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  • 2016/05/31
  • 執筆者: Yamaoka (2:01 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(566)米大手ファンド「ルネッサンス」が手掛ける注目銘柄

「ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシー」という米国NYの大手ヘッジファンドをご存知だろうか。
 1982年、著名な数学者のジェームズ・シモンズ氏(冒頭写真)が創業。彼はハーバード、マサチューセッツ工科大で数学教授に就いた経歴の持ち主で、創業以来の年平均リターンは38%とも。そして、現在の運用資産は軽く2兆円を超え世界有数のヘッジファンド。
 そんなルネッサンスだが、わが国株式市場にも以前から投資していて10年には「鬼怒川ゴム」(5196)、「JUKI」(6440)、11年「ルック」(8029)などに登場してして仕手相場をリードした。
 13年には「日本カーバイト工業」(4064)に登場。
 こうした実績を見ると、仕手筋として有名だったあのK氏が代表を務める会のHPで推奨する銘柄と重なっていたこともあり、同列に語られたこともある。
 しかし、ルネッサンスは、各銘柄の業績を検討するというより、世界中の主要市場の銘柄の値動きから動向を自動的に算出するプログラミングを作り、ごく短期間に売買をするのが特徴で、結果的に過去、仕手株として知られる銘柄に投資している面もあるだけのことで、少なくとも従来の仕手筋とは似てあらざるもののようだ。
 そして、近年は一段と積極的にわが国銘柄に投資して来ているとも。

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  • 2016/05/29
  • 執筆者: Yamaoka (1:50 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(565)あの大場氏が新たに仕掛ける銘柄!?(続)

 本紙では5月26日、仕手株や、“危ない上場企業”への資金注入などで有名な大場武生氏が、また最近発表された某上場企業の増資に深く絡んでいるという情報が出ていると報じた。(冒頭写真=イメージ写真です)
 その時点では慎重を期して、その上場企業の名は伏せていたが、その後の追加取材で、やはり間違いないと確信するに至ったので以下に実名を上げる。
 その上場企業、自社HPで5月13日に2億2050万円の第3者割当増資と、すべて行使されれば1億610万円の新株予約権発行をIR。振込み期日は5月30日。
 その第3者割当増資のちょうど半分、それに新株予約権のすべて、すなわち約2億円の資金を出すと見られるのがシンガポールの投資会社。そして、この資金で某上場企業はシンガポールの別会社の発行する16〜19%相当の新株を2億円で取得するというが、この会社に大場氏は深く関係していると見られる。

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  • 2016/05/28
  • 執筆者: Yamaoka (11:50 pm)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第22回 漢方医学から見た睡眠のメカニズム」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 漢方医学では、睡眠のメカニズムを陰陽の働きによって説明します。
 日中は、気が陽の部位である体表や上半身に多く集まり、目や脳を働かせます。やがて夜になると、気は臓腑のある陰の部位に入って眠りにつきます。

欠伸(あくび)はなぜ出る?

 陽は人の頭脳のある上部を司り、陰は人の臓腑のある下部を司っています。夜になって陰気が上って脳を占め、陽気が下って臓腑に入ると人は眠りにつきます。しかし、夜になっても陰気が下にあって陽気が上にあると眠ることができません。そこで陽気は上から陰気を引き上げ、陰気は下から陽気を引き下ろそうとして、互いに引っ張り合うことになります。これが欠伸です。
 欠伸は自然に陰陽が交流して眠りに入ろうとしているサインなのです。
 夜になっても気が陰に入ることができないと寝付くことができません。アルコールや刺激物、ストレス過剰でイライラして陽の気が過剰になった場合や、うまく気が陰に入れない場合などに起こります。また、中途覚醒や早朝覚醒によって十分に気が臓器を巡らないうちに目が覚めてしまう状態が続くと、だんだんと陰である臓器が弱っていきます。その結果、肝や腎が弱り、様々な症状が現れてきます。

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  • 2016/05/28
  • 執筆者: Yamaoka (4:04 am)

15億円以上の水増し請求ーー提訴された「博報堂」。トンデモ体質にメスが入るか

 03年、大広、読売広告社と経営統合し、売上が1兆円を超え、業界1位の「電通」と対峙している「博報堂DYホールディングス」(2433。東証1部。東京都港区。冒頭写真は本社ビル)ーーその傘下中核企業が「博報堂」だ。
 博報堂が水増し請求するなどして約15億3000万円を不当に得たとして、その返還請求訴訟を福岡地裁に起こされたのは5月20日のこと(下写真は訴状)。
 しかし、博報堂のHPを見てもその事実は載っていない。それは大手マスコミのニュースも同じ。
 事件化でもしない以上、まず報道されないのは、博報堂も電通同様。広告掲載の代行を依存しているため、マスコミ各社にとって博報堂も極力、マイナスのことは触れられないタブー的存在なのだ。
 提訴したのは、化粧品、健康食品の通信販売会社「アスカコーポレーション」(福岡市博多区)。
 南部昭行社長が“無添加”を売りに、わずか10数年で100億円企業に育て上げた。
 その躍進の上で大きな役目を果たしたのが広告。TV、ラジオ、新聞、雑誌への掲載はもちろん、自社の顧客向け情報誌、街頭イベント、アフィリエイト、自社HP、深夜の通信販売番組放送に伴うコールセンター業務――当初はこれらの掲載、実施、製作代行、委託を複数のところに頼んでいたが、11年からは博報堂に一元化。そして約9年間で、博報堂と実に総額約120億円の取引があった。ところが、そのうちの少なくとも約15億3000万円が不当なものだったというのだ。
 それにしても、いまごろアスカ社はなぜ気づいたのか。別の言い方をすれば、これまで気づかなかったのか。

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  • 2016/05/26
  • 執筆者: Yamaoka (8:09 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(564)あの大場氏が新たに仕掛ける銘柄!?

 大場武生氏ーー古くは「大盛興業」(1844。東証2部)、近年は「SOL Holdings」(旧シスウェーブホールディングス。6636。JQ)、「リアルビジョン」(6786。マザーズ)株を実質、取得し経営権を握ったことも。最近は、持ち帰り「小僧寿し」を展開する同社名「小僧寿し」(9973。JQ)のオーナー株売却先候補としてその名が出ていたあの御仁。
 その大場氏が、最近発表された某上場企業の増資に深く絡んでいるという情報が出ている。
 むろん、大場氏のことだから表に顔を出してはいない。
 しかし、情報元は間違いないと断言する。
(冒頭写真=イメージ写真です)

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  • 2016/05/26
  • 執筆者: Yamaoka (4:34 pm)

「MAGねっと」上場廃止確実も、意気軒昂の大島氏

カテゴリ: サラ金 : SFCG
 債権回収などを手掛ける「MAGねっとホールディングス」(8073。JQ。東京都港区)は5月23日、2期連続の債務超過になることから上場廃止基準に抵触し、7月末には上場廃止になる見込みとIRした。同日、東証は同社株を管理銘柄(確認中)に指定したこともあり、同社株は処分売りが加速し大きく値を下げている(冒頭写真)。
 このMAGねっとの代表は、経営破たんし世を騒がせた大手商工ローン「SFCG」(旧商工ファンド)」代表だった大島健伸氏の息子・大島嘉仁氏。また、かつて同社はSFCG傘下企業だったし、現在も大島ファミリー企業「ファイ」が78%とダントツの筆頭株主(ただし「四季報」を見ると「アルファ」なる会社に筆頭株主が代わっているが正体不明なのは気にかかる。ファイが社名変更したわけではない)。
 大島健伸氏にとっては、唯一残っていた上場企業ともいえるわけで、さぞや無念と思っているかと思いきや意気軒昂のようだ。

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  • 2016/05/25
  • 執筆者: Yamaoka (12:21 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(563)「プラコー」の大株主に登場したあの有名人(2)

 本紙は5月3日、中空成形機などプラスチック加工機の専業メーカー「プラコー」(6347。JQ。さいたま市)の大株主に、昔、若干30歳少しで上場企業の社長に就き、反社的人物のダミーとの噂も出て話題を集めたこともある人物がなり、証券取引等監視委員会も注目しているようだとの記事を書いた
 その時点では、この人物が今回いかなる狙いで大株主になったのか不明だったが、その後、その疑問に関する情報が入って来たので追加報道する。

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  • 2016/05/24
  • 執筆者: Yamaoka (2:52 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(562)「サハダイヤモンド」、営業キャッシュ・フロー(+)で上場廃止回避

 本紙が何かと注目している、ロシア産ダイヤモンド製造・販売「サハダイヤモンド」(9898。JQ。東京都墨田区)は5月20日、今年3月期の決算短信をIRした。
 それによれば、営業キャッシュ・フローは昨年度も1億6300万円のマイナスだったところ、今期は3億9700万円のプラスに転じている。
 既報のように、サハの場合、営業利益、営業キャッシュ・フロー共にこの4期連続でマイナスだった(営業利益だけならこの10年以上)。そしてJQ上場企業の場合、4期連続で営業利益及び営業キャッシュ・フローがマイナスの場合、1年内に営業利益または営業キャッシュ・フローがプラスにならなければ上場廃止になるため、サハの今期決算が注目されていた。
 上記のように、営業利益は今期もマイマスながら、営業キャッシュ・フローはプラスに転じたことで、あいかわらず「継続疑義」であるものの、上場廃止は免れたことになる。

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  • 2016/05/23
  • 執筆者: Yamaoka (2:58 am)

<芸能ミニ情報>第52回 舛添都知事に元愛人娘絡みでオリンピック利権求めスリ寄る大手マスコミ

 舛添要一東京都知事(67)の政治資金私的流用は論外であり、辞任して当然だろう。
 政治資金規正法違反(虚偽記入罪)ですでに市民団体に告発されているが、徹底して捜査してもらいたものだ。舛添都知事は一部資金を返金しているが、そんなことで済まされる問題ではない。
 ただ、我々都民も、こんな節操のない人物を都知事に選んだことを反省すべきでは。
 連日、この問題は大手マスコミも報じているが、実はその裏側で、一部大手マスコミは来る東京オリンピックの放送権始め様々な利権のおこぼれに預かろうと、あるルートを通じて舛添氏を懐柔しようとアプローチしていたことが判明した。
 舛添都知事はカネにセコイ一方、3度結婚、2人の元愛人との間に3人の子どもをもうけており、「カネ」と共に「女性」問題でも過去、数々の話題を提供して来ているが、今回判明したそのアプローチ先とは、その一方の元愛人との間の娘に関して。それも芸能絡みのことだ。

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  • 2016/05/21
  • 執筆者: Yamaoka (1:17 am)

ご注意!! 中国人が死にかけたーープラセンタ注射液の「偽造品」と確認

 本紙では昨年11月22日、そもそもは更年期障害、肝機能障害改善のためなどの医薬品であるプラセンタ注射液が、その副作用で肌が白くなるなどに過ぎないのに美容効果があるとして中国人女性を中心に人気を博し、その需要を見込んで、医者の診断を受けることなく(=処方箋なしで)購入希望者に直に売りつける組織が登場。(*冒頭写真の解説は以下の有料記事部分にあります)
 それは正価の10数倍もするだけでなく、本来の治療目的外使用のため、結果、死亡例さえ出ているとして、警告する記事を書いている
 それから半年余りーーある中国人がやはり違法に使用したところ、3日間に渡り全身に強烈な痛みを感じ、悶え、死にかけたとのことで、その使用したプラセンタ注射液そのものが本紙の元に届けられた。
 そこで製造元に確認したところ、目的外使用も危ないが、そもそもこのケースは使用した製品が「偽造」されたものであることが判明した。

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  • 2016/05/19
  • 執筆者: Yamaoka (11:42 pm)

あの南青山地上げ物件ーー今度は仮処分決定巡り刑事告訴

 村上ファンドの村上世彰氏始め複数の“著名人”が関わる上、水面下で政治的思惑もいろいろ蠢いている模様であることから、本紙が注目しレポートしている都心最大の南青山3丁目の地上げ物件――本紙は5月11日、この地上げ対象地の最後に残っていた5階建てビルに関し、「千寿」(千葉県船橋市。三輪洋治社長)なる有限会社の占有移転禁止仮処分申立を東京地裁が認める決定を出していたことがわかったと報じた
 関係者の話などを総合すると、この申し立ては5月6日になされ、その3日後(5月9日)には認める決定が。ところが、5月13日午後、東京地裁執行官が、現在、同ビルを所有するPAG+ゴールドマンサックス側から同ビルの引き渡しを受け、千寿側に同ビル使用を許すべく出向いたものの、すでに同ビル床の大半は壊されていた(冒頭写真)ことから仮処分執行は不能に。
 これに関し、千寿は、少なくとも仮処分決定が出た時点ではまだ床はあったが、PAG側は仮処分執行を阻止する意図の元、仮処分決定の事実を知りながらあえて13日に執行官が来るまでの間に床を壊したとして刑法261条(器物損壊罪)、同234条(威力業務妨害罪)容疑で警視庁最寄り署に告訴したという。
 これだけ聞けば、この地上げ攻防戦、ついには最後の最後でまた刑事事件化の可能性も出て来たわけだが、実際のところ真相はどうなのか?

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  • 2016/05/18
  • 執筆者: Yamaoka (8:13 pm)

ライバル会社による「マルハン」出店阻止工作の闇(3)

 本紙のこの連載が、パチンコ業界関係者の間で大きな反響を呼んでいる。
 この連載2回目にも述べたことだが、ライバルのパチンコ大手「マルハン」の出店阻止(冒頭写真は東京・浅草の出店予定地)のため保育所を開設するべく工作していたというその方法もスゴイが、そこには政治家や暴力団も関わり、そんな本来は絶対に外部に出ないはずのことが内紛などもあり、今回、証拠資料も揃えて表面化したのだから無理もない。
 当局も注目しており、すでに捜査しているとの情報もある。
 また、パチンコ業界においても「パチンコ・チェーンストア協会」(PCSA)が大きな関心を見せているとも(下写真=PCSAのHPトップ)。
 PCSAは主要なパチンコチェーン大手が加入。そのパチンコ合法化を目論む有力団体の政治アドバイザーに複数の閣僚が就いているということで以前、物議を醸したこともあったが、このPCSAのよりによってトップに就いているのが、あろうことか、問題の中堅ホール企業とその親会社の両代表とあっては無理もない。
「聞くところによると、裏工作をしたのはあそこの取締役で、トップがその取締役を信じ込み預かり知らないとも。しかし自浄作用がないなら、協会が調査に乗り出し、場合によっては除名することもあるのではないか」(協会関係者)
 何しろ、PCSAには政治分野アドバイザーとして鳩山邦夫、野田聖子氏ら自民党24名、民進党18名など計50名の国会議員が就いているのだ。暴力団とも絡むとなれば、なおさら看過できまい。

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  • 2016/05/17
  • 執筆者: Yamaoka (10:12 pm)

担保権行使は信義則違反!ーー「雪国まいたけ」創業者らが「第四銀行」と外資側を訴えた注目訴訟

カテゴリ: 銀行犯罪関連
 きのこ生産大手「雪国まいたけ」(新潟県南魚沼市)といえば東証2部に上場していたが、米投資ファンド「ベインキャピタル」の株主公開買い付け(TOB)で、昨年6月、上場廃止になったのはご存じの通り。
 雪国まいたけ創業者で、13年11月まで社長だった大平喜信氏(冒頭写真。68)ら大平一族側は、かつて雪国まいたけの株式60%以上を所有。ところが、メインバンク「第四銀行」(下写真。東証1部。8324。新潟市)からの計約32億円借入れ担保に計40%以上の雪国まいたけ株などを差し入れていたところ、同行は返済遅延を理由に無断で担保権を行使して同TOBに応じた結果だった。
 なお、第四銀行は新潟県におけるリーディングバンクとして、県内に強固な経営基盤を有し、県及び新潟市の指定金融機関とされている。店舗数は121店。預金残高は約4兆3000億円。地銀全体のなかでも上位に位置する。
 これに対し、大平氏ら一族側は反撃に転じた。
 昨年12月、まずは第四銀行を相手取り、約13億円の損害を求めて新潟地裁に提訴。
 その後、戦略変更を理由に今年1月に訴えを取り下げ、翌2月、第四銀行にベインキャピタル側(子会社になった雪国まいたけなど)も加え、株主としてと地位確認を求め、今度は東京地裁に訴えていた。
 その訴状によれば、大平氏らは《上場会社の支配権を有する株主に対する担保権について、十分な担保余力があり緊急の債権回収の必要性がないにもかかわらず》、第四銀行は経営に介入し、《債務者の信頼を裏切って、原告らの旧雪国まいたけに対する支配的利益を奪ったもので信義則違反行為であり、かつ、担保権者として過剰な担保権の行使として権利の濫用といえるものである》と主張している。 
 なお、この5月に入り、訴訟内容の違いなどから、対第四銀行などそのまま東京地裁で、対雪国まいたけ訴訟については新潟地裁と、訴訟分離になっている。
 もっとも、そんな訴訟が起きていたことを知る読者は少ないと思う。というのも、全国紙にしても新潟版で小さく報じているだけだからだ。
 だが、この訴訟、ひじょうに注目されるべき内容なのだ。

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  • 2016/05/16
  • 執筆者: Yamaoka (2:51 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(561)「ヒューリック」が絶好調な理由

「みずほフィナンシャルグループ」(以下、みずほFG)が、“ワンミズホ”をCM(冒頭写真)などで盛んに宣伝している。だが、具体的には13年7月にみずほ銀行(旧富士、第一勧銀)とみずほコーポレート(旧興銀)が合併しはしたものの、系列の銀行、信託、証券のFG傘下での一体はなかなか進んでいない。
 だが、「ONE MIZUHO」を別の角度から捉えると、旧一勧、旧興銀勢力を駆逐して旧富士銀が実権を握って、3つの派閥がようやく旧富士中心に一つになったともいえる。
 その象徴が不動産会社「ヒューリック」(東証1部。3003)だ。
 この会社、旧富士銀の銀行店舗ビル管理から出発して、13年12期と翌14年12月期を比べると売上げが倍増し2000億円台に乗せ、近年急成長中だ。これに対し、旧一勧、旧興銀系列の不動産会社も当然ながらあるが、こちらは目立たず上場もしていない。

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  • 2016/05/14
  • 執筆者: Yamaoka (2:32 am)

トラブルになっているマンション管理辞退もーー国交省に告発された「日本ハウズイング」

カテゴリ: 経済事件
 今年3月29日に報じた、マンション管理大手3社の一角、「日本ハウズイング」(4781。東証2部。小佐野台社長=下写真。東京都新宿区)が国土交通省に「告発状」を出されていた件の続報。
 この第1報記事では、東京都杉並区内の大型マンション(冒頭写真)で、日本ハウズイングに管理を頼んだマンション管理組合と、最大の区分建物所有者兼同マンション敷地所有者F社が対立。管理組合は昨年8月、緊急臨時総会を開催したが、その議題のなかにF社に取って不利な議案があったにも拘わらず、そのF社や同議案に反対すると思われる者に招集通知を出さなかったり、直前に出したりしたことから、日本ハウズイングはマンション管理業者として法令などの規程を遵守し、公平・公正の立場から是正するように指導すべきところ管理組合と癒着しているとして、F社により監督官庁の国交省に告発されたと述べた。
 その後、F社はその強行された臨時総会の無効確認などを求め提訴し訴訟になっているが、この5月中に開催予定の管理組合定時総会において、再度、F社が無効とする議題につき、「問題の指摘を受けないように決議する予定」と、管理組合自ら、問題があったとも認めているかっこうだ。
 しかも、関係者によれば、日本ハウズイングはこの定時総会後、同マンションの管理業務を降りる可能性を匂わしているという(なお、日本ハウズイングは本紙取材申し込みに対し、個別の案件故、質問には一切答えられないと回答して来ている)。
 もっとも、F社が「告発状」で指摘している問題点はこの臨時総会の強行に加担したとすることだけではなかった。
 同総会で議決されたなかには、F社の管理費・修繕積立金をこれまでの月50万円から約95万円と倍近い値上げをする議題もあった。
 これだけ聞けば、読者は、日本ハウズイングが個別の金額問題の是非まで判断できる立場にないと思われるかも知れない。
 だが、この要求が、マンション共有部分の負担までF社に求めるものと聞けば、疑問に思う読者もいるのではないか。

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  • 2016/05/13
  • 執筆者: Yamaoka (1:01 am)

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第21回 杏仁の効能」

カテゴリ: 医療・健康
 筆者・平地治美(薬剤師。鍼灸師)。漢方の良さを伝えるため、日々の臨床では治療だけではなく自然治癒力を高めるための“養生”の指導に特に力を入れ、一般の人たちへの健康指導を積極的に行う。朝日カルチャーセンター新宿、津田沼カルチャーセンター等で「女性のための漢方レッスン」「舌診入門」「季節の過ごし方と食養生」などの漢方関連の講座を担当。和光治療院・漢方薬局(千葉市若葉区TEL043-232-6258)で治療。千葉大学医学部医学院和漢診療学講座非常勤講師。京都大学伝統医療文化研究班員。日本伝統鍼灸学会理事。漢方三考塾講師。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る、動かす、食べるで健康になる』(日貿出版)。「平地治美の漢方ブログ発信中

 杏仁(きょうにん)とは杏(あんず)の核を割ると出てくる白い種肉の部分です。
 あんずは、英語でアプリコットと言い、古くから食用、薬用など広く使われてきました。日本でも平安時代から薬として用いられていました。梅や桜に似ている花は淡いピンク色で、信州では桜より少し早い3〜4月に花が咲き、実が熟すのは6月ごろです。
 果肉から取り出した核を、乾燥した後に割って種子を取り出したものが生薬の杏仁です。
 同じものでも薬用と食用で読み方が異なり、薬用は杏仁(きょうにん)、食用は杏仁(あんにん)と呼ばれています。
 薬用には苦みの強い苦杏仁(クキョウニン)、食用には甘みのある甜杏仁(テンキョウニン)が使われます。

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  • 2016/05/12
  • 執筆者: Yamaoka (11:54 pm)

「サハダイヤモンド」が、同社資産を抜き取るためのスキーム会社を設立!?

 5期連続の赤字で上場廃止が懸念される「サハダイヤモンド」(9898。JQ。東京都墨田区)だが、その結論が出るのは来月のようでまだしばらくかかりそう。
 それ故、本紙は様子を見ていたら、5月10日、同社が注目すべきIRを出した(=冒頭写真)。
 簡単にいえば、顧客に魅力あるデザインなどに長けた企業と合弁会社を設立し、サハの宝飾製品売上げを伸ばそうというもの。
 これに噛みついたのが「闇株新聞」。
 5月12日の同記事では、「これこそ(今年)3月に払い込んだ第三者割当増資の資金2億2000万円だけでなく、サハダイヤモンドにあるだけの資金をビジネスに見せかけて根こそぎ抜き取るためのスキーム」だと。
 現在、サハの経営権を握る姜杰・代表取締役社長ら中国人グループと、2億2000万円を入れた「破綻状態の宝飾会社やその粗悪在庫を『とんでも高値』でグローバルアジア(HD)に売却しようとして上場廃止で頓挫した」グループが結託し、そうしようとしているというのだ。
 なるほど。これが事実なら、上場廃止の有無は彼らは気にならない。だから、今年3月に増資を強行したわけか?
「闇株新聞」は5月10日にもサハを取り上げ、こんな状況のなかでも一部の「心ある株主」、取締役が異議を唱えていたが、サハの法律顧問と称するN法律事務所が妨害し、5月10日の取締役会ではこの宮崎取締役が解任されたという。
 もっとも、この「闇株新聞」、残念なことに、前出のN法律事務所のように、問題とする者はイニシャルに止めている。そこで、本紙で解説しておく。

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  • 2016/05/11
  • 執筆者: Yamaoka (7:47 pm)

管理責任は? 詐欺で逮捕された「日本アムウェイ」上級会員

「日本アムウェイ」(東京都渋谷区。冒頭右写真は会社ロゴ)といえば、連鎖販売取引(いわゆる“マルチ商法”)の老舗大手。
 00年まで店頭公開。96年ピーク時の売上高は2000億円以上。現在もテレビCVをやっているから、ご存じの方も多いことだろう。14年度の売上高は約968億円。会員(いわゆる販売員。自家消費だけの者も)は約68万人いる。
 その日本アムウェイの上級会員(売上高により会員にランクがあり、上級になるほど不労所得が入る)が、詐欺罪で逮捕されていたことがわかった(冒頭左写真=「中日新聞」15年12月5日市民版記事より)。
 本紙がこの件に注目するのは、詐欺の被害者は会員仲間で、またアムウェイ商品の購入を巡ってのこと。しかも、後述するように被害は甚大と思われ、日本アムウェイの管理責任も問われかねない内容を秘めているからだ。
 昨年12月2日、愛知県警に逮捕されたのは渡辺誠(=横写真。33。長野県塩尻市。逮捕直後、会員資格剥奪)。
 逮捕容疑は2011年2〜9月にかけ、愛知県内に住む下位会員の若い女性に第三者を装って「会員規約の違反を目撃した。会社にバレたら会員をクビになる」などといって脅し、計13回に渡って自身の銀行口座に現金93万円を振り込ませ騙し取ったとされる。
 渡辺は容疑を認めており、すでに今年2月、懲役1年6月の実刑判決が一審で出ており、現在、控訴中。
 もっとも、実際の女性会員の被害総額は実に5000万円を超えると見られる。

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  • 2016/05/11
  • 執筆者: Yamaoka (1:39 am)

あの南青山地上げ物件ーー仮処分決定で地上げ停止のハプニング

 村上ファンドの村上世彰氏始め複数の“著名人”が関わる上、水面下で政治的思惑もいろいろ蠢いている模様であることから、本紙が注目しレポートしている都心最大の南青山3丁目の地上げ物件(冒頭写真は問題の2箇所)ーー4月27日記事では、この地上げ最後の2箇所の土地、同地に建つ2階建て木造住宅に対し、3月28日付けで、「千寿」なる有限会社が前所有者「鎌田」氏を相手取り、共有者全員持分全部移転登記手続きを求めて東京地裁に提訴した件を取り上げた。
 しかしながら、同記事のなかでも述べたことだが、「金銭は一切動いておらず、いまさら、いちゃもんに過ぎないからということ」、加えて、同不動産の所有権はすでに「鎌田」氏から実質、エンドユーザーと見られるPAG+ゴールドマンサックス側に移っていることから、“最後のあがき”に過ぎないと本紙も正直、思っていた。
 ところが、実は「千寿」は並行して、現所有者に対しても2箇所の一方の5階建建物に関して仮処分命令申立をしており、その仮処分決定が5月9日に下りていたことがわかった。
 となると、状況は一変するのでは。

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  • 2016/05/10
  • 執筆者: Yamaoka (1:24 am)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(560)注目のISグループ

 わずか8年前の設立ながら、FX取引大手「外為オンライン」などを核に、「ひまわり証券」の親会社だった「ひまわりホールディングス」(当時ジャスダック上場)をTOBするなど、ごく短期間に業績を急拡大させ注目される、実質は英金融グループの日本における持ち株会社といっていい「ISホールディングス」(本社・東京都千代田区丸の内。冒頭写真は入居ビル)。
 今年2月には元財務官の榊原英資氏(横写真)が特別顧問に就任。
 そして既存のIT、金融事業分野(「アイネット証券」、「ライブスター証券」、話題のひふみ投信の「レオス・キャピタルワークス」など)に安住していては未来はないと、一方で、カーシェアリング事業の「アース・カー」、ホテル事業の「グランドホテル白山」、不動産事業の「日本ビルド」、発電事業の「グリーン電力エンジニアリング」などを設立ないし子会社化し、意欲的に多角化を目指している。
 しかしながら、日本の投資の歴史において、様々な業種を傘下に収めて成功した例はないのだが、さてISグループの将来はどうなるだろうか。

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