- 2019/02/02
- 執筆者: Yamaoka (3:42 am)
「(高齢者)社員酷使」と怪文書でも指摘される大手ビル管理会社ーー子会社契約社員遺族が労災申請も

未上場ながら、年商は単体でも約383億円(18年度)と上場企業でもおかしくない数字。しかも、いまでは関連会社で原発施設関連メンテも行う(福島第一原発の汚水処理や除染も)など、一大グループを形成している(この原発関連会社だけでも年商約253億円=18年度)。
そもそもは元日興証券社長の義弟が、ビルメンテナンスを目的に1953年に設立。競合会社の吸収合併もあり、いまでは都心部の大型物件を主体に、総合ビルメンテナンス業務を手掛ける独立系大手に。
対象となる大型物件のなかには「新丸の内ビルディングス」「東京ビッグサイト」「早稲田大学」「横浜ランドマークタワー」「東京ソラマチ」「JPタワー」「ディズニーリゾート」なども。なかでも三菱地所系列のオフィスビルが多い。


この件は、全国紙やNHKでも取り上げられ、一部でその子会社名「グローブシップ警備」(東京都中央区)も上げられた。
しかしながら、このケースは氷山の一角で、親会社こそが問題との告発が本紙に昨年末に内部資料と共に寄せられていた。
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