- 2016/10/29
- 執筆者: Yamaoka (1:03 am)
債権者から逃亡中の、昨年マーケット関係者から注目されたあの『コマンドエヌ』オーナー

昨年2月に設立された資本金999万円の会社だが、その約4カ月後、「英秀予備校」(4678。東証1部)の大量保有(5・07%)で登場。それから約1カ月で英秀株は3倍以上に急騰した。また、同年9月には「エスケイジャパン」(7608。東証1部。*下のチャート図参考のこと)の大量保有(9・61%)で登場。やはり、約1カ月ほどで3倍以上に。そんなことからコマンドエヌが買った銘柄は大幅高になるとマーケット関係者から注目されるようになり、“コマンドエヌ銘柄”なんて呼ばれるようになった。
このコマンドエヌの代表は寒川愛氏という女性だが、同社のオーナーは別におり、藤本貴士氏(35。冒頭写真)という。


そして、投資を受けたら株価が上がっても清算せず、その元本と利益含め、さらに別の株に投資させて返済には応じない。
しかしながら、株価を上げるより、高値で売り逃げる方が何倍も大変だ。昨年10月に入ってから藤本氏はこれまでの順調だとして余裕の態度から豹変、「カネが足りない」と泣きながら追加融資を求めた挙げ句、11月6日から債権者(投資家)から完全に音信不通に。
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