- 2012/06/13
- 執筆者: Yamaoka (10:50 pm)
<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第7回)「関係する元組員、別件のひき逃げ事故で服役の模様」


この連載で元組員と書き、また、問題の門真市発注の小学校解体工事の下請けを強要し、山口組系弘道会「大石興業」(門真市)の元若頭K氏(絶縁)や、その企業舎弟の別のS氏らの庇護の下、自分の知り合いがたまたま解体工事現場近くに住んでいたことを奇貨とし、解体工事で家が少しでも揺れたら「工事を止めるぞ!」と脅し、少なくとも600万円の不法利益を得たと思われるメンバーのSが、別件事件でつい最近、服役になったとの情報が入ったのだ。
罪名は道路交通法違反(ひき逃げ)、自動車運転過失致死傷など。

この交通事故、ともかく悪質なのだ。
住野が事故を起こしたのは10年10月23日午前3時40分ごろ。大阪市北区の兎我野町の交差点でトラックと出会い頭に衝突。その弾みでトラックが2人を跳ね、1人が死亡(53)、もう1人が頭に軽傷を負うのだが、そのことを知りながら放置し、現場に車を乗り捨てて逃走。約7時間後に「逃げ切れないと思った」として曽根崎署に出頭したというもの。
閲覧数 (30904)
- 2012/06/13
- 執筆者: Yamaoka (8:10 pm)
「国際医療福祉大」一派への加担を懸念かーー“天皇陛下執刀医”、突如、副理事長就任辞退の真相

ところが、前日の11日、多忙を理由に辞退した。
本日の「毎日」も、一般社会面でこの件を報じている(冒頭写真)。
いくら著名とはいえ、1医師のそれも非常勤の人事につき、全国紙社会面で報じるだろうか。多忙なことは最初から本人が一番わかっていることで、辞退の背景に重大な事実があるからと理解すべきだろう。

そのなかでもすでに触れているように、天野教授が副理事長に就任しようとしていた仙台厚生病院は、東日本大震災をこれ幸いに、やはり医学部新設を働きかけている国際医療福祉大一派なのだ。
そして、これにテコ入れしていると思わないわけにいかない地元紙「河北新報」など、天野氏の副理事長就任予定報道において、「医学部新設構想にも賛同」と、両者の問題を露骨に絡めて報じていた(上写真=「河北新報」6月8日記事)。
閲覧数 (31361)