海道に出かけていたのもこの業務上横領疑惑の出た会社絡みだったのでなおさら興味深い。以下、報告しておく。

本紙では08年3月に報じているが、一言でいえば、大阪淡水とこのブローカーを繋いだのが1億円を恐喝した一方の浜田だった。関係者によれば、両者を繋いだのは06年7月ごろのことだ。
なお、原監督から1億円恐喝したとされるのは06年8月。ほぼ同時期だ。
(上写真=大阪淡水の事業休止を報じる「日刊水産経済新聞」08年2月4日記事)
閲覧数 (29337)
- 2012/06/28
- 執筆者: Yamaoka (11:28 pm)
あの旧「真珠宮ビル」巡り、また事件

男性は10年7月、坂上容疑者の仲介でビルの売買契約を締結。しかし、売買契約に不備があると指摘したところ、同年9月、「極道をなめてんじゃねーぞ。殺すぞ。ばか野郎」などと脅したとされる。


本紙でも既報のように、同ビルを巡っては、指定暴力団山口組系旧後藤組の後藤忠政組長(当時)と、東証2部に上場していた不動産会社「菱和ライフクリエイト」の西岡進社長(当時)らが逮捕されたことがある(ただし、西岡社長は無罪確定。後藤組長は逆転有罪で上告するも今年2月に上告棄却となり懲役2年執行猶予4年確定)。
また、06年3月にはこのビルを管理していた野崎和興氏が旧後藤組関係者に殺害される事件が発生。さらに昨年6月には同ビル解体工事現場で発砲事件なども起きている。
(上左写真は旧ビル、右は現在の跡地)
閲覧数 (43031)
- 2012/06/27
- 執筆者: Yamaoka (1:10 pm)
<ミニ情報>著名な若手活動家・園良太氏がようやく保釈に
- 2012/06/27
- 執筆者: Yamaoka (11:30 am)
『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第42回「スカイツリー開業と錦糸町の立場」

あのソラマチというのは、ありがちな観光客向けショッピングモールで、東京タワーやお台場(レトロ商店街なんかね)、江戸東京博物館、浅草仲見世あたりの要素はスパイス程度にして、船橋ららぽーとやイオンを混ぜこぜにしたようなボリュームで客を一気に吸収しているわけだよ。おかげで、がっくりきたのはまずは押上商店街でないのか。

閲覧数 (96673)
- 2012/06/27
- 執筆者: Yamaoka (3:56 am)
(第2弾)原監督1億円恐喝事件の真相を、スポーツ・夕刊紙が報道できない理由

昔と違って、プロ野球・巨人軍の威光は大きく下がっており、そちらに配慮してのこととはとても思えない。
そうではなく、どうやら1億円取った方の、文春記事ではK氏になっているまさに渦中の人物が広告主のためのようなのだ。
その典型例が、6月23日付けの『日刊ゲンダイ』だ(冒頭写真)。
この紙面のどこが奇妙かというと、右上の原監督の記事の内容に関してではない。その下に「ほのか」という熱海温泉の旅館の広告がセットのように出ていることが奇妙なのだ。
なぜなら、この旅館運営会社の会長こそがK氏だからだ。

「ほのか」のHPを開くと、その巻頭にこの6月25日に「中日スポーツ」「日刊スポーツ」「スポーツ報知」に出したほのかの広告が掲載されている(上写真)。
それを見ると、中日スポーツの分には「其の二百十」、日刊スポーツ「其の二百七十二」、スポーツ報知「其の六十三」と小さく記されており、どうやらこれ、各広告の出稿回数のようなのだ。
閲覧数 (30179)
- 2012/06/26
- 執筆者: Yamaoka (5:54 pm)
あのオリンパス不正疑惑人脈ともリンクーー旧「ジェイ・ブリッジ」被告民事訴訟の証人尋問日時決定

7月6日(金)午後には山本健一郎元JB副社長、7月27日(金)午後には増山慶太元JB関連事業部長が登場する。

閲覧数 (36549)
- 2012/06/26
- 執筆者: Yamaoka (12:00 pm)
<DVD紹介>『チェルノブイリ・ハート』――今こそ見ておくべきドキュメンタリー


映像のなかでは障害をもった乳幼児や、やせ細った心臓病の少女など、正視するのがつらい映像が映し出されていく。

ところが、「避難地域」と指定されていないこともあり、政府による補償はない。
閲覧数 (101186)
- 2012/06/25
- 執筆者: Yamaoka (11:00 pm)
6月27日ーー「プリンシバル・コーポレーション」の増資引受先はあの桝澤徹氏のお友だち

この増資の引き受け先、IRされているのは「トーヨーコーポレーション」(東京都中央区)という有限会社と、「NDC Investments Pte. Ltd」というシンガポールの会社。すべて行使されれば、両社併せ35%以上と、プリンシバルの経営権を握ることになるが、この両社の背後にはあの桝澤徹氏(冒頭写真の黄色円内)のお友だちが控えていると思われるからだ。
そう、桝澤氏といえば、本紙ではお馴染み、旧「ジェイ・ブリッジ」(9318。東証2部。現アジア・アライアンス・ホールディングス)の元社長で、オリンパス事件でも同氏人脈の関与が噂された。
閲覧数 (44631)
- 2012/06/24
- 執筆者: Yamaoka (10:54 pm)
<ミニ情報>「ゲートウェイ」への資金注入絡みで登場していた反社

「兜町アンダーワールド」の連載においてで、その際はG社とイニシャルに止めていた。
そうしたところ、即、本紙・山岡のあるネタ元の知り合いだといって、「ゲートウェイのことで是非、話したいことがある」と電話がかかって来た。何か新しい情報が入ればと、山岡が、東京都港区芝公園の増上寺近くの喫茶店で会ったのは昨年6月1日のことだった。
閲覧数 (49534)
- 2012/06/23
- 執筆者: Yamaoka (11:08 pm)
「医療機関債」詐欺疑惑病院は、以前から病院ブローカーに「ハコ」として使われていた


本紙が得た情報によれば、すでに「賢和会」時代(98年2月?11年4月)後期から、今回の医療機関債発行を裏で画策したと思われる「共同医療事務センター(株)」のような、病院経営のコンサルを業に掲げた病院ブローカー会社が関わっていたからだ。
閲覧数 (34388)
- 2012/06/23
- 執筆者: Yamaoka (8:06 pm)
<ミニ情報>大物金融ブローカー「永本壹柱」被告、保釈に

関係者によれば、その後、永本被告は2回目の保釈を申請。それが認められ、すでに保釈になっているという。
閲覧数 (40721)
- 2012/06/22
- 執筆者: Yamaoka (6:27 pm)
新たな疑惑ーーなぜか「サハダイヤモンド」にある、松澤泰生氏預かり3000万円金屏風トラブル

この際、松澤氏に関し、ダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株式に関することしか説明しなかったところ、読者から、なぜ有名でもない個人のことを取り上げるのかとのメールがあった。
本紙は、松澤氏は有名人なのは公然たる事実と思っていたが、そうでもないようなので少し解説しておく。松澤氏は、東京佐川急便事件(バブル時代、当時の社長経由で総額5000億円ともいわれる資金が政界、闇社会などに消えた一大事件)に関与していたことで有名。その後、数々の“危ない上場企業”の株絡みで登場しているその世界では有名な御仁故、ウッチし続けている。
さて、その松澤氏に新たな疑惑が出ていることがわかった。今回は金屏風に関する疑惑だ。
被害者だというO氏が証言する。

私が文句をいったところ、さすがにマズイと思ったのか、金屏風は第3者からサハ側に戻り、いまサハ本社ビルの1階に保管されていることがわかりました。そこで、警視庁に相談する一方、善意の第3者に売却されないように動産占有移転禁止仮処分命令を求め申立をしました。“保証金”が750万円もかかりましたが」(上写真=その申立書)
申立をしたのは5月30日。まだ、地裁の決定は出てないという。
その屏風は清光光運氏の8曲屏風「屏風」という作品(冒頭写真。横幅4・17m、高さ1・82m)。
閲覧数 (45389)
- 2012/06/22
- 執筆者: Yamaoka (1:50 pm)
法政大学「暴処法裁判」で無罪判決を受けた元学生に聞く

この事件、かいつまんでいえば、大学正門に掲げられた特定の学生に対する入校を禁じた看板を「共謀して壊した」として、09年5月に11人の学生を逮捕(うち5人を起訴)したというもの(冒頭写真は、無罪判決を受けた5人の元学生ら)。
ちなみに、学生に対して暴処法が発動されたのは、「東大ポポロ事件」(1952年)以来、戦後2度目のことだ。
なぜ、彼らは看板を破壊した疑いを掛けられてしまったのか。
今回、5人のうちの1人、元法政大学生の増井真琴氏(24歳)にインタビューした。
「90年代以降、日本の大学は、私立・国公立を問わず、『大学改革』という名のもとに、経営優位路線をとり、学内規制を強めていきました。そこでは、キャンパスの美化に相応しくないものも取り壊していった。主として、学生会館の解体、自治会非公認化、学生のあらゆる行動への制約です。たとえば、立て看板の禁止あるいは申請制、所定の場所以外のビラ貼りの禁止、ビラ配りの禁止、などです。法政大学では、文化系サークルの連合体である『文化連盟』(文連)の非公認化が行なわれました」。
「当時の文連には、33の文化系サークルが加盟していました。サークルの垣根を越えての飲み会、合宿などが行われ、様々な人と出会える場だった。学科のゼミや、サークル内では賄いきれない人との出会いが、そこにはあった」と増井氏は当時を振り返る。
閲覧数 (149357)
- 2012/06/21
- 執筆者: Yamaoka (9:21 pm)
巨人原監督が元暴力団員に1億円ーー『週刊文春』で書かれなかったこと

この記事を見ると、原監督がつきあっていた女性は相当思い悩み、原監督とのトラブルを契機に生活が荒れ、そして失踪に至ったと取れるような記述になっている。確かに、真剣だったのかも知れない。だが、その女性(仮にA子とする)に会ったという人物は、こう証言する。

ところが、後日、実に強かな女性であることが判明したという。
紹介した知り合いはA子に月々50万円の手当を払っていたという。その支払いが滞ったところ、彼女、「奥さんにバラすわよ!」と怒鳴り込んで来たというのだ。
閲覧数 (97788)
- 2012/06/21
- 執筆者: Yamaoka (1:20 pm)
今度は渋谷区でホームレス一斉排除の動き


しかも同日、渋谷区役所の地下駐車場や、区役所前トイレも封鎖されたのだが、地下駐車場は夜露をしのぐためにホームレス数十人が避難所として利用していた。こちらも改修を名目にしているわけだが、何の予告なく、ホームレスが生活する3箇所の公共空間が同時に封鎖されたとあれば、ホームレスの一斉排除が目的と考えるのが自然だろう。

閲覧数 (98707)
- 2012/06/20
- 執筆者: Yamaoka (9:40 pm)
なぜ、経営陣は訴えないのか? 「ホッコク」の不動産取引で浮上した「反社」疑惑

その不動産とは、ホッコクが所有する千葉県浦安市の4階建て建物2棟を巡って。
ホッコクは銀行からの不正融資で逮捕、近く服役すると見られる吉田泰昌被告が社長時代(本紙既報の別の不動産疑惑も)にここを取得。現在、そこは別の某上場企業の社員寮(下写真はその1棟)として利用されている。

関係者が証言する。
「ホッコクは、Mという不動産ブローカーを介し、仮登記を付けたD社に7億円で売る契約をし、その手付け金としてD社はホッコクに3000万円支払いました。売買する期限はこの5月末まで。それまでにD社が残りの額を支払わなければペナルティー代としてホッコクは3000万円を没収する。当然、その時点で仮登記も外れる。そういう条件での仮登記でした」。
ところが、その期限の5月末を過ぎたいま現在も仮登記は付いたまま。それどころか、その後、D社の仮登記は大阪の別会社E社に移転されている。どうなっているのか?
閲覧数 (38270)