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  • 2017/02/24
  • 執筆者: Yamaoka (6:31 pm)

<ミニ情報>「ソルガム・ジャパン」増資引き受け先、他にも

 バイオ燃料事業などの「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(6636。JQ。東京都品川区)が昨年12月に行った増資引き受け先に関し、本紙はある大物仕手筋のダミーではないかとの見方を伝えている
 同記事後、予定通り、アフリカ大陸の東側に浮かぶ島国・セシェール共和国のその「White Knight Investment Limited」という投資会社は払い込み。結果、少なくともWKILは11・11%の筆頭株主のはず(新株予約権もすべて行使すれば約20%)。
 というわけで、このWKILに注目していたところ、他の上場企業の株主になっていたことが判明したので伝えておく。

閲覧数 (58666)
  • 2017/02/24
  • 執筆者: Yamaoka (1:24 am)

やはり未だ執行猶予中――「郷鉄工」介入の松尾隆氏、「偽名で何が悪いの!?」

 本紙がウォッチし続けている、事件屋といっていい松尾隆氏(冒頭写真)の介入する資金繰り窮地の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)――昨日、その松尾氏を取材する機会を得たので、その主な言い分を紹介する。
 まず、何より驚かされたのは、松尾氏は、自分が偽名の「田中隆」の名刺で郷鉄工に入り込んだことをアッサリと認めた事実。
 その上で、「何か問題ですか? ライターだってペンネーム使うでしょう」旨、述べたのだった。
 だが、松尾氏の場合、上場廃止になった「セイクレスト」の架空増資事件で逮捕、有罪判決(懲役2年6月。執行猶予4年。罰金300万円。追徴金は6億2926万円)で、未だ執行猶予中の身。
 それを悟られないために偽名を使ったわけだ。
 それに会社に就職する場合だって、経歴のところにその前科を記載しないと経歴詐称になるのではないか。
 ところが、松尾氏、開き直ったのか、
「だって、偽名にしないと(郷鉄工側が)相手してくれないでしょう。それにあなた(=本紙のこと)が松尾は悪いと書き立てる」旨、述べたのだった。
 さらに、執行猶予が明けていると嘘を付いたんじゃないかとの問いには(タッグを組む郷鉄工所の田中桂一専務が、取締役会で執行猶予が明けている旨の発言をしている)、
「自分はそんなことはいっていない。上告までして(棄却になって)いるので、まだ明けているわけがない」旨、語った。
 以上のような発言だけでも、もう十分に一般常識からして通用しようがないだろう。
 ところが、そんな人物が介入。しかも、多くの従業員、取引先、株主もいる上場企業にだ。

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  • 2017/02/22
  • 執筆者: Yamaoka (3:22 am)

<ミニ情報>「郷鉄工」、いよいよピンチ (2)

「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)は2月20日、「(変更)資金の借入に関するお知らせ」と題するIRを出した。
 本紙がこのなかで注目するのは、松尾隆氏が介入、田中桂一専務と資金繰りの面倒を見て来たこの1年余りに関し、その借り入れに関しての開示では「無担保」と記載していたが、「実際には担保として小切手や手形を振り出しており、事実と異なる開示を行っていた」との記載。
 すでに2月14日の開示で借入金のジャンプ時、小切手を出していたことを認めていたが、やはり単にそれだけでなく、この間、田中専務・松尾隆コンビ独断でかなりの数の不明の小切手、欠番手形が出ていた模様だ。
 そして、そのなかには本紙既報のように、営業上はむろん、借り入れ以外にも出されたものもあるようで、特別背任罪に抵触し得る可能性も出て来る。

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  • 2017/02/16
  • 執筆者: Yamaoka (1:58 pm)

<ミニ情報>「郷鉄工」、いよいよピンチ

 事件屋の松尾隆氏の介入につき、本紙でウォッチし続けている「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)だが、2月14日、17年3月期第3四半期報告書を法定提出期限までに提出できなかったこと、その結果、監理銘柄(確認中)入りしたことをIRしたのはご存知の通り。
 特に注目されるのが、遅延となった経緯。
 借入金のジャンプに関し振り出した小切手の一部に関して、金額が不確かなものがあることなどを監査法人に指摘されたというのだ。
 だが、そもそもなぜ、小切手を振り出すのか?
 しかも、上場企業がだ。

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  • 2017/02/02
  • 執筆者: Yamaoka (7:17 pm)

<ミニ情報>「郷鉄工」、いよいよ事件屋を追放へ!?

 本紙が徹底して追及して来た、経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)に事件屋といっていい松尾隆氏(=冒頭写真。71)が食い込み、融通手形を乱発するなどして資金繰りを牛耳っていると見られる件だが、さすがにここに来て、このまま松尾氏に任せていたのでは3月末期限到来の上場廃止(債務超過解消不能)を免れないとして、同社は松尾氏を切ることを決めたというのだ。

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  • 2017/01/30
  • 執筆者: Yamaoka (12:25 pm)

「リミックスポイント」国重前社長が狙う2冊目のベストセラー!?

 昨年10月初めに出した著書『住友銀行秘史』が10万部を超えるベストセラーになって脚光を浴びたと思ったら、12月には「リミックスポイント」(3825。マザーズ)社長を辞めた国重惇史氏(冒頭左写真。70)ーー。
 エリート街道まっしぐらから一転、波乱の人生は傍目には面白いものだ。それだけ人間性も魅力的なのだろう。
 リミックスポイントは国重氏が退任してから株価が急騰(冒頭右写真)。国重氏という“重石”が外れて仕手筋が動きやすくなったというべきで、問題企業から国重氏がともかく足を洗った点は評価したい。
 リミックスといえば、証券取引等監視委員会(SESC)が警視庁と合同で昨年10月、松浦大助氏グループと共に関係先に強制調査に入られた「ストリーム」(3071。マザーズ)同様、仕手筋が介入し株価操作が疑われていた銘柄。「ランドコンピュータ」(3924。東証2部)、「GFA」(8783。JQ)、そして「SJI」(2315。JQ。2月から「カイカ」に社名変更)、さらには「マーチャント・バンカーズ」(3121。東証2部)も同様だ。

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  • 2016/12/29
  • 執筆者: Yamaoka (4:19 am)

債務超過で経営危機「郷鉄工所」の闇(11)

 田中桂専務と、事件屋といっていい松尾隆氏(ただし田中隆の偽名で通している)コンビに会社の資金繰りを握られ、相変わらず資金繰りに四苦八苦している、経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)ーーこの田中・松尾コンビがいかに強固にタッグを組んでいるか具体的な様子が判明。また、この2人が現在画策している増資内容の概略もわかって来たので追加報道する。
 まずが強固なタッグぶりから。
 この連載10回目にも触れたが、松尾氏は今回と同じように当時、資金繰りの厳しかった「セイクレスト」の資金調達のコンサルをするとした挙げ句、セイクレストはほどなく上場廃止。そして松尾氏は架空増資で逮捕され、13年9月に懲役2年6カ月執行猶予4年、罰金300万円、追徴金6億2926万円の一審判決。関係者によれば、上告までして争ったものの有罪確定に。したがって、執行猶予明けになっていない。ところが、最近、郷鉄工の田中専務以外の役員も田中隆=その松尾氏とわかったところ、田中専務は松尾氏はもう執行猶予明けになっている旨、釈明したという。
 だが、上記のように、仮に控訴せずすぐ有罪確定したとしても、執行猶予4年ということは17年9月にならないと執行猶予明けにならない。まして上告までしてというわけで、執行猶予明けなどはあり得ない話なのだ。
「また、田中専務が5000万円×4枚=2億円の『華コレクションズ』宛て手形を独断で出しながら、どこかにいったと。会社側が丸の内署に訴えようとしたところ、その1時間後に手形が見つかったと。それも、“本件の回収には『LUXRESインベストメント』の田中さんの多大が協力があった”と、役員全員に堂々とメールしているんです。
 あり得ないこと。最初から2人が組んで出して、事件化するとマズイから元山口組のU氏にサルベージしてもらった(2000万円の謝礼を手形で支払い)だけの話なんじゃないですか」(事情通)
 さらに、田中専務は借金の都度、松尾氏側にキッチリ5%の仲介手数料を払っているという。それも銀行口座を使うと松尾氏は多額の債務があるのでマズイから、わざわざ手渡しないし息子の会社LUXRESを使ってあげるという、これまた強固はコンビぶりなのだ。

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  • 2016/12/26
  • 執筆者: Yamaoka (3:08 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(602)「燦キャピタル」「アスコット」仕手株2銘柄

 過去、本編アクセスジャーナルでも何度か取り上げている不動産関連の「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ。上チャート)と同「アスコット」(3264。JQ。下チャート)だが、先週でどちらもちょうちん筋をほぼ騙し終わったようだ。
 まずは燦キャピタルから。
 12月21日大引け後、「マレーシアFIOP社からパームオイル製品の供給」とのニュース。マレーシア社の大株主に三井物産があるため仕手株投資家は色めき立った。翌日高く寄り付いたものの、FIOP社にとってはどうでもいい案件のようでIRはなし。燦キャピタルの株価も22日寄り付きから急落となった。
 次にアスコットだが、やはり22日急落してストップ安となった。9月から見れば大幅に上昇しているが、燦キャピタルとの同時急落は腑に落ちない。

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  • 2016/12/21
  • 執筆者: Yamaoka (12:09 am)

債務超過で経営危機「郷鉄工所」の闇(10)

 この12月7日、19日、20日と立て続けのIRが示すように、借入金の返済期日を延ばす一方で、新たな借入を繰り返すなど、相変わらず資金繰りに四苦八苦している、債務超過で経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)ーーそれもこれも、本紙既報のように、田中桂一専務が事件屋といってもいい松尾隆氏(名前だけでなく、執行猶予明けになっているというのも虚偽と思われる)と組んだがためによけいに信用失墜、第三者割当増資を実施できないためだが、本紙の元には、この連載9回目に述べた以外にも、この田中専務・松尾氏コンビの怪しい動向に関する情報が入って来ている。
 その1つは、この連載2回目でも一言触れていた、あの真珠宮ビル跡地(冒頭左写真。跡地後方の巨大ビルがJR東日本本社ビル)の買収計画。連載9回目で述べた「都内の事件ビルでは恐くて誰も手を出さないのでバクチを打とうとした」とは、この件を指す。
 冒頭(右の方の写真)に掲げたのは、その証拠の「買付証明書」。なお、その相手は「ブラックストーン合同会社」となっているが、これは「合同会社ブラックストーン開発」(千葉県中央区)の誤記。
 関係者が証言する。

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  • 2016/12/19
  • 執筆者: Yamaoka (8:15 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(601)「ソルガム・ジャパン」の増資引受先の正体

 バイオ燃料事業をようやく開始した「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(6636。JQ。東京都品川区)は12月12日、増資に関してIRした。
 約6億円の第三者割当増資と、すべて行使されれば約5億9500万円の新株予約権で、引き受け先は共に100%、アフリカ大陸の東側に浮かぶ島国・セシェール共和国の「White Knight Investment Limited」という投資会社。株主は100%、南谷猛氏なる人物。同社は13年11月設立で、売上げ高は900万円(年)に過ぎない。
 希薄化率は約30%で、第三者割当増資分だけでも予定通り払い込まれれば、このWhite Knightが11・11%で筆頭株主に躍り出る。新株予約権もすべて行使されれば、その割合は約20%に。
 払い込み期日は12月28日だが、すでに兜町界隈の事情通の間では、あの大物仕手筋のダミーではないかと見られている。

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  • 2016/12/18
  • 執筆者: Yamaoka (1:38 am)

債務超過で経営危機「郷鉄工所」の闇(9)

 本紙は、債務超過で経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)に関してこれまで8回報じている。(冒頭写真=後述する松尾隆氏息子会社に出された融通手形)
 同社が何とかこの危機を打開しようと動くのは当然だし、多くの従業員、株主などのことを考えれば何とか脱して欲しいと思う。
 だが、会社側では田中桂一専務が中心になって、資金調達で組んだ相手が、松尾隆氏(下写真=12年11月、架空増資事件で逮捕。13年9月の一審判決は懲役2年6カ月執行猶予4年、罰金300万円、追徴金6億2926万円。控訴)だった。しかも、その結果が融通手形の乱発。そこで、本紙は松尾氏を切るべきだとして、その乱発の事実などを取り上げて来たのだが、郷鉄工側はそんな気はないようだ。
 最近の郷鉄工の取締役会には、何と松尾氏が何度も顔を見せ、意見を述べているというのだから驚きだ。しかも、その席で、何と本紙の記事が同社の信用を貶めているとして、名誉毀損で告訴すべきとの意見が田中専務から出されたという。
 本紙報道は正しいし、同社の信用を失墜させているのは松尾氏と組んだ結果なのに、この発言。まさに郷鉄工は末期症状を呈しているとしか思えない。
 ならば、松尾氏が郷鉄工に食い込む契機になったともいわれる「書類」の存在をここに明かそう。

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  • 2016/12/15
  • 執筆者: Yamaoka (8:34 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(600)「燦キャピタル」の株価に異変!?

 不動産関連の「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ。大阪市中央区)が、10億8500万円(内1億円はデッド・エクイティ)の第三者割当増資と、すべて行使されれば13億2460万円になる新株予約権を発行するとIRしたのは10月24日のことだった。
 11月18日が払い込み期日。
 結果は一部失権したものの、第三者割当増資では8億6100万円、新株予約権はすべて行使されれば12億1720万円と、大半の払い込みがなされた。
 そして、この第三者割当増資、新株予約権の多くを引き受け、54・07%(12月8日提出の「大量保有」によれば43・84%に低下)というダントツの筆頭株に躍り出たのが「OCEAN PACIFIC MANAGEMENT PTE.LTD」というシンガポールの会社。
 この会社、記憶ないだろうか。
 そう、燦キャピタルは今年5月末にも第三者割当増資と新株予約権を発行。この際は第三者割当分が2億2050万円、新株がすべて行使されれば1億610万円分だったが、その第三者割当の半分と新株予約権のすべてを引き受けていたのが同じOCEANだった
 もっとも、今回の増資前(遅くても今年9月30日以前)にOCEANは以前の引き受け分をすべて売却していた。
 前回増資時の発行価格、行使価格は共に105円。ほどなく燦キャピタルの株価は140円以上になった(冒頭写真)から、OCEANはそれなりに儲けたようだ。

閲覧数 (445736)
  • 2016/12/06
  • 執筆者: Yamaoka (4:57 pm)

債権者から逃亡中の、昨年マーケット関係者から注目されたあの『コマンドエヌ』オーナーと仲間たち

 本紙は今年10月29日、「債権者から逃亡中の、昨年マーケット関係者から注目されたあの『コマンドエヌ』オーナー」なる記事を報じている
 この「コマンドエヌ」(大阪市北区)、一時は「英秀予備校」(4678。東証1部)、「エスケイジャパン」(7608。東証1部)の両株式を大量保有。並行して両株価は急騰したことから、マーケット関係者から注目されるようになった。
 ところが、その取得資金のかなりは複数の者から借り入れていて、しかもその後、大半を返済しないまま、コマンドエヌのオーナー・藤本貴士氏(35。冒頭写真)は債権者の前から逃亡していたからだ。
 当初は、コマンドエヌの寒川愛代表(横左写真)、並行して秀英株を大量保有していた「MEDIA INDEX」(大阪市淀川区)の糸長未弥子社長(横右写真)も、ダミーなのに矢面に立たされ気の毒な側面もあるかもと思っていたが、実は藤本氏同様、債権者の前から逃亡していたことが判明した。
 また、MEDIA社の糸長社長に関しては、結局、藤本氏と一体の関係にあったことを示す関係書類なども入手したので、前回の藤本氏同様、ここにご両人の顔を公開することにした。
 以下にはその関係書類、また藤本氏は逃亡後、債権者に見つかるや、カネはあるとして、一括返済を約束ながら結局、返済せず、再度、逃亡を図るといった様子で、まったく反省の色を見せていない事実も判明したので追加報道する。

閲覧数 (386525)
  • 2016/11/30
  • 執筆者: Yamaoka (2:14 am)

証券取引等監視委員会が行政処分を勧告した仕手株情報サイトーーあの上場企業(当時)との接点

 一昨日、本紙では、11月25日、証券取引等監視委員会(SESC)が投資助言サイト「JST(ジャパンストックトレード)」(冒頭写真=HPより)を運営する「CELL」(東京都渋谷区)につき、行政処分を行うように勧告したとIRしたこと、同サイトには兜町の2人の有名人が関わっていたことも報じたが、さらに元上場企業も密接に関わっていたことが判明したので追加報道する。
 しかも、CELLとこの元上場企業が関わりを持ったのは、まだ元上場企業が上場していたころの話。おまけに、犯罪にも抵触し得ることで関わりを持ったこと、さらにその元上場企業の代表、芸能界絡みも含め何かと話題を提供し、一般人の知名度もかなり高いことを思えば興味が湧くというものだろう。

閲覧数 (383411)
  • 2016/11/17
  • 執筆者: Yamaoka (3:54 am)

「郷鉄鋼所」資金調達キーマンに10億円借金踏み倒しの過去

 まずは、冒頭に掲げた「公正証書」をご覧いただきたい。
 本紙既報のように、資金繰りが厳しい「郷鉄工所」(6397。東証2部)が、その調達を頼んでいる松尾隆氏が債務者、そして債権者は「ジャパンベンチャービジネス」(東京都中央区)。その借金額は元本だけで10億2135m万円にもなる。
 この公正証書、07年10月9日に結ばれたもので、同年中に一括返済するとの内容だったが実行されず、それから実に9年以上の歳月が流れたいま現在まで、ただの一銭も返済されていないという。
 この公正証書、ジャパンベンチャービジネスの渡邊俊輔代表が本紙に告発して来て、提供してくれた。
 実は渡邊氏自身、後述するように他からの借金のやりくりで用立てたものだから、この間、その債務に追われ、そのストレス、また、ただの一銭すら返済せず、逃げまどう松尾氏への恨みつらみも重なり、心労で食事が喉を通らなくなり、現在、やせこけ入院を余儀なくされている。もう長くないのでは、と漏らす知人もいるほど。
「たまたま今年に入り喫茶店で松尾氏にばったり出くわし返済を迫ると、他人のせいにして、“そちらの取り立てに何故行かない!?”と自分は何ら悪くないような口ぶり。どういう神経、頭の構造をしているのか!? 何とかこの事実を、私が死ぬ前に書いてもらいたくて……。このままでは、死んでも死にきれません」(渡邊氏)
 本紙の取材に対し、松尾氏はこの公正証書の存在は認めた。だが、もう時効だと平然と言い放った。
 これに対し、渡邊氏は返済の連絡を最近も入れており、時効は来てないという。
 だが、その正否はどうあれ、10億円以上ものカネを10年近くに渡りただの一銭も返さず平然としていられるとは、やはり尋常ではないだろう(本紙では、両者の言い分の正否を判断するため、2人への同時取材を提案したが、松尾氏はそれを断った)。
 まして、そんな者が資金調達を手伝っている事実を知れば、郷鉄鋼側も心中おだやかではないのではないか。
 何しろ、この渡邊氏への10億円の借金も、そもそも別の上場企業「昭和ゴム」(現「昭和ホールディングス」5103。東証2部)の増資引き受けが深く関係していたのだから。

閲覧数 (329211)
  • 2016/11/10
  • 執筆者: Yamaoka (11:56 pm)

ヤマゲン証券オーナーらの詐欺疑惑

 事件は今年9月9日に起きた。
 ある会社役員のA氏は、同日午後0時10分ごろ東京都中央区日本橋茅場町1丁目のヤマゲン証券本社に出向いた。
 知り合いのB氏の紹介で、「エス・サイエンス」(5721。東証1部)の株式30万株を買うためだ。当時、エスサイエンスの株価は40円ほどだったが31円でいいという話が来た。31円で30万株買うには930万円いるが、時価通りの40円で売れたら1200万円。うまくいけば、1週間ほどで税金を引いても200万円以上の利益が出るということでその話に飛びついた結果だ。
 6階の本社に入ると、ヤマゲン証券オーナー(名刺では顧問の肩書き)の荒木武氏が対応。奥にある応接室に通される。
 その場に集まったのはA氏、荒木氏、それにエス・サイエンス株所有者の夫という松村賢吾氏、それに「G.サイエンス」(東京都中央区)という会社取締役を名乗る高橋健治氏。
 要するに、肝心の売り手という松村氏の妻は来てなかった。
 しかし、松村氏はこう語ったという。
「名義は妻ですが、実際は私の株で、契約書には妻のサインも印鑑も先に押してあります。それに、ここにいる荒木氏はヤマゲン証券の影のオーナーで、私とは古い付き合いです」。
 さらに松村氏、同席した高橋氏について、
「高橋氏は私の仕事仲間。私は高橋氏に借りがあり、その借りを返す意味もあり、今回、市場より安く売ることにしたんです」。

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  • 2016/11/04
  • 執筆者: Yamaoka (6:00 pm)

<ミニ情報>「ストリーム」事件、昨日、再度の家宅捜索。キーマン宅にも

 証券取引等監視委員会(SESC)が警視庁と合同で10月13日、インターネット関連会社「ストリーム」(3071。マザーズ)の株価を不正につり上げた疑いがあるとして、松浦大助氏グループの東京・新橋の拠点ビルなど関係先を強制調査した件だが、昨日にも関係先にあった模様だ。

閲覧数 (237223)
  • 2016/10/29
  • 執筆者: Yamaoka (1:03 am)

債権者から逃亡中の、昨年マーケット関係者から注目されたあの『コマンドエヌ』オーナー

「コマンドエヌ」(大阪市北区)という企業をご記憶だろうか。
 昨年2月に設立された資本金999万円の会社だが、その約4カ月後、「英秀予備校」(4678。東証1部)の大量保有(5・07%)で登場。それから約1カ月で英秀株は3倍以上に急騰した。また、同年9月には「エスケイジャパン」(7608。東証1部。*下のチャート図参考のこと)の大量保有(9・61%)で登場。やはり、約1カ月ほどで3倍以上に。そんなことからコマンドエヌが買った銘柄は大幅高になるとマーケット関係者から注目されるようになり、“コマンドエヌ銘柄”なんて呼ばれるようになった。
 このコマンドエヌの代表は寒川愛氏という女性だが、同社のオーナーは別におり、藤本貴士氏(35。冒頭写真)という。
 コマンドエヌが秀英予備校を仕掛けた昨年6月、並行して「MEDIA INDEX」(大阪市淀川区)なる会社も秀英株の大量保有(5・08%)で登場するが、このMEDIA社社長の糸長未弥子氏はコマンドエヌ設立時の代表。そして、本紙への告発者は、この時期に藤本氏の依頼を受け計3億円をMEDIA社に送金している。また、糸長氏はシンガポールのシステム開発会社社長を兼務しているが、藤本氏はそこのCOOだ。
 この藤本氏、秀英予備校より前に、光通信の重田康光氏の下で手伝っているとして「ユニバーサルソリューションシステムズ」(現INEST。3390。JQ)を手始めに、「フューチャーベンチャーキャピタル」(8462。JQ)株購入名目でも資金を集めている。
 そして、投資を受けたら株価が上がっても清算せず、その元本と利益含め、さらに別の株に投資させて返済には応じない。
 しかしながら、株価を上げるより、高値で売り逃げる方が何倍も大変だ。昨年10月に入ってから藤本氏はこれまでの順調だとして余裕の態度から豹変、「カネが足りない」と泣きながら追加融資を求めた挙げ句、11月6日から債権者(投資家)から完全に音信不通に。

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  • 2016/10/17
  • 執筆者: Yamaoka (7:34 pm)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(591)「ストリーム」など株価操縦疑惑の手口と捜査状況

 今回の証券取引等監視委員会と警視庁合同の「ストリーム」(3071。マザーズ)株価操縦疑惑の強制調査のターゲットとされる人脈、アクセスジャーナル既報の「GFA」(8783。JQ)などの仕手グループ人脈は、アクセス指摘のようにリンクしていると見られる。
 すでに首謀者として松浦大助氏、U氏など複数の名前が上がっているが、その多くはまず証券会社に口座を開けない、あるいは開かない。証券会社は口座開設の時、過去5年の信用状況を照会する。逮捕歴や問題企業での役員歴があると口座開設は難しい。証券取引等監視委員会の調査があると指摘されるからだ。また、自分の存在を隠したい思惑もあるからだ。
 さて、彼らは借名口座を使うわけだが、その詳細な手口に関しては、まだどこも報じていないので、補足しておきたい(捜査状況も)。
 借名口座は、大きく2通りある。

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  • 2016/10/14
  • 執筆者: Yamaoka (7:04 pm)

債務超過で経営危機「郷鉄工所」の闇(8)

 本紙は、債務超過で経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)に関してこれまで7回報じている。(冒頭写真=郷鉄工所株価チャート)
 同社が何とかこの危機を打開しようと動くのは当然だし、多くの従業員、株主などのことを考えれば何とか脱して欲しいと思う。
 だが、その組んだ相手が松尾隆氏で、本当に大丈夫なのかとの疑問からのことだ。
 連載7回目では、その松尾氏は、やはり資金難に陥った「セイクレスト」につきお助けマンとして登場したが、同社は上場廃止になったばかりか、社長も松尾氏も逮捕された事実を明らかにした。
 松尾氏は増資引受先を捜しており、それが実現するまでは借入金(10月11日に新たに計5160万円とIR。短期借入金は今年4月から5億7500万円増の計19億5500万円に)、融通手形発行で凌ごうとの戦略のようだが、彼のルートで本当に増資が実現するのか疑問で、その間を借入金、融通手形で凌ごうとするのは、よくない筋が高額の手数料稼ぎのために登場し、逆に傷口を広げるだけの結果になるのではないかと、それに関する動きや事実を報じて来た。
 連載5回目では、増資を検討するも、一旦断念した事実を述べた。
 だが、ここに来て、また松尾氏が増資に動く一方、いまも田中桂一専務と共に金策に走り回っているとの情報を得たので追加報道する。
 10月11日、郷鉄工所は「業績予想の修正に関するお知らせ」を出したが、そのなかでも、下方修正になった理由の一つとしてこう記されている。
「運転資金の借入にかかる調達の一部を仲介業者に委託しているために借入コストの増加を招き、これに伴い業務委託費が当初見込みより増加(増加費用約3000万円)した結果、営業利益が減少することとなりました」

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