- 2012/06/11
- 執筆者: Yamaoka (10:20 pm)
<記事紹介>「民主党DVD抹殺事件も発覚! いまだ続く原子力ムラ悪魔の支配力」(『週刊大衆』6月25日号)

大衆といえば、半ば、エロ雑誌の類とはいえ、キオスク、コンビニ、書店とどこでも手に入る、30万部近く出ている雑誌。
3・11からすでに1年3カ月経つが、わが国のこの手の大手雑誌で、ここまで真正面から「原子力ムラ」を告発した記事はそうないのではないか。自画自賛するわけではむろんないが、この記事を担当したのは本紙・山岡。たまたま企画が通った結果だ。
本紙の6月7日の記事と、内容は基本的に同じものだが、興味があれば、店頭で、是非手に取ってみていただきたい。
ついでに、一言。

「そうした規制はいまでも経済産業省の原子力安全・保安院がやっており、新しい規制組織が出来てもこの人たちが中核になるでしょう」。
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- 2012/06/11
- 執筆者: Yamaoka (9:00 pm)
<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(344) 「T&Cホールディングス」の増資と松本弘樹氏の疑惑

だが、ここで大きな問題がある。T&Cの株価(冒頭写真はそのチャート図)。
今回の引き受け価格は1株1万7500円。ところが、株価はそれを大きく下回ったままだ。先週末、突如、めぼしい買い材料などないにも拘わらず株価が急騰、また出来高も急増するという不可解な動きがあったものの、週明けの本日は再び値を下げ終値は1万2600円と引き受け価格と大きな開きがある。

本紙既報のように、「反社」が松本氏らを介してT&C株を買っていた疑惑がある上、松本氏らは昨年9月まで第2位株主だった「香港東盛禾投資集團有限公司」の代理人で、同社名義のT&C株を預かる立場にあったところ、勝手に都内の金融業者に質入。同社株は香港東盛の関知しないところで第3者に売却されてしまった。
このことは、T&CのHPの昨年11月16日付「(経過報告)第三者割当株式の譲渡及び主要株主の異動に関するお知らせ」にも記されている。
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